JP3086617B2 - ミュート回路 - Google Patents

ミュート回路

Info

Publication number
JP3086617B2
JP3086617B2 JP07040754A JP4075495A JP3086617B2 JP 3086617 B2 JP3086617 B2 JP 3086617B2 JP 07040754 A JP07040754 A JP 07040754A JP 4075495 A JP4075495 A JP 4075495A JP 3086617 B2 JP3086617 B2 JP 3086617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
mute
input signal
component
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07040754A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08237677A (ja
Inventor
卓治 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP07040754A priority Critical patent/JP3086617B2/ja
Publication of JPH08237677A publication Critical patent/JPH08237677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3086617B2 publication Critical patent/JP3086617B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミュート回路に関する
もので、特に、素子数が少ないとともに消費電流の少な
いミュート回路に関する。
【0002】
【従来の技術】信号が伝達しているのを遮断するミュー
ト回路が知られている。少ない素子数でミュートができ
るミュート回路として、図2のものが知られている。図
2においては、入力端子(1)に入力信号が印加され、
第1トランジスタ(2)のベースを介してエミッタに導
出される。第1トランジスタ(2)のエミッタからの信
号は、抵抗(3)を介して、更に、第2トランジスタ
(4)のベース・エミッタを介して出力端子(5)に導
出される。この時、ミュートトランジスタ(6)の端子
(7)には「L」レベルの制御信号が加わっておりオフ
している。
【0003】この状態から端子(7)に「H」レベルの
ミュート信号が加わると、ミュートトランジスタ(6)
がオンする。すると、点Aの電位は、ほぼ接地レベルと
なり第1トランジスタ(2)のエミッタからの信号は、
減衰させられる。このため、第2トランジスタ(4)の
ベースには信号が加わらなくなり、信号が遮断される。
【0004】従って、図2の回路によれば、信号が伝達
しているのを遮断するミュートを行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
回路ではミュートトランジスタ(6)がオンするときに
十分な電流を流さなければならず、消費電流が増大する
という問題があった。消費電流の増大を防ぐには抵抗
(3)の値を大きくすればよいが、抵抗(3)の値は他
の要因により定められるので簡単に大きくできない。ま
た、抵抗(3)の値が大きいとミュートトランジスタ
(6)の寄生コレクタ容量とともにLPFを構成し、伝
達させる信号の周波数特性を劣化させる恐れがある。し
かしながら、図2の回路ではトランジスタ1石でミュー
トを行うことができ素子数が少ないというメリットがあ
る。
【0006】その為、図2のミュートトランジスタ
(6)を利用した上で、消費電流の少ないタイプのミュ
ート方法が希求されていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、ミュート信号に応じて入力信号の交
流分の振幅制限を行う利得制御アンプと、ミュート信号
に応じて入力信号の直流分のレベル制御を行う直流制御
回路と、前記利得制御アンプ及び前記直流制御回路によ
り交流分の振幅制限が行われるとともに直流分のレベル
制御が行われた入力信号が伝達される信号路と、該信号
路に直列に接続された抵抗と、前記信号路に並列に接続
されミュート信号に応じて導通し、その出力電流を前記
抵抗に流し、前記入力信号をミュートするミュート手段
とを備え、前記ミュート信号に応じて前記入力信号のミ
ュートを行ったことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、入力信号をミュートするミュ
ート手段の前段に設けられた利得制御アンプと、直流制
御回路とを用いて、前記入力信号の交流分と直流分とを
小さくさせている。このため、ミュート手段には交流分
と直流分とが小さくなった信号が到来することとなり、
わずかな電流を流すだけで前記入力信号を十分にミュー
トすることができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明のミュート回路を示すもの
で、(8)は入力端子(9)からの入力信号の交流分の
振幅調整を行う利得制御アンプ、(10)は前記入力信
号の直流分のレベル制御を行う直流制御回路、(11)
