JP2004522920A - 平面型液晶表示画面用の支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】調整が容易で、省スペースな平面型液晶表示画面用の支持装置を提供する。
【解決手段】平面型液晶表示画面(12)を支持するための装置は、負荷支持構造(16)に連結したアーム(14)と、アーム(14)と表示画面(12)との間に設置された関節式機構(18)とを備えている。負荷支持構造は所定の軸方位(XX)を持つ水平方向の通路(32)を画定するように位置合わせされた2つの開口部(108、110)を有する水平方向に離れた2枚のウォール(104、106)を有するスターラップ部(20)を備え、該水平方向の通路はアーム(14)が張り出すよう挿通可能となっている。アームは円筒状のウォールを有するチューブ(28)からなり、開口部(108、110)の少なくとも一端部はコーナー効果によりチューブの並進及び回転を確実に固定すべくV字型をなす。本発明はコンピュータワークステーションにおいて使用可能である。
【選択図】図1
【解決手段】平面型液晶表示画面(12)を支持するための装置は、負荷支持構造(16)に連結したアーム(14)と、アーム(14)と表示画面(12)との間に設置された関節式機構(18)とを備えている。負荷支持構造は所定の軸方位(XX)を持つ水平方向の通路(32)を画定するように位置合わせされた2つの開口部(108、110)を有する水平方向に離れた2枚のウォール(104、106)を有するスターラップ部(20)を備え、該水平方向の通路はアーム(14)が張り出すよう挿通可能となっている。アームは円筒状のウォールを有するチューブ(28)からなり、開口部(108、110)の少なくとも一端部はコーナー効果によりチューブの並進及び回転を確実に固定すべくV字型をなす。本発明はコンピュータワークステーションにおいて使用可能である。
【選択図】図1
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、オフィス用機器に関し、特に、コンピュータ機器に関する。
【0002】
特に、本発明は、平面型液晶表示画面用の支持装置、とりわけコンピュータワークステーションに適した平面型液晶表示画面用の支持装置に関する。
【背景技術】
【0003】
周知のように、平面型液晶表示画面の使用は、コンピュータワークステーション、とりわけ金融機関やトレーディングルーム向けのコンピュータワークステーションにおいてますます増加している。
【0004】
実際に、平面型液晶表示画面を用いることでユーザーが享受できる省スペース性や視覚的利便性ゆえに、平面型液晶表示画面は有利であり、従来のCRT画面に取って代わっている。
【0005】
平面型液晶表示画面用の支持装置としては、アームと、アームと表示画面との間に設置した関節式機構とからなる支持装置が知られている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
通常、このようなタイプの装置においては、アームは保持構造に接続されており、また互いに連節された複数の部分によって構成されている。このように複数の部分からなっているアームはかさばることが多く、さらにはワークステーションに設置するのに多くのスペースが必要な頑丈な保持構造を用いることが必要となる。
【0007】
さらに、一般的にアームは保持構造に取り外し不能に接続されており、このため、アームに保持された関節式機構に平面型表示画面をそのままの位置で直接取り付けなくてはならなくなっている。それぞれのワークステーションにおける制限を考慮すると、この取り付けを「ブラインド」状態で実施しなければならず、実務上多くの問題が生じることとなる。
【0008】
さらに、これらの支持装置は調整が困難であるうえに、調整した位置から簡単にずれてしまう。
【0009】
最後にこれら既知の装置は、金融機関やトレーディングルームなどに見られ、それぞれに自身の機器が収容される2つの机が互いに向き合うように配置されたダブルワークステーションにはほとんど適合していない。
【0010】
いずれにしても、これらの周知の支持装置は過剰に大きく、したがって、平面型液晶表示画面には不適合である。
【0011】
要するに、平面型表示画面を用いることにより得られる省スペース性に関する利点は、支持装置自体がかさばっていることによって、ほとんど、少なくとも部分的に失われてしまうのである。
【0012】
特に、本発明の目的は上記の欠陥を克服することにある。
【0013】
とりわけ、本発明の目的は、簡潔な構造を有し、容易に設置することが可能な平面型液晶表示画面用の支持装置を提供することである。
【0014】
本発明の他の目的は、大きなスペースを必要とすることなくワークステーションに設置することができる支持装置を提供することである。
【0015】
本発明の他の目的は、さまざまな液晶表示画面に適合した支持装置を提供することである。
【0016】
本発明の他の目的は、平面型表示画面の位置調整が容易で、調整可能位置が多様であり、平面型表示画面が調整した位置からはずれることのない支持装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0017】
上記の目的を達成するため、本発明においては、最初の定義として、水平方向に離れて配置された2つのウォールを有し、カンチレバーのアームの挿通に適合した特定の軸方向を有する通路を画定するように位置合わせされた2つの開口部を有するスターラップが備えられている保持構造を含んだ支持装置を提案する。
【0018】
表示画面とアームのカンチレバーによって、スターラップにモーメントが発生し、アームがスターラップの2つの開口部に嵌め込まれる。こうすることで、該アームが、その終端部に表示画面が搭載された調節可能なブラケットとなる。
