JPH0137026Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137026Y2 JPH0137026Y2 JP5759282U JP5759282U JPH0137026Y2 JP H0137026 Y2 JPH0137026 Y2 JP H0137026Y2 JP 5759282 U JP5759282 U JP 5759282U JP 5759282 U JP5759282 U JP 5759282U JP H0137026 Y2 JPH0137026 Y2 JP H0137026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saddle
- adhesive composition
- frium
- shaped
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Sewage (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、側溝用として使用される鉄筋コンク
リート製のベンチ型およびｕ字フリユーム管（以
下フリユーム管と略称する）の接合部分における
水漏防止ためのパツキン材に関するものである。
リート製のベンチ型およびｕ字フリユーム管（以
下フリユーム管と略称する）の接合部分における
水漏防止ためのパツキン材に関するものである。
（従来の技術）
側溝用に使用されるフリユーム管端部Ａとフリ
ユームソケツト部Ｂとの接合部分には、従来、例
えば、断面が円筒形の帯状の合成ゴム発泡体の一
部に粘着材を貼着したパツキン材が使用されてい
る。施工がうまくゆけば、少なくとも最初のうち
は、粘着材による接着が完全であつて、少々の地
盤等の変動にもパツキン材自体の弾性によつてよ
く追随し、接着の剥れ等による水漏れが起こらな
い。しかしながら、長期間圧縮され、発泡体の復
元力（反撥力）が無くなつた状態で地盤の変動が
起きてフリユーム管が不等変動した場合、間隙が
出来、水漏れが発生する。
ユームソケツト部Ｂとの接合部分には、従来、例
えば、断面が円筒形の帯状の合成ゴム発泡体の一
部に粘着材を貼着したパツキン材が使用されてい
る。施工がうまくゆけば、少なくとも最初のうち
は、粘着材による接着が完全であつて、少々の地
盤等の変動にもパツキン材自体の弾性によつてよ
く追随し、接着の剥れ等による水漏れが起こらな
い。しかしながら、長期間圧縮され、発泡体の復
元力（反撥力）が無くなつた状態で地盤の変動が
起きてフリユーム管が不等変動した場合、間隙が
出来、水漏れが発生する。
さらに、一方の接着物が窩溝内に充填されてい
て、圧縮変形時に窩溝の滲出口からはじめて接着
物が滲み出しパツキンが接着されるというものも
ある。これは、施工のほか、保管や運搬等がやり
易く、さらに接着物がほこりの付着等で機能を劣
化させるようなこともなく、局部的には強固な接
着力を示す等の実用上の効果がある。しかしなが
ら、施工に際して、初めから広い面積範囲にわた
る充分安定した接着が得にくいため、間隙からの
水漏れの危険が多かつた。
て、圧縮変形時に窩溝の滲出口からはじめて接着
物が滲み出しパツキンが接着されるというものも
ある。これは、施工のほか、保管や運搬等がやり
易く、さらに接着物がほこりの付着等で機能を劣
化させるようなこともなく、局部的には強固な接
着力を示す等の実用上の効果がある。しかしなが
ら、施工に際して、初めから広い面積範囲にわた
る充分安定した接着が得にくいため、間隙からの
水漏れの危険が多かつた。
又、使用されている他の種類として例えば円筒
形帯状の合成ゴム発泡体の相対応する両側、ある
いは全周に粘着材を貼着したものは、所定の取付
位置に適切な圧縮をした状態に固定された場合
に、水蜜性は抜群の効果を発揮し、不等変動が生
じても漏水は発生しないけれども、パツキン材を
フリユーム管端部Ａに取りつけ、更にフリユーム
ソケツト部Ｂに押し込む時に（逆の施工法も同
じ）、パツキン材の表面粘着性により所定以外の
部分にくつついて、フリユームソケツト部Ｂの適
切な位置にパツキン材及びフリユーム管が固定さ
れない場合が多く、取付施工性が著しく煩雑とな
る欠点がある。
形帯状の合成ゴム発泡体の相対応する両側、ある
