JPH0146972B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0146972B2
JPH0146972B2 JP56164950A JP16495081A JPH0146972B2 JP H0146972 B2 JPH0146972 B2 JP H0146972B2 JP 56164950 A JP56164950 A JP 56164950A JP 16495081 A JP16495081 A JP 16495081A JP H0146972 B2 JPH0146972 B2 JP H0146972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
long side
leaf spring
pressure
responsive body
movement
Prior art date
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Expired
Application number
JP56164950A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5868822A (ja
Inventor
Takeshi Odajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP16495081A priority Critical patent/JPS5868822A/ja
Publication of JPS5868822A publication Critical patent/JPS5868822A/ja
Publication of JPH0146972B2 publication Critical patent/JPH0146972B2/ja
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧力応動体の動きに対抗するばねに
板ばねを用い、該板ばねを作動板に兼用すること
によつて部品点数を削減し、機構を簡素化したサ
ーモスタツトの改良に関する。
従来冷蔵庫、ルームエアコン等に用いられる例
えば実公昭50−第9569号の様なサーモスタツトに
於ては、検知温度を機械的な動きに変換するベロ
ーズ等からなる圧力応動体に、側面がL字形状で
L字交点を支点とする作動板の一片を当接させ、
作動板の他片にはコイル状スプリングの一端を係
止し、スプリングの他端はカム手段によつて位置
調整がなされる調整板に係止されて、カム手段に
よつて調整されるスプリング荷重が熱応動体と対
抗し、熱応動体の動きに連動する作動板の回動に
よつて作動杆を介してスイツチ接点を開閉する様
に構成されており、部品点数が多く、機構が複雑
で小型化の要求に答えるにも限度があつた。
本発明のサーモスタツトは、かかる問題を解決
するためになされたもので、圧力応動体の動きに
対抗するばねに変形U字状の板ばねを用い、該変
形U字状の板ばねの荷重をカム手段によつて調整
可能とすると共に、該変形U字状の板ばねを作動
板として兼用することによつて部品点数を削減し
て機構の簡素化と共に小型化を達成し、且つ変形
U字状の板ばねの弧状折曲部の形状変化により該
荷重を有効、適切に変化させるようにしたもので
ある。
以下本発明を実施例について説明する。第1図
において、1は圧力応動体としてのベローズであ
り、該ベローズ1の一端面1aは毛細管3の一端
を溶接した底板2に毛細管先端がベローズ内に開
放状態でハンダ等で溶接され、合成樹脂製筐体4
の下部に固着されている。毛細管3の他端部は例
えばフロンガス等の感温ガス体が封止されて感温
部を形成し、熱応動体が構成される。
筐体4の中間部には変形U字状の板ばね5が配
置される。板ばね5は弧状の折曲部5aを介して
折り返して長辺部5bと短辺部5cが変形U字状
に一体に形成されたもので、設置状態において該
長辺部5bの中間部に突設した突起5dが前記ベ
ローズ1の自由端と当接して対抗し、該長辺部5
bの自由端には荷重調整ねじ6に係止孔5eが穿
設されている。荷重調整ねじ6は圧力応動体と同
一側の筐体4において進退可能に螺着され、その
内端が長辺部5bの上記係止孔5eに挿嵌されて
該長辺部5bの自由端に係合する。長辺部5bに
おいて、圧力応動体1に対する対抗点5dと荷重
調整ねじ6の係止孔5e間において、筐体4に形
成した支点4aが当接する。
板ばね5の短辺部5cには、後述するカム手段
7によつて圧力応動体の動作方向と同一方向に移
動する温度調整用調整軸10bを遊嵌させる係止
孔5fを穿設し、調整軸10bの端部が係止孔5
fに遊嵌して板ばね5を係止している。
カム手段7は第2図に示す如くスライダー8を
案内する案内溝9aを有する案内板9と、中心線
より適宜の角度をもつて穿設されたカム溝10a
を有し、調整軸10bを折曲成形したカム板10
を一端11部で案内板9に回動自在に枢支し、案
内板9は樹脂筐体4の中間部外壁部に調整軸10
bが樹脂筐体4の調整軸用透孔4bを貫通し板ば
ね5の係止孔5fに遊嵌した状態で固着される。
スライダー8を案内溝9aに添つて左右に移動す
ることによつて、カム板10が11を支点に回動
し、調整軸10bが圧力応動体の動作方向と同一
方向に移動し、板ばね荷重を調整する。筐体上部
には一端に固定接点12を有し、他端が端子とし
て筐体外部に露出している固定接点金具13と固
定接点12に接離する可動接点14を一端に有す
る可動接点板15と、一端が前記可動接点板の他
端とカシメ等で電気的に導通状態に固定され、他
端が端子として筐体外部に露出している可動接点
金具16とスナツプ動作を行なわせるために可動
接点板15の一部で形成されたスナツプ作動板1
5b及び可動接点板15とスナツプ作動板15b
間に配設された反転バネ17と、接点間隙を調整
するための調整ねじ18からなるスイツチ体が配
設されている。
又、前記板ばね5とスイツチ体のスナツプ作動
