JPH0135402Y2 - - Google Patents
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- JPH0135402Y2 JPH0135402Y2 JP9247288U JP9247288U JPH0135402Y2 JP H0135402 Y2 JPH0135402 Y2 JP H0135402Y2 JP 9247288 U JP9247288 U JP 9247288U JP 9247288 U JP9247288 U JP 9247288U JP H0135402 Y2 JPH0135402 Y2 JP H0135402Y2
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- filament
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- Expired
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 1
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Solid Thermionic Cathode (AREA)
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、薄板フイラメントを使用した直熱
形陰極構体に関する。
形陰極構体に関する。
周知のように、電子放出陰極構体として直熱形
を使用すると、傍熱形に比較して消費電力が少な
く、且つフイラメントを点火してから電子放出部
が所定温度に到達する時間が速いという利点があ
る。
を使用すると、傍熱形に比較して消費電力が少な
く、且つフイラメントを点火してから電子放出部
が所定温度に到達する時間が速いという利点があ
る。
薄板フイラメントを使用した直熱形陰極構体の
例としては、例えば実公昭53−30215号公報や、
実開昭54−49851号公報に開示されたものがある。
後者の公報には、両側の脚部をN字形に折曲げて
フイラメント支持体に固着したものが記載されて
いる。しかしながらこの構造では、電子放出部を
ビーム軸に対して高精度で垂直に支持体に固定す
ることが困難であり、またN字形脚部であるので
フイラメント温度変化に伴う電子放出部の移動量
が大きく、実用性に乏しい。
例としては、例えば実公昭53−30215号公報や、
実開昭54−49851号公報に開示されたものがある。
後者の公報には、両側の脚部をN字形に折曲げて
フイラメント支持体に固着したものが記載されて
いる。しかしながらこの構造では、電子放出部を
ビーム軸に対して高精度で垂直に支持体に固定す
ることが困難であり、またN字形脚部であるので
フイラメント温度変化に伴う電子放出部の移動量
が大きく、実用性に乏しい。
一方、特開昭51−120166号公報には、マトリク
ス陰極基体の両側にU字状のタンタル製ヒータワ
イヤを溶接して発熱源とし、このヒータワイヤの
端部を棒状支持体の側面に溶接した構造の陰極構
体が開示されている。しかしながらこのような構
造では、溶接箇所が多く、また各部の側面にヒー
タワイヤを接合する構造であるため電子放出部を
ビーム軸に対して高精度に垂直に固定することが
困難である。
ス陰極基体の両側にU字状のタンタル製ヒータワ
イヤを溶接して発熱源とし、このヒータワイヤの
端部を棒状支持体の側面に溶接した構造の陰極構
体が開示されている。しかしながらこのような構
造では、溶接箇所が多く、また各部の側面にヒー
タワイヤを接合する構造であるため電子放出部を
ビーム軸に対して高精度に垂直に固定することが
困難である。
この考案は、以上のような不都合を解消し、容
易且つ高精度の組立てができる薄板フイラメント
使用直熱形陰極構体を提供することを目的とす
る。
易且つ高精度の組立てができる薄板フイラメント
使用直熱形陰極構体を提供することを目的とす
る。
以下、その実施例を図面を参照して説明する。
なお同一部分は同一符号であらわす。
なお同一部分は同一符号であらわす。
第1図乃至第4図に示す実施例は、セラミツク
スからなる絶縁基板11の所定位置に形成された
挿入孔12,13に、一対の棒状フイラメント支
持体14,15が貫通され、段部16,17に充
填された接着剤18,19により接着、固定され
ている。またそれらの外周に陰極支持筒20が固
定されている。一対のフイラメント支持体14,
15の先端の平坦な頂面14a,15aに、薄板
フイラメント21のU字状脚部21aから延びる
両端固定部21b,21bがそれぞれ面接触で溶
接固定されている。このフイラメント21は、例
えばNiが70重量%、Wが30重量%からなり、幅
が0.6mm、厚さが0.04mmの単一の薄板材料で構成
されている。そして、平坦な中央部21cから、
その両誕脚部が図の下方に直角に折曲げられて電
子ビーム軸eに沿つて互いに平行に下方へ延長さ
れたうえ、それぞれU字状に折返され、再び上方
に平行に延長され中央部21cよりやや下のとこ
ろでそれぞれ直角に横方向に折曲げられ、そのま
ま両端固定部21bが中央部21cと平行に横方
向に延びている。符号21dはU字状部の内側平
行延長部、21eは同じくその外側平行延長部、
21fは同じくそのU字状折曲げ部をあらわして
いる。こうして、フイラメント21のすべての部
分の中心線xは、同一面上に位置して折曲げ成形
されている。上述のように、両端固定部21b
は、内側平行延長部21dの中間よりも上方まで
延長された外側平行延長部21eから横方向に延
長されている。したがつて、この両端固定部21
bよりも中央部21cは、電子ビーム放出方向に
所定寸法突出させられている。なお、U字状脚部
は横断面が中央部21cの中心点を軸として同心
状円筒の一部をなすように湾曲成形されており、
それにより折曲げ力に対して十分耐える強度を得
ている。
スからなる絶縁基板11の所定位置に形成された
挿入孔12,13に、一対の棒状フイラメント支
持体14,15が貫通され、段部16,17に充
填された接着剤18,19により接着、固定され
ている。またそれらの外周に陰極支持筒20が固
定されている。一対のフイラメント支持体14,
15の先端の平坦な頂面14a,15aに、薄板
フイラメント21のU字状脚部21aから延びる
両端固定部21b,21bがそれぞれ面接触で溶
接固定されている。このフイラメント21は、例
えばNiが70重量%、Wが30重量%からなり、幅
が0.6mm、厚さが0.04mmの単一の薄板材料で構成