は前記利得制御アンプ(8)及び前記直流制御回路(1
0)により交流分の振幅制限が行われるとともに直流分
のレベル制御が行われた入力信号が伝達される信号路、
(12)は該信号路(11)に直列に接続された抵抗、
(13)はコレクタが前記信号路(11)に接続されベ
ースに端子(14)からのミュート信号が印加され、そ
の出力電流を前記抵抗(12)に流し、前記入力信号を
ミュートするミュートトランジスタ、(15)は端子
(14)からのデジタル信号をアナログ信号に変換して
前記利得制御アンプ(8)に印加するD/A変換器、及
び(16)は端子(17)からのデジタル信号をアナロ
グ信号に変換して前記直流制御回路(10)に印加する
D/A変換器である。
【0010】図1の例では、入力信号として、TV受像
機におけるR、G、Bの各原色出力信号が考えられる。
原色出力信号は、ホワイト調整のためにその交流レベ
ル、直流レベルを調整する必要がある。この為に、前記
利得制御アンプ(8)及び前記直流制御回路(10)が
配置されている。そこで、本発明では、ホワイト調整用
の利得制御アンプ(8)及び直流制御回路(10)を利
用してミュートを行っている。
【0011】まず、ミュートのかかっていない正常動作
時の動作について説明する。入力端子(9)からの入力
信号は、交流分の振幅調整を行う利得制御アンプ(8)
でレベル調整される。D/A変換器(15)は、端子
(14)からのホワイトバランス調整用のデジタル信号
をアナログ信号に変換して、利得制御アンプ(8)に印
加される。又、D/A変換器(16)は、端子(17)
からのホワイトバランス調整用のデジタル信号をアナロ
グ信号に変換して、直流制御回路(10)に印加され
る。
【0012】このため、第1トランジスタ(2)のベー
スには制御の行われた原色信号が印加され、抵抗(1
2)及び2トランジスタ(4)を介して出力端子(5)
に導出される。この時、ミュートトランジスタ(13)
の端子(14)には「L」レベルの制御信号が加わって
おりオフしている。従って、図1の回路によれば、ホワ
イトバランス調整用に直流と交流が調整された原色信号
を得ることができる。
【0013】次にミュート動作について説明する。端子
(14)に「H」レベルの制御信号を加えるとミュート
を行う。前記「H」レベルの制御信号に応じて、D/A
変換器(15)は、利得制御アンプ(8)が最小の利得
となるように制御を加える。又、前記「H」レベルの制
御信号に応じて、D/A変換器(16)は、直流制御回
路(10)が最小の直流レベルとなるように制御を加え
る。
【0014】即ち、通常動作時、図3にBの実線で示す
レベルとなる入力信号を図3Cの実線で示すレベルとな
る信号に変換する。図3Cの実線で示すレベルとなった
入力信号は、第1トランジスタ(2)のベースに印加さ
れ、抵抗(12)を介して第2トランジスタ(4)のベ
ースに伝わろうとする。一方、端子(14)からの
「H」レベルの制御信号に応じて、ミュートトランジス
タ(13)はオンする。このとき、第1トランジスタ
(2)のエミッタから抵抗(12)を介してミュートト
ランジスタ(13)にミュート用の電流が流れる。該電
流は、点Dに発生する入力信号が小さいため僅かな量で
十分である。
【0015】従って、図1の回路によれば、信号が伝達
しているのを遮断するミュートを行うことができる。図
1の回路ではミュートに際して格別の阻止の増加を招か
ない。増えるのは、D/A変換器(15)及びD/A変換
器(16)内のスイッチのみである。図4は、図1のD
/A変換器の具体回路例を示すもので、通常動作時には
スイッチ(18)(19)がデジタル信号に応じて開閉
し、それにより点Eの電圧がアナログ的に変化する。そ
して、点Eの電圧は、点Fからの電圧とともに端子(2
0)(21)から出力される。
【0016】図4のミュート信号は、端子(22)から
「H」レベルで印加される。トランジスタ(23)がオ
ンすると、点Eの電圧はほぼ接地レベルとなりトランジ
スタ(24)がオフする電圧となる。このため、端子
(20)からは最低電圧が発生することとなり、最小の
利得またはレベルの制御が可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、入力
信号をミュートするミュート手段の前段に設けられた利
得制御アンプと直流制御回路とを用いて、前記入力信号
の交流分と直流分とを小さくさせているので、わずかな
電流を流すだけで前記入力信号を十分にミュートするこ
とができ、消費電力の増加がない。又、本発明によれ
ば、既存の得制御アンプと直流制御回路とを用いること
ができるので、素子数の増加がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミュート回路を示す回路図である。
【図2】従来のミュート回路を示す回路図である。
【図3】図1の動作の説明に供するための波形図であ
る。
【図4】図1のD/A変換器の具体例である。
【符号の説明】
(8) 利得制御アンプ (10) 直流制御回路 (12) 抵抗 (13) ミュートトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/44 - 9/78 H03G 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミュート信号に応じて入力信号の交流分
    の振幅制限を行う利得制御アンプと、 ミュート信号に応じて入力信号の直流分のレベル制御を
