JP2946885B2 - 利得制御回路 - Google Patents

利得制御回路

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利得制御回路に係り、
特に低輝度時アパーチャ信号抑圧や低輝度時クロマ信号
抑圧など利得制御信号の±4kT/q(≒±100m
V)以下の変化でかけ算回路の利得を急激に変化させて
抑圧をかけなければならない利得制御に好適な回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の利得制御回路として、図5に示す
ものがある。すなわち、トランジスタ6,7、ダイオー
ド14,15、および定電流源16は利得制御をするた
めの差動アンプを構成する。トランジスタ6のベースは
抵抗3を介して定電圧源5に接続されるとともに、容量
2を介して利得制御信号の入力端子1に接続されてい
る。トランジスタ7のベースは抵抗4を介して前記定電
圧源5に接続されている。トランジスタ8〜13、定電
流源17,18、および抵抗19,20はかけ算回路を
構成する。そのトランジスタ9のベースは抵抗22を介
して定電圧源23に接続されるとともに、容量24を介
して入力端子27に接続され、トランジスタ8のベース
は抵抗21を介して前記定電圧源23に接続されてい
る。26は出力端子で、トランジスタ13のコレクタと
抵抗20の共通接続点に接続されている。
【0003】この構成の利得制御回路において、まず、
入力端子1に利得制御信号VGCが入力されると、この利
得制御信号VGCがトランジスタ6のベースに入力され、
トランジスタ6,7とダイオード14,15と定電流源
16から構成される利得制御をするための差動アンプの
ダイオード14,15を流れる電流比を変化させ、トラ
ンジスタ10〜13を流れる電流の分配率を変化させ
る。その結果、かけ算回路の利得Gは、次の(1)式で
表わされる。
【0004】 G=(R20/R19)×{I14/(I14+I15)} ……… (1) ただし、R19:抵抗19の抵抗値 R20:抵抗20の抵抗値 I14:ダイオード14を流れる電流値 I15:ダイオード15を流れる電流値 (1)式からわかるように、かけ算回路の利得は、利得
制御信号によって電流の分配率を変化させることにより
制御することができる。
【0005】ここで、ダイオード14とダイオード15
を流れる電流比kを k=I14/(I14+I15) ………… (2) ただし、I14:ダイオード14を流れる電流値 I15:ダイオード15を流れる電流値 と表わすと、(1)式よりかけ算回路の利得Gは、次式
(3)で表わされる。
【0006】 G=(R20/R19)×k ………… (3)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の従来の利得制御回路では、図6の(A)に示
すように、かけ算回路の利得を最小利得GMINから最大
利得GMAXまで変化させるのに、±4kT/qの利得制
御信号の振幅が必要であった。
【0008】ビデオカメラでは、暗いところではアパー
チャ信号のためにS/Nが劣化するので、低輝度時には
アパーチャ信号を抑圧する必要がある。この低輝度時ア
パーチャ信号抑圧では輝度信号を利得制御信号とし、図
6の(B)に示すように輝度信号が100mV以上で
は、アパーチャ信号をかけ算回路の最大利得GMAXで増
幅して出力し、輝度信号が100mV以下になると、か
け算回路の利得を下げていき、輝度信号が0mVになる
と利得を(GMAX−40)dB以下にして、アパーチャ
信号を抑圧してしまう。
【0009】上記従来例では、利得制御信号である輝度
信号が100mV以上では、かけ算回路の利得は最大利
得GMAXとなるが、輝度信号が0mVでは(GMAX−6)
dBの利得があるため、アパーチャ信号を十分に抑圧し
きれないので、暗いところでS/Nが劣化してしまう。
【0010】また同様に暗いところではクロマ信号のた
めS/Nが劣化するため、低輝度時にはクロマ信号を抑
圧する必要がある。しかしながらクロマ信号をアパーチ
ャ信号と同じように早く抑圧してしまうと、色の消えた
不自然な映像となるため、低輝度時クロマ信号抑圧では
