JPH0136598Y2 - - Google Patents
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- JPH0136598Y2 JPH0136598Y2 JP1984037021U JP3702184U JPH0136598Y2 JP H0136598 Y2 JPH0136598 Y2 JP H0136598Y2 JP 1984037021 U JP1984037021 U JP 1984037021U JP 3702184 U JP3702184 U JP 3702184U JP H0136598 Y2 JPH0136598 Y2 JP H0136598Y2
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- Japan
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野とその目的
本考案は、グラスウール、ロツクウール等の無
機質繊維マツトを断熱材本体とし、プラスチツク
フイルム等の外被材で被覆された断熱材に関する
ものであつて、無機質繊維マツトよりなる断熱材
本体の性質により、かさ密度が小さいため、一般
に用されている大きさの形状では、その容積が非
常に大きくなる欠点がある。このため長手方向に
長いものは二つ折りにし、しかも積み重ねて圧縮
し、容積を小さくして梱包するが、この際、外被
材で被覆された断熱材中の空気の影響をうけるこ
となく、容積が短時間に縮少できるように、外被
材シート端縁の合せ面たる耳部の接着強度を保持
し、しかも脱気等の空気処理が容易にできる通気
性のある形状とすることにより、荷造り、梱包等
の作業性の向上ならびに梱包、輸送費等の節減を
可能とする外被材シートで被覆された無機質繊維
マツトよりなる断熱材を提供することを目的とし
ている。
機質繊維マツトを断熱材本体とし、プラスチツク
フイルム等の外被材で被覆された断熱材に関する
ものであつて、無機質繊維マツトよりなる断熱材
本体の性質により、かさ密度が小さいため、一般
に用されている大きさの形状では、その容積が非
常に大きくなる欠点がある。このため長手方向に
長いものは二つ折りにし、しかも積み重ねて圧縮
し、容積を小さくして梱包するが、この際、外被
材で被覆された断熱材中の空気の影響をうけるこ
となく、容積が短時間に縮少できるように、外被
材シート端縁の合せ面たる耳部の接着強度を保持
し、しかも脱気等の空気処理が容易にできる通気
性のある形状とすることにより、荷造り、梱包等
の作業性の向上ならびに梱包、輸送費等の節減を
可能とする外被材シートで被覆された無機質繊維
マツトよりなる断熱材を提供することを目的とし
ている。
従来技術
従来グラスウール、ロツクウール等の無機質繊
維マツトは、その繊維特有のチクチクする刺激性
があるため、繊維マツトをプラスチツクスフイル
ム等の外被材により被覆し、また外被材の被覆が
端部よりはがれて上記のマツトがはみでない形状
にするため外被材端縁の被覆合せ面たる耳部を密
着してシール加工を施す場合、該シール部分の接
着強度を保持するため、接着剤またはインパルス
シーラー等を使用して、連続せる線状の接着面、
もしくは断続せる点状の接着面の形状とすること
が多く、このため接着材または熱等による影響が
あつて、外被材シートの熱収縮または厚さの変化
等により接着面たる耳部は波をうつた形状とな
り、容易に平坦な接着面を得ることが困難であ
り、また外被材シートの厚さが接着部分で押圧加
熱されて薄くなるためその薄くなつた個所から亀
裂が生ずる現象等があり、さらに連続せる線状の
接着面では全く通気性を有しないものであつた。
従つて外被材シートにより被覆されている内部の
空気の影響で、上述のごとく二つ折りにして、し
かも圧縮する際脱気が短時間では不可能であるた
め、荷造り梱包等に取扱い面で大きな障害となる
欠点があつた。そのため無機質繊維マツトを外被
材により被覆するとともに、確実に短時間で圧縮
梱包等が容易にできる構造が必要とされていた。
維マツトは、その繊維特有のチクチクする刺激性
があるため、繊維マツトをプラスチツクスフイル
ム等の外被材により被覆し、また外被材の被覆が
端部よりはがれて上記のマツトがはみでない形状
にするため外被材端縁の被覆合せ面たる耳部を密
着してシール加工を施す場合、該シール部分の接
着強度を保持するため、接着剤またはインパルス
シーラー等を使用して、連続せる線状の接着面、
