JP3239114U

JP3239114U - ３軸球形ユニバーサル構造

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Publication number: JP3239114U
Application number: JP2022002367U
Authority: JP
Inventors: 林建廷
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2021-07-20
Filing date: 2022-07-19
Publication date: 2022-09-15
Anticipated expiration: 2032-07-19
Also published as: US20230022824A1; CN216383371U

Abstract

【課題】ノッチが所定角度に開けられる本体を有する３軸球形ユニバーサル構造の提供。【解決手段】３軸球形ユニバーサル構造は、本体と、球体１２と、回転軸１３とを含む。本体には、上下に隣接する球体収納部及び回転軸収納部と、ノッチ１４とが設けられている。球体収納部は、上方に向かって球体収納部開口が設けられ、回転軸収納部は、下方に向かって回転軸収納部開口が設けられている。ノッチは、球体収納部開口から回転軸収納部開口まで延伸する。球体収納部及び回転軸収納部は、ノッチを介して外部空間に接続されている。本体は、ノッチ及び球体収納部開口に近接する位置に固定セット１１５が設けられている。回転軸は、回転軸収納部内で水平に回転することができる。本体のノッチを所定角度に開ける時に、回転軸を回転軸収納部に置き、球体を球体収納部に置き、本体の開けた部分を閉じ、固定セットをロックすることにより、ノッチが小さくなり、球体収納部及び回転軸収納部がそれぞれ球体及び回転軸を挟持する。【選択図】図２Ｂ

Description

本考案は、３軸球形ユニバーサル構造に関し、特に、ノッチが所定角度に開けられる本体を有する３軸球形ユニバーサル構造に関する。

従来の球形ユニバーサル構造（例えば、ボール雲台）は、金属製であり、その特徴は、組み付ける場合、雲台本体の底部から順に球体及びベース台を置き、雲台本体から分離しないようにベース台の側面から固定ネジをねじ込んでベース台を固定し、さらに、ネジノブをボール雲台の側面からねじ込んでベース台上部の凹部位置に押し、ベース台を球体まで押し上げることで球体を静止させ、そして、ネジノブを緩めることによってベース台が水平に回転可能となることである。この従来構造の欠点としては、金属製であるため重量が重く、かつ、固定ネジがない又は固定ネジが緩めてベース台を固定できない場合に、ネジノブがある程度に緩められると、ベース台及び雲台本体が分離し、この時、雲台の上方に接続される装置が損傷する可能性がある。

従来の球形ユニバーサル構造（例えば、ノッチを有するボール雲台）は、固定セットを利用してノッチの大きさを制御することにより、球体をロック又は解放する。しかしながら、従来の設計では、他の対象に接続するために、球体の下方に１つの固定部材が設けられる。固定部材をロックする場合には、ノッチを有するボール雲台の方向が固定され、水平方向を調整することができない。

重量が重く、分離して他の装置を損傷し、または水平方向を調整できない等の従来の球形ユニバーサル構造の課題を解決するために、本考案は、３軸球形ユニバーサル構造を提供する。本考案に係る３軸球形ユニバーサル構造は、本体と、球体と、回転軸とを含む。本体は、上下に隣接する球体収納部及び回転軸収納部と、ノッチとが設けられている。球体収納部は、上方に向かって球体収納部開口が設けられ、回転軸収納部は、下方に向かって回転軸収納部開口が設けられている。ノッチは、球体収納部開口から回転軸収納部開口まで延伸される。球体収納部及び回転軸収納部は、ノッチを介して外部空間に接続されている。本体は、ノッチ及び球体収納部開口に近接する位置に固定セットが設けられている。回転軸は、回転軸収納部内で水平に回転することができる。本体のノッチを所定角度に開ける時に、回転軸を回転軸収納部に置き、球体を球体収納部に置き、本体におけるノッチによって開けた２つの部分を閉じ、固定セットをロックすることにより、ノッチが小さくなり、球体収納部及び回転軸収納部がそれぞれ球体及び回転軸を挟持し、球体が押し下げられて回転軸に当接されるため、球体が回転不可となり、かつ、回転軸が本体に対して水平に回転不可となる。逆に操作すると、球体及び回転軸が回転可能となる。本考案は、プラスチック材料を使用することによって重量が重いという問題を解決し、また、ノッチを使用することによって球体が落ちて雲台上の装置を損傷するという問題を解決し、さらに、回転軸を設置することによって水平に回転する機能を追加することができる。

