JPH0135733Y2 - - Google Patents

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JPH0135733Y2
JPH0135733Y2 JP11773485U JP11773485U JPH0135733Y2 JP H0135733 Y2 JPH0135733 Y2 JP H0135733Y2 JP 11773485 U JP11773485 U JP 11773485U JP 11773485 U JP11773485 U JP 11773485U JP H0135733 Y2 JPH0135733 Y2 JP H0135733Y2
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JP
Japan
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presser foot
belt
presser
work belt
lower plate
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JP11773485U
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JPS6227580U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、閂止めミシンにおけるベルト状縫製
品の端部縫い用のワーク押えに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
例えば自動車用の安全ベルト、荷役用ハンガー
ベルトなどのベルト状縫製品における端部処理
は、各金具やフツク等の装着するための折返し閂
止め処理を伴うことが多い、第5図に、一例とし
て自動車安全ベルトに指定された端部処理寸法仕
様例の平面図と側面図とを示す。Bは安全ベル
ト、各小円は縫製部としての縫い指定針落ち点で
ある。
閂止めミシンにおいてこれらの端部を指定(注
文)仕様に従つて縫合するとき、従来は作業者が
目見当でベルト端部を折返し、手で保持しながら
布押え下板上の所定位置にセツトし、上から第5
図において縫製部の右側2枚重ね部分と同左側の
一枚部分を、それぞれに対応して左右に分割され
た布押え足で弾性的に押圧して縫合を行つてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来方法において
は、ベルト端部の折返しを目視で行い、かつワー
ク用の布押え足も、左右が一体的に構成され、か
つ両押えの下降時の下面高さも同一であつたた
め、折返し寸法やワーク設定位置誤差も大きく、
またベルト生地厚さの1枚/2枚重ねの差により
押え圧が縫合部全周囲で均一とならずワークセツ
トが不確実となりやすかつた。
従つて注文仕様に対する寸法精度も低下すると
いう欠点があつた。
本考案は、以上のような問題点にかんがみてな
されたもので、上述欠点を除去するとともに、正
確な折返し寸法を容易に得ることができ、かつ確
実なワーク押え圧力が得られる押えを提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案においては閂止めミシンの針
下方において仕様に従つて折り返したワークベル
トを載置する布押え下板と、該ワークベルトの折
り目部の背面に当接するよう布押え下板に固定さ
れた位置決め部材と、該ワークベルトの縫製部よ
りも折り目側を押圧する第一布押え足と、該ワー
クベルトの折り返し先端部を当接可能に第一布押
え足よりも下方に配置した当接部を有し、かつ該
ワークベルトを押圧する第二布押え足と、布押え
下板上において両布押え足を昇降可能に支持する
押え支持手段と、を備えたことにより上記目的を
達成しようとするものである。
〔実施例〕
以下に本考案を実施例に基づいて説明する。第
1図に、本考案によるベルト端縫い押えの一実施
例の要部斜視図を示す。ワークベルトは布押え下
板3上を図示矢印A方向(作業者に対して右方
向)に移動してセツトする。
(構成) ベルトの端部を押えるための左右の布押え足L
および布押え足R,Rはそれぞれ、ほぼ直線棒形
状および逆L形状に別体に形成され、押え腕6の
各取付部材L/R,7L/7Rに小ねじにより固
定されている。各取付部材L/R,7L/7R
は、不図示の操作機構により同様に所定量だけ上
昇/下降が可能に構成され、かつ所定量の範囲内
でそれぞれ単独に上方にばねにより変位すること
ができる。
布押え下板3上には、ワークのベルトの一側縁
を案内するための各ガイド1,2が小ねじで固定
され、また、押え足R,Rの逆L字形端部下面に
は、押え足ガイド4が固定されていて、ベルトの
前記縁の反対側縁を案内する。
前記各布押え足は、上昇時において、布押え足
R,Rの下面が布押え足L,Lの下面よりワーク
ベルトのほぼ布厚分だけ高く設定されており、
布、押え足L,Lの右側部と位置決めストツパ5
との間隔をワークベルトの折り返し寸法とし、こ
の布押え足L,Lの右側部をワークベルト先端の
位置決め用当接部としている。布押え足R,Rの
右方には、ワークベルトの折返し部の背面が当接