もしくは断続せる点状の接着面の形状とすること
が多く、このため接着材または熱等による影響が
あつて、外被材シートの熱収縮または厚さの変化
等により接着面たる耳部は波をうつた形状とな
り、容易に平坦な接着面を得ることが困難であ
り、また外被材シートの厚さが接着部分で押圧加
熱されて薄くなるためその薄くなつた個所から亀
裂が生ずる現象等があり、さらに連続せる線状の
接着面では全く通気性を有しないものであつた。
従つて外被材シートにより被覆されている内部の
空気の影響で、上述のごとく二つ折りにして、し
かも圧縮する際脱気が短時間では不可能であるた
め、荷造り梱包等に取扱い面で大きな障害となる
欠点があつた。そのため無機質繊維マツトを外被
材により被覆するとともに、確実に短時間で圧縮
梱包等が容易にできる構造が必要とされていた。
本考案の構成
本考案は実用新案登録請求の範囲に記載される
ように、グラスウール、ロツクウール等の無機質
繊維マツトよりなる断熱材本体が上下の外被材シ
ートで覆われており、該上下の外被材シートの端
縁は、断熱材の長手方向の木端面下端で重ねら
れ、断熱材の長手方向に走る複数列において、点
状または線状に個々に独立した接着点群により一
体に接着される構造とすることにより、外被材シ
ートにより被覆された断熱材は、無機質繊維特有
の刺激性のある肌ざわりがなく、しかも被覆され
た断熱材本体中の空気および被覆された内部の空
気は長手方向の木端面下端において、複数列の点
状または線状の個々に独立した接着点群の接着部
分の間隙より、外部に対して流通が可能とされて
おり、上記断熱材は圧縮されると外被材内部の空
気は容易に外部に散逸される。一般に使用されて
いる断熱材の長手方向の長さが約2740mm程度のも
のを、取扱い上二つ折りにして、更に多層に積み
重ねて、しかも圧縮して梱包しても、外被材は破
裂することなく、内部の空気は接着部の間隙より
外部へ散逸して、断熱材は多層に圧縮積載され、
容積の大きな断熱材を容易に取扱うことができる
形状としたものである。
ように、グラスウール、ロツクウール等の無機質
繊維マツトよりなる断熱材本体が上下の外被材シ
ートで覆われており、該上下の外被材シートの端
縁は、断熱材の長手方向の木端面下端で重ねら
れ、断熱材の長手方向に走る複数列において、点
状または線状に個々に独立した接着点群により一
体に接着される構造とすることにより、外被材シ
ートにより被覆された断熱材は、無機質繊維特有
の刺激性のある肌ざわりがなく、しかも被覆され
た断熱材本体中の空気および被覆された内部の空
気は長手方向の木端面下端において、複数列の点
状または線状の個々に独立した接着点群の接着部
分の間隙より、外部に対して流通が可能とされて
おり、上記断熱材は圧縮されると外被材内部の空
気は容易に外部に散逸される。一般に使用されて
いる断熱材の長手方向の長さが約2740mm程度のも
のを、取扱い上二つ折りにして、更に多層に積み
重ねて、しかも圧縮して梱包しても、外被材は破
裂することなく、内部の空気は接着部の間隙より
外部へ散逸して、断熱材は多層に圧縮積載され、
容積の大きな断熱材を容易に取扱うことができる
形状としたものである。
実施例とその作用
以下本考案の実施例を第1図ないし第3図で説
明する。
明する。
第1図は本考案の断熱材を斜面図で示し、第2
図は断熱材の長手方向の中央部分で、二つ折りに
重ねた形状を示し、第3図は本考案実施例のもの
の超音波ミシンを使用した時の個々に独立した線
状をなして接着された接着部を示している。
図は断熱材の長手方向の中央部分で、二つ折りに
重ねた形状を示し、第3図は本考案実施例のもの
の超音波ミシンを使用した時の個々に独立した線
状をなして接着された接着部を示している。
第1図に示すごとく、グラスウールまたはロツ
クウール等によるマツト状の断熱材本体2の下面
に熱可塑性合成樹脂よりなる下部外被材シート3
が上記本体2との接着層4にて貼着され、該シー
ト3は上記本体2の左右両側縁より外方に延設さ
れ、その端縁は内側に重ね合せて折られ耳部9を
形成し、上記断熱材本体2の上面には同じく熱可
塑性合成樹脂よりなる上部外被材シート1が接着
層5において貼着され、該シート1は上記本体2
の左右両側縁より、下方に向つて上記本体2を被
覆するように、両側面10に沿つて折曲げられ、
木端面6を形成し、下端両側縁にて外方に折曲げ
られ端縁11が延設され、前述の下部外被材シー
ト3の耳部9を形成せる重ね合せ面の間に介在し
