JPH018006Y2 - - Google Patents

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JPH018006Y2
JPH018006Y2 JP1981092073U JP9207381U JPH018006Y2 JP H018006 Y2 JPH018006 Y2 JP H018006Y2 JP 1981092073 U JP1981092073 U JP 1981092073U JP 9207381 U JP9207381 U JP 9207381U JP H018006 Y2 JPH018006 Y2 JP H018006Y2
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JP
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transistor
output
control voltage
circuit
counter
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JP1981092073U
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JPS57204722U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はカラーテレビジヨン受像機等の音量
コントロール電圧発生回路に関する。
一般にカラーテレビジヨン受像機等の音声増幅
回路は、音声信号の出力レベルの調整機能を有す
る。出力レベルの調整機能には種々あるが、ここ
ではアナログアツテネータを用いる、いわゆる直
流DC制御方式について述べる。
第1図はテレビジヨン受像機の音声回路の一般
的な構成である。第1図において、1は音声中間
周波増幅回路、2は音声検波回路、3は直流電圧
によつて減衰量を変化させることのできるアナロ
グアツテネータ、4は音声増幅回路、5はスピー
カ、6はアナログアツテネータへ印加する直流電
圧を得る音量コントロール回路である。第1図に
示す回路構成においては、音声信号の出力レベル
は、音量コントロール回路6によつて制御され
る。
音量コントロール回路6の構成としては、第2
図に示すようにn進カウンタ11とデジタルアナ
ログ変換部12とバツフア増幅回路13が用いら
れる。デジタルアナログ変換部12には、重み抵
抗R11,R12,…R1oが並列接続されている。R1n
はバイアス抵抗である。
音量コントロール回路6で得られる特性は、第
3図に示すように、カウンタ11のステツプに対
して出力コントロール電圧が上昇する特性であ
る。
一方、アナログアツテネータ3は、第4図に示
すような回路構成である。音声信号は、入力端子
15からトランジスタQ1を通り、トランジスタ
Q2,Q3の差動増幅器16を介して出力端子17
に出力される。そして、コントロール電圧は、端
子18を介してトランジスタQ2のベースに加え
られる。
このアナログアツテネータ3のコントロール電
圧対減衰量の特性は、第5図に示すように、コン
トロール電圧が高くなると減衰量も低下する。す
なわち、コントロール電圧V・12で減衰量80db,
V・11で減衰量0dbの特性となつている。このよ
うに従来のコントロール方法では音量コントロー
ル出力が最低のときは、減衰量が最大とし、音残
りの問題を無くし、逆に音量コントロール出力が
最大のときは、減衰量を最小として最大出力を得
る動作としていた。
しかしながら、一般にユーザが使用する範囲
は、第5図の特性図で示すと、V・13近辺のAで
示す範囲程度であり、V・12の近辺の範囲は、使
用者はほとんど使用することがない。このこと
は、音量コントロール回路6において、ステツプ
の内、V・12近辺に対応するステツプは無駄に用
いられることになり、実際に使用されるべき音量
コントロールのステツプが縮少された結果とな
り、クリチカルな変化特性となり、使用者に対し
て操作性の悪化をもたらし不快感を与える結果を
招いている。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、音量コントロール電圧の特性を非直線性とし
て、実際上多く使用すべきコントロール電圧の範
囲における変化特性を使用者が不快感を感じない
ような特性とするとともに音量コントロール最小
時には音残りの無に水準にし得る音量コントロー
ル電圧発生回路を提供することを目的とする。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第6図はこの考案の一実施例であり、n進カウ
ンタ21は、たとえばリモートコントロールある
いは手動操作によつて、そのカウント出力が変化
するもので、これによつて、各ビツト出力部に接
続されている抵抗R21…R2oの合成抵抗値を可変
することができる。この抵抗R21〜R2oの部分を
デジタルアナログ変換部22とする。次に、この
抵抗R21〜R2oの出力端は共通接続され、トラン
ジスタ23のベースに接続されている。このトラ
ンジスタ23のベースは抵抗R2oを介して接地電
位端に接続され、コレクタにも接地される。そし
て、トランジスタ23のエミツタは、抵抗24を
介して電源端子25に接続されるとともに、抵抗
26を介してコントロール電圧出力端子27に接
続される。
次に、この回路の特徴として、n進カウンタ2
1にはオール零検出時出力端子28が設けられて
いる。n進カウンタ21の内部にオール零検出機
能がなかつた場合は、カウンタの各ビツト出力を
オール零検出回路に入力して検出してもよい。こ
こでオール零とは、n進カウンタ21の各ビツト
出力R21〜R2oの出力が全て0となることを言う。
オール零検出時出力端子28は、そのオール零検
出の際ハイレベルとなるもので、この出力はトラ
ンジスタ29のベースに入力される。このトラン
ジスタ29は、エミツタが接地され、コレクタが
前記コントロール電圧出力端子27に接続されて
いる。
上記の回路の動作信号波形は第7図に示すよう
になり、デジタルアナログ変換部22の合成抵抗
値が可変されることによつて、トランジスタ23
に流れるベース電流が可変され、コントロール電
圧を可変することができる。n進カウンタ21の
各ビツト出力のうち1つでも1があれば、オール
零検出時出力端子28にロウレベルであるからト
ランジスタ29はオフである。したがつてコント
ロール電圧は、トランジスタ23のコレクタ出力
に依存して可変される。
ここで、カウンタ21の出力がオール零となつ
た場合、トランジスタ29がオンする。このため
