JPH0136267Y2 - - Google Patents

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JPH0136267Y2
JPH0136267Y2 JP1983192097U JP19209783U JPH0136267Y2 JP H0136267 Y2 JPH0136267 Y2 JP H0136267Y2 JP 1983192097 U JP1983192097 U JP 1983192097U JP 19209783 U JP19209783 U JP 19209783U JP H0136267 Y2 JPH0136267 Y2 JP H0136267Y2
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JP
Japan
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plate
short side
hole
leaf spring
bellows
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JP1983192097U
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English (en)
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JPS6099750U (ja
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧力スイツチ、サーモスタツト等にお
ける圧力応動体に対するばね荷重を板ばねにより
設定するようにしたものにおいて、カムによる荷
重設定の操作時に該板ばねとこれを駆動する調整
板との間に位置ずれが生ぜず、もつて該板ばねの
移動を阻止して初期作業時から安定した動作を行
なうようにしたものである。
以下本考案の一実施例としてサーモスタツトに
ついて図面と共に説明する。
図面において、Aは合成樹脂製の筐体であり、
前筐体A1と後筐体A2とより成り、後記する手段
により結合され、前壁1、後壁2、前筐体A1
後筐体A2の組合せにより構成される四個の周壁
3,3′,3″を構成する。
一方の周壁3には圧力応動体としてのベローズ
4が設けられ、その固定面4aは毛細管5の一端
を溶接した底板6に毛細管先端がベローズ4内に
開放状態でハンダ等で溶接されている。図示され
ていないが毛細管の他端部には感温部が設けられ
る。
周壁3に対向する周壁3′にはスイツチSが設
けられる。即ち、周壁3′には内外部にわたつて
延長する固定接点端子7と可動接点端子8が固着
され、固定接点端子7には固定接点9が設けら
れ、可動接点端子8には可動接点10を有する可
動接点板11がカシメ等で電気的に導通状態にお
いて固定される。可動接点板11の内部には公知
の如くに切欠きによりスナツプ作動板11aが設
けられ、可動接点板11との間に急速反転バネ1
2が設けられる。周壁3′には更に接点間隔を調
整する為のデイフアレンシヤル調整ネジ13が設
けられる。
ベローズ4の可動面4bとスイツチSの可動接
点板11乃至スナツプ作動板11aは対向状態に
あり、両者間にはベローズ4の動きをスイツチS
に伝達するための作動杆14が配設される。即
ち、作動杆14の一端の頭部14aがベローズ4
の可動面に当接し、他端の係止部14bがスナツ
プ作動板11aに結合され、後記する板ばねの作
用と相伴つてベローズ4の動作をスイツチSに伝
達してこれを開、閉させる。
ベローズ4とスイツチS間には該ベローズ4の
動作に対抗して被制御部の制御温度を設定するた
めの板ばね16が設けられる。板ばね16は一定
巾を有する長方形の薄いばね板を弧状の折曲部1
6aを介して折り返して長辺作動部16bと短辺
被設定部16cが変形U字状に一体に形成された
もので、長辺作動部16bの中間部に挿通孔16
dが形成され、設置状態において該挿通孔16d
内に作動杆14を遊嵌させつつ該挿通孔16dの
周縁が作動杆の頭部14aに当接することにより
該作動杆14を介して間接的にベローズ4に対抗
する。
板ばね16の短辺被設定部16cには摺動調整
板17の一部を折曲して形成した駆動片17aが
当接し、その案内突部17a1が挿入される案内孔
16c1が形成される。孔16c1の両側において短
辺被設定部16cの延長方向と交叉する方向に板
ばねの端部を折曲して形成したV字状係合溝16
c2,16c2が形成され、駆動片17aの前記案内
突部17a1の両側におけるナイフエツジ状係合部
17a2,17a2が係入する。
摺動調整板17は前筐体A1における前壁1の
凹部1a内において前記作動杆14の軸方向に向
けて移動自在に設けられ、内部には移動方向に向
けた長孔17bが設けられてその内部にカム軸1
8の軸受部1bを位置させている。前記駆動片1
7aは図示されていないが前壁1に設けられた孔
を貫通している。上記により摺動調整板17は板
ばね16の延長方向と交叉する方向の側方に位置
することになる。
摺動調整板17の長孔17bの一端には係合突
起17cが起立され、カム軸18に設けられたカ
ム板19が係合する。
前筐体A1と後筐体A2の接合部においてベロー
ズ側周壁3には分割螺孔20′により板ばねの荷
重調整ねじ20が進退可能に螺着され、その内端
のニードル部20aが板ばね16における長辺作
動部16bの端部における円錐状プレス部16e
に係入し、従つて該調整ねじ20の進退によりU
字状板ばね16の支点を変位する。
組立時において、後筐体A2内の所定位置にベ
ローズ4、スイツチS、端子7,8、調整ねじ1
3,20、作動杆14、板ばね16が第4図の如
くに載置して収容され、その後に前筐体A1が組
合される。
21は金属製の蓋板であつて、前壁1上を被覆
するものであり、該蓋板21には前記ベローズ4
とスイツチSの取付周壁3,3′と交叉する方向
の相対向する周壁3″,3″上に折曲された連結板
21a,21aが設けられ、該連結板21a,2
1aの端部には後筐体A2において該周面壁3″,
3″の外面に形成された連結用突起22,22を
内部に位置させるカシメ連結片21b,21bが
連設され、組立時において該カシメ連結片21
b,21bの端部を該連結用突起22,22に対
してカシメることにより筐体Aに対する蓋板21
の固着と同時に前後筐体A1,A2の結合を確保す
る。
蓋板21の中心部にはカム軸18の挿通孔21