て長手方向に上記の外被材シート1,3との接合
部たるシール縁8を形成し、該シール縁8の上下
両面を挟んで超音波ミシンにより、上記本体両側
の長手方向に沿つて第3図に示されるごとく個々
に独立した線状をなす接着部7にて接着せしめら
れている。従つて前記の断熱材本体2は、前後の
両端面13を除き、上下面および両側面が外被材
シート1,3により被覆され、かつ第3図に示さ
れるごとく個々に独立した線状の接着部7ならび
に間隙12との構成による複数列の接着点群14
によつて外被材シート1と3との接合部たるシー
ル縁8が形成されているから、前記の断熱材を二
つに折り重ね合せる場合、被覆された内部の空気
は第3図に示される個々に独立した線状の接着部
7による線着点群14の間隙12により、散逸さ
れるように形成されている。
クウール等によるマツト状の断熱材本体2の下面
に熱可塑性合成樹脂よりなる下部外被材シート3
が上記本体2との接着層4にて貼着され、該シー
ト3は上記本体2の左右両側縁より外方に延設さ
れ、その端縁は内側に重ね合せて折られ耳部9を
形成し、上記断熱材本体2の上面には同じく熱可
塑性合成樹脂よりなる上部外被材シート1が接着
層5において貼着され、該シート1は上記本体2
の左右両側縁より、下方に向つて上記本体2を被
覆するように、両側面10に沿つて折曲げられ、
木端面6を形成し、下端両側縁にて外方に折曲げ
られ端縁11が延設され、前述の下部外被材シー
ト3の耳部9を形成せる重ね合せ面の間に介在し
て長手方向に上記の外被材シート1,3との接合
部たるシール縁8を形成し、該シール縁8の上下
両面を挟んで超音波ミシンにより、上記本体両側
の長手方向に沿つて第3図に示されるごとく個々
に独立した線状をなす接着部7にて接着せしめら
れている。従つて前記の断熱材本体2は、前後の
両端面13を除き、上下面および両側面が外被材
シート1,3により被覆され、かつ第3図に示さ
れるごとく個々に独立した線状の接着部7ならび
に間隙12との構成による複数列の接着点群14
によつて外被材シート1と3との接合部たるシー
ル縁8が形成されているから、前記の断熱材を二
つに折り重ね合せる場合、被覆された内部の空気
は第3図に示される個々に独立した線状の接着部
7による線着点群14の間隙12により、散逸さ
れるように形成されている。
第3図に示される超音波ミシンによる線状の接
着部7の形状は限定されるものではなく、通気性
を阻害することのない形状であれば、個々に独立
した円形、半円等の形状であつても差支えなく、
また超音波ミシンによる接着に限定することなく
別の方法で接着しても差支えない。
着部7の形状は限定されるものではなく、通気性
を阻害することのない形状であれば、個々に独立
した円形、半円等の形状であつても差支えなく、
また超音波ミシンによる接着に限定することなく
別の方法で接着しても差支えない。
本実施例では超音波ミシンを使用した場合を示
したものであつて、個々に独立した線状の接着部
7による接着点群14が形成され、間欠的な接着
とされるので、外被材シート1,3に対して熱収
縮等の影響がなく、上記シート1,3の厚みが相
当に異つていても使用可能であつて、従来のごと
き接着面が波をうつたような形状にならず、第1
図に示される耳部9の形状がきわめて平坦に形成
され、強度の低下もほとんど生じることなく、ま
た複数列の接着点群14によつて接着が行なわれ
るので1列分の接着部分が破れた場合でも外被材
シート1,3が剥離してしまう危険性は少ない。
なお外被材シートは加熱接着が可能なポリエチレ
ン、塩化ビニール、ポリプロピレン等合成樹脂製
プラスチツクスフイルムまたは表面アルミ蒸着プ
ラスチツクスフイルムあるいは、紙に熱可塑性フ
イルム等をラミネートしたもの等も容易に使用で
きる。
したものであつて、個々に独立した線状の接着部
7による接着点群14が形成され、間欠的な接着
とされるので、外被材シート1,3に対して熱収
縮等の影響がなく、上記シート1,3の厚みが相
当に異つていても使用可能であつて、従来のごと
き接着面が波をうつたような形状にならず、第1
図に示される耳部9の形状がきわめて平坦に形成
され、強度の低下もほとんど生じることなく、ま
た複数列の接着点群14によつて接着が行なわれ
るので1列分の接着部分が破れた場合でも外被材
シート1,3が剥離してしまう危険性は少ない。
なお外被材シートは加熱接着が可能なポリエチレ
ン、塩化ビニール、ポリプロピレン等合成樹脂製
プラスチツクスフイルムまたは表面アルミ蒸着プ
