JPH0137308B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137308B2 JPH0137308B2 JP5821184A JP5821184A JPH0137308B2 JP H0137308 B2 JPH0137308 B2 JP H0137308B2 JP 5821184 A JP5821184 A JP 5821184A JP 5821184 A JP5821184 A JP 5821184A JP H0137308 B2 JPH0137308 B2 JP H0137308B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- air conditioner
- air
- underfloor
- cold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 8
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 8
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、鉄道車両用空調装置のダクト構造に
係り、特に、冷房時に上吹出しを行ない暖房時に
下吹出しを行なうものに好適な鉄道車両用空調装
置のダクト構造に関するものである。
係り、特に、冷房時に上吹出しを行ない暖房時に
下吹出しを行なうものに好適な鉄道車両用空調装
置のダクト構造に関するものである。
従来、集中式の鉄道車両用空調装置におけるダ
クト構造において、冷房時に冷気を天井から客室
内へ吹出すとともに暖房に暖気を床近傍から客室
内へ吹出す構成の場合、天井部分に冷房用および
暖房用のダクトを車体長手方向に配置し、空調装
置からの調和空気を切換手段を介して前記冷房用
あるいは暖房用のダクトに供給する構成が実開昭
57−204917号公報等によつて公知である。ところ
が、このような構成においては、前記暖房用ダク
トから床近傍の吹出口へ多くの立下りダクトが必
要であり、客室内側面に多数の前記立下りダクト
を設けることによつて、該客室内のスペースを狭
くするとともに見栄えが低下するという欠点があ
つた。また、製作時においても、部品点数の増加
あるいは作業工数の増加等の欠点があつた。
クト構造において、冷房時に冷気を天井から客室
内へ吹出すとともに暖房に暖気を床近傍から客室
内へ吹出す構成の場合、天井部分に冷房用および
暖房用のダクトを車体長手方向に配置し、空調装
置からの調和空気を切換手段を介して前記冷房用
あるいは暖房用のダクトに供給する構成が実開昭
57−204917号公報等によつて公知である。ところ
が、このような構成においては、前記暖房用ダク
トから床近傍の吹出口へ多くの立下りダクトが必
要であり、客室内側面に多数の前記立下りダクト
を設けることによつて、該客室内のスペースを狭
くするとともに見栄えが低下するという欠点があ
つた。また、製作時においても、部品点数の増加
あるいは作業工数の増加等の欠点があつた。
本発明の目的とするところは、暖気を集中して
床近傍へ供給し、客室側面の構造を簡略化して客
室内のスペースを広く確保するとともに見栄えを
向上できる鉄道車両用空調装置のダクト構造を提
供することにある。
床近傍へ供給し、客室側面の構造を簡略化して客
室内のスペースを広く確保するとともに見栄えを
向上できる鉄道車両用空調装置のダクト構造を提
供することにある。
本発明は、天井部の車体長手方向に配置した天
井ダクトと、台枠下面に設けられた床下集中ダク
トと、前記床下集中ダクトに接続された連絡ダク
トと、前記天井ダクトおよび連結ダクトがそれぞ
れ接続され、かつ、調和空気の供給を切換えるダ
ンパを備えた加圧ダクトとから成り、集中して床
近傍へ調和空気を供給する構成としたことを特徴
とするものである。
井ダクトと、台枠下面に設けられた床下集中ダク
トと、前記床下集中ダクトに接続された連絡ダク
トと、前記天井ダクトおよび連結ダクトがそれぞ
れ接続され、かつ、調和空気の供給を切換えるダ
ンパを備えた加圧ダクトとから成り、集中して床
近傍へ調和空気を供給する構成としたことを特徴
とするものである。
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図
によつて説明する。同図において、1は屋根上に
集中配置された空調装置であり、2は台枠13下
部の床下側はり14近傍に配置された床下集中ダ
クトである。5は天井に設置された加圧ダクト1
6と床下集中ダクト2を結ぶ連結ダクトで、側出
入口3近傍の内戸袋面11に設けている。4は側