いは全周に粘着材を貼着したものは、所定の取付
位置に適切な圧縮をした状態に固定された場合
に、水蜜性は抜群の効果を発揮し、不等変動が生
じても漏水は発生しないけれども、パツキン材を
フリユーム管端部Ａに取りつけ、更にフリユーム
ソケツト部Ｂに押し込む時に（逆の施工法も同
じ）、パツキン材の表面粘着性により所定以外の
部分にくつついて、フリユームソケツト部Ｂの適
切な位置にパツキン材及びフリユーム管が固定さ
れない場合が多く、取付施工性が著しく煩雑とな
る欠点がある。
（考案が解決しようとする課題）
本考案はかかる欠点を回避しようとするもので
ある。
ある。
（課題を解決するための手段）
すなわち、本考案は、第１図にみられるよう
に、鞍型の横断面を有し、該鞍型内部の中央に堅
型の隔壁支柱体２を内蔵させて一体に設け、該堅
型の隔壁支柱体２を境にして、鞍部１ａの前後の
凸部１ｃ，１ｄの内部に、それぞれ独立空洞５，
５′を設けたクツシヨン性を有する中空合成ゴム
発泡条材１から成り、該中空合成ゴム発泡条材１
の底部平面１ｂ上と、鞍部１ａの前後の両凸部１
ｃ，１ｄ間の谷部の長手方向に沿つて形成される
凹溝６とに、それぞれ、ブチルゴム系粘着組成物
層３，３′を被着併備させ、前記凹溝６に設けた
ブチルゴム系粘着組成物層３′の表面を、鞍部１
ａの前後の両凸部１ｃ，１ｄより高さが低い位置
に設けたことを特徴とする鉄筋コンクリート製ベ
ンチフリユーム管およびｕ字フリユーム管接合部
のパツキン材である。
に、鞍型の横断面を有し、該鞍型内部の中央に堅
型の隔壁支柱体２を内蔵させて一体に設け、該堅
型の隔壁支柱体２を境にして、鞍部１ａの前後の
凸部１ｃ，１ｄの内部に、それぞれ独立空洞５，
５′を設けたクツシヨン性を有する中空合成ゴム
発泡条材１から成り、該中空合成ゴム発泡条材１
の底部平面１ｂ上と、鞍部１ａの前後の両凸部１
ｃ，１ｄ間の谷部の長手方向に沿つて形成される
凹溝６とに、それぞれ、ブチルゴム系粘着組成物
層３，３′を被着併備させ、前記凹溝６に設けた
ブチルゴム系粘着組成物層３′の表面を、鞍部１
ａの前後の両凸部１ｃ，１ｄより高さが低い位置
に設けたことを特徴とする鉄筋コンクリート製ベ
ンチフリユーム管およびｕ字フリユーム管接合部
のパツキン材である。
本考案のパツキン材の基体の材質は、合成ゴム
発泡体である。粘着組成物層３，３′の材質は、
ブチルゴム系である。パツキン材の最初の取付け
方法は、底面の粘着組成物層３による。接着剤を
別にわざわざ塗布する必要はない。防水機能は、
両方のブチルゴム系粘着組成物層３，３′による。
剥離養生紙は、２箇所の前記の粘着組成物層３，
３′に用いることができる。
発泡体である。粘着組成物層３，３′の材質は、
ブチルゴム系である。パツキン材の最初の取付け
方法は、底面の粘着組成物層３による。接着剤を
別にわざわざ塗布する必要はない。防水機能は、
両方のブチルゴム系粘着組成物層３，３′による。
剥離養生紙は、２箇所の前記の粘着組成物層３，
３′に用いることができる。
（効果）
(イ) 本考案のパツキン材の基体形状は、断面が堅
型隔壁支柱体２を備えた略々鞍型であつて、隔
壁支柱体２を境にして鞍部１ａの内部に２個の
独立空洞５，５′を内包するので、いわゆる腰
の強い弾性を有し圧力にもよく耐え、必要以上
の変形、横ズレ変形を防止し、地盤等の変動に
もよく耐えて、コンクリート面と粘着組成物層
３，３′との圧着力を増すことができる。
型隔壁支柱体２を備えた略々鞍型であつて、隔
壁支柱体２を境にして鞍部１ａの内部に２個の
独立空洞５，５′を内包するので、いわゆる腰
の強い弾性を有し圧力にもよく耐え、必要以上
の変形、横ズレ変形を防止し、地盤等の変動に
もよく耐えて、コンクリート面と粘着組成物層
３，３′との圧着力を増すことができる。
(ロ) パツキン材上面の鞍部の凹溝６に設けた粘着
組成物層３′の位置が、鞍部両頂点より低い位
置にあるため、フリユーム管接合時の位置合せ
時に、圧縮されて外にハミ出すことなく、相手
側フリユームに粘着組成物層３′が触れ難く、
位置調整が非常に容易にでき取付施工性の改良
になる。
組成物層３′の位置が、鞍部両頂点より低い位
置にあるため、フリユーム管接合時の位置合せ
時に、圧縮されて外にハミ出すことなく、相手
側フリユームに粘着組成物層３′が触れ難く、
位置調整が非常に容易にでき取付施工性の改良
になる。
