JPH0135380Y2 - - Google Patents

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JPH0135380Y2
JPH0135380Y2 JP13253286U JP13253286U JPH0135380Y2 JP H0135380 Y2 JPH0135380 Y2 JP H0135380Y2 JP 13253286 U JP13253286 U JP 13253286U JP 13253286 U JP13253286 U JP 13253286U JP H0135380 Y2 JPH0135380 Y2 JP H0135380Y2
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tip
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protrusion
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、照明器具を任意の方向に向けて支
持することができる照明器具のスタンドに関す
る。
(b) 従来の技術 第5図に示すように、従来のスタンドは、照明
器具取付具50を具備する先端部材51にねじ部
52と筒部53を一体に設けておき、突起61を
備えた丸パイプ状のスタンド本体60の先端部に
上記筒部53を嵌め込むとともに、上記突起61
を上記筒部53に形成された割溝54を利用して
係合孔55に嵌め込むことによつて先端部材51
を抜け止めし、かつ、上記スタンド本体60に嵌
めた操作部材70のねじ部71を上記先端部材5
1のねじ部52にねじ込むことによつてその操作
部材のテーパ状の内周面72で上記筒部53をス
タンド本体60に締め付けて先端部材51を回り
止めする構成となつていた。
(c) 考案が解決しようとする問題点 しかし、従来のスタンドにおいて、操作部材の
スムーズな回転操作を保証するためには、先端部
材51の筒部53の肉厚を厚くし、しかも、操作
部材70のテーパ状の内周面72を長くしなけれ
ばならず、そのようにすると径大でかつ長い操作
部材70が必要になり、操作部材70が大型化す
る。そのため、従来のスタンドには、操作部材7
0によつてスタンド全体のデザインが制約を受
け、見栄えが悪くなるという問題があつた。
また、先端部材51が回転できる範囲は係合孔
55の長さによつて制約を受け、その長さは筒部
53の必要強度を維持する上で余り長くすること
ができないから、照明器具取付具51に取り付け
られた照明器具(不図示)を向けられる範囲が狭
い範囲に限られてしまうという問題もあつた。
この考案は以上の問題点を解決するもので、小
型の操作部材であつてもスムーズな回転操作が確
実に保証され、しかも、先端部材の回転範囲が制
約されることがない構造を採用することによつ
て、スタンドをデザインする際の自由度を大きく
し、かつ、照明器具を広い範囲内のどの方向へも
向けることが可能なスタンドを提供することを目
的とする。
(d) 問題点を解決するための手段 この考案のスタンドは、スタンド本体の先端に
設けられた突出部に、先細テーパ状の外周面を備
えた筒体が上記突出部の軸心方向にのみ摺動自在
に嵌め込まれているとともに、この筒体の基端部
に設けられたねじ部に操作部材が螺合され、上記
筒体に、照明器具取付具を具備する先端部材に形
成されたテーパ孔が嵌め込まれ、この先端部材を
抜け止めする止め輪が上記突出部に取り付けら
れ、さらに、上記操作部材が筒体の先端から遠ざ
かる方向へ移動するようにこの操作部材を回転さ
せたときに、この操作部材に当接してその移動を
阻止する当たり面が上記スタンド本体に設けられ
ているとともに、上記操作部材が筒体の先端に近
付く方向へ移動するようにこの操作部材を回転さ
せたときに、この操作部材に当接してその移動を
阻止する当たり面が上記先端部材に設けられてい
ることを特徴とする。
(e) 作用 この考案のスタンドにあつては、筒体のねじ部
に螺合されている操作部材を回転させることによ
つてこの操作部材を上記筒体の先端から遠ざかる
方向へ移動させようとすると、スタンド本体の当
たり面に操作部材が当接してその移動が阻止さ
れ、筒体が先端部材のテーパ孔に喰い込んでこの
先端部材を押し上げようとする。先端部材は止め
輪によつて抜け止めされており、かつ、筒体の外
周面はテーパ状に形成されているから、上記テー
パ孔へ筒体が喰い込み、くさび効果を発揮する。
また、このような固定状態から操作部材を回転
させることによつて筒体の先端に近付く方向へ移
動させようとすると、先端部材の当たり面に操作
部材が当接してその移動が阻止され、今まで先端
部材のテーパ孔に喰い込んでいた筒体が引き下げ
られて突出部と先端部材との固定状態が解除され
る。
(f) 実施例 第1図はこの考案の実施例であるスタンドの分
解斜視図、第2図A及び同図Bは上記スタンドの
要部を示す縦断正面図、第3図は同側面図、第4
図はスタンドの使用状態を示す側面図である。
第4図のように、このスタンドは、スタンド本