【0019】
本発明の好適な実施形態によると、アームは円筒状のウォールを有するチューブを備えており、一方で、くさび作用によってチューブを並進方向および回転方向に固定するために、少なくとも開口部の一方がV字型の端部を備えている。
【0020】
このように嵌め込むことで、チューブ自体が回転することを防止し、回転方向に固定することが可能となる。したがって、該チューブは特定の軸方向および角度位置においてスターラップ内に設置され、位置合わせされた開口部のうちの少なくとも1つが有する独特の形状によって得られる簡易な固定作用によって、その位置に保持される。
【0021】
さらに、アームがスターラップに取り外し不能に接続されるため、アームは最初に表示画面に関節式機構によって固定され、その後、該アームがスターラップに画定された通路に設置される。
【0022】
このように、平面型表示画面の取り付けは容易となる。つまり、固定点が表示画面の真後ろにあり、取り付けをブラインド状態で行わなければならない既知の装置とは異なり、本発明の装置では、固定点を見ながら取り付けを行うことが可能となる。
【0023】
スターラップの2つの開口部の両方共がV字型の端部を有しており、その2つのV字型の端部が逆さに配置、すなわち一方が上向きでもう一方が下向きに配置されていることが好ましい。
【0024】
本発明の好適な実施形態においては、互いに所定の角度をなし、チューブの直径よりわずかに大きな直径を有する円弧辺につながった2本の直線辺によってV字型の端部がそれぞれ画定されている。
【0025】
上記の角度は50°から70°から選択されるとよく、60°であることがさらに好ましい。
【0026】
スターラップの2つのウォールが、互いに結合した2つのシェルの一部であることが好ましい。
【0027】
本発明のさらなる特徴によると、該スターラップは水平通路にほぼ直交する軸方向を有した垂直の筒状通路を備えており、該垂直の通路には、保持構造の一部である垂直筒状ポールが挿通可能となっており、カンチレバーによるくさび作用によって、ポールに対する特定の軸方向および角度位置にスターラップを固定することが可能となっている。
【0028】
したがって、スターラップをポールに沿って容易に移動させることおよび所望の高さおよび方位に設置することが可能となっている。該スターラップは、ポールのオーバーハング作用によって所定の位置に自動的に留めることが可能である。安全面の理由からもし必要であれば、以下に示すように、確実な固定手段を作成することも可能である。
【0029】
上記シェルは、もう一方のシェルにおける同形の上部ノッチと合わさることのできる円弧形状の上部ノッチを有する上方稜部と、もう一方のシェルにおける同形の下部ノッチと合わさることのできる円弧形状の下部ノッチを有する下方稜部とを備えていることが好ましい。
【0030】
スターラップは、特定の軸方向および角度位置に該スターラップを固定するためのネジ型の固定部材を備えていることが好ましい。
【0031】
本発明のさらなる特徴によると、アームは、スターラップの水平方向の通路に滑動するように作成された第1の筒状部と、第1の筒状部に滑動し、ボールを支持するよう作成された第2の筒状部とを備える伸縮自在のチューブである。
【0032】
該チューブの第1の部分と第2の部分とは、それぞれ円筒形状を有しており、相互の回転方向固定手段を備えていることが好ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
以下の例示のための説明においては、添付の図面を参照する。
【0034】
最初に、例えばコンピュータワークステーションにおいて用いられる液晶タイプの平面型表示画面12を支持するための装置10を示した図1を参照する。
【0035】
装置10は、ブラケットを形成し、保持構造16によって支持された状態でほぼ水平に位置するよう配置されるアーム14を備えている。関節式機構18はアーム14と表示画面12との間に配置される。
【0036】
保持構造16は、ここでは円筒状のウォールを有するチューブの形状に形成された垂直ポール22に沿って垂直方向(2重矢印F1)に滑動可能な、シューとも呼ばれるスターラップ20を備えている。ポール22は、例えばコンピュータデスクなどのワークステーションに、好ましくは調節可能に固定されるように作られた土台24を備えている。
【0037】
実施例においては、コンピュータワークステーションに設けられた水平レール26(概略に示す)に沿って土台24の位置が調節可能となっている。
【0038】
ここでは、アーム14は伸縮自在のチューブ形状に作成されており、該アームは、本実施例では円筒形状の第1の管状部28と、同様に円筒形状であり第1の管状部28の内部に滑動可能な第2の管状部30とを備えている。
【0039】
管状部28は、スターラップ20によって画定された軸XXを有する水平通路32内を軸方向に滑動および自由に回転することが可能となっている。したがって、管状部28を、スターラップ20に対して所定の軸方向および角度位置に合わせることができる。また、矢印F2で示すように、スターラップをポール22に対して所定の角度位置に合わせることも可能である。
【0040】
また、管状部30を管状部28に対して軸方向に調節することができ、それにより、表示画面12とスターラップとの間の距離を、アーム14の伸縮自在の特性によって広範囲に調節することができる。
【0041】
管状部28および30は、表示画面12が傾いてカンチレバー位置にある場合に表示画面12によって発生するトルクが作用することによって、管状部28に対して管状部30が回転してしまうのを防止するための相互の回転方向固定手段を備えていることが好ましい。
【0042】
この相互の固定手段は図1の34によって概略に表されるように、溝タイプであるとよい。
【0043】