ラスチツクスフイルムあるいは、紙に熱可塑性フ
イルム等をラミネートしたもの等も容易に使用で
きる。
以下使用例について述べる。
第2図に示すごとく、前述のマツト状の断熱材
は、一般的に使用される寸法のもので、一例とし
て幅450mm、厚さ50〜150mm、長さ2740mm程度のも
のであつて、長尺のため取扱い上不便を生ずるの
で、二つ折りにして多層に積み重ね、容積を可能
な限り小さくするために、圧縮して梱包する作業
が必要であつて、本考案のものは、被覆された断
熱材を多層に積載して圧縮しても前述されたごと
く第2図、第3図に示される個々に独立した点状
もしくは線状の接着部7の間隙12を通して圧縮
された内部の空気は散逸されることになる。従つ
て数10枚に積層されても、容積はかなり小さくな
り圧縮梱包が可能となるので、梱包ラインを構成
して圧縮梱包機により予め定められた短いサイク
ルで圧縮梱包等の荷造り工程の自動化も可能とな
る。
は、一般的に使用される寸法のもので、一例とし
て幅450mm、厚さ50〜150mm、長さ2740mm程度のも
のであつて、長尺のため取扱い上不便を生ずるの
で、二つ折りにして多層に積み重ね、容積を可能
な限り小さくするために、圧縮して梱包する作業
が必要であつて、本考案のものは、被覆された断
熱材を多層に積載して圧縮しても前述されたごと
く第2図、第3図に示される個々に独立した点状
もしくは線状の接着部7の間隙12を通して圧縮
された内部の空気は散逸されることになる。従つ
て数10枚に積層されても、容積はかなり小さくな
り圧縮梱包が可能となるので、梱包ラインを構成
して圧縮梱包機により予め定められた短いサイク
ルで圧縮梱包等の荷造り工程の自動化も可能とな
る。
また上述の接着点群14の間隙12の存在は、
開梱に当つては前述せるところと逆に、マツト状
の断熱材中への空気の流入を助長するので、マツ
ト状の断熱材が圧縮前の形状へ復元する時間を短
縮しうるものである。
開梱に当つては前述せるところと逆に、マツト状
の断熱材中への空気の流入を助長するので、マツ
ト状の断熱材が圧縮前の形状へ復元する時間を短
縮しうるものである。
本考案の効果
従つて本考案では、グラスウール、ロツクウー
ル等の無機質繊維マツトよりなる断熱材本体が、
上下の外被材シートで覆われ、その端縁および耳
部の重ね合せ接合部たるシール縁が、個々に独立
した線状の接着部ならびに間隙とにより構成され
た複数列の接着点群によつて接着されるように形
成されることにより、外被材が熱可塑性フイル
ム、シートあるいは紙に熱可塑性フイルム等をラ
ミネートしたもの等の使用が可能で、上下の外被
材シート等の厚みが相当異なつていても接着が可
能であり、耳部の形状がきわめて平坦になり、従
来のごとき波をうつたような形状にならず、熱収
縮を防ぎ、厚みの変化に対しても許容しうる効果
があり、また前記の複数列の接着点群によつて接
着が行なわれ、接着部が間欠的な接着となるの
で、従来のごとき加熱接着等によるフイルムの亀
裂が防止され、かつ強度的には、ほとんど低下す
ることなく、さらに複数列で接着を行なうことか
ら1列分が仮に破れたとしても、外被材シートの
剥離に至らず、接着性の向上がはかられる効果が
ある。
ル等の無機質繊維マツトよりなる断熱材本体が、
上下の外被材シートで覆われ、その端縁および耳
部の重ね合せ接合部たるシール縁が、個々に独立
した線状の接着部ならびに間隙とにより構成され
た複数列の接着点群によつて接着されるように形
成されることにより、外被材が熱可塑性フイル
ム、シートあるいは紙に熱可塑性フイルム等をラ
ミネートしたもの等の使用が可能で、上下の外被
材シート等の厚みが相当異なつていても接着が可
能であり、耳部の形状がきわめて平坦になり、従
来のごとき波をうつたような形状にならず、熱収
縮を防ぎ、厚みの変化に対しても許容しうる効果
があり、また前記の複数列の接着点群によつて接
着が行なわれ、接着部が間欠的な接着となるの
で、従来のごとき加熱接着等によるフイルムの亀
裂が防止され、かつ強度的には、ほとんど低下す
ることなく、さらに複数列で接着を行なうことか
ら1列分が仮に破れたとしても、外被材シートの
剥離に至らず、接着性の向上がはかられる効果が
ある。
また前述のごとき接着部と空隙とを有する接着
点群によつて接着されているから、前記の断熱材
を二つ折りにして多層に積載しかつ圧縮しても被
覆された内部の空気は外部に散逸され、容積は小
さくなり取扱いが容易であつて、圧縮梱包等が容
