JPH0137185B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137185B2 JPH0137185B2 JP14769987A JP14769987A JPH0137185B2 JP H0137185 B2 JPH0137185 B2 JP H0137185B2 JP 14769987 A JP14769987 A JP 14769987A JP 14769987 A JP14769987 A JP 14769987A JP H0137185 B2 JPH0137185 B2 JP H0137185B2
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- Japan
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- nozzle
- spray nozzle
- vibrating member
- spray
- pipe
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- Expired
Links
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セメント或いは不定形耐火物等の吹
付けノズルに関する。
付けノズルに関する。
従来、セメント或いは不定形耐火物の吹付形態
の一つとして、水、バインダ等を吹付材に混入さ
せた後、吹付けを行なう方法があり、同方法は乾
式法と湿式法とに大別できる。
の一つとして、水、バインダ等を吹付材に混入さ
せた後、吹付けを行なう方法があり、同方法は乾
式法と湿式法とに大別できる。
湿式法、すなわち、あらかじめ泥漿状にして吹
付材を空気圧によりノズルから噴射する方法で
は、水分が多いためノズル端においてタレが生ず
る場合がしばしばある。一方、乾式法、すなわ
ち、吹付ノズル部分で水分添加あるいはバインダ
等の添加を行なう方法では、添加部から噴出口ま
での距離が短かければ短かいほど、材料と水の混
和は不充分となり、水分と材料とが分離し、水分
が吹付ノズル先端より“タレ”現象を起して落下
し、かつ落下するものの中には、概して微粉の材
料やバインダ等の成分が不均一に多く含まれてい
て、付着率の低下と共に、付着部分にマトリツク
スが不足し品質の低下を生じる。さらには、吹付
材と硬化性バインダ等の混和状態が悪いと、ノズ
ル部を閉塞させ、吹付け作業に支障を生じること
にもなる。さらには、吹付作業現場のスペースが
狭く、短小の吹付ノズルを使用しなければならな
い場合には、上記材料と水分の混和状態がさらに
悪くなり、発塵が多く、作業環境を著しく害する
ことにもなつていた。これの対策として、従来か
ら種々の対策が採られ、古くは特公昭35−11621
号公報にノズル部にゴム又は合成樹脂等で形成し
た筒体を取付け、流体の強制的通過によつて振動
するようにしたノズル孔内のコーチングを防止す
る吹付装置が知られているが、同ノズルは厚肉の
筒状体によつて形成されていたため、流体の通過
による振動は小刻みであり、かかる振動ではコー
チングは防止できず、また“タレ”現象の防止に
は役に立たなかつた。
付材を空気圧によりノズルから噴射する方法で
は、水分が多いためノズル端においてタレが生ず
る場合がしばしばある。一方、乾式法、すなわ
ち、吹付ノズル部分で水分添加あるいはバインダ
等の添加を行なう方法では、添加部から噴出口ま
での距離が短かければ短かいほど、材料と水の混
和は不充分となり、水分と材料とが分離し、水分
が吹付ノズル先端より“タレ”現象を起して落下
し、かつ落下するものの中には、概して微粉の材
料やバインダ等の成分が不均一に多く含まれてい
て、付着率の低下と共に、付着部分にマトリツク
スが不足し品質の低下を生じる。さらには、吹付
材と硬化性バインダ等の混和状態が悪いと、ノズ
ル部を閉塞させ、吹付け作業に支障を生じること
にもなる。さらには、吹付作業現場のスペースが
狭く、短小の吹付ノズルを使用しなければならな
い場合には、上記材料と水分の混和状態がさらに
悪くなり、発塵が多く、作業環境を著しく害する
ことにもなつていた。これの対策として、従来か
ら種々の対策が採られ、古くは特公昭35−11621
号公報にノズル部にゴム又は合成樹脂等で形成し
た筒体を取付け、流体の強制的通過によつて振動
するようにしたノズル孔内のコーチングを防止す
る吹付装置が知られているが、同ノズルは厚肉の
筒状体によつて形成されていたため、流体の通過
による振動は小刻みであり、かかる振動ではコー
チングは防止できず、また“タレ”現象の防止に
は役に立たなかつた。
本発明の目的は、このような従来技術の有する
問題点を解消しようとするものであり、吹付材と
水分との均一な混合を助けて、ノズル閉塞、及び