コントロール電圧出力端子27は、強制的に接地
電位に設定されることになる。この結果、上記の
回路によると、その特性は、第8図のようにコン
トロール電圧を可変することができる。
第8図の特性図から理解できるように、カウン
タのステツプが1〜nまでの間は、コントロール
電圧の変化率が従来に比べてゆるやかになつてい
る。このことは、ユーザが最つともよく使用する
範囲(音量を可変して使う範囲)では、音量変化
を細かく調整(分解能の向上)できることを意味
する。そして、このように設定したからと言つて
音声出力を零にできないというものではなく、カ
ウンタがオール零になつた場合は強制的にコント
ロール電圧を零にし音残りを無くすことができる
ものである。また第8図において、特性曲線は、
V・21〜V・23の範囲で可変されるが、ユーザが
最も使用する確率が高いV・21〜V・23の範囲で
は分解能を高くすべき傾斜となつている。V・23
は、第5図に示した範囲Aの下限に相当する付近
に設定すればよい。このように、従来のカウンタ
のビツト数を増加することなく分解能を向上し、
かつ音残りも無くすコントロール電圧を作ること
ができる。また本回路は上記の実施例では、オー
ル零を検出したときに強制的に音残りを無くすよ
うにしているが、オール零のときとは限らず、カ
ウンタの下位ビツト出力の適当な範囲は、強制的
にトランジスタ29をオンせしめて音残りを無く
すように構成してもよい。また、オール1のとき
に上記動作を得てもよい。
さらに本実施例においては、カウンタ21の出
力状態によつて、音残りを無くすべくトランジス
タ29をオンせしめたが、他の要因によつて音残
りを無くすようにする場合にも、前記トランジス
タ29を有効に利用できるものである。すなわ
ち、第9図に示すように、トランジスタ29のベ
ースにダイオードD1を介して制御信号入力端子
30を設けてもよい。この場合、カウンタ21側
と端子30側とが干渉し合わないように、ダイオ
ードD1,D2が設けられる。これによつて、端子
30にハイレベルの信号を加えれば、任意のとき
にコントロール電圧を零にすることができる。た
とえば、チヤンネル切換え時などに一定時間、端
子30にハイレベルの信号を加えてもよく、この
場合はチヤンネル切換え時のノイズ音を無くする
ことができる。なお、上記したようにこの考案は
音量コントロール電圧の特性を非直線性として、
実際上多く使用すべきコントロール電圧の範囲に
おける変化特性を使用者が不快感を感じないよう
な特性とするとともに音量コントロール最小時に
は、音残りの無い水準にし得る音量コントロール
電圧発生回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は音声回路のブロツク図、第2図は従来
の音量コントロール回路の構成図、第3図はカウ
ンタ出力対コントロール電圧の特性図、第4図は
アナログアツテネータの回路図、第5図はアナロ
グアツテネータの減衰特性図、第6図はこの考案
の一実施例を示す回路図、第7図は第6図の回路
の動作を説明するのに示した信号波形図、第8図
はこの考案による回路のカウンタ出力対コントロ
ール電圧の関係を示す特性図、第9図はこの考案
回路の他の実施例を示す回路図である。 21……n進カウンタ、22……デジタルアナ
ログ変換部、23,29……トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カウンタの各ビツト出力端にそれぞれ接続され
    た複数の抵抗の出力端が共通にベースに接続され
    た第1のトランジスタを備え、前記カウンタのカ
    ウント出力状態を切換えることによつて前記複数
    の抵抗の合成抵抗値を可変し第1のトランジスタ
    のベース電流を制御することによつて該第1のト
    ランジスタから音量コントロール電圧を導出する
    ようにした音量コントロール電圧発生回路におい
    て、少なくとも前記カウンタのオール零又はオー
    ル1を検出した出力によつて制御され前記第1の
    トランジスタの出力をオフ状態にする第2のトラ
    ンジスタを設けたことを特徴とする音量コントロ
    ール電圧発生回路。
JP1981092073U 1981-06-22 1981-06-22 Expired JPH018006Y2 (ja)

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JP1981092073U JPH018006Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

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JP1981092073U JPH018006Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

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Publication Number Publication Date
JPS57204722U JPS57204722U (ja) 1982-12-27
JPH018006Y2 true JPH018006Y2 (ja) 1989-03-02

Family

ID=29887125

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040029539A1 (en) * 2001-07-27 2004-02-12 Keiichi Sadahiro Receiver

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5644211A (en) * 1979-09-19 1981-04-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Signal quantity control device
JPS5633814B2 (ja) * 1978-08-18 1981-08-06

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JPS6241449Y2 (ja) * 1979-08-23 1987-10-23

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JPS57204722U (ja) 1982-12-27

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