易となり、また開梱時には、空気の流通が可能で
あるから前記断熱材の原形への復元時間を短縮し
うる効果があり、従つて梱包、荷造りならびに開
梱等の作業性の向上ができ、梱包輸送費、作業費
等の節減の効果を奏しめるものである。
点群によつて接着されているから、前記の断熱材
を二つ折りにして多層に積載しかつ圧縮しても被
覆された内部の空気は外部に散逸され、容積は小
さくなり取扱いが容易であつて、圧縮梱包等が容
易となり、また開梱時には、空気の流通が可能で
あるから前記断熱材の原形への復元時間を短縮し
うる効果があり、従つて梱包、荷造りならびに開
梱等の作業性の向上ができ、梱包輸送費、作業費
等の節減の効果を奏しめるものである。
第1図は本考案の実施例を示す断熱材の略示斜
面図、第2図は第1図に示すものの断熱材を二つ
折りにした形状の略示拡大斜面図、第3図は第1
図、第2図に示すものの接着部の部分略示拡大図
である。 1:上部外被材シート、2:断熱材本体、3:
下部外被材シート、6:木端面、14:接着点
群。
面図、第2図は第1図に示すものの断熱材を二つ
折りにした形状の略示拡大斜面図、第3図は第1
図、第2図に示すものの接着部の部分略示拡大図
である。 1:上部外被材シート、2:断熱材本体、3:
下部外被材シート、6:木端面、14:接着点
群。
Claims (1)
- グラスウール、ロツクウール等の無機質繊維マ
ツトよりなる断熱材本体が、上下の外被材シート
で覆われており、該上下の外被材シートの端縁
は、断熱材の長手方向の木端面下端で重ねられ、
断熱材の長手方向に走る複数列において、点状ま
たは線状の個々に独立した接着点群により一体に
接着されていることを特徴とする断熱材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3702184U JPS60150032U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3702184U JPS60150032U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 断熱材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60150032U JPS60150032U (ja) | 1985-10-05 |
JPH0136598Y2 true JPH0136598Y2 (ja) | 1989-11-07 |
Family
ID=30542742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3702184U Granted JPS60150032U (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 断熱材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60150032U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH071368Y2 (ja) * | 1989-02-23 | 1995-01-18 | 産栄機設株式会社 | 繊維マット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575435A (en) * | 1980-06-14 | 1982-01-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optoelectronic switching circuit |
-
1984
- 1984-03-15 JP JP3702184U patent/JPS60150032U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575435A (en) * | 1980-06-14 | 1982-01-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optoelectronic switching circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60150032U (ja) | 1985-10-05 |
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