“タレ”現象を完全に防止でき、これによつて吹
付材の付着率の向上及び作業環境の改善を図るこ
とができる吹付ノズルを提供することにある。
問題点を解消しようとするものであり、吹付材と
水分との均一な混合を助けて、ノズル閉塞、及び
“タレ”現象を完全に防止でき、これによつて吹
付材の付着率の向上及び作業環境の改善を図るこ
とができる吹付ノズルを提供することにある。
本発明のセメント及び不定形耐火物用吹付ノズ
ルは、材料移送ホースと連結され且つ流体供給部
を有する吹付ノズル管内に、振動部材を取付ける
と共に振動部材に吹き込むための気体供給部をノ
ズル管に設けることによつて上記目的を達成した
ものである。
ルは、材料移送ホースと連結され且つ流体供給部
を有する吹付ノズル管内に、振動部材を取付ける
と共に振動部材に吹き込むための気体供給部をノ
ズル管に設けることによつて上記目的を達成した
ものである。
上記振動部材は、芯鋼板、ゴム、可撓性或いは
弾力性の物質が使用でき、その基端を流体供給部
とノズル出口の間に任意の箇所に設けることがで
きる。
弾力性の物質が使用でき、その基端を流体供給部
とノズル出口の間に任意の箇所に設けることがで
きる。
以下、本発明のノズルを乾式法に適用した実施
例を示す添付図に基づいて説明する。第1図は本
発明の吹付ノズルの全体構成を示す図であり、第
2図は振動部材とその取付けの態様を示す図であ
る。
例を示す添付図に基づいて説明する。第1図は本
発明の吹付ノズルの全体構成を示す図であり、第
2図は振動部材とその取付けの態様を示す図であ
る。
第1図を参照して、1は基端をニツプル2を介
して材料移送ホース3と連結した吹付ノズル管、
4は吹付ノズル管1に設けた注水部、5は同注水
部4を介して吹付ノズル管1内に水を噴出する水
供給管、6は吹付ノズル管1にフランジ7を介し
て取り付けた振動部材を示す。
して材料移送ホース3と連結した吹付ノズル管、
4は吹付ノズル管1に設けた注水部、5は同注水
部4を介して吹付ノズル管1内に水を噴出する水
供給管、6は吹付ノズル管1にフランジ7を介し
て取り付けた振動部材を示す。
同振動部材6は、第2図に示すように、噴出口
8の周縁に略等周間隔にてスリツト9を軸線と並
ぶ方向に切り込むことができ、スリツト9の切込
み長さは作業条件によつて任意に変えることがで
きる。
8の周縁に略等周間隔にてスリツト9を軸線と並
ぶ方向に切り込むことができ、スリツト9の切込
み長さは作業条件によつて任意に変えることがで
きる。
吹付ノズル管1に設けられた振動部材6の取付
け用フランジ7に設けられた気体供給部10は吹
付ノズル管1と振動部材6との間に環状気体流路
11を形成し、さらにフランジ7の基部廻りには
同環状気体流路11と連通する圧搾空気流入空間
12を形成し、同空気流入空間12に気体供給管
13より圧搾空気、窒素ガス、アルゴンガス等の
不活性ガスを振動部材6に対して吹き付ける。
け用フランジ7に設けられた気体供給部10は吹
付ノズル管1と振動部材6との間に環状気体流路
11を形成し、さらにフランジ7の基部廻りには
同環状気体流路11と連通する圧搾空気流入空間
12を形成し、同空気流入空間12に気体供給管
13より圧搾空気、窒素ガス、アルゴンガス等の
不活性ガスを振動部材6に対して吹き付ける。
本発明のノズルにおいては、材料移送ホース3
より吹付ノズル管1内に移送されてきた材料は、
同ノズル管の基端部に設けられた注水部4で噴霧
状に注水混和され、さらにノズル内に取り付けら
れた振動部材6は供給材料の搬送エネルギによつ
て振動する。振動部材6はスリツト9で複数に分
割することによつて、搬送エネルギにより強力に
振動することになる。これによつて吹付材料は完
全に混和されて噴出口8より噴出され、被施工体
に吹き付けられる。
より吹付ノズル管1内に移送されてきた材料は、
同ノズル管の基端部に設けられた注水部4で噴霧
状に注水混和され、さらにノズル内に取り付けら
れた振動部材6は供給材料の搬送エネルギによつ
て振動する。振動部材6はスリツト9で複数に分
割することによつて、搬送エネルギにより強力に
振動することになる。これによつて吹付材料は完
全に混和されて噴出口8より噴出され、被施工体
に吹き付けられる。
さらに、振動体部材6の振動用気体供給部10
から供給される圧搾気体は流入空間12及び流路
11を経て噴出口8より噴出される。
から供給される圧搾気体は流入空間12及び流路
11を経て噴出口8より噴出される。
以上、実施例においては、本発明のノズルを乾
式法に適用した場合を例にとつて説明したが、湿
式法においても適用できることは勿論である。
式法に適用した場合を例にとつて説明したが、湿
式法においても適用できることは勿論である。
以上述べてきたごとく、本発明に係る吹付ノズ
ルは下記の効果を奏することができる。
ルは下記の効果を奏することができる。
(1) 振動部材を吹付ノズル管内に設け、気体通路