されている。そして、平坦な中央部21cから、
その両誕脚部が図の下方に直角に折曲げられて電
子ビーム軸eに沿つて互いに平行に下方へ延長さ
れたうえ、それぞれU字状に折返され、再び上方
に平行に延長され中央部21cよりやや下のとこ
ろでそれぞれ直角に横方向に折曲げられ、そのま
ま両端固定部21bが中央部21cと平行に横方
向に延びている。符号21dはU字状部の内側平
行延長部、21eは同じくその外側平行延長部、
21fは同じくそのU字状折曲げ部をあらわして
いる。こうして、フイラメント21のすべての部
分の中心線xは、同一面上に位置して折曲げ成形
されている。上述のように、両端固定部21b
は、内側平行延長部21dの中間よりも上方まで
延長された外側平行延長部21eから横方向に延
長されている。したがつて、この両端固定部21
bよりも中央部21cは、電子ビーム放出方向に
所定寸法突出させられている。なお、U字状脚部
は横断面が中央部21cの中心点を軸として同心
状円筒の一部をなすように湾曲成形されており、
それにより折曲げ力に対して十分耐える強度を得
ている。
電子放出部となるフイラメント中央部21c上
には、例えばMg,Si,Wなどを含むNi主体の合
金で形成された基本金属22、および電子放射物
質層23が被着されている。
には、例えばMg,Si,Wなどを含むNi主体の合
金で形成された基本金属22、および電子放射物
質層23が被着されている。
第5図および第6図に示す実施例は、フイラメ
ント21がすべての部分で平らな単一の薄板で構
成されたものである。そして両端固定部21bが
棒状の支持体の平坦な頂面14a,15aに面接
触されて接合固定されている。この構造によれ
ば、フイラメントの整形が容易であり、各部の高
精度な位置決め、接合ができる。
ント21がすべての部分で平らな単一の薄板で構
成されたものである。そして両端固定部21bが
棒状の支持体の平坦な頂面14a,15aに面接
触されて接合固定されている。この構造によれ
ば、フイラメントの整形が容易であり、各部の高
精度な位置決め、接合ができる。
以上説明したこの考案によれば、薄板からなる
フイラメントをそれ単独で折曲げ整形できるので
両端固定部およびそれから電子ビーム放出方向に
突出する中央電子放出部をビーム軸に対し高精度
で垂直に形成でき、またその突出寸法を高精度に
定めることができる。そして両端固定部が棒状支
持体の平坦な頂面に面接触により接合されている
ので、一対の棒状支持体の長さを等しく設定して
おけば、それらの平坦な頂面にフイラメントの両
端固定部を載せて面接触させ溶接固定することに
より自ら中央電子放出部の高精度な垂直度が得ら
れ、且つその突出寸法が定まる。こうして、比較
的容易に且つ高精度に組立てられて安定動作する
陰極構体が得られる。
フイラメントをそれ単独で折曲げ整形できるので
両端固定部およびそれから電子ビーム放出方向に
突出する中央電子放出部をビーム軸に対し高精度
で垂直に形成でき、またその突出寸法を高精度に
定めることができる。そして両端固定部が棒状支
持体の平坦な頂面に面接触により接合されている
ので、一対の棒状支持体の長さを等しく設定して
おけば、それらの平坦な頂面にフイラメントの両
端固定部を載せて面接触させ溶接固定することに
より自ら中央電子放出部の高精度な垂直度が得ら
れ、且つその突出寸法が定まる。こうして、比較
的容易に且つ高精度に組立てられて安定動作する
陰極構体が得られる。
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、
第2図はその上面図、第3図はそのフイラメント
を示す上面図、第4図はその側面図、第5図はこ
の考案の他の実施例を示す上面図、第6図は第5
図の6−6における縦断面図である。 21……フイラメント、21a……U字状脚
部、21b……両端固定部、21c……中央電子
放出部、21f……U字状折曲げ部、14,15
……フイラメント支持体、14a,15a……頂
面。
第2図はその上面図、第3図はそのフイラメント
を示す上面図、第4図はその側面図、第5図はこ
の考案の他の実施例を示す上面図、第6図は第5
図の6−6における縦断面図である。 21……フイラメント、21a……U字状脚
部、21b……両端固定部、21c……中央電子
放出部、21f……U字状折曲げ部、14,15
……フイラメント支持体、14a,15a……頂
面。
Claims (1)
- 電子放出部となるフイラメントの中央部の両側
脚部が一方向に直角に折曲げられて互いに平行に
延長されたうえそれぞれU字状に折返され、さら
に横方向に折曲げられて両端固定部がそれぞれ棒
状フイラメント支持体の平坦な頂面に面接触させ
られて接合された構造を備え、上記フイラメント
は単一の薄板からなるとともにすべての部分の中
心線が同一面上に位置して折曲げ成形されてお
り、且つ上記両端固定部の位置よりも電子放出部
となる中央部の位置が電子ビーム放出方向に所定
寸法突出させられてなることを特徴とする直熱形
陰極構体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9247288U JPH0135402Y2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9247288U JPH0135402Y2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6418559U JPS6418559U (ja) | 1989-01-30 |
JPH0135402Y2 true JPH0135402Y2 (ja) | 1989-10-27 |
Family
ID=31316908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9247288U Expired JPH0135402Y2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0135402Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-14 JP JP9247288U patent/JPH0135402Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6418559U (ja) | 1989-01-30 |
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