JP3121987B2 - スピーカー駆動装置 - Google Patents

スピーカー駆動装置

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JP3121987B2 JP9739194A JP9739194A JP3121987B2 JP 3121987 B2 JP3121987 B2 JP 3121987B2 JP 9739194 A JP9739194 A JP 9739194A JP 9739194 A JP9739194 A JP 9739194A JP 3121987 B2 JP3121987 B2 JP 3121987B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピーカーに印加する
駆動電圧を1ビット信号に応じてスイッチングすること
によりオーディオ信号を再生し、音響出力を得るスピー
カー駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デルタシグマ変調を利用したスピーカー
駆動装置は、図3に示すように、入力端子11からのオ
ーディオ信号を1ビット信号に変換するデルタシグマ変
調回路14と、スピーカー18に駆動電圧を印加するス
イッチング回路16と、デルタシグマ変調回路14から
の1ビット信号に基づいてスイッチング回路16を制御
するスイッチング制御回路15とを備えている。
【0003】スイッチング回路16からスピーカー18
に印加される駆動電圧は、1ビット信号に応じて、その
極性が反転され、さらにオン/オフされる。これによ
り、オーディオ信号に応じた駆動電力がスピーカー18
に供給されるので、スピーカー18から元のオーディオ
信号が再生される。
【0004】ところで、デルタシグマ変調回路14の最
大許容レベルを越えるレベルのオーディオ信号が入力さ
れると、デルタシグマ変調回路14が発振する。そこ
で、上記のスピーカー駆動装置では、オーディオ信号の
最大入力レベルと、デルタシグマ変調回路14の最大許
容レベルとを一致させることにより、この発振を防止し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、広いダイナミックレンジを有するオーデ
ィオ信号が入力された場合、微小レベルのオーディオ信
号が再生されないことがあるという問題点を有してい
る。
【0006】これは、オーディオ信号のレベルがデルタ
シグマ変調回路14の量子化ノイズレベルより小さいと
きに起こる。
【0007】そこで、これを回避するために、デルタシ
グマ変調回路14に入力するオーディオ信号の最小レベ
ルを高くすると共に、オーディオ信号の最大レベルをデ
ルタシグマ変調回路14の最大許容レベル以下に制限す
るリミッターを設けることが考えられる。
【0008】しかし、この場合、高レベルのオーディオ
信号が入力されたとき、再生波形が歪むため、音質が低
下するという新たな問題を招来する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るス
ピーカー駆動装置は、上記の課題を解決するために、ア
ナログオーディオ信号の波高値レベルを検出するレベル
検出回路と、アナログオーディオ信号の波高値レベルを
制御するゲインコントローラーと、ゲインコントローラ
ーの出力信号を1ビット信号に変換するデルタシグマ変
調回路と、デルタシグマ変調回路からの1ビット信号に
応じて駆動電圧をスイッチングしスピーカーに印加する
スイッチング手段と、スピーカーの駆動電力を切り替え
る切り替え手段とが備えられており、上記のゲインコン
トローラーでは、上記のデルタシグマ変調回路の最大許
容入力レベル以下のレベルで、かつ、デルタシグマ変調
回路の量子化ノイズレベルより大きなレベルの出力信号
が得られるように、レベル検出回路で検出された波高値
レベルに応じてゲインが調整され、上記の切り替え手段
では、レベル検出回路で検出された波高値レベルに応じ
てスピーカーの駆動電力が切り替えられることを特徴と
している。
【0010】請求項2の発明に係るスピーカー駆動装置
は、上記の課題を解決するために、ディジタルオーディ
オ信号のディジタル値レベルを検出するレベル検出回路
と、ディジタルオーディオ信号のディジタル値レベルを
制御するゲインコントローラーと、ゲインコントローラ
ーの出力信号を1ビット信号に変換するデルタシグマ変
調回路と、デルタシグマ変調回路からの1ビット信号に
応じて駆動電圧をスイッチングしスピーカーに印加する
スイッチング手段と、スピーカーの駆動電力を切り替え
る切り替え手段とが備えられており、上記のゲインコン
トローラーでは、上記のデルタシグマ変調回路の最大許
容入力レベル以下のレベルで、かつ、デルタシグマ変調
回路の量子化ノイズレベルより大きなレベルの出力信号
が得られるように、レベル検出回路で検出されたディジ
タル値レベルに応じてゲインが調整され、上記の切り替
え手段では、レベル検出回路で検出されたディジタル値
レベルに応じてスピーカーの駆動電力が切り替えられる
ことを特徴としている。
【0011】請求項3の発明に係るスピーカー駆動装置
は、上記の課題を解決するために、請求項2のスピーカ
ー駆動装置であって、上記のゲインコントローラーは、
ディジタルオーディオ信号の各ビットを、ディジタル値
レベルに応じてシフトさせるビットシフト回路であるこ
とを特徴としている。
【0012】請求項4の発明に係るスピーカー駆動装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1、2または
3のスピーカー駆動装置であって、上記の切り替え手段
は、スイッチング回路からスピーカーに印加する駆動電
圧の大きさを切り替えることを特徴としている。
【0013】請求項5の発明に係るスピーカー駆動装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1、2または
3のスピーカー駆動装置であって、上記の切り替え手段
は、スピーカーに設けられた、断面積が異なる導線から
なる複数のボイスコイルあるいはターン数が異なる複数
のボイスコイルと、スイッチング回路との接続を切り替
えることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1の構成によれば、アナログオーディオ
信号の波高値レベルが、デルタシグマ変調回路の最大許
容入力レベル以下のレベルで、かつ、デルタシグマ変調
回路の量子化ノイズレベルより大きなレベルに制御され
る。このため、ダイナミックレンジの広いアナログオー
ディオ信号が入力されても、デルタシグマ変調回路の発
振が起こらなくなり、かつ、アナログオーディオ信号が
量子化ノイズに埋もれることもなく1ビット信号に変換
される。しかも、アナログオーディオ信号の波高値レベ
ルに応じてスピーカーの駆動電力が切り替えられるの
で、再生波形の歪みが生じにくくなる。したがって、ダ
イナミックレンジが広く、かつ、良好な再生音質を得る
ことができる。
【0015】請求項2の構成によれば、ディジタルオー
ディオ信号のディジタル値レベルが、デルタシグマ変調
回路の最大許容入力レベル以下のレベルで、かつ、デル
タシグマ変調回路の量子化ノイズレベルより大きなレベ
ルに制御される。このため、ダイナミックレンジの広い
ディジタルオーディオ信号が入力されても、デルタシグ
マ変調回路の発振が起こらなくなり、かつ、ディジタル
オーディオ信号が量子化ノイズに埋もれることもなく1
ビット信号に変換される。しかも、ディジタルオーディ
オ信号のディジタル値レベルに応じてスピーカーの駆動
電力が切り替えられるので、再生波形の歪みが生じにく
くなる。したがって、ダイナミックレンジが広く、か
つ、良好な再生音質を得ることができる。
【0016】請求項3の構成によれば、請求項2の作用
に加え、ゲインコントローラーのゲインを2のべき乗
(2、4、8…のように2n で表される値)のいずれか
に調整できる。しかも、ゲインコントローラーのコスト
を低減できる。
【0017】請求項4の構成によれば、請求項1、2ま
たは3の作用に加え、駆動電力を切り替える切り替え手
段を容易に実現できる。
【0018】請求項5の構成によれば、請求項1、2ま
たは3の作用に加え、駆動電力を切り替える切り替え手
段を容易に実現できる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例について図1および図2に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0020】本実施例のスピーカー駆動装置は、図1に
示すように、入力端子1からのオーディオ信号のレベル
を検出するレベル検出回路3と、レベル検出回路3で検
出されたレベルに基づいて、入力端子1からのオーディ
オ信号のレベルを制御するゲインコントローラー2と、
ゲインコントローラー2の出力信号を1ビット信号に変
換するデルタシグマ変調回路4と、スピーカー8に駆動
電圧を印加するスイッチング回路6(スイッチング手
段)と、デルタシグマ変調回路4からの1ビット信号に
基づいてスイッチング回路6を制御するスイッチング制
御回路5(スイッチング手段)と、レベル検出回路3の
検出信号に基づいて、スイッチング回路6の駆動電圧を
切り替える駆動力切り替え回路7(切り替え手段)とを
備えている。
【0021】ゲインコントローラー2のゲインは、レベ
ル検出回路3で検出されたレベルに基づいて、デルタシ
グマ変調回路4の最大許容入力レベル以下のレベルで、
かつ、デルタシグマ変調回路4の量子化ノイズレベルよ
り充分大きなレベルの出力信号が得られるように設定さ
れる。
【0022】駆動力切り替え回路7は、ゲインコントロ
ーラー2のゲイン変化によるオーディオ信号入力とスピ
ーカー8からの再生出力とのリニヤリティーの低下を補
正するように、スイッチング回路6の駆動電圧を切り替
える。すなわち、ゲインコントローラー2のゲインが大
きくなると、スイッチング回路6の駆動電圧を下げ、ゲ
インコントローラー2のゲインが小さくなると、スイッ
チング回路6の駆動電圧を上げる。
【0023】上記の構成において、レベル検出回路3
は、入力端子1からのオーディオ信号のレベルを検出す
る。ゲインコントローラー2は、レベル検出回路3で検
出されたレベルに基づいて、入力端子1からのオーディ
オ信号を増幅し、出力する。
【0024】デルタシグマ変調回路4は、ゲインコント
ローラー2の出力信号を1ビット信号に変換する。ゲイ
ンコントローラー2の出力信号は、デルタシグマ変調回
路4の最大許容入力レベル以下のレベルで、かつ、デル
タシグマ変調回路4の量子化ノイズレベルより充分大き
なレベルになっている。
【0025】このため、入力端子1から高レベルのオー
ディオ信号が入力されても、デルタシグマ変調回路4が
発振することはない。また、入力端子1から低レベルの
オーディオ信号が入力されても、デルタシグマ変調回路
4の量子化ノイズレベルに埋もれてしまうことはない。
つまり、オーディオ信号成分が量子化ノイズレベルより
充分大きな状態の(すなわち、S/Nの良い状態の)デ
ルタシグマ変調出力(すなわち、1ビット信号出力)が
得られる。
【0026】スイッチング制御回路5は、デルタシグマ
変調回路4からの1ビット信号に基づいて、スイッチン
グ回路6からスピーカー8に印加される駆動電圧を制御
する。すなわち、1ビット信号に基づいて、駆動電圧の
極性を反転させ、さらに、その駆動電圧をオン/オフす
る。
【0027】駆動力切り替え回路7は、レベル検出回路
3で検出されたレベルに基づいて、スイッチング回路6
からスピーカー8に印加される駆動電圧を切り替える。
すなわち、ゲインコントローラー2のゲイン変化による
オーディオ信号入力とスピーカー8からの再生出力との
リニヤリティーの低下を補正するように、駆動電圧を切
り替える。
【0028】これにより、入力オーディオ信号のレベル
に比例した駆動電力がスイッチング回路6からスピーカ
ー8に供給される。したがって、入力オーディオ信号と
一対一に対応した再生音をスピーカー8から得ることが
できる。つまり、本実施例のスピーカー駆動装置によれ
ば、ダイナミックレンジが広く、しかも、良好な再生音
質を実現できる。
【0029】ゲインコントローラー2およびレベル検出
回路3に入力されるオーディオ信号は、アナログ信号で
あってもよいし、マルチビットのPCM(パルス符号変
調)信号等のディジタル信号であってもよい。オーディ
オ信号がアナログ信号である場合、上述のレベルは、波
高値レベルであり、オーディオ信号がディジタル信号で
ある場合、上述のレベルは、ディジタル値レベル(ディ
ジタル値の大きさ)である。
【0030】オーディオ信号がアナログ信号である場
合、ゲインコントローラー2には、例えば、アナログ増
幅器が使用される。
【0031】一方、オーディオ信号がディジタル信号で
ある場合、ゲインコントローラー2には、例えば、ディ
ジタル乗算器が使用される。ディジタル乗算器では、レ
ベル検出回路3で検出されたオーディオ信号のレベル
(ディジタル値レベル)に応じて乗算係数を切り替える
ことによりゲインを切り替えることができる。なお、ゲ
インとして採り得る値を2のべき乗(2、4、8…のよ
うに2n で表される値)に限定する場合、簡便なビット
シフト回路を使用できる。
【0032】以上の実施例では、スイッチング回路6の
駆動電圧を切り替える駆動力切り替え回路7を設けた
が、この駆動力切り替え回路7の代わりに、図2に示す
ように、レベル検出回路3で検出されたレベルに基づい
て、ゲインコントローラー2のゲイン変化によるオーデ
ィオ信号入力とスピーカー8からの再生出力とのリニヤ
リティーの低下を補正するように、スピーカー8の駆動
力を直接切り替える駆動力切り替え回路17(切り替え
手段)を設けてもよい。
【0033】駆動力切り替え回路17は、具体的には例
えば、スピーカー8に複数のボイスコイル(図示されて
いない)を設け、スイッチング回路6に接続するボイス
コイルを切り替えることにより実現できる。複数のボイ
スコイルは、断面積の異なる導線で製作したものであっ
てもよいし、ターン数の異なるものであってもよい。ま
た、これらを組み合わせたものであってもよい。要は、
スイッチング回路6に接続するボイスコイルを切り替え
ることにより、スピーカー8の駆動力を変えることがで
きればよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明に係るスピーカー駆動装
置は、以上のように、アナログオーディオ信号の波高値
レベルを検出するレベル検出回路と、アナログオーディ
オ信号の波高値レベルを制御するゲインコントローラー
と、ゲインコントローラーの出力信号を1ビット信号に
変換するデルタシグマ変調回路と、デルタシグマ変調回
路からの1ビット信号に応じて駆動電圧をスイッチング
しスピーカーに印加するスイッチング手段と、スピーカ
ーの駆動電力を切り替える切り替え手段とが備えられて
おり、上記のゲインコントローラーでは、上記のデルタ
シグマ変調回路の最大許容入力レベル以下のレベルで、
かつ、デルタシグマ変調回路の量子化ノイズレベルより
大きなレベルの出力信号が得られるように、レベル検出
回路で検出された波高値レベルに応じてゲインが調整さ
れ、上記の切り替え手段では、レベル検出回路で検出さ
れた波高値レベルに応じてスピーカーの駆動電力が切り
替えられる構成である。
【0035】これによれば、アナログオーディオ信号の
波高値レベルが、デルタシグマ変調回路の最大許容入力
レベル以下のレベルで、かつ、デルタシグマ変調回路の
量子化ノイズレベルより大きなレベルに制御される。こ
のため、ダイナミックレンジの広いアナログオーディオ
信号が入力されても、デルタシグマ変調回路の発振が起
こらなくなり、かつ、アナログオーディオ信号が量子化
ノイズに埋もれることもなく1ビット信号に変換され
る。しかも、アナログオーディオ信号の波高値レベルに
応じてスピーカーの駆動電力が切り替えられるので、再
生波形の歪みが生じにくくなる。したがって、ダイナミ
ックレンジが広く、かつ、良好な再生音質を得ることが
できるという効果を奏する。
【0036】請求項2の発明に係るスピーカー駆動装置
は、以上のように、ディジタルオーディオ信号のディジ
タル値レベルを検出するレベル検出回路と、ディジタル
オーディオ信号のディジタル値レベルを制御するゲイン
コントローラーと、ゲインコントローラーの出力信号を
1ビット信号に変換するデルタシグマ変調回路と、デル
タシグマ変調回路からの1ビット信号に応じて駆動電圧
をスイッチングしスピーカーに印加するスイッチング手
段と、スピーカーの駆動電力を切り替える切り替え手段
とが備えられており、上記のゲインコントローラーで
は、上記のデルタシグマ変調回路の最大許容入力レベル
以下のレベルで、かつ、デルタシグマ変調回路の量子化
ノイズレベルより大きなレベルの出力信号が得られるよ
うに、レベル検出回路で検出されたディジタル値レベル
に応じてゲインが調整され、上記の切り替え手段では、
レベル検出回路で検出されたディジタル値レベルに応じ
てスピーカーの駆動電力が切り替えられる構成である。
【0037】これによれば、ディジタルオーディオ信号
のディジタル値レベルが、デルタシグマ変調回路の最大
許容入力レベル以下のレベルで、かつ、デルタシグマ変
調回路の量子化ノイズレベルより大きなレベルに制御さ
れる。このため、ダイナミックレンジの広いディジタル
オーディオ信号が入力されても、デルタシグマ変調回路
の発振が起こらなくなり、かつ、ディジタルオーディオ
信号が量子化ノイズに埋もれることもなく1ビット信号
に変換される。しかも、ディジタルオーディオ信号のデ
ィジタル値レベルに応じてスピーカーの駆動電力が切り
替えられるので、再生波形の歪みが生じにくくなる。し
たがって、ダイナミックレンジが広く、かつ、良好な再
生音質を得ることができるという効果を奏する。
【0038】請求項3の発明に係るスピーカー駆動装置
は、以上のように、請求項2のスピーカー駆動装置であ
って、ゲインコントローラーとして、ディジタルオーデ
ィオ信号の各ビットを、ディジタル値レベルに応じてシ
フトさせるビットシフト回路を採用した構成である。
【0039】これによれば、請求項2の効果に加え、ゲ
インコントローラーのゲインを2のべき乗のいずれかに
調整できる。しかも、ゲインコントローラーのコストを
低減できるという効果を奏する。
【0040】請求項4の発明に係るスピーカー駆動装置
は、以上のように、請求項1、2または3のスピーカー
駆動装置であって、上記の切り替え手段は、スイッチン
グ回路からスピーカーに印加する駆動電圧の大きさを切
り替える構成である。
【0041】これによれば、請求項1、2または3の効
果に加え、駆動電力を切り替える切り替え手段を容易に
実現できるという効果を奏する。