輝度信号を利得制御信号とし、図6の(C)に示すよう
に輝度信号が20mV以上では、クロマ信号をかけ算回
路の最大利得GMAXで増幅して出力し、輝度信号が20
mV以下になると、かけ算回路の利得を下げていき、輝
度信号が0mVになると利得を(GMAX−6)dBにし
て、クロマ信号を半分に抑圧し、映像のS/Nの劣化を
防ぐ。
【0011】上記従来例では、利得制御信号である輝度
信号が0mVでは、かけ算回路の利得は(GMAX−6)
dBであるが、かけ算回路の利得が最大利得GMAXにな
るには輝度信号を100mV以上入力しなければならな
い。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、利得制御信号の±4kT/q以下の変化量で、かけ
算回路の利得を急激に変化させることができる利得制御
回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の利得制御回路は、差動アンプを構成するトラ
ンジスタの一方に利得制御信号を入力し、第1,第2の
ダイオードを流れる電流の比を変化させ、メインのかけ
算回路の利得を制御する回路において、利得制御信号の
任意に定められた電圧範囲に対応する部分をリミッター
回路により取り出して電圧電流変換回路で電流に変換
し、第2のダイオードのカソードに帰還をかけることに
より、第1,第2のダイオードを流れる電流の比を急激
に変化させたものである。
【0014】また、本発明の利得制御回路は、差動アン
プを構成するトランジスタの一方に利得制御信号を入力
し、第1,第2のダイオードを流れる電流の比を変化さ
せ、メインのかけ算回路の利得を制御する回路におい
て、利得制御信号の任意に定められた電圧範囲に対応す
る部分を第1のリミッター回路により取り出して第1の
電圧電流変換回路で電流に変換し、第2のダイオードの
カソードに帰還をかけるとともに、利得制御信号の任意
に定められた電圧範囲に対応する部分を第2のリミッタ
ー回路により取り出して第2の電圧電流変換回路で電流
に変換し、第1のダイオードのカソードに帰還をかける
ことにより、第1,第2のダイオードを流れる電流の比
を急激に変化させたものである。
【0015】
【作用】この構成により、利得制御信号の±4kT/q
以下の変化でかけ算回路の利得を急激に変化させること
のできる利得制御回路を実現できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例の基本構成を示し
たものである。図1において、図5に示した従来例の構
成要素と対応するものには同じ符号を付した。29はリ
ミッター回路で、利得制御信号の任意の電圧範囲を取り
出す。30は電圧電流変換回路である。これらのリミッ
ター回路29と電圧電流変換回路30はトランジスタ6
のベースとダイオード15のカソードとの間に接続され
ている。
【0018】この利得制御回路において、まず、入力端
子1に利得制御信号が入力されると、この利得制御信号
がトランジスタ6のベースとリミッター回路29に入力
される。トランジスタ6のベースに入力された利得制御
信号は、トランジスタ6,7とダイオード14,15と
定電流源16から構成される差動アンプに入力され、ダ
イオード14,15を流れる電流比を変化させる。その
結果、トランジスタ8〜13と定電流源17,18と抵
抗19,20からなるかけ算回路の利得Gは、従来例と
同様に、(3)式で表わされる。
【0019】一方、リミッター回路29に入力した利得
制御信号は、電圧電流変換回路30で出力電流Iaに変
換され、ダイオード15のカソードに帰還される。この
とき、利得制御信号が0mVから100mVまで変化し
たときに、かけ算回路の利得が(GMAX−40)dBか
ら最大利得GMAXまで変化するように、電圧電流変換回
路30の出力電流Iaによって、ダイオード14とダイ
オード15を流れる電流の比の変化量を制御すればよ
い。たとえば、利得制御信号VGCがVGC=0mVのとき
に、図7に示すように電流比kがk=0.01となるよ
うに電圧電流変換回路30の出力電流Iaを変化させて
やれば、図6の(B)に示すように利得制御信号が0m
Vから100mVまで変化したときに、かけ算回路の利