cが形成され、またその両側部には外方に張り出
した取付板部21dが連設される。従つて、カム
軸18は蓋板21の孔21cと前壁1の軸受部1
bにより安定姿勢で保持される。
上記構成において、感温部の温度に相当するガ
ス圧力が毛細管5を介してベローズ4内に伝達さ
れ、該ベローズ内圧力と板ばね16の荷重が作動
杆14を介して対抗し、ベローズ内圧力と板ばね
の荷重の差によつて該作動杆14は軸方向に移動
し、該作動杆14の動きはスイツチSに伝達さ
れ、スナツプ作動板11aを駆動することにより
反転バネ12乃至可動接点板11を介して接点
9,10を開、閉する。
作動温度の設定は、カム軸18のカム板19の
位置を一定位置に定めた状態で、調整ねじ20を
進退させ、ベローズ4に対するばね荷重を調整し
て調整可能な温度巾内の適正なオフ作動温度を設
定し、オン点作動温度はデイフアレンシヤル調整
ねじ13を進退させて設定する。
この状態で冷蔵庫、ルームエアコン等に組み込
まれる。組込まれた後の作動温度の設定は、カム
軸18を回動してカム板19により摺動調整板1
7を移動させ、駆動板17aにより板ばね16の
短辺被設定部16cを制御して弧状折曲部16a
の折曲度合を変化させて行なう。
上記作動温度の設定において、従来のU字状板
ばねにおいては、短辺部に孔のみが形成されて調
整板の駆動片の突部が該孔に係入する構成であ
り、この場合において該孔と該突起間にはクリア
ランスがあり、カムによる「コールド」「ニユー
トラル」「ウオーム」の各温度設定操作時におい
てクリアランス分調整板が左側に寄つたり、或い
は右側に寄つたりする事態が生じ、作動が不安定
となつてサーモスタツトのON,OFF動作におい
て初期作動値が設定値よりずれるという現象があ
らわれていた。
これに対し、本考案は上記した如くに、長辺部
に対して弧状折曲部を介して短辺部を連設したU
字状板ばねの該短辺部に対し、孔とその両側方に
おいて該短辺部の延長方向と交叉する方向に連続
しているV字状係合溝を形成し、該長辺部を圧力
応動体に対抗させると共に該短辺部に対してカム
により操作される駆動片を当接させ、この際に該
駆動片の突部が該孔に挿入されると共に該突部の
両側に形成されたナイフエツジ状係合部が該V字
状係合溝に係入するようにして成るものであるか
ら、設定の如何なる段階にあつても調整板とU字
状板ばね間においてX軸Y軸方向共に位置ずれを
起こすことがなく、これによつて比較的に細長部
材により構成されると共に温度設定操作により変
形して姿勢の安定し難いU字状板ばねの短辺部を
確実に保持して初期作動時から安定した動作を行
なわせることができる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としてのサーモスタ
ツトの斜視図、第2図は同上の左側面図、第3図
は右側面図、第4図は前筐体を取り外した内部機
構部、第5図は第2図の−線断面図、第6図
は要部の分解斜視図、第7図は板ばねと駆動片の
斜視図である。 4……ベローズ(圧力応動体)、16……板ば
ね、16a……弧状の折曲部、16b……長辺
部、16c……短辺部、16C1……孔、16c2
…V字状係合溝、17a……駆動片、17a1……
突部、17a2……ナイフエツジ状係合部、19…
…カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長辺部に対して弧状折曲部を介して短辺部を連
    設したU字状板ばねの該短辺部に対し、孔とその
    両側方において該短辺部の延長方向と交叉する方
    向に連続しているV字状係合溝を形成し、該長辺
    部を圧力応動体に対抗させると共に該短辺部に対
    してカムにより操作される駆動片を当接させ、こ
    の際に該駆動片の突部が該孔に挿入されると共に
    該突部の両側に形成されたナイフエツジ状係合部
    が該V字状係合溝に係入することを特徴とする圧
    力応動体に対する荷重設定機構。
JP19209783U 1983-12-15 1983-12-15 圧力応動体に対する荷重設定機構 Granted JPS6099750U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19209783U JPS6099750U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 圧力応動体に対する荷重設定機構

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JP19209783U JPS6099750U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 圧力応動体に対する荷重設定機構

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Publication Number Publication Date
JPS6099750U JPS6099750U (ja) 1985-07-08
JPH0136267Y2 true JPH0136267Y2 (ja) 1989-11-06

Family

ID=30413490

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JP19209783U Granted JPS6099750U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 圧力応動体に対する荷重設定機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58131619A (ja) * 1982-12-28 1983-08-05 株式会社鷺宮製作所 圧力応動体に対する荷重設定機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58131619A (ja) * 1982-12-28 1983-08-05 株式会社鷺宮製作所 圧力応動体に対する荷重設定機構

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Publication number Publication date
JPS6099750U (ja) 1985-07-08

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