体15b間には、板ばねの動きをスイツチ体に伝
達するための作動杆19が配設されている。
上記構成に於て、動作を第3図の模式図によつ
て説明する。
図示しない感温部の温度に相当するガス圧力が
毛細管3を介してベローズ1内に伝達され、該ベ
ローズ内圧力と板ばね5の荷重が対抗し、ベロー
ズ内圧力と板ばね荷重の差によつて該長辺部5b
は図において矢印A方向に移動する。該長辺部5
bの動きは作動杆19を介してスイツチ体に伝達
され、スナツプ作動板15bを図示B方向に移動
させ、接点12,14が開閉されるものである。
作動温度の設定は、初期設定が調整ねじ6の進退
による板ばね5の圧力応動体に対抗する荷重を調
整されることによつてなされ、冷蔵庫、ルームエ
アコン等装置に取付けた後の作動温度の調整設定
は、カム手段7のスライダー8の図示C方向の移
動による位置調整で調整軸10bを図示D方向に
移動させ板ばね荷重を変更させることによつてな
されるものである。
本発明は上記した如くに、弧状折曲部を介して
連設した短辺部と長辺部から成る変形U字状板ば
ねを用い、該変形U字状板ばねを該長辺部の中間
部をもつて圧力応動体に対抗させて該長辺部の自
由端部に調整ねじを係合させ、カム手段の動作を
該短辺部に伝達し、圧力応動体の動きを該長辺部
より作動杆を介してスイツチに伝達するようにし
て成るものであるから、機構を簡略化し得ること
により小型化を可能とし、しかもベローズに対抗
する板ばねの荷重を有効且つ適切に設定すること
ができる。
また第2番目の発明においては、更に、長辺部
の圧力応動体に対する対抗点と調整ねじに対する
係合点との間に支点を設けたので、調整ねじによ
る作動温度の初期設定が専ら該長辺部の弾性を変
化させることにより効果的に為し得られる特長を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーモスタツトの構成図、第
2図はカム手段を示す図、第3図は動作を説明す
るための模式図である。 1……圧力応動体(ベローズ)、5……変形U
字状板ばね、5a……弧状折曲部、5b……長辺
部、5c……短辺部、6……調整ねじ、7……カ
ム手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弧状折曲部を介して連設した短辺部と長辺部
    から成る変形U字状板ばねを用い、該変形U字状
    板ばねを該長辺部の中間部をもつて圧力応動体に
    対抗させて該長辺部の自由端部に調整ねじを係合
    させ、カム手段の動作を該短辺部に伝達し、圧力
    応動体の動きを該長辺部より作動杆を介してスイ
    ツチに伝達することを特徴とするサーモスタツ
    ト。 2 弧状折曲部を介して連設した短辺部と長辺部
    からなる変形U字状板ばねを用い、該変形U字状
    板ばねを該長辺部の中間部をもつて圧力応動体に
    対抗させて該長辺部の自由端部に調整ねじを係合
    させると共に該長辺部の圧力応動体に対する対抗
    点と調整ねじに対する係合点との間に支点を設
    け、カム手段の動作を該短辺部に伝達し、圧力応
    動体の動きを該長辺部より作動杆を介してスイツ
    チに伝達することを特徴とするサーモスタツト。
JP16495081A 1981-10-17 1981-10-17 サ−モスタツト Granted JPS5868822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16495081A JPS5868822A (ja) 1981-10-17 1981-10-17 サ−モスタツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP16495081A JPS5868822A (ja) 1981-10-17 1981-10-17 サ−モスタツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5868822A JPS5868822A (ja) 1983-04-23
JPH0146972B2 true JPH0146972B2 (ja) 1989-10-12

Family

ID=15802935

Family Applications (1)

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JP16495081A Granted JPS5868822A (ja) 1981-10-17 1981-10-17 サ−モスタツト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60211721A (ja) * 1984-04-06 1985-10-24 株式会社 鷺宮製作所 サ−モスタツト
JPS60230330A (ja) * 1984-04-27 1985-11-15 株式会社鷺宮製作所 サ−モスタツト

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313895U (ja) * 1976-07-16 1978-02-04

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55171941U (ja) * 1979-05-29 1980-12-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313895U (ja) * 1976-07-16 1978-02-04

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Publication number Publication date
JPS5868822A (ja) 1983-04-23

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