得を(GMAX−40)dBから最大利得GMAXまで変化さ
せることができる。
【0020】図2は、図1に示す実施例の利得制御回路
の具体的な構成の一例を示す。図2において、図5に示
した従来例の構成要素と対応するものには同じ符号を付
した。トランジスタ31,32と抵抗34,35と定電
流源33はリミッター回路を構成し、トランジスタ3
6,37と定電流源38は電圧電流変換回路を構成して
いる。39は定電圧源で、トランジスタ32のベースを
バイアスするためのものである。
【0021】次に、この具体例の動作を説明する。ま
ず、入力端子1に利得制御信号が入力されると、この利
得制御信号はトランジスタ6,31のベースに入力され
る。トランジスタ6のベースに入力された利得制御信号
は、トランジスタ6,7とダイオード14,15と定電
流源16から構成される差動アンプに入力され、ダイオ
ード14,15を流れる電流比を変化させる。
【0022】一方、リミッター回路に入力された利得制
御信号は、電圧電流変換回路で電流Iaに変換され、ダ
イオード15のカソードに帰還される。
【0023】ここで、定電圧源39の電圧値V39は V39=V5+4kT/q であり(ただし、V5:定電圧源5の電圧値)、利得制
御信号VGCが100mVのときは定電流源38の電流が
すべて電源25から流れ込み、利得制御信号VGCが0m
Vのときは定電流源38の電流がダイオード15のカソ
ードを流れるように、抵抗34,35と定電流源33を
設定してあるとする(例:定電流源33の電流値100
μA,抵抗34の抵抗値20kΩ,抵抗35の抵抗値2
4kΩ)。
【0024】利得制御信号VGCが100mVのときは、
定電流源38の電流はすべてトランジスタ36を通って
電源25から流れ、定電流源16の電流はすべてダイオ
ード14を流れるので、従来例と同様に電流比kがk=
1.0となり、かけ算回路の利得は最大利得GMAXとな
る。
【0025】つぎに利得制御信号VGCが0mVであると
きを考えると、定電流源38の電流はすべてトランジス
タ37を通って、ダイオード15のカソードを流れ、定
電流源16の電流はダイオード14とダイオード15に
等しく流れるので、ダイオード14とダイオード15を
流れる電流比kは、次の(4)式で表わされる。
【0026】 k=I14/(I14+I15+I38) =I16/2×(I16+I38) ………… (4) ただし、I14:定電流源14の電流値 I38:定電流源38の電流値 このとき、図7に示すように電流比kがk=0.01で
あれば、かけ算回路の利得は(GMAX−40)dBとな
るから、(4)式より、 k≦0.01 I16/2×(I16+I38)≦0.01 49×I16≦I38 ……… (5) となるように定電流源16,38の各電流値I16,I38
を設定することにより、図6の(B)に示すように0m
Vから100mVまでの利得制御信号の変化により、か
け算回路の利得を(GMAX−40)dBから最大利得G
MAXまで変化させることができる。
【0027】次に、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施
例の基本構成を示したものである。図3において、図5
に示した従来例の構成要素と対応するものには同じ符号
を付した。29は第1のリミッター回路で利得制御信号
の任意の電圧範囲を取り出す。30は第1の電圧電流変
換回路である。第1のリミッター回路29と第1の電圧
電流変換回路30は、トランジスタ6のベースとダイオ
ード15のカソードとの間に接続されている。40は第
2のリミッター回路で、利得制御信号の任意の電圧範囲
を取り出すためのものである。41は第2の電圧電流変
換回路である。第2のリミッター回路40と第2の電圧
電流変換回路41は、トランジスタ6のベースとダイオ
ード14のカソードとの間に接続されている。
【0028】この利得制御回路において、まず、入力端
子1に利得制御信号が入力されると、この利得制御信号
がトランジスタ6のベースと第1,第2のリミッター回
路に入力される。トランジスタ6のベースに入力された
利得制御信号は、トランジスタ6,7とダイオード1
4,15と定電流源16から構成される差動アンプに入
力され、ダイオード14,15を流れる電流比を変化さ