体10を構成する二本の杆体1,2の連結部分に
節部3が設けられ、下側の杆体1の下端部にも節
部4が設けられており、この節部4に基台5を介
して据付具6が取り付けられている。また、上側
の杆体2の先端部には照明器具7が取り付けられ
ている。照明器具に電気的に接続されるコード8
は、杆体2、節部3、杆体1、節部4、基台5の
一部に収容され、基台5から外部へ引き出されて
いる。9は机などの据付台を示している。
次に、第1図及び第2図A及び同図Bに従つて
上記スタンドの要部構造を詳細に説明する。
11は取付金具12と鍔部13を介してこの取
付金具12に固着された突出部14とからなる先
端金具で、コード挿通孔15を有する。また、上
記突出部14を挟む両側には上記鍔部13から突
設されたキー16,16が設けられているととも
に、突出部14の先端部には環状の凹溝17が形
成されている。この先端金具11は、取付金具1
2を上側の杆体2の先端に固着することによつ
て、スタンド本体10に取り付けられている。な
お、取付金具12を杆体に固着するための手段
は、取付ビスであつても、その他の手段であつて
もよい。18は合成樹脂製の筒体で、基端部にね
じ部19が設けられているとともに、その外周面
20は先細テーパ状になつている。また、この筒
体18の基端部内面の二箇所にはキー溝21が形
成されている。上記筒体18は、キー溝21が上
記キー16に嵌まり合うように上記突出部14に
填め込まれている。したがつて、筒体18は上記
キー16によつて回り止めされるが、上記突出部
14の軸心方向には摺動自在である。なお、図示
例では、操作部材23と上記鍔部13との間にス
ペーサ22を介在させることによつて筒体18の
取付位置を微調節している。23はリング状の操
作部材で、内面に形成されたねじ部24が上記筒
体18のねじ部19に螺合される。25はテーパ
孔26を有する先端部材である。この先端部材2
5は、上記テーパ孔26を筒体18に嵌め込むこ
とによつて筒体18に支持される。また、先端部
材25には照明器具取付具27が取り付けられて
いる。照明器具取付具27はブラケツト28と取
付具29とからなり、ビス30によつてブラケツ
ト28,28と取付具29が固定されている。上
記突出部14の凹溝17にはばね性を備えた止め
輪31が嵌め込まれており、この止め輪31に一
体に設けられた腕部32,32が上記先端金具2
5の段付部33に重ね合わされている。この構成
により先端金具25が抜け止めされている。
第2図A、第2図B及び第3図に示すように、
上記操作部材23は鍔部13と先端金具25との
間に配置されており、それら両者の相互間で移動
できるようになつている。そして、操作部材23
を回転させることによつて筒体18の先端に近付
く方向へ移動させていくと、その移動の途中にお
いて操作部材23が先端金具25の下端に形成さ
れた当たり面34に当接し、逆に、操作部材23
を回転させることによつて筒体18の先端から遠
ざかる方向へ移動させていくと、その移動の途中
において操作部材23が鍔部13の上面に形成さ
れた当たり面35に当接する構成となつている。
以上の構成において、第2図Aの状態から操作
部材23を回転(たとえば左回転)させることに
よつてこの操作部材23を筒体18の先端から遠
ざかる方向(第2図Aにおいて下方)へ移動させ
ていくと、その移動途中において第2図Bのよう
に操作部材23がスペーサ22に当接してその移
動が阻止される。この後、操作部材23を同一方
向へ回転させると、筒体18が押し上げられて先
端部材25のテーパ孔26に喰い込んでいく。先
端部材25は止め輪31の腕部32によつて抜け
止めされているから、テーパ状の筒体18の外周
面20がくさび効果を発揮し、先端部材25が突
出部14に確実かつ強固に固定される。ロツク状
態である。このときスペーサ22は操作部材23
と鍔部13との摩擦抵抗を軽減し、操作部材23
や鍔部13の摩耗等を防止する。
また、第2図Bの固定状態から操作部材23を
回転(たとえば右回転)させることによつてこの
操作部材23を筒体18の先端に近付く方向(第
2図Bにといて上方)へ移動させていくと、操作
部材23が鍔部13の当たり面35から離れた
後、操作部材23が先端部材25の当たり面34
に当接してその移動が阻止される。この後、操作
部材23を同一方向へ回転させると、今まで先端
部材25のテーパ孔26に喰い込んでいた筒体1
8が引き下げられ、突出部18と先端部材25と
の固定状態が解除される。解ロツク状態である。
この状態では、先端部材25は筒体18の回りに
自由に摺動回転可能であり、照明器具7(第4図
参照)の向きを自由に変えることができる。この
場合、筒体18が合成樹脂製であるので、先端部
材25が滑らかに摺動回転する。
この実施例では、鍔部13の当たり面35と先
端部材25の当たり面34との相互間隔を操作部
材23の長さ寸法(幅寸法)プラススペーサ22
の寸法よりもやゝ大きくすることによつて、操作
部材23の回転操作上の遊びを持たせているが、
この遊びは無くてもよい。あそびを無くした場合
には、操作部材23を回転させると直ちに筒体1