するための位置決めストツパ5が前記矢印方向に
調節可能に布押え下板3上に小ねじにより立設さ
れている。
(作用) つぎに、以上の構成における作用を説明する。
第2図および第3図は、第1図の本実施例にワー
クベルトをセツトする状態を示す−線断面図
で、第2図は押え上昇時、第3図は押え下降時の
状態をそれぞれ示している。第2図において、作
業者は、押え上昇時にワークベルトBの右側先端
部をわずかの長さだけ折返したまま布押え下板3
上を右側(矢印A方向)へ挿入/移動させると、
前記折返し部の背面は位置決めストツパ5に当接
し、そのまま右方へ送ると折返し部はストツパ5
に当接したまま布押え足R,Rの下面に案内され
て折曲げ部が次々と変化しながらベルト先端部が
左方に進行し、布押え足L,Lの側面の当接部に
当接して停止する。この時点で押えを下降させる
と、第3図に示すような状態となり、ベルト折返
し部分の長さは正確に規制され、かつ縫合すべき
ベルト端部の周囲は、各布押え足L/R,L/R
によりほぼ均等に確実に押圧されて拘束されるこ
とになり、正確なセツトを容易に行うことができ
る。
〔他の実施例〕
第4図は、他の実施例を示す第3図相当の要部
略図である。本例は、前記実施例の位置決めスト
ツパ5を、図示のごとく湾曲させ5aたもので他
の構成要素は不変である。この構成によれば、ワ
ークベルトBのセツト時、前記実施例のように右
方Aに誘導するとき、端部をわずかに折曲げてス
トツパに当接させて送り込ませる必要なく、ベル
ト端は自由姿勢のまま右方に送ると、端部がスト
ツパ5aに当接して自動的に折返されて図示の状
態で先端が左右に前進し、布押え足L,Lの側面
に当接して、前記第3図と同様の姿勢を得ること
ができるため、セツト操作はさらに簡単となる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、本考案によれば、ベ
ルト等の端縫い押えを、別体の左右布押え足と、
位置決めストツパにより構成し、ワークベルトの
セツトは、位置決めストツパにて折り返した先端
を布押え足L,Lの当接部に当接させ、両布押え
足を降下させる操作のみでよく、ワークのセツト
が著しく容易となり、かつ正確な寸法精度を確保
することができ、確実にワークベルトを押圧する
ことができるので、生産性と縫製品質の向上に貢
献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る押えの一実施例の要部
斜視図、第2図および第3図は、それぞれ本実施
例の上昇および下降時におけるワークセツト状態
を示す,線断面図、第4図は、他の実施例の
第3図相当要部略図、第5図は、自動車用安全ベ
ルトの端部指定寸法仕様の一例である。 1,2……ガイド、3……布押え下板、4……
押え足ガイド、5,5a……位置決めストツパ、
L/R……布押え足L/R。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 閂止めミシンの針下方において仕様に従つて折
    り返したワークベルトを載置する布押え下板と、 該ワークベルトの折り目部の背面に当接するよ
    う布押え下板に固定された位置決め部材と、 該ワークベルトの縫製部よりも折り目側を押圧
    する第一布押え足と、 該ワークベルトの折り返し先端部を当接可能に
    第一布押え足よりも下方に配置した当接部を有
    し、かつ該ワークベルトを押圧する第二布押え足
    と、 布押え下板上において両布押え足を昇降可能に
    支持する押え支持手段と、 を備えたことを特徴とする閂止めミシンのベルト
    端縫い押え。
JP11773485U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0135733Y2 (ja)

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JP11773485U JPH0135733Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JP11773485U JPH0135733Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JPS6227580U JPS6227580U (ja) 1987-02-19
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JP11773485U Expired JPH0135733Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725178Y2 (ja) * 1988-05-16 1995-06-07 ジューキ株式会社 サイクルミシンにおける布押え機構

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Publication number Publication date
JPS6227580U (ja) 1987-02-19

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