又、粘着組成物層３，３′は、前述のように、
上面鞍部の凹溝６のほか、パツキン材底部平面１
ｂにもあり、直接フリユームと広範囲にわたつて
安定的に粘着するので、水蜜効果が大きく前記の
腰の強い弾性と相俟つて、長期にわたつて水漏れ
しない。
上面鞍部の凹溝６のほか、パツキン材底部平面１
ｂにもあり、直接フリユームと広範囲にわたつて
安定的に粘着するので、水蜜効果が大きく前記の
腰の強い弾性と相俟つて、長期にわたつて水漏れ
しない。
第１図はパツキン材斜視図、第２図はフリユー
ム管の接合部分一部断面を示す。 １……合成ゴム発泡材、１ａ……鞍部、１ｂ…
…底部平面、１ｃ，１ｂ……両凸部、２……隔壁
支持体、３，３′……ブチルゴム系粘着組成物層、
４……剥離養成紙、５，５′……独立空洞、６…
…凹溝、Ａ……フリユーム管端部、Ｂ……フリユ
ームソケツト部。
ム管の接合部分一部断面を示す。 １……合成ゴム発泡材、１ａ……鞍部、１ｂ…
…底部平面、１ｃ，１ｂ……両凸部、２……隔壁
支持体、３，３′……ブチルゴム系粘着組成物層、
４……剥離養成紙、５，５′……独立空洞、６…
…凹溝、Ａ……フリユーム管端部、Ｂ……フリユ
ームソケツト部。
Claims (1)
- 鞍型の横断面を有し、該鞍型内部の中央に堅型
の隔壁支柱体２を内蔵させて一体に設け、該堅型
の隔壁支柱体２を境にして、鞍部１ａの前後の凸
部１ｃ，１ｄの内部に、それぞれ独立空洞５，
５′を設けたクツシヨン性を有する中空合成ゴム
発泡条材１から成り、該中空合成ゴム発泡条材１
の底部平面１ｂ上と、鞍部１ａの前後の両凸部１
ｃ，１ｄ間の谷部の長手方向に沿つて形成される
凹溝６とに、それぞれ、ブチルゴム系粘着組成物
層３，３′を被着併備させ、前記凹溝６に設けた
ブチルゴム系粘着組成物層３′の表面を、鞍部１
ａの前後の両凸部１ｃ，１ｄより高さが低い位置
に設けたことを特徴とする鉄筋コンクリート製ベ
ンチフリユーム管およびｕ字フリユーム管接合部
のパツキン材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5759282U JPS58160977U (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | パツキン材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5759282U JPS58160977U (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | パツキン材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58160977U JPS58160977U (ja) | 1983-10-26 |
| JPH0137026Y2 true JPH0137026Y2 (ja) | 1989-11-09 |
Family
ID=30068033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5759282U Granted JPS58160977U (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | パツキン材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58160977U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2533186Y2 (ja) * | 1990-08-17 | 1997-04-23 | 株式会社ジオトップ | コンクリート体の製造用型枠装置 |
| JP7118563B2 (ja) * | 2019-07-29 | 2022-08-16 | 矢崎総業株式会社 | シール部材および防水構造 |
-
1982
- 1982-04-22 JP JP5759282U patent/JPS58160977U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58160977U (ja) | 1983-10-26 |
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