8の喰い込みが開始されるか、あるいは引き下げ
が開始される。
次に、第1図に示すように、上側の杆体2にカ
バー36を装着することによつて中空杆が構成さ
れる。また、下側の杆体1にも図示していないカ
バーを装着することによつて同様に中空杆が構成
される。さらに、上側の杆体2に一体に形成した
キヤツプ部37と下側の杆体1に一体に形成した
キヤツプ部38との間に回動部材39と軸体40
が内蔵され、その軸体40と下側のキヤツプ部3
8に設けられた筒部41との間にコイルスプリン
グ42が配設されている。そして、押え部材43
を介して締付ボルトを上記軸体40にねじ込むこ
とによつて上記節部3が構成されている。また、
下側の杆体1の基端部に一体に設けられたキヤツ
プ部45に基台取付具46が装備させることによ
つて上記節部4を構成している。この節部4の内
部構造は上記節部3と同様である。以上説明した
節部3,4はヒンジを形成している。すなわち、
スタンド本体10が節部3を中心として所定の角
度範囲内で屈伸可能であり、また、節部4を中心
としてスタンド本体10が起倒可能である。な
お、節部3,4の構造はこの考案の範囲外である
ので、細部の構造説明は省略する。
(g) 考案の効果 以上のように構成することによりこの考案によ
れば、操作部材をスタンド本体の当たり面に当接
させた状態で所定の方向へ回転させると、筒体が
突出部と先端金具との間へ喰い込み、そのときの
くさび効果によつて先端金具が突出部に確実かつ
強固に固定される。また、操作部材を先端金具の
当たり面に当接させた状態で逆方向へ回転させる
と、筒体が突出部と先端金具との間から引き出さ
れ、突出部に対する先端金具の固定状態が解除さ
れる。そのため、長さ寸法の小さなリング状の操
作部材を用いても、スムーズな回転操作が確実に
保証される。したがつて、そのようにすることに
より操作部材が目立たなくなつてスタンドをデザ
インする際の自由度が大きくなり、スタンドの外
観を所望のものにできる利点がある。
また、この考案のスタンドでは、照明器具が取
り付けられる先端部材の回転範囲が制約されない
から、照明器具を広い範囲内のどの方向へも向け
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例であるスタンドの分
解斜視図、第2図A及び同図Bは上記スタンドの
要部を示す縦断正面図、第3図は同側面図、第4
図はスタンドの使用状態を示す側面図、第5図は
従来のスタンドの要部を示す斜視図である。 10……スタンド本体、14……突出部、16
……キー、18……筒体、19……ねじ部、20
……先細テーパ状の外周面、23……操作部材、
25……先端部材、26……テーパ孔、27……
照明器具取付具、31……止め輪、34,35…
…当たり面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタンド本体の先端に設けられた突出部に、先
    細テーパ状の外周面を備えた筒体が上記突出部の
    軸心方向にのみ摺動自在に嵌め込まれているとと
    もに、この筒体の基端部に設けられたねじ部に操
    作部材が螺合され、上記筒体に、照明器具取付具
    を具備する先端部材に形成されたテーパ孔が嵌め
    込まれ、この先端部材を抜け止めする止め輪が上
    記突出部に取り付けられ、さらに、上記操作部材
    が筒体の先端から遠ざかる方向へ移動するように
    この操作部材を回転させたときに、この操作部材
    に当接してその移動を阻止する当たり面が上記ス
    タンド本体に設けられているとともに、上記操作
    部材が筒体の先端に近付く方向へ移動するように
    この操作部材を回転させたときに、この操作部材
    に当接してその移動を阻止する当たり面が上記先
    端部材に設けられていることを特徴とする照明器
    具のスタンド。
JP13253286U 1986-08-28 1986-08-28 Expired JPH0135380Y2 (ja)

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JP13253286U JPH0135380Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13253286U JPH0135380Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JPS6338210U JPS6338210U (ja) 1988-03-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH064490Y2 (ja) * 1988-12-23 1994-02-02 株式会社モリタ製作所 歯科用ライトアーム

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JPS6338210U (ja) 1988-03-11

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