ここで、図2および4を参照して、関節式機構18についての説明を行う。図2において、アーム14(伸縮自在チューブ)は引き出されている状態で示されている。一方で、図4においては、アーム14は格納された状態で示されている。
【0044】
関節式機構18は、中心点C(図4)を有する半球状表面38を持つボール36を備えている。該ボール36は、図1においてより見やすく示されているように、4つの放射状突出部40が延在している。これら4つの突出部はそれぞれ90°に配置され、それぞれ2つの穴部42を有しており、この穴部によってボール36が表示画面の裏面44に固定される。該面にはVESA規格に適合した4つの穴部(図示せず)が設けられている。それぞれの突出部40に穴部42が2つ設けられていることにより、ボールを様々なサイズの表示画面に適合させることが可能となっている。
【0045】
ボール36はそれ自体が、ケージ46によって画定された内部収容部48に収まっている。しかしながら、ケージの内表面は半球状表面38と同一形状の表面ではない。むしろケージは内側の環状のへり部50のみが半球状表面38に接している。そうして、環状の狭い接触面が形成されることとなる。ケージ46からは、軸方向の筒状通路54を画定するスリーブ52が延在している。
【0046】
アーム14の管状部30は、スリーブ52の周囲に適合した第1の端部56と、その内部に支持部60が収められている第2の端部58とを備えている。その構造は以下において説明する。
【0047】
ボール18とケージ46とはそれぞれ機械的強度が高く摩擦係数の高い物質から形成されている。この点において、ボールとケージとは適切なプラスチック材、特にポリカーボネートタイプの材料から形成されるのがよい。したがって、ボール38とケージ46とは、特定のプラスチック材料を射出形成することによって容易に製造することが可能である。
【0048】
本発明によれば、該装置は、ケージとボールとの間に介在し、一定値の弾性の復元力を加える牽引手段62も備えており、該牽引手段によりボール38がケージの環状へり部50に対して突き当てられる。使用される物質の高い摩擦係数によって、ボールとケージとが弾性的に互いにバイアスされ、その結果、ボールがケージに対して特定の方位において固定される。
【0049】
上記の実施例において、牽引手段62は、例えば可撓性のあるケーブル、特にマルチストランドの金属ケーブルであるタイロッド64を備えている。このタイロッド64はボールおよびケージを貫通し、ボールの中心点Cに設置された、ここでは略円筒形状の第1の終端部66を備えている。
【0050】
このため、ボール38は、終端部66を収めるための筒状収納部68と、ボールの裏面70に孔部とを備えている。この収納部68は、タイロッドの通路として用いられ、ボールの半球状表面38に開口する円錐台形の通路74につながっている。この通路74は略円錐形状を有しており、終端部66の収納部につながる狭い開口部76と、ボールの半球状表面に開いた円形の広い開口部78とを備えている。
【0051】
タイロッド64は、ケージの外側で支持部60に収められる第2の終端部80を備えている。このため、タイロッドの端部は調節ナット48が取り付けられたネジ形状となっており、また、支持部60の一部である支持リング86に対して設置された螺旋バネ84が挿通されている。
【0052】
さらに詳しく述べると、支持部60はスリーブ88を備えており、該スリーブ88はカラー90によって終端し、その基部が上記の支持リング86からなっている。バネ84は2つのワッシャ、すなわちナット82に対して置かれたワッシャ92と支持リング86に対して置かれたワッシャ94との間に設置されている。
【0053】
ボールにかかる軸方向の力F3と環状のへり部50に対してかかる横方向の力F4とは調節することが可能である(図4)ことは当然である。この調節は、剛性バネを慎重に選択しナット82の軸方向位置を適切に調整することによって可能である。
【0054】
この調節とボールとケージとを構成する物質の選択とを併せることで、ボールとケージとの間に相当の摩擦力を発生することが可能となり、そうすることで、ボールを選択した方位に固定することができ、さらに表示画面12によって加えられる重量に関係なくその位置を維持することもできる。
【0055】
なお、アームの管状部28の一方側は、リング95によって終端しており、管状部30がその内部に滑動する。また、他方側では、円錐状のキャップ96によって終端している。このキャップによって、調節ナットへの通路を塞ぐことができ、また、アーム14がスターラップ20からはずれるのを防止するための止め具が形成される。
【0056】
図5から7に示すように、ボール36(すなわち表示画面12)は、あらゆる方位をとることが可能である。いずれにしても、ボールにかかる牽引力が、ボールのほぼ中央に、アームの軸方向に加えられる。タイロッドの円錐台形の通路74によって、ボールの可動範囲を大きくすることが可能となっている。これにより、アーム14自体が伸縮自在であることと、ポール22に対して高さと方位とを調節可能なスターラップによってアーム14が保持されていることとを併せて、あらゆる位置もしくは方位に調節することが可能となる。
【0057】
ここで、図1から3と図8および9を参照して、スターラップ20の構造の説明を行う。
【0058】
スターラップ20は、ほぼ同形の2つの部分すなわちシェル100と102とからなっており、該シェルはポール22の両側方にそれぞれ配置され、互いに連結されている。シェル100は表示画面12に対向した側に位置し、シェル102はその反対側に位置している。
【0059】
シェル100および102は、水平方向に離れて配置されたウォール104および106を有しており、該ウォールには軸方向XXの水平通路32を画定するように位置合わせされた2つの開口部108と110とが設けられている。