窓である。6は腰掛7に設けた暖気吐出口、21
は腰掛7の下部前面に設けられた穴明きのけ込み
板、22は腰掛7の座ぶとんと背ずりとの間に配
置された穴明きの連結板である。天井面12の裏
面に設けられた加圧ダクト16は、該天井面12
の中央に配置された冷気ダクト10をはさんで両
側にあり、該冷気ダクト10と連結した冷気分流
ダクト18、連結ダクト5に接続された暖気分流
ダクト19および前記空調装置1の室内送風機1
5と連結した元ダクト17が接続されている。な
お、前記連結ダクト5は床下集中ダクト2に接続
されている。20は前記冷気分流ダクト18と連
結ダクト19に対応して設けられたダンパで、そ
の操作によつていずれか一方を閉めるものであ
る。23は前記ダンパ20を操作するためのレバ
ーである。このような構成において、冷房時ある
いは暖房時の調和空気の流れを説明する。まず、
夏場における冷房時にあつては、空調装置1によ
り得られた冷気(図中実線矢印で示す)は送風機
15により、元ダクト17を介して左右に配置さ
れた加圧ダクト16に至る。ここで、ダンパ20
が連結ダクト19を閉じているので、前記冷気は
冷気分流ダクト18を通つて冷気ダクト10に至
り、連続吐出口8より、室内に放出される。リタ
ーン気は図示していないが、天井面12に設置さ
れたリターン口から空調装置1に至る。
によつて説明する。同図において、1は屋根上に
集中配置された空調装置であり、2は台枠13下
部の床下側はり14近傍に配置された床下集中ダ
クトである。5は天井に設置された加圧ダクト1
6と床下集中ダクト2を結ぶ連結ダクトで、側出
入口3近傍の内戸袋面11に設けている。4は側
窓である。6は腰掛7に設けた暖気吐出口、21
は腰掛7の下部前面に設けられた穴明きのけ込み
板、22は腰掛7の座ぶとんと背ずりとの間に配
置された穴明きの連結板である。天井面12の裏
面に設けられた加圧ダクト16は、該天井面12
の中央に配置された冷気ダクト10をはさんで両
側にあり、該冷気ダクト10と連結した冷気分流
ダクト18、連結ダクト5に接続された暖気分流
ダクト19および前記空調装置1の室内送風機1
5と連結した元ダクト17が接続されている。な
お、前記連結ダクト5は床下集中ダクト2に接続
されている。20は前記冷気分流ダクト18と連
結ダクト19に対応して設けられたダンパで、そ
の操作によつていずれか一方を閉めるものであ
る。23は前記ダンパ20を操作するためのレバ
ーである。このような構成において、冷房時ある
いは暖房時の調和空気の流れを説明する。まず、
夏場における冷房時にあつては、空調装置1によ
り得られた冷気(図中実線矢印で示す)は送風機
15により、元ダクト17を介して左右に配置さ
れた加圧ダクト16に至る。ここで、ダンパ20
が連結ダクト19を閉じているので、前記冷気は
冷気分流ダクト18を通つて冷気ダクト10に至
り、連続吐出口8より、室内に放出される。リタ
ーン気は図示していないが、天井面12に設置さ
れたリターン口から空調装置1に至る。
一方、冬場の暖房時は、前記ダンパ20が冷気
分流ダクト18を塞いでいるので、暖気(図中点
線矢印で示す)は元ダクト17より加圧ダクト1
6を経て暖気分流ダクト19へ至り、さらに連結
ダクト5に至る。なお、前記加圧ダクト16の長
さは、空調装置1に対応して集中配置された連結
ダクト5の配置分の長さを有しており、また、前
記冷気分流ダクト18および暖気分流ダクト19
は対向して配置され、1つのダンパ20で両分流
ダクトのいずれかを開閉するものとしている。さ
らに、該ダンパ20は一両当り4ケ配置されてい
る。前述のように連結ダクト5に導びかれた暖気
は、台枠13下面に設けられた床下集中ダクト1
2より、該台枠13を貫通した暖気吐出口6から
腰掛7内に放出され、け込み板21および連結板
22の孔から客室に放出される。そして、天井面
12のリターン口から空調装置1に戻るサイクル
となる。
分流ダクト18を塞いでいるので、暖気(図中点
線矢印で示す)は元ダクト17より加圧ダクト1
6を経て暖気分流ダクト19へ至り、さらに連結
ダクト5に至る。なお、前記加圧ダクト16の長
さは、空調装置1に対応して集中配置された連結
ダクト5の配置分の長さを有しており、また、前
記冷気分流ダクト18および暖気分流ダクト19
は対向して配置され、1つのダンパ20で両分流
ダクトのいずれかを開閉するものとしている。さ
らに、該ダンパ20は一両当り4ケ配置されてい
る。前述のように連結ダクト5に導びかれた暖気
は、台枠13下面に設けられた床下集中ダクト1
2より、該台枠13を貫通した暖気吐出口6から
