JPH0136345Y2 - - Google Patents

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JPH0136345Y2
JPH0136345Y2 JP9380383U JP9380383U JPH0136345Y2 JP H0136345 Y2 JPH0136345 Y2 JP H0136345Y2 JP 9380383 U JP9380383 U JP 9380383U JP 9380383 U JP9380383 U JP 9380383U JP H0136345 Y2 JPH0136345 Y2 JP H0136345Y2
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JP
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sound quality
voltage
quality control
volume
control terminal
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JP9380383U
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテレビジヨン受信機等の音質制御回
路に関するものである。
従来、この種の装置として第1図に示すものが
あつた。
第1図は従来の音質制御回路で、図において、
1は基板回路、2は基板回路1に接続された音質
制御ICであり、音質制御ボリウム11により音
質制御IC2の高音制御端子2aにDC電圧を加え
る。この時の電圧とボリウムの回転角との特性カ
ーブは第2図のaの様になり、音質制御IC2の
低音制御端子2bは抵抗3,4により固定電位と
なつている。
従来の音質制御回路は以上のように構成されて
おり、単に高域を絞るだけの回路構成となつてい
るため、音質制御ボリウムを絞つた際に音質が貧
弱であるという欠点があつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、音質制御ボリウム
からの直線的に増加する出力電圧を音質制御IC
の高音制御端子に入力し、かつ該電圧を処理して
ボリウム回転角の増加に伴い減少しつつ所定電位
に漸近する電圧を作成しこれを上記ICの低音制
御端子に入力することにより、ボリウムを絞つた
時の音質の貧弱さを改善することができる音質制
御回路を提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
第3図は本考案の一実施例による音質制御回路
を示し、図において第1図と同一符号は同一のも
のを示す。10は本実施例装置において新たに付
加された電子回路であり、該電子回路10におい
て、13,14は電源+Bとアース間に直列に接
続された抵抗およびツエナーダイオード、15は
ボリウム11の出力電圧と、抵抗13およびツエ
ナーダイオード14の中点電圧との大小に応じて
オンあるいはオフするトランジスタである。なお
12,16〜18は抵抗である。
次に動作について説明する。
第3図に示す本実施例装置では、高音に関して
はボリウム11の出力電圧aを従来通り音質制御
IC2の高音制御端子2aに印加し、同時に電子
回路10でこの時のボリウム11の電圧aから第
4図の電圧bを作り、これをIC2の低音制御用
端子2bに印加することにより、ボリウム11を
絞つた時、IC2の低音制御用端子2b電圧を増
やす事により、低音成分を増やし、上記の如き音
質が貧弱である欠点を改善したものである。
本実施例装置で新たに付加した電子回路10の
動作は下記の通りである。即ち、ボリウム11の
電圧が中点電位より高い時は、ツエナーダイオー
ド14によりトランジスタ15のベース電圧は変
わらず、コレクタ電圧も一定となり、IC2の低
音制御端子2bの電圧も変わらない。一方、ボリ
ウム11の電圧が中点電位より下がると、トラン
ジスタ15のベース電位が下がり、コレクタ電流
が流れなくなる為、コレクタ電圧が上がり、端子
2bの電圧も上がる。その結果、1つの音質制御
ボリウム11で、高音と低音とを可変して良好な
音質制御を得る事が可能である。ここで抵抗13
は第4図の電圧bのP部の傾斜を調整するための
ものである。
ところで、投写型テレビジヨン受信機等におい
ては、“外部入力”端子よりVTRからの音声を入
れ、この外部音声と内部のチユーナからの音声と
を切換えることのできる構成のものがあるが、こ
のような場合VTRからの音声は高域での周波数
特性が低いという問題がある。しかるにこの場合
本考案を適用し上記電子回路内の抵抗をトランジ
スタあるいはダイオードでもつて短縮する等の方
法により上記電子回路の定数を外部入力時に変え
るようにすればVTR音声入力時の高域劣化に対
しても低域を持ち上げることによつてこれに対応
させることができる。
以上のように、この考案によれば音質制御ボリ
ウムからの、回転角の増加に伴い直線的に増加す
る電圧を音質制御ICの高音制御端子に入力する
とともに、該電圧を処理してボリウム回転角の増
加に伴い減少しつつ所定電位に漸近する電圧を作
成してこれを上記ICの低音制御端子に入力する
ようにしたので、1つのボリウムで高音、低音成
分を同時に制御でき、良好な音質制御特性が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の音質制御回路を示す図、第2図
は第1図のボリウム回転角に対する高音制御端子
電圧の変化を示す図、第3図は本考案の一実施例
による音質制御回路を示す図、第4図は第3図の
ボリウム回転角に対する高音および低音制御端子
電圧の変化を示す図である。 11……音質制御ボリウム、10……電子回
路、2……音質制御IC、2a……高音制御端子、
2b……低音制御端子。なお図中、同一符号は同
一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源電圧とアース間に接続され回転角の増加に
    伴い直線的に増加する電圧を出力する音質制御ボ
    リウムと、該音質制御ボリウムの出力電圧が入力
    され、該ボリウムの回転角の増加に伴い減少しつ
    つ所定電位に漸近する電圧を出力する電子回路
    と、上記音質制御ボリウムの出力が高音制御端子
    に上記電子回路の出力が低音制御端子にそれぞれ
    入力された音質制御ICとを備えたことを特徴と
    する音質制御回路。
JP9380383U 1983-06-16 1983-06-16 音質制御回路 Granted JPS601025U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9380383U JPS601025U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 音質制御回路

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9380383U JPS601025U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 音質制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS601025U JPS601025U (ja) 1985-01-07
JPH0136345Y2 true JPH0136345Y2 (ja) 1989-11-06

Family

ID=30224881

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JP9380383U Granted JPS601025U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 音質制御回路

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JP (1) JPS601025U (ja)

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JPS601025U (ja) 1985-01-07

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