【0060】
2つの開口部108および110はV字型の端部、具体的には112および114をそれぞれ有しており、この2つの端部は互いに上下逆さになるように配置されている。開口部108の端部112は下向きであり、開口部110の端部114は上向きである(図1参照)。これらの端部、例えば端部112は、その間に特定の角度A(通常は50°から70°、本例では60°(図8))をなす、2本の直線辺116によって画定されている。これら2本の直線辺116は、アームの管状部28の直径よりわずかに大きな直径を有する円弧辺118につながっている。
【0061】
開口部108の直線辺116は、完全なV字型とはならず、横方向の辺120によって互いにつながれている。
【0062】
したがって、アームの管状部28は通路32を軸方向に滑動でき、特定の軸方向位置および角度位置において固定することが可能となっている。さらに、管状部30は、管状部28に対して軸方向に滑動させることによって簡単に移動させることが可能であり、すでに説明したように表示画面のさらなる調節ができるようになっている。
【0063】
このように、管状部28は、管状部28の管状ウォールと上下反対方向を向いた2つのV字型端部との相互作用によって、スターラップに対して所定の位置に固定される。
【0064】
より簡潔な例においては、2つの開口部のうちの一方のみにV字型端部を設けるようにすることも可能である。シェルのそれぞれ、例えばシェル100は、もう一方のシェルにおける同形の上部ノッチと合わさるように形成された円弧状の上部ノッチ124を有する上方稜部122と、もう一方のシェルにおける同形の下部ノッチと合わさるように形成された円弧状の下部ノッチ128を有する下方稜部126とを備えている。
【0065】
したがって、該シェルが互いに向き合って配置されている場合、互いに向き合った2つの上部ノッチと互いに向き合った2つの下部ノッチとが、水平方向の通路32の軸方向XXとほぼ直交する軸方向YYを特定する垂直方向の筒状通路130を画定する役割を果たす(図1)。この垂直方向の通路は、上述の垂直筒状ポール22が挿通するように設計されている。
【0066】
シェル100と102とは概して同一の形状であり、金属材料を成形することで作成するとよい。
【0067】
2つのシェルは、シェル100の2つの円形開口部134を貫通し、シェル102のネジ山付き通路に螺合する2つのネジ132によって連結される(図3)。
【0068】
スターラップ20は、スターラップを所定の角度および軸方向位置に締めるためのネジ型の固定部材136も備えている。この部材136は、シェル100の開口部142を貫通し、対向するシェル102のネジ山付き通路に螺合するネジ山付きロッド140へと延在する止め金具138を備えている。なお、アームおよび表示画面の重量によってカンチレバーが発生する力によって、自然なくさび作用により、ポール22に対して選択された軸方向および角度位置にスターラップ100を固定することができる。固定部在136は、単にポールに対する選択された位置にスターラップを固定するための安全装置を構成するものである。
【0069】
図10のボール38は、中実ではなく中空となっている点において上述のものとは異なっている。つまり、ボール38は、裏面70に開いている凹部144を備えている。こうすることで、機械的強度を備えなくなるため使用される物質を考慮する必要があるが、ボールが軽量化され、成形による製造が容易となる。
【0070】
このように、かさばることがなく、あらゆる位置に調節することが可能で、簡潔な構造の平面型液晶表示画面用の装置が得られる。所望の位置にくるように表示画面を直接動かすことで、ユーザーが表示画面の位置を容易に調節することができる。
【0071】
このように、この装置はワークステーション、とりわけ、コンピュータデスクに容易に設置することができる。
【0072】
本発明は、実施例、多数の変形例、および可能性例として上に述べられた実施形態に限定されるものではない。関節式機構としては、1つ以上の部品からなる別のタイプのアームを用いることも可能であることは当然のことである。
【図面の簡単な説明】
【0073】
【図1】本発明による平面型液晶表示画面用の支持装置を示す斜視図である。
【図2】チューブ状アームの軸方向に見た場合の、図1に示した装置の断面図である。
【図3】保持構造の一部であるスターラップの正面図である。
【図4】チューブが縮められた状態にある場合を示す、装置の断面図である。
【図5】ボールがある位置にある場合の図2と同様の断面図である。
【図6】ボールが別の位置にある場合の図2と同様の断面図である。
【図7】ボールが別の位置にある場合の図2と同様の断面図である。
【図8】本発明の装置におけるスターラップの一部であるシェルの正面図である。
【図9】図8に対応する平面図である。
【図10】本発明の他の実施形態におけるボールの軸方向断面図である。
【0001】
本発明は、オフィス用機器に関し、特に、コンピュータ機器に関する。
【0002】
特に、本発明は、平面型液晶表示画面用の支持装置、とりわけコンピュータワークステーションに適した平面型液晶表示画面用の支持装置に関する。
【背景技術】
【0003】
周知のように、平面型液晶表示画面の使用は、コンピュータワークステーション、とりわけ金融機関やトレーディングルーム向けのコンピュータワークステーションにおいてますます増加している。
【0004】
実際に、平面型液晶表示画面を用いることでユーザーが享受できる省スペース性や視覚的利便性ゆえに、平面型液晶表示画面は有利であり、従来のCRT画面に取って代わっている。
【0005】
平面型液晶表示画面用の支持装置としては、アームと、アームと表示画面との間に設置した関節式機構とからなる支持装置が知られている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
通常、このようなタイプの装置においては、アームは保持構造に接続されており、また互いに連節された複数の部分によって構成されている。このように複数の部分からなっているアームはかさばることが多く、さらにはワークステーションに設置するのに多くのスペースが必要な頑丈な保持構造を用いることが必要となる。
【0007】
さらに、一般的にアームは保持構造に取り外し不能に接続されており、このため、アームに保持された関節式機構に平面型表示画面をそのままの位置で直接取り付けなくてはならなくなっている。それぞれのワークステーションにおける制限を考慮すると、この取り付けを「ブラインド」状態で実施しなければならず、実務上多くの問題が生じることとなる。
【0008】
さらに、これらの支持装置は調整が困難であるうえに、調整した位置から簡単にずれてしまう。
【0009】
最後にこれら既知の装置は、金融機関やトレーディングルームなどに見られ、それぞれに自身の機器が収容される2つの机が互いに向き合うように配置されたダブルワークステーションにはほとんど適合していない。
【0010】
いずれにしても、これらの周知の支持装置は過剰に大きく、したがって、平面型液晶表示画面には不適合である。
【0011】
要するに、平面型表示画面を用いることにより得られる省スペース性に関する利点は、支持装置自体がかさばっていることによって、ほとんど、少なくとも部分的に失われてしまうのである。
【0012】
特に、本発明の目的は上記の欠陥を克服することにある。
【0013】
とりわけ、本発明の目的は、簡潔な構造を有し、容易に設置することが可能な平面型液晶表示画面用の支持装置を提供することである。
【0014】
本発明の他の目的は、大きなスペースを必要とすることなくワークステーションに設置することができる支持装置を提供することである。
【0015】
本発明の他の目的は、さまざまな液晶表示画面に適合した支持装置を提供することである。
【0016】
本発明の他の目的は、平面型表示画面の位置調整が容易で、調整可能位置が多様であり、平面型表示画面が調整した位置からはずれることのない支持装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0017】
上記の目的を達成するため、本発明においては、最初の定義として、水平方向に離れて配置された2つのウォールを有し、カンチレバーのアームの挿通に適合した特定の軸方向を有する通路を画定するように位置合わせされた2つの開口部を有するスターラップが備えられている保持構造を含んだ支持装置を提案する。
【0018】
表示画面とアームのカンチレバーによって、スターラップにモーメントが発生し、アームがスターラップの2つの開口部に嵌め込まれる。こうすることで、該アームが、その終端部に表示画面が搭載された調節可能なブラケットとなる。
【0019】
本発明の好適な実施形態によると、アームは円筒状のウォールを有するチューブを備えており、一方で、くさび作用によってチューブを並進方向および回転方向に固定するために、少なくとも開口部の一方がV字型の端部を備えている。
【0020】
このように嵌め込むことで、チューブ自体が回転することを防止し、回転方向に固定することが可能となる。したがって、該チューブは特定の軸方向および角度位置においてスターラップ内に設置され、位置合わせされた開口部のうちの少なくとも1つが有する独特の形状によって得られる簡易な固定作用によって、その位置に保持される。
【0021】
さらに、アームがスターラップに取り外し不能に接続されるため、アームは最初に表示画面に関節式機構によって固定され、その後、該アームがスターラップに画定された通路に設置される。
【0022】
このように、平面型表示画面の取り付けは容易となる。つまり、固定点が表示画面の真後ろにあり、取り付けをブラインド状態で行わなければならない既知の装置とは異なり、本発明の装置では、固定点を見ながら取り付けを行うことが可能となる。
【0023】
スターラップの2つの開口部の両方共がV字型の端部を有しており、その2つのV字型の端部が逆さに配置、すなわち一方が上向きでもう一方が下向きに配置されていることが好ましい。
【0024】
本発明の好適な実施形態においては、互いに所定の角度をなし、チューブの直径よりわずかに大きな直径を有する円弧辺につながった2本の直線辺によってV字型の端部がそれぞれ画定されている。
【0025】
上記の角度は50°から70°から選択されるとよく、60°であることがさらに好ましい。
【0026】
スターラップの2つのウォールが、互いに結合した2つのシェルの一部であることが好ましい。
【0027】
本発明のさらなる特徴によると、該スターラップは水平通路にほぼ直交する軸方向を有した垂直の筒状通路を備えており、該垂直の通路には、保持構造の一部である垂直筒状ポールが挿通可能となっており、カンチレバーによるくさび作用によって、ポールに対する特定の軸方向および角度位置にスターラップを固定することが可能となっている。
【0028】
したがって、スターラップをポールに沿って容易に移動させることおよび所望の高さおよび方位に設置することが可能となっている。該スターラップは、ポールのオーバーハング作用によって所定の位置に自動的に留めることが可能である。安全面の理由からもし必要であれば、以下に示すように、確実な固定手段を作成することも可能である。
【0029】
上記シェルは、もう一方のシェルにおける同形の上部ノッチと合わさることのできる円弧形状の上部ノッチを有する上方稜部と、もう一方のシェルにおける同形の下部ノッチと合わさることのできる円弧形状の下部ノッチを有する下方稜部とを備えていることが好ましい。
【0030】
スターラップは、特定の軸方向および角度位置に該スターラップを固定するためのネジ型の固定部材を備えていることが好ましい。