    行う直流制御回路と、 前記利得制御アンプ及び前記直流制御回路により交流分
    の振幅制限が行われるとともに直流分のレベル制御が行
    われた入力信号が伝達される信号路と、 該信号路に直列に接続された抵抗と、 前記信号路に並列に接続されミュート信号に応じて導通
    し、その出力電流を前記抵抗に流し、前記入力信号をミ
    ュートするミュート手段と、を備え、前記ミュート信号
    に応じて前記入力信号のミュートを行ったことを特徴と
    するミュート回路。
  2. 【請求項2】 ミュート信号に応じて入力信号の交流分
    の振幅制限を行う利得制御アンプと、 ミュート信号に応じて入力信号の直流分のレベル制御を
    行う直流制御回路と、 前記利得制御アンプ及び前記直流制御回路により交流分
    の振幅制限が行われるとともに直流分のレベル制御が行
    われた入力信号が伝達される信号路と、 該信号路に直列に接続された抵抗と、 コレクタが前記信号路に接続されベースにミュート信号
    が印加され、その出力電流を前記抵抗に流し、前記入力
    信号をミュートするミュートトランジスタと、を備え、
    前記ミュート信号に応じて前記入力信号のミュートを行
    ったことを特徴とするミュート回路。
JP07040754A 1995-02-28 1995-02-28 ミュート回路 Expired - Fee Related JP3086617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07040754A JP3086617B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ミュート回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07040754A JP3086617B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ミュート回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08237677A JPH08237677A (ja) 1996-09-13
JP3086617B2 true JP3086617B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=12589423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07040754A Expired - Fee Related JP3086617B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ミュート回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3086617B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08237677A (ja) 1996-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4873493A (en) Audio amplifier
US6556685B1 (en) Companding noise reduction system with simultaneous encode and decode
EP0083727B2 (en) Amplitude modulator
KR920009077B1 (ko) 다이나믹 신호 코어링 회로
US2866859A (en) Audio amplifier bridge input circuits
US4839725A (en) Contour compensating circuit
US4432097A (en) Tone control circuit
JP3086617B2 (ja) ミュート回路
EP1122922B1 (en) Line driver with adaptive output impedance
JP3121987B2 (ja) スピーカー駆動装置
US5767662A (en) Amplifier having single-ended input and differential output and method for amplifying a signal
JPH018006Y2 (ja)
JP3253512B2 (ja) 電子ボリューム回路
JPH0314817Y2 (ja)
CA2024354A1 (en) Circuit arrangement for controlling the level of electrical signals
JP3322555B2 (ja) 電子ボリューム回路
JPS6223138Y2 (ja)
JPH0136345Y2 (ja)
JPH0131833B2 (ja)
JPH0462207B2 (ja)
JPH08274563A (ja) 信号のコアリング閾値を調整する回路
JPH07193435A (ja) 高周波増幅器
JPH09116435A (ja) Ad変換回路
JPH07326939A (ja) リミッタ回路
JPS6372230A (ja) 光受信回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees