JP3322555B2 - 電子ボリューム回路 - Google Patents

電子ボリューム回路

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JP3322555B2
JP3322555B2 JP05607096A JP5607096A JP3322555B2 JP 3322555 B2 JP3322555 B2 JP 3322555B2 JP 05607096 A JP05607096 A JP 05607096A JP 5607096 A JP5607096 A JP 5607096A JP 3322555 B2 JP3322555 B2 JP 3322555B2
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御信号のレベル
に応じて入力信号のレベルを調整する電子ボリューム回
路に関するもので、特にD/A変換後のアナログ制御信
号に応じて音声信号を自然な調子で正確にレベル調整で
きるとともにIC(集積回路)化に適した電子ボリュー
ム回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の音響機器や映像機器では複数のI
Cを機器内に備えるが、該ICのコントロールは機器内
のマイクロコンピュータからのデジタル信号により行わ
れることが多い。そして、前記IC内部もしくは外部に
D/A(デジタル/アナログ)変換器を配置している。こ
のようなマイクロコンピュータからのデジタル信号制御
の対象として電子ボリュームがある。電子ボリューム
は、制御信号のレベルに応じて入力信号のレベルを調整
するものである。
【0003】図2は、そのような電子ボリュームを示す
ものである。音声入力信号は、入力端子(1)から印加
され利得が変化するGCA(2)でレベル調整される。
GCA(2)でレベル調整された信号は、出力端子
(3)に導出される。GCA(2)の利得は、マイクロ
コンピュータ(4)からのデジタル信号で制御される。
マイクロコンピュータ(4)からのデジタル信号は、シ
リアル形式で出力され、変換器(5)でパラレル形式に
変換される。パラレル形式のデジタル信号は、D/A変
換器(6)でアナログ信号に変換される。変換されたア
ナログ信号は、制御信号に応じて基準電圧が変化する可
変基準電圧源(7)に印加される。そして、可変基準電
圧源(7)の基準電圧の変化に応じて制御回路(8)か
ら発生する制御信号のレベルが変化し、GCA(2)の
利得が変化する。
【0004】可変基準電圧源(7)の基準電圧値とGC
A(2)の利得の関係を図3の実線に示す。可変基準電
圧源(7)の基準電圧値を下げると減衰量が増してい
く。図3において、−100dBは、音声信号のレベル
がゼロであるとみなす。図3の実線に沿って記載された
階段状の波形は、D/A変換器(6)のデジタル信号の
ステップを示す。通常、D/A変換器(6)には5ビッ
トの制御信号が印加され32通りのステップとなる。
【0005】従って、図2の回路によれば、マイクロコ
ンピュータからのデジタル信号制御により電子ボリュー
ムをコントロールできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
回路では音声信号を自然な調子で減衰できない、という
問題があった。図2の回路では、0dBから−100d
Bまでの広い範囲に渡ってわずか32ステップでコント
ロールしなければならない。このため、音声のレベルが
大きく減衰させた場合にその変化が明瞭に解る−30d
B程度以上の減衰率の範囲でのステップが十分に確保で
きない。すると、聴取者が音響機器のボリュームを大音
量から下げた時に音量が急に下がってしまい、違和感が
でてしまう、という問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、マニュアル制御による電子ボリュー
ムへの制御電圧である第1の基準電圧がICの外部から
印加される前記ICの第1のピンと、一端が前記第1の
ピンに接続され他端が前記ICの第2のピンに接続され
前記ICの外部に配置される抵抗と、エミッタが前記I
Cの第2のピンに接続されベースに定電圧が印加される
トランジスタを含み前記抵抗に流れる電流に応じた電流
を発生するとともに前記ICに内蔵される電流発生回路
と、該電流発生回路の出力電流に応じて利得制御用の信
号を発生するとともに前記ICに内蔵される差動増幅器
と、該差動増幅器の出力信号に応じて入力信号のレベル
を調整するとともに前記ICに内蔵されるGCAと、マ
イクロコンピュータ制御による電子ボリュームへの制御
電圧である第2の基準電圧を発生するとともに前記IC
に内蔵される第2の基準電圧源と、を備え前記マニュア
ル制御により前記GCAの利得を調整する場合には前記
第1のピンの電圧が前記第1の基準電圧に応じて定ま
り、該第1の基準電圧に応じた利得で前記入力信号のレ
ベル調整が行われるようにするとともにマイクロコンピ
ュータ制御により前記GCAの利得を調整する場合には
前記第1のピンの電圧が前記第2の基準電圧に応じて定
まるように切り換えて該第2の基準電圧に応じた利得で
前記入力信号のレベル調整が行われるようにすることを
特徴とする。又、本発明は、マニュアル制御による電子
ボリュームへの制御電圧である第1の基準電圧がICの
外部から印加される前記ICの第1のピンと、一端が前
記第1のピンに接続され他端が前記ICの第2のピンに
接続され前記ICの外部に配置される抵抗と、エミッタ
が前記ICの第2のピンに接続されベースに定電圧が印
加されるトランジスタを含み前記抵抗に流れる電流に応
じた電流を発生するとともに前記ICに内蔵される電流
発生回路と、該電流発生回路の出力電流に応じて利得制
御用の信号を発生するとともに前記ICに内蔵される差
動増幅器と、該差動増幅器の出力信号に応じて入力信号
のレベルを調整するとともに前記ICに内蔵されるGC
Aと、前記第1のピンの電圧が所定値になったことを検
出し、その検出出力信号に応じて前記GCAをミュート
する切り替え制御回路と、マイクロコンピュータからの
デジタル信号に基づいた電子ボリュームへの制御電圧で
ある第2の基準電圧を発生するとともに前記ICに内蔵
される第2の基準電圧源と、を備え前記マニュアル制御
により前記GCAの利得を調整する場合には前記第1の
ピンの電圧が前記第1の基準電圧に応じて定まり、該第
1の基準電圧に応じた利得で前記入力信号のレベル調整
が行われるようにするとともにマイクロコンピュータか
らのデジタル信号に基づいて前記GCAの利得を調整す
る場合には前記第1のピンの電圧が前記第2の基準電圧
に応じて定まるように切り換えて該第2の基準電圧に応
じた利得で前記入力信号のレベル調整が行われるように
し、更に前記切り替え制御回路に応じて前記GCAをミ
ュートすることにより前記入力信号の可聴範囲を狭くし
たことを特徴とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、電子ボリュームの制御量に応じた第
1の基準電圧がICの外部から印加されるICの第1の
ピンと、一端が前記第1のピンに接続され他端が前記I
Cの第2のピンに接続されICの外部に配置される抵抗
と、エミッタが前記ICの第2のピンに接続されベース
に定電圧が印加されるトランジスタを含み前記抵抗に流
れる電流に応じた電流を発生する電流発生回路と、該電
流発生回路の出力電流に応じて動作する差動増幅器と、
該差動増幅器の出力信号に応じて入力信号のレベルを調
整するGCAと、電子ボリュームの制御量に応じた第2
の基準電圧を発生する第2の基準電圧源と、を備え前記
ICの第1のピンに前記ICの内部からの前記第2の基
準電圧もしくは前記IC外部よりの前記第1の基準電圧
を印加するとともに前記電流発生回路、前記差動増幅
器、前記GCA及び前記第2の基準電圧源を前記IC内
部に配置したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の電子ボリューム
回路を示すもので、(9)は一端にICの第1のピン
(50)が接続され他端にICの第2のピン(51)が
接続された抵抗、(10)はエミッタが前記抵抗(9)
の他端に接続されベースに定電圧が印加されるトランジ
スタ(11)と定電流源(12)(13)と電流ミラー
回路(14)とを含み前記抵抗(9)に流れる電流iと
等しい電流iを発生する電流発生回路、(15)は電流
発生回路(10)の出力電流に応じて動作する差動増幅
器、(16)は差動増幅器(15)の出力信号に応じて
信号源(17)からの入力信号のレベルを調整するGC
A、(18)はICの第1のピン(50)の電圧が所定
値以下になったことを検出し、その検出出力信号に応じ
て前記差動増幅器(15)の出力端子(19)の出力信
号の状態を強制的に「L」レベルに切り換える切り替え
トランジスタ、(52)はD/A変換器(6)の出力電
流を電圧に変換するI/V変換器、(53)はマニュア
ル制御で電子ボリュームを制御する際の基準電圧を発生
する可変基準電圧源、(54)は第1のピン(50)に
トランジスタ(55)のエミッタ電圧を印加する時には
「L」レベルの信号が、可変基準電圧源(53)の電圧
を印加する時には「H」レベルの信号が印加される端子
である。
【0010】尚、図1において、図2と同一の回路素子
については同一の符号を付し、説明を省略する。図1の
回路は、抵抗(9)及び可変基準電圧源(53)を除い
て同一ICに内蔵される。抵抗(9)はデイスクリート
部品を使用するので、温度変化などにより抵抗値が変動
することがない。そこで、本発明では抵抗(9)に流れ
る電流を利用して電子ボリュームの制御を行っている。
【0011】第1のピン(50)にはセットの設計者の
選択により、マイクロコンピュータからのデジタル信号
に応じた直流電圧(トランジスタ(55)のエミッタ電
圧)、又はマニュアル制御による直流電圧(可変基準電
圧源(53))が選択的に印加される。まず、マニュア
ル制御による可変基準電圧源(53)が第1のピン(5
0)に印加される場合について説明する。この場合には
マイクロコンピュータから「H」レベルの制御信号を端
子(54)に印加し、トランジスタ(56)をオンさせ
る。トランジスタ(56)がオンすると、トランジスタ
(57)がオフする。同時に、I/V変換器(52)の
出力電圧がゼロとなり、トランジスタ(55)がオフす
る。即ち、トランジスタ(55)及びトランジスタ(5
7)がともにオフし、第1のピン(50)からトランジ
スタ(55)及びトランジスタ(57)を見たインピー
ダンスが非常に高くなる。そのため、可変基準電圧源
(53)からの電圧で第1のピン(50)の電圧が定ま
り、IC外部からのマニュアル制御が可能となる。
【0012】可変基準電圧源(53)の基準電圧値とG
CA(16)の利得の関係を図4の実線に示す。可変基
準電圧源(7)の基準電圧値を下げると減衰量が増して
いく。図4に示されるように図1の回路では電圧VAを
境に動作が異なる。即ち、電圧VA以上では通常の減衰
カーブを描き、電圧VA以下ではミュートさせている。
前記電圧VAは、−50dB前後に設定される。通常、
−50dB程度が聴取者に聞こえる限度である。そのた
め、これ以下のレベルについては階段状のコントロール
を行わず、いきなりミュートしてしまう。それにより、
−50dB程度から0dBの範囲で、32通りのステッ
プを全て使用することが可能となるので、その範囲(大
きい音量)におけるステップが細かくなり、電子ボリュ
ーム全体としての聴感が自然なものとなる。
【0013】具体的には、可変基準電圧源(53)の電
圧がVA以下となると、切り替えトランジスタ(18)
がオンし、差動増幅器(15)の出力端子(19)の電
圧が「L」レベルとなりGCA(16)をミュートする
ことにより行われる。まず、可変基準電圧源(53)の
電圧が所定値VA以上である場合について説明する。こ
の場合には、切り替えトランジスタ(18)は、オフし
ている。いま、定電圧源(21)の電圧に対して可変基
準電圧源(53)の電圧が等しいとすると、抵抗(9)
には電流が流れない。トランジスタ(11)とトランジ
スタ(26)の立ち上がり電圧は等しいとする。
【0014】すると、定電流源(12)の電流がトラン
ジスタ(11)に流れ、更に電流ミラー回路(14)に
流れる。定電流源(12)の電流と定電流源(13)の
電流は、等しくなるように設定されているので端子(2
2)には電流が流れない。端子(22)に電流が流れな
ければ、差動増幅器(15)を構成するトランジスタ
(23)(24)のベースには基準電圧源(25)から
等しい電圧が印加される。トランジスタ(23)(2
4)のベース電圧が等しければ出力端子(19)(2
0)の出力信号のレベルも等しくなる。出力端子(1
9)(20)の出力信号のレベルが等しければ、GCA
(16)の利得は中間値となる。そのため、信号源(1
7)からの入力信号のレベルが中間値の利得で増幅され
て出力端子(3)に得られる。
【0015】この状態から、可変基準電圧源(53)の
電圧を上げたとすると、抵抗(9)から電流iが定電流
源(12)に流れる。すると、トランジスタ(11)の
エミッタ電流が電流iだけ減少し、電流ミラー回路(1
4)の端子(27)の電流も電流iが減る。その結果、
基準電圧源(25)から電流iが端子(22)を介して
定電流源(13)に流れ、トランジスタ(23)のベー
ス電圧が低下する。トランジスタ(23)のベース電圧
が低下すると、出力端子(19)の出力信号のレベルが
上がり、出力端子(20)の出力信号のレベルが下が
る。すると、GCA(16)の利得が上昇し、信号源
(17)からの入力信号のレベルが高い利得で増幅され
て出力端子(3)に得られる。
【0016】この際のGCA(16)の利得は、−50
dB程度から0dBの範囲で、31通りのステップを使
用することが可能となるので、その範囲(大きい音量)
におけるステップが細かくなり、電子ボリューム全体と
しての聴感が自然なものとなる。次に、可変基準電圧源
(53)の電圧が所定値VA以下である場合について説
明する。この場合には、切り替えトランジスタ(18)
がオンする。切り替えトランジスタ(18)がオンする
と、出力端子(19)の出力信号のレベルが「L」レベ
ルに下がる。すると、GCA(16)の利得が−100
dB、即ちミュート状態となり、信号源(17)からの
入力信号のレベルがミュートされて出力端子(3)には
信号が表れない。
【0017】従って、図1の回路によればD/A変換後
のアナログ制御信号に応じて音声信号を自然な調子でレ
ベル調整できる図5は、図1のGCA(16)の具体回
路例を示すもので、図5において、図1と同一の回路素
子については同一の符号を付し、説明を省略する。図5
の回路は、出力端子(3)の直流電圧が出力端子(1
9)(20)の出力信号のレベルに関わらず、常に一定
であり、信号源(17)からの交流信号のレベルのみが
変化する。交流信号のレベルは、トランジスタ(28)
のコレクタ電流の分流比で定まる。分流比は、差動増幅
器(29)のトランジスタ(30)(31)に流れる電
流で変わる。出力端子(19)の出力信号のレベルが高
く、トランジスタ(28)のコレクタ電流が全てトラン
ジスタ(31)に流れれば、利得は1となる。逆に出力
端子(19)の出力信号のレベルが低く、トランジスタ
(28)のコレクタ電流が全てトランジスタ(30)に
流れれば、利得は0となる。
【0018】従って、図5の回路によれば、出力端子
(19)の出力信号のレベル低下により、ミュートがで
きる。次に図1の回路でマイクロコンピュータからのデ
ジタル信号に応じた直流電圧(トランジスタ(55)の
エミッタ電圧)を選択する場合について説明する。この
場合にはマイクロコンピュータから「L」レベルの制御
信号を端子(54)に印加し、トランジスタ(56)を
オフさせる。トランジスタ(56)がオフすると、トラ
ンジスタ(57)がオンする。同時に、I/V変換器
(52)の出力電圧が発生し、トランジスタ(55)に
直流電圧が発生する。そのため、トランジスタ(55)
のエミッタ電圧で第1のピン(50)の電圧が定まり、
マイクロコンピュータからのデジタル信号に基づいた制
御ができる。これ以降の動作は、マニュアル制御の場合
と同様である。
【0019】いずれの場合も抵抗(9)はデイスクリー
ト部品を使用するので、温度変化などにより抵抗値が変
動することがなく、電流発生回路から正確な電流を発生
させることができる。そのため、GCA(16)の制御
を正確にできる。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、制御
信号のレベルに応じて入力信号のレベルを調整できる電
子ボリューム回路が提供できる。特に、本発明によれ
ば、D/A変換後のアナログ制御信号に応じて音声信号
を自然な調子で正確にレベル調整できる電子ボリューム
回路が提供できる。
【0021】更に、本発明によれば、1つの電子ボリュ
ームで、マイクロコンピュータからのデジタル信号制御
にもマニュアル制御にも対応できるので、2種類のIC
を作成する手間がかからず、コストがかからない、とい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子ボリューム回路を示す回路図であ
る。
【図2】従来の電子ボリューム回路を示す回路図であ
る。
【図3】従来の特性説明をするための特性図である。
【図4】本発明の特性説明をするための特性図である。
【図5】本発明のGCA(16)の具体回路例を示す回
路図である。
【符号の説明】
(9) 抵抗 (10) 電流発生回路 (15) 差動増幅器 (16) GCA (18) 切り替えトランジスタ (53) 可変基準電圧源 (50) 第1のピン (51) 第2のピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 3/10 H03G 3/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マニュアル制御による電子ボリュームへの
    制御電圧である第1の基準電圧がICの外部から印加さ
    れる前記ICの第1のピンと、 一端が前記第1のピンに接続され他端が前記ICの第2
    のピンに接続され前記ICの外部に配置される抵抗と、 エミッタが前記ICの第2のピンに接続されベースに定
    電圧が印加されるトランジスタを含み前記抵抗に流れる
    電流に応じた電流を発生するとともに前記ICに内蔵さ
    れる電流発生回路と、 該電流発生回路の出力電流に応じて利得制御用の信号を
    発生するとともに前記ICに内蔵される差動増幅器と、 該差動増幅器の出力信号に応じて入力信号のレベルを調
    整するとともに前記ICに内蔵されるGCAと、マイクロコンピュータ制御による電子ボリュームへの制
    御電圧である 第2の基準電圧を発生するとともに前記I
    Cに内蔵される第2の基準電圧源と、を備え前記マニュ
    アル制御により前記GCAの利得を調整する場合には前
    記第1のピンの電圧が前記第1の基準電圧に応じて定ま
    り、該第1の基準電圧に応じた利得で前記入力信号のレ
    ベル調整が行われるようにするとともにマイクロコンピ
    ュータ制御により前記GCAの利得を調整する場合には
    前記第1のピンの電圧が前記第2の基準電圧に応じて定
    まるように切り換えて該第2の基準電圧に応じた利得で
    前記入力信号のレベル調整が行われるようにすることを
    特徴とする電子ボリューム回路。
  2. 【請求項2】マニュアル制御による電子ボリュームへの
    制御電圧である第1の基準電圧がICの外部から印加さ
    れる前記ICの第1のピンと、 一端が前記第1のピンに接続され他端が前記ICの第2
    のピンに接続され前記ICの外部に配置される抵抗と、 エミッタが前記ICの第2のピンに接続されベースに定
    電圧が印加されるトランジスタを含み前記抵抗に流れる
    電流に応じた電流を発生するとともに前記ICに内蔵さ
    れる電流発生回路と、 該電流発生回路の出力電流に応じて利得制御用の信号を
    発生するとともに前記 ICに内蔵される差動増幅器と、 該差動増幅器の出力信号に応じて入力信号のレベルを調
    整するとともに前記ICに内蔵されるGCAと、 前記第1のピンの電圧が所定値になったことを検出し、
    その検出出力信号に応じて前記GCAをミュートする
    り替え制御回路と、マイクロコンピュータからのデジタル信号に基づいた電
    子ボリュームへの制御電圧である 第2の基準電圧を発生
    するとともに前記ICに内蔵される第2の基準電圧源
    と、を備え前記マニュアル制御により前記GCAの利得
    を調整する場合には前記第1のピンの電圧が前記第1の
    基準電圧に応じて定まり、該第1の基準電圧に応じた利
    得で前記入力信号のレベル調整が行われるようにすると
    ともにマイクロコンピュータからのデジタル信号に基づ
    いて前記GCAの利得を調整する場合には前記第1のピ
    ンの電圧が前記第2の基準電圧に応じて定まるように切
    り換えて該第2の基準電圧に応じた利得で前記入力信号
    のレベル調整が行われるようにし、更に前記切り替え制
    御回路に応じて前記GCAをミュートすることにより前
    記入力信号の可聴範囲を狭くしたことを特徴とする電子
    ボリューム回路。
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