【0031】
本発明のさらなる特徴によると、アームは、スターラップの水平方向の通路に滑動するように作成された第1の筒状部と、第1の筒状部に滑動し、ボールを支持するよう作成された第2の筒状部とを備える伸縮自在のチューブである。
【0032】
該チューブの第1の部分と第2の部分とは、それぞれ円筒形状を有しており、相互の回転方向固定手段を備えていることが好ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
以下の例示のための説明においては、添付の図面を参照する。
【0034】
最初に、例えばコンピュータワークステーションにおいて用いられる液晶タイプの平面型表示画面12を支持するための装置10を示した図1を参照する。
【0035】
装置10は、ブラケットを形成し、保持構造16によって支持された状態でほぼ水平に位置するよう配置されるアーム14を備えている。関節式機構18はアーム14と表示画面12との間に配置される。
【0036】
保持構造16は、ここでは円筒状のウォールを有するチューブの形状に形成された垂直ポール22に沿って垂直方向(2重矢印F1)に滑動可能な、シューとも呼ばれるスターラップ20を備えている。ポール22は、例えばコンピュータデスクなどのワークステーションに、好ましくは調節可能に固定されるように作られた土台24を備えている。
【0037】
実施例においては、コンピュータワークステーションに設けられた水平レール26(概略に示す)に沿って土台24の位置が調節可能となっている。
【0038】
ここでは、アーム14は伸縮自在のチューブ形状に作成されており、該アームは、本実施例では円筒形状の第1の管状部28と、同様に円筒形状であり第1の管状部28の内部に滑動可能な第2の管状部30とを備えている。
【0039】
管状部28は、スターラップ20によって画定された軸XXを有する水平通路32内を軸方向に滑動および自由に回転することが可能となっている。したがって、管状部28を、スターラップ20に対して所定の軸方向および角度位置に合わせることができる。また、矢印F2で示すように、スターラップをポール22に対して所定の角度位置に合わせることも可能である。
【0040】
また、管状部30を管状部28に対して軸方向に調節することができ、それにより、表示画面12とスターラップとの間の距離を、アーム14の伸縮自在の特性によって広範囲に調節することができる。
【0041】
管状部28および30は、表示画面12が傾いてカンチレバー位置にある場合に表示画面12によって発生するトルクが作用することによって、管状部28に対して管状部30が回転してしまうのを防止するための相互の回転方向固定手段を備えていることが好ましい。
【0042】
この相互の固定手段は図1の34によって概略に表されるように、溝タイプであるとよい。
【0043】
ここで、図2および4を参照して、関節式機構18についての説明を行う。図2において、アーム14(伸縮自在チューブ)は引き出されている状態で示されている。一方で、図4においては、アーム14は格納された状態で示されている。
【0044】
関節式機構18は、中心点C(図4)を有する半球状表面38を持つボール36を備えている。該ボール36は、図1においてより見やすく示されているように、4つの放射状突出部40が延在している。これら4つの突出部はそれぞれ90°に配置され、それぞれ2つの穴部42を有しており、この穴部によってボール36が表示画面の裏面44に固定される。該面にはVESA規格に適合した4つの穴部(図示せず)が設けられている。それぞれの突出部40に穴部42が2つ設けられていることにより、ボールを様々なサイズの表示画面に適合させることが可能となっている。
【0045】
ボール36はそれ自体が、ケージ46によって画定された内部収容部48に収まっている。しかしながら、ケージの内表面は半球状表面38と同一形状の表面ではない。むしろケージは内側の環状のへり部50のみが半球状表面38に接している。そうして、環状の狭い接触面が形成されることとなる。ケージ46からは、軸方向の筒状通路54を画定するスリーブ52が延在している。
【0046】
アーム14の管状部30は、スリーブ52の周囲に適合した第1の端部56と、その内部に支持部60が収められている第2の端部58とを備えている。その構造は以下において説明する。
【0047】
ボール18とケージ46とはそれぞれ機械的強度が高く摩擦係数の高い物質から形成されている。この点において、ボールとケージとは適切なプラスチック材、特にポリカーボネートタイプの材料から形成されるのがよい。したがって、ボール38とケージ46とは、特定のプラスチック材料を射出形成することによって容易に製造することが可能である。
【0048】
本発明によれば、該装置は、ケージとボールとの間に介在し、一定値の弾性の復元力を加える牽引手段62も備えており、該牽引手段によりボール38がケージの環状へり部50に対して突き当てられる。使用される物質の高い摩擦係数によって、ボールとケージとが弾性的に互いにバイアスされ、その結果、ボールがケージに対して特定の方位において固定される。
【0049】
上記の実施例において、牽引手段62は、例えば可撓性のあるケーブル、特にマルチストランドの金属ケーブルであるタイロッド64を備えている。このタイロッド64はボールおよびケージを貫通し、ボールの中心点Cに設置された、ここでは略円筒形状の第1の終端部66を備えている。
【0050】
このため、ボール38は、終端部66を収めるための筒状収納部68と、ボールの裏面70に孔部とを備えている。この収納部68は、タイロッドの通路として用いられ、ボールの半球状表面38に開口する円錐台形の通路74につながっている。この通路74は略円錐形状を有しており、終端部66の収納部につながる狭い開口部76と、ボールの半球状表面に開いた円形の広い開口部78とを備えている。