せる。
【0029】一方、第1のリミッター回路29に入力さ
れた利得制御信号は、第1の電圧電流変換回路30で電
流Iaに変換され、ダイオード15のカソードに帰還さ
れる。第2のリミッター回路40に入力された利得制御
信号は、第2の電圧電流変換回路41で電流Ibに変換
され、ダイオード14のカソードに帰還される。
【0030】今、図6の(C)に示すように、利得制御
信号の0mVから20mVまでの変化でかけ算回路の利
得が(GMAX−6)dBから最大利得GMAXまで変化する
ような利得制御回路を考えると、図7に示すように利得
制御信号VGCが0mVのときのダイオード14,15を
流れる電流比kがk=0.5となり、利得制御信号VG C
が20mVのときの電流比が、k=1.0となるよう
に、第1の電圧電流変換回路30の出力電流Iaと第2
の電圧電流変換回路41の出力電流Ibを制御してやれ
ばよい。
【0031】図4は第2の実施例の利得制御回路の具体
的回路例を示したものである。図4において、図5に示
した従来例の構成要素と対応するものには同じ符号を付
した。トランジスタ31,32と抵抗34,35と定電
流源33は第1のリミッター回路を構成し、トランジス
タ36,37と定電流源38は第1の電圧電流変換回路
を構成している。39は定電圧源で、トランジスタ32
のベースをバイアスするためのものである。
【0032】トランジスタ42,43と抵抗45,46
と定電流源44は第2のリミッター回路を構成し、トラ
ンジスタ47,48と定電流源49は第2の電圧電流変
換回路を構成している。50は定電圧源で、トランジス
タ43のベースをバイアスするためのものである。
【0033】次に、この具体例の動作を説明する。ま
ず、入力端子1に利得制御信号が入力されると、この利
得制御信号がトランジスタ6のベースとトランジスタ3
1,42のベースに入力される。トランジスタ6のベー
スに入力された利得制御信号は、トランジスタ6,7と
ダイオード14,15と定電流源16から構成される差
動アンプに入力され、ダイオード14,15を流れる電
流比を変化させる。
【0034】一方、第1のリミッター回路に入力された
利得制御信号は、第1の電圧電流変換回路で電流Ia
変換され、ダイオード15のカソードに帰還される。第
2のリミッター回路に入力された利得制御信号は、第2
の電圧電流変換回路で電流I bに変換され、ダイオード
14のカソードに帰還される。
【0035】低輝度時クロマ信号抑圧では、利得制御信
号である輝度信号が0mVから20mVまで変化したと
きに、かけ算回路の利得を(GMAX−6)dBから最大
利得GMAXまで変化させなければならないのであるが、
定電圧源39の電圧値V39と定電圧源50の電圧値V50
とが定電圧源5の電圧値V5に等しく、また定電流源3
8の電流値I38と定電流源49の電流値I49とが等し
く、トランジスタ31,32と抵抗34,35および定
電流源33で構成される第1のリミッター回路のゲイン
が5倍であり、同じくトランジスタ42,43と抵抗4
5,46および定電流源44で構成される第2のリミッ
ター回路のゲインが5倍であるとすると、利得制御信号
GCが0mVのときには、定電流源38の電流の半分が
トランジスタ36を通って電源25から流れ込み、残り
半分がトランジスタ37を通ってダイオード15のカソ
ードを流れる。
【0036】同様に定電流源49の電流の半分がトラン
ジスタ47を通って電源25から流れ込み、残り半分が
トランジスタ48を通ってダイオード14のカソードを
流れ、定電流源16の電流はダイオード14,15に等
しく流れるので、利得制御信号VGCが0mVのときダイ
オード14,15を流れる電流比kはk=0.5となる
ので、かけ算回路の利得は従来例と同じく(GMAX
6)dBとなる。
【0037】利得制御信号VGCが20mVのときは、第
1のリミッター回路のゲインが5倍あるので、トランジ
スタ36,37と定電流源38から構成される第1の電
圧電流変換回路への入力は100mVとなり、定電流源
38の電流はすべてトランジスタ36を通って電源25
から流れ込む。同様に第2のリミッター回路のゲインも
5倍あるので、トランジスタ47,48と定電流源49