によつて供給される振動用気体によつて振動部
材を強力に振動させることができるので混和を
促進でき、“タレ”現象を完全に防止し、付着
率の向上を図ることができる。
によつて供給される振動用気体によつて振動部
材を強力に振動させることができるので混和を
促進でき、“タレ”現象を完全に防止し、付着
率の向上を図ることができる。
(2) 吹付材の混和状態が改善されるので発塵を減
少でき、作業環境の改善を図ることができる。
少でき、作業環境の改善を図ることができる。
(3) “タレ”現象によるマトリツクスの損失が減
少するため付着耐火物の品質をも改善できる。
少するため付着耐火物の品質をも改善できる。
(4) 吹付ノズルよりの耐火物噴射状況は分散が大
きく、かつ均一になるので、被吹付付着面の平
滑度が向上する。
きく、かつ均一になるので、被吹付付着面の平
滑度が向上する。
(5) 振動部材が強力に振動するためノズル内のコ
ーチングを防止できる。
ーチングを防止できる。
第1図は本発明の吹付ノズルの全体構成を示す
図であり、第2図は振動部材とその取付けの態様
を示す図である。 1:吹付ノズル管、2:ニツプル、3:材料移
送ホース、4:注水部、5:水供給管、6:振動
部材、7:フランジ、8:噴出口、9:スリツ
ト、10:気体供給部、11:環状気体流路、1
2:圧搾空気流入空間、13:気体供給管。
図であり、第2図は振動部材とその取付けの態様
を示す図である。 1:吹付ノズル管、2:ニツプル、3:材料移
送ホース、4:注水部、5:水供給管、6:振動
部材、7:フランジ、8:噴出口、9:スリツ
ト、10:気体供給部、11:環状気体流路、1
2:圧搾空気流入空間、13:気体供給管。
Claims (1)
- 1 材料移送ホースと連結され且つ流体供給部を
有する吹付ノズル管内に、振動部材を取付けると
共に振動部材に吹き込むための気体供給部をノズ
ル管に設けてなることを特徴とするセメント及び
不定形耐火物用吹付ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14769987A JPS631471A (ja) | 1987-06-13 | 1987-06-13 | セメント及び不定形耐火物用吹付ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14769987A JPS631471A (ja) | 1987-06-13 | 1987-06-13 | セメント及び不定形耐火物用吹付ノズル |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14459183A Division JPS5976566A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | セメントおよび不定形耐火物用吹付ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS631471A JPS631471A (ja) | 1988-01-06 |
JPH0137185B2 true JPH0137185B2 (ja) | 1989-08-04 |
Family
ID=15436256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14769987A Granted JPS631471A (ja) | 1987-06-13 | 1987-06-13 | セメント及び不定形耐火物用吹付ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS631471A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007260653A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 散水用ノズル及びそれを備えた散水管並びに散水装置 |
JP2011125816A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Tosetsu:Kk | 気液混合攪拌装置 |
JP5736213B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2015-06-17 | 株式会社東設 | 気液混合攪拌装置 |
-
1987
- 1987-06-13 JP JP14769987A patent/JPS631471A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS631471A (ja) | 1988-01-06 |
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