【0051】
タイロッド64は、ケージの外側で支持部60に収められる第2の終端部80を備えている。このため、タイロッドの端部は調節ナット48が取り付けられたネジ形状となっており、また、支持部60の一部である支持リング86に対して設置された螺旋バネ84が挿通されている。
【0052】
さらに詳しく述べると、支持部60はスリーブ88を備えており、該スリーブ88はカラー90によって終端し、その基部が上記の支持リング86からなっている。バネ84は2つのワッシャ、すなわちナット82に対して置かれたワッシャ92と支持リング86に対して置かれたワッシャ94との間に設置されている。
【0053】
ボールにかかる軸方向の力F3と環状のへり部50に対してかかる横方向の力F4とは調節することが可能である(図4)ことは当然である。この調節は、剛性バネを慎重に選択しナット82の軸方向位置を適切に調整することによって可能である。
【0054】
この調節とボールとケージとを構成する物質の選択とを併せることで、ボールとケージとの間に相当の摩擦力を発生することが可能となり、そうすることで、ボールを選択した方位に固定することができ、さらに表示画面12によって加えられる重量に関係なくその位置を維持することもできる。
【0055】
なお、アームの管状部28の一方側は、リング95によって終端しており、管状部30がその内部に滑動する。また、他方側では、円錐状のキャップ96によって終端している。このキャップによって、調節ナットへの通路を塞ぐことができ、また、アーム14がスターラップ20からはずれるのを防止するための止め具が形成される。
【0056】
図5から7に示すように、ボール36(すなわち表示画面12)は、あらゆる方位をとることが可能である。いずれにしても、ボールにかかる牽引力が、ボールのほぼ中央に、アームの軸方向に加えられる。タイロッドの円錐台形の通路74によって、ボールの可動範囲を大きくすることが可能となっている。これにより、アーム14自体が伸縮自在であることと、ポール22に対して高さと方位とを調節可能なスターラップによってアーム14が保持されていることとを併せて、あらゆる位置もしくは方位に調節することが可能となる。
【0057】
ここで、図1から3と図8および9を参照して、スターラップ20の構造の説明を行う。
【0058】
スターラップ20は、ほぼ同形の2つの部分すなわちシェル100と102とからなっており、該シェルはポール22の両側方にそれぞれ配置され、互いに連結されている。シェル100は表示画面12に対向した側に位置し、シェル102はその反対側に位置している。
【0059】
シェル100および102は、水平方向に離れて配置されたウォール104および106を有しており、該ウォールには軸方向XXの水平通路32を画定するように位置合わせされた2つの開口部108と110とが設けられている。
【0060】
2つの開口部108および110はV字型の端部、具体的には112および114をそれぞれ有しており、この2つの端部は互いに上下逆さになるように配置されている。開口部108の端部112は下向きであり、開口部110の端部114は上向きである(図1参照)。これらの端部、例えば端部112は、その間に特定の角度A(通常は50°から70°、本例では60°(図8))をなす、2本の直線辺116によって画定されている。これら2本の直線辺116は、アームの管状部28の直径よりわずかに大きな直径を有する円弧辺118につながっている。
【0061】
開口部108の直線辺116は、完全なV字型とはならず、横方向の辺120によって互いにつながれている。
【0062】
したがって、アームの管状部28は通路32を軸方向に滑動でき、特定の軸方向位置および角度位置において固定することが可能となっている。さらに、管状部30は、管状部28に対して軸方向に滑動させることによって簡単に移動させることが可能であり、すでに説明したように表示画面のさらなる調節ができるようになっている。
【0063】
このように、管状部28は、管状部28の管状ウォールと上下反対方向を向いた2つのV字型端部との相互作用によって、スターラップに対して所定の位置に固定される。
【0064】
より簡潔な例においては、2つの開口部のうちの一方のみにV字型端部を設けるようにすることも可能である。シェルのそれぞれ、例えばシェル100は、もう一方のシェルにおける同形の上部ノッチと合わさるように形成された円弧状の上部ノッチ124を有する上方稜部122と、もう一方のシェルにおける同形の下部ノッチと合わさるように形成された円弧状の下部ノッチ128を有する下方稜部126とを備えている。
【0065】
したがって、該シェルが互いに向き合って配置されている場合、互いに向き合った2つの上部ノッチと互いに向き合った2つの下部ノッチとが、水平方向の通路32の軸方向XXとほぼ直交する軸方向YYを特定する垂直方向の筒状通路130を画定する役割を果たす(図1)。この垂直方向の通路は、上述の垂直筒状ポール22が挿通するように設計されている。
【0066】
シェル100と102とは概して同一の形状であり、金属材料を成形することで作成するとよい。
【0067】
2つのシェルは、シェル100の2つの円形開口部134を貫通し、シェル102のネジ山付き通路に螺合する2つのネジ132によって連結される(図3)。
【0068】
スターラップ20は、スターラップを所定の角度および軸方向位置に締めるためのネジ型の固定部材136も備えている。この部材136は、シェル100の開口部142を貫通し、対向するシェル102のネジ山付き通路に螺合するネジ山付きロッド140へと延在する止め金具138を備えている。なお、アームおよび表示画面の重量によってカンチレバーが発生する力によって、自然なくさび作用により、ポール22に対して選択された軸方向および角度位置にスターラップ100を固定することができる。固定部在136は、単にポールに対する選択された位置にスターラップを固定するための安全装置を構成するものである。