腰掛7内に放出され、け込み板21および連結板
22の孔から客室に放出される。そして、天井面
12のリターン口から空調装置1に戻るサイクル
となる。
このような構成によれば、床下集中ダクト2へ
の暖気の供給を空調装置1近傍に設けた連結ダク
ト5によつて集中的に行なうため、客室スペース
を広くすることができるとともに、見栄えを向上
できる。また、部品点数の削減および製作工数の
低減が図れた。
の暖気の供給を空調装置1近傍に設けた連結ダク
ト5によつて集中的に行なうため、客室スペース
を広くすることができるとともに、見栄えを向上
できる。また、部品点数の削減および製作工数の
低減が図れた。
以上説明したように本発明によれば、床近傍へ
の暖気の供給を集中して行なえるため、客室スペ
ースを広くできるとともに見栄えの向上が図れ
る。
の暖気の供給を集中して行なえるため、客室スペ
ースを広くできるとともに見栄えの向上が図れ
る。
第1図は本発明による空調装置のダクト構造の
一実施例を備えた車両の客室内側面図、第2図は
第1図のア―ア部断面図、第3図は第1図のイ―
イ部断面図、第4図は第1図に示すダクト構造の
空調装置周りを示す斜視図、第5図は第2図の腰
掛部における拡大断面図である。 1……空調装置、2……床下集中ダクト、5…
…連結ダクト、6……暖気吐出口、10……冷気
ダクト、12……天井面、13……台枠、16…
…加圧ダクト、17……元ダクト、18……冷気
分流ダクト、19……暖気分流ダクト、20……
ダンパ。
一実施例を備えた車両の客室内側面図、第2図は
第1図のア―ア部断面図、第3図は第1図のイ―
イ部断面図、第4図は第1図に示すダクト構造の
空調装置周りを示す斜視図、第5図は第2図の腰
掛部における拡大断面図である。 1……空調装置、2……床下集中ダクト、5…
…連結ダクト、6……暖気吐出口、10……冷気
ダクト、12……天井面、13……台枠、16…
…加圧ダクト、17……元ダクト、18……冷気
分流ダクト、19……暖気分流ダクト、20……
ダンパ。
Claims (1)
- 1 冷暖房を行なう空調装置と、該空調装置から
送風される調和空気を客室内へ供給する送風ダク
トから成る鉄道車両用空調装置のダクト構造にお
いて、元ダクトを介して空調装置に接続された加
圧ダクトと、該加圧ダクトに接続された冷気ダク
トと、該加圧ダクトと集中配置された連結ダクト
によつて接続され、かつ、台枠下面の車体長手方
向に設けられた床下集中ダクトによつて前記送風
ダクトを構成し、前記加圧ダクトに冷気ダクトお
よび床下集中ダクトへの調和空気供給を切換える
ダンパを設けたことを特徴とする鉄道車両用空調
装置のダクト構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5821184A JPS60203571A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 鉄道車両用空調装置のダクト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5821184A JPS60203571A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 鉄道車両用空調装置のダクト構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60203571A JPS60203571A (ja) | 1985-10-15 |
JPH0137308B2 true JPH0137308B2 (ja) | 1989-08-07 |
Family
ID=13077711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5821184A Granted JPS60203571A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 鉄道車両用空調装置のダクト構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60203571A (ja) |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP5821184A patent/JPS60203571A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60203571A (ja) | 1985-10-15 |
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