から構成される第2の電圧電流変換回路への入力は10
0mVとなり、定電流源49の電流はすべてトランジス
タ47を通ってダイオード14のカソードを流れる。ま
たこのとき電流源16の電流の半分以上がダイオード1
4のカソードを流れるので、このときの電流比kは、次
の(6)式で表わされる。
【0038】 k=(I14+I49)/(I14+I15+I49) ≧(I16/2+I49)/(I16+I49) ……… (6) ただし、I49:定電流源49の電流値 利得制御信号VGCが20mVのときにかけ算回路の利得
は最大利得GMAXに近いことが望ましいので、このとき
の利得が(GMAX−0.1)dB以上であるとすると、図
7に示すように電流比kはk≧0.99でなければなら
ないから、次の(7)式の関係になるように、定電流源
16,38の各電流値I16,I49を設定してやればよ
い。
【0039】 (I16/2+I49)/(I16+I49)≧0.99 ……… (7) その結果、利得制御信号を0mVから20mVまで変化
させることで、かけ算回路の利得を(GMAX−6)dB
から(GMAX−0.1)dBまで変化させることができ
る。
【0040】
【発明の効果】本発明は、利得制御信号の±4kT/q
以下の変化でかけ算回路の利得を急激に変化させること
ができるので、低輝度時アパーチャ信号抑圧や低輝度時
クロマ信号抑圧に適した利得制御回路を実現できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における利得制御回路の
基本構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における利得制御回路の
具体例の回路図
【図3】本発明の第2の実施例における利得制御回路の
基本構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における利得制御回路の
具体例の回路図
【図5】従来の利得制御回路の回路図
【図6】図5に示す利得制御回路中のかけ算回路の利得
制御特性を示す特性図
【図7】本発明の第1、第2の実施例における利得制御
回路中のかけ算回路の電流比と利得特性との関係を示す
特性図
【符号の説明】
1 利得制御信号の入力端子 2 容量 3,4 抵抗 5 定電圧源 6〜13 トランジスタ 14,15 ダイオード 16〜18 定電流源 19〜22 抵抗 23 定電圧源 24 容量 25 電源 26 出力端子 27 入力端子 28 接地 29 リミッター回路 30 電圧電流変換回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】差動アンプを構成するトランジスタの一方
    に利得制御信号を入力し、第1,第2のダイオードを流
    れる電流の比を変化させ、メインのかけ算回路の利得を
    制御する回路において、利得制御信号の任意に定められ
    た電圧範囲に対応する部分をリミッター回路により取り
    出して電圧電流変換回路で電流に変換し、前記第2のダ
    イオードのカソードに帰還をかけることにより、前記第
    1,第2のダイオードを流れる電流の比を急激に変化さ
    せることを特徴とする利得制御回路。
  2. 【請求項2】差動アンプを構成するトランジスタの一方
    に利得制御信号を入力し、第1,第2のダイオードを流
    れる電流の比を変化させ、メインのかけ算回路の利得を
    制御する回路において、利得制御信号の任意に定められ
    た電圧範囲に対応する部分を第1のリミッター回路によ
    り取り出して第1の電圧電流変換回路で電流に変換し、
    前記第2のダイオードのカソードに帰還をかけるととも
    に、利得制御信号の任意に定められた電圧範囲に対応す
    る部分を第2のリミッター回路により取り出して第2の
    電圧電流変換回路で電流に変換し、前記第1のダイオー
    ドのカソードに帰還をかけることにより、前記第1,第
    2のダイオードを流れる電流の比を急激に変化させるこ
    とを特徴とする利得制御回路。
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