【0069】
図10のボール38は、中実ではなく中空となっている点において上述のものとは異なっている。つまり、ボール38は、裏面70に開いている凹部144を備えている。こうすることで、機械的強度を備えなくなるため使用される物質を考慮する必要があるが、ボールが軽量化され、成形による製造が容易となる。
【0070】
このように、かさばることがなく、あらゆる位置に調節することが可能で、簡潔な構造の平面型液晶表示画面用の装置が得られる。所望の位置にくるように表示画面を直接動かすことで、ユーザーが表示画面の位置を容易に調節することができる。
【0071】
このように、この装置はワークステーション、とりわけ、コンピュータデスクに容易に設置することができる。
【0072】
本発明は、実施例、多数の変形例、および可能性例として上に述べられた実施形態に限定されるものではない。関節式機構としては、1つ以上の部品からなる別のタイプのアームを用いることも可能であることは当然のことである。
【図面の簡単な説明】
【0073】
【図1】本発明による平面型液晶表示画面用の支持装置を示す斜視図である。
【図2】チューブ状アームの軸方向に見た場合の、図1に示した装置の断面図である。
【図3】保持構造の一部であるスターラップの正面図である。
【図4】チューブが縮められた状態にある場合を示す、装置の断面図である。
【図5】ボールがある位置にある場合の図2と同様の断面図である。
【図6】ボールが別の位置にある場合の図2と同様の断面図である。
【図7】ボールが別の位置にある場合の図2と同様の断面図である。
【図8】本発明の装置におけるスターラップの一部であるシェルの正面図である。
【図9】図8に対応する平面図である。
【図10】本発明の他の実施形態におけるボールの軸方向断面図である。
Claims (11)
- 特にコンピュータワークステーションで用いられる平面型液晶表示画面(12)用の支持装置において、該支持装置は、保持構造(16)との接続に適したアーム(14)と、前記アームと前記表示画面との間に配置された関節式機構(18)とを備え、前記保持構造が、水平方向に離れた2つのウォール(104、106)を有し、カンチレバーのアーム(14)が挿通可能な所定の軸方向(XX)を有する水平方向の通路(32)を画定する2つの開口部(108、110)を有するスターラップ(20)を備えていることを特徴とする支持装置。
- 請求項1に記載の装置において、前記アームは円筒状ウォールを有するチューブ(28)を備え、前記開口部(108、110)のうちの少なくとも1つは、くさび作用によってチューブを並進方向および回転方向に固定するためのV字型の端部を備えていることを特徴とする装置。
- 請求項2に記載の装置において、前記スターラップ(20)の2つの開口部(108、110)はV字型の端部(112、114)を有しており、前記2つのV字型の端部は互いに上下逆さになるように、一方は上向きに他方は下向きに配置されていることを特徴とする装置。
- 請求項2または3に記載の装置において、前記V字型端部のそれぞれは、その間に特定の角度(A)をなす2本の直線辺(116)によって画定され、前記2本の直線辺(116)は、前記チューブの直径よりわずかに大きな直径を有する円弧辺(118)につながることを特徴とする装置。
- 請求項4に記載の装置において、前記特定の角度(A)は50°から70°の間であり、好ましくは60°であることを特徴とする装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置において、前記スターラップの2つのウォール(104、106)は、互いに連結された2つのシェル(100、102)の一部であることを特徴とする装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置において、前記スターラップは、前記水平方向の通路(32)の軸方向(XX)とほぼ直交する軸方向(YY)を有する垂直方向の筒状通路(130)を備え、前記垂直方向の通路には、前記保持構造の一部である垂直方向のポール(22)が挿通し、カンチレバーによるくさび作用によって、ポール(22)に対する所定の軸方向および角度位置に前記スターラップが固定されることを特徴とする装置。
- 請求項6および7に記載の装置において、前記シェル(100、102)のそれぞれは、もう一方のシェルにおける同形の上部ノッチと合わさるように形成された円弧状の上部ノッチ(124)を有する上方稜部(122)と、もう一方のシェルにおける同形の下部ノッチと合わさるように形成された円弧状の下部ノッチ(128)を有する下方稜部(126)とを備えていることを特徴とする装置。
- 請求項7および8に記載の装置において、前記スターラップ(20)は、スターラップを所定の軸方向および角度位置に固定するためのネジ型の固定部材(136)をさらに備えていることを特徴とする装置。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置において、前記アームは、スターラップ(20)の水平方向の通路(32)に滑動するように作成された第1の筒状部(28)と、第1の筒状部(28)に滑動し、ボール(36)を支持するよう作成された第2の筒状部(30)とを備える伸縮自在のチューブ(14)であることを特徴とする装置。
- 請求項10に記載の装置において、前記チューブの第1の筒状部(28)と第2の筒状部(30)とは、それぞれ円筒形状を有し、相互の回転方向固定手段(34)を備えていることを特徴とする装置。
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