【0042】請求項5の発明に係るスピーカー駆動装置
は、以上のように、請求項1、2または3のスピーカー
駆動装置であって、上記の切り替え手段は、スピーカー
に設けられた、断面積が異なる導線からなる複数のボイ
スコイルあるいはターン数が異なる複数のボイスコイル
と、スイッチング回路との接続を切り替える構成であ
る。
【0043】これによれば、請求項1、2または3の効
果に加え、駆動電力を切り替える切り替え手段を容易に
実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカー駆動装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明に係るスピーカー駆動装置の他の構成を
示すブロック図である。
【図3】デルタシグマ変調を利用する従来のスピーカー
駆動装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 ゲインコントローラー 3 レベル検出回路 4 デルタシグマ変調回路 5 スイッチング制御回路(スイッチング手段) 6 スイッチング回路(スイッチング手段) 7 駆動力切り替え回路(切り替え手段) 8 スピーカー 17 駆動力切り替え回路(切り替え手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 3/00 310 H03M 3/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログオーディオ信号の波高値レベルを
    検出するレベル検出回路と、アナログオーディオ信号の
    波高値レベルを制御するゲインコントローラーと、ゲイ
    ンコントローラーの出力信号を1ビット信号に変換する
    デルタシグマ変調回路と、デルタシグマ変調回路からの
    1ビット信号に応じて駆動電圧をスイッチングしスピー
    カーに印加するスイッチング手段と、スピーカーの駆動
    電力を切り替える切り替え手段とが備えられており、 上記のゲインコントローラーでは、上記のデルタシグマ
    変調回路の最大許容入力レベル以下のレベルで、かつ、
    デルタシグマ変調回路の量子化ノイズレベルより大きな
    レベルの出力信号が得られるように、レベル検出回路で
    検出された波高値レベルに応じてゲインが調整され、 上記の切り替え手段では、レベル検出回路で検出された
    波高値レベルに応じてスピーカーの駆動電力が切り替え
    られることを特徴とするスピーカー駆動装置。
  2. 【請求項2】ディジタルオーディオ信号のディジタル値
    レベルを検出するレベル検出回路と、ディジタルオーデ
    ィオ信号のディジタル値レベルを制御するゲインコント
    ローラーと、ゲインコントローラーの出力信号を1ビッ
    ト信号に変換するデルタシグマ変調回路と、デルタシグ
    マ変調回路からの1ビット信号に応じて駆動電圧をスイ
    ッチングしスピーカーに印加するスイッチング手段と、
    スピーカーの駆動電力を切り替える切り替え手段とが備
    えられており、 上記のゲインコントローラーでは、上記のデルタシグマ
    変調回路の最大許容入力レベル以下のレベルで、かつ、
    デルタシグマ変調回路の量子化ノイズレベルより大きな
    レベルの出力信号が得られるように、レベル検出回路で
    検出されたディジタル値レベルに応じてゲインが調整さ
    れ、 上記の切り替え手段では、レベル検出回路で検出された
    ディジタル値レベルに応じてスピーカーの駆動電力が切
    り替えられることを特徴とするスピーカー駆動装置。
  3. 【請求項3】上記のゲインコントローラーは、ディジタ
    ルオーディオ信号の各ビットを、ディジタル値レベルに
    応じてシフトさせるビットシフト回路であることを特徴
    とする請求項2記載のスピーカー駆動装置。
  4. 【請求項4】上記の切り替え手段は、スイッチング回路
    からスピーカーに印加する駆動電圧の大きさを切り替え
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載のスピー
    カー駆動装置。
  5. 【請求項5】上記の切り替え手段は、スピーカーに設け
    られた、断面積が異なる導線からなる複数のボイスコイ
    ルあるいはターン数が異なる複数のボイスコイルと、ス
    イッチング回路との接続を切り替えることを特徴とする
    請求項1、2または3記載のスピーカー駆動装置。
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