本考案は、第１対象と第２対象とを接続するために用いられる３軸球形ユニバーサル構造であって、本体と、球体と、回転軸とを含み、前記本体は、上下に隣接する球体収納部及び回転軸収納部と、ノッチとが設けられ、前記球体収納部は、外部空間まで上方に延伸されて前記球体収納部の直径よりも小さい直径を有する球体収納部開口が形成され、前記回転軸収納部は、外部空間まで下方に延伸されて前記回転軸収納部の直径よりも小さい直径を有する回転軸収納部開口が形成され、前記ノッチは、前記球体収納部開口から前記回転軸収納部開口まで延伸され、前記球体収納部及び前記回転軸収納部は、前記ノッチを介して前記外部空間に接続され、前記本体は、前記ノッチ及び前記球体収納部開口に近接する適切な位置に固定セットが設けられ、前記球体は、前記球体から外部に延伸される第１延伸部が設けられ、前記回転軸は、前記回転軸収納部内で水平に回転可能な適切な形状を有しており、前記本体の前記ノッチを所定角度に開ける時に、前記回転軸を前記回転軸収納部に置き、前記球体を前記球体収納部に置き、前記回転軸を前記回転軸収納部開口を介して前記第１対象に接続させ、前記第１延伸部を前記球体収納部開口を通り抜けて前記第２対象に接続させ、前記本体における前記ノッチによって開けた２つの部分を閉じ、前記固定セットをロックすることにより、前記ノッチが小さくなり、前記球体収納部及び前記回転軸収納部がそれぞれ前記球体及び前記回転軸を挟持し、前記球体が押し下げられて前記回転軸に当接されるため、前記球体が回転不可となり、前記回転軸も前記本体に対して水平に回転不可となり、また、前記固定セットを緩めることによって前記ノッチが大きくなる時に、前記球体に対する前記球体収納部の挟持力及び前記回転軸に対する前記回転軸収納部の挟持力が解除され、前記球体及び前記回転軸が解放されるため、前記球体が回転可能となり、前記回転軸も前記本体に対して水平に回転可能となる、３軸球形ユニバーサル構造を提供する。

好ましくは、前記回転軸は、前記回転軸収納部開口を通り抜けて前記外部空間に延伸される第２延伸部を有する。

好ましくは、前記第１延伸部は、第１延伸ロッドであり、前記第１延伸ロッドは、前記球体から離れる一端にねじ山を有し、且つ、適切な箇所に台部を有し、前記ねじ山は、前記台部の上方に突出する。

好ましくは、前記回転軸収納部の内側の適切な箇所には、前記回転軸収納部開口に向かって狭くなる第１円錐形表面が設けられ、前記回転軸の外側の適切な箇所には、前記回転軸収納部開口に向かって狭くなり、且つ前記第１円錐形表面に対応する第２円錐形表面が設けられている。

好ましくは、前記回転軸の頂部には、前記球体の弧度に対応する弧度を有する弧状表面が設けられている。

好ましくは、前記回転軸収納部開口の直径よりも大きい直径を有する回転盤をさらに有し、前記回転盤は、前記回転軸収納部開口を介して前記回転軸に結合され、前記回転軸の内部には、第１固定部材が設けられ、中心孔は、前記回転軸の中央から前記回転盤の方向へ延伸して前記外部空間と連通し、前記回転軸及び前記第１対象は、前記第１固定部材によって互いに固定される。

好ましくは、前記本体の上には、前記球体収納部開口から下方に向って形成されたＵ字状の溝が設けられ、前記球体収納部は、前記Ｕ字状の溝を介して前記外部空間に接続され、前記Ｕ字状の溝は、前記ノッチと一定の間隔をあけている。

本考案によれば、ボール雲台の重量を減らし、球体の脱落を防止し、前記回転軸によって水平に回転する機能を追加し、及び、持ち運びの便利さ、使用の安全性及び多様性を向上させることができる。

本考案の実施例１の模式図である。本考案の実施例１の一部の模式図である。本考案の実施例１の一部の分解模式図である。本考案の実施例１の本体の模式図である。本考案の実施例１の本体のノッチを所定角度に開いた状態の模式図である。本考案の実施例１の回転軸を組み立てる状態の模式図である。本考案の実施例１の球体を組み立てる状態の模式図である。本考案の実施例１の球体を組み立てた状態の模式図である。本考案の実施例１の固定セットを組み立てる状態の模式図である。本考案の実施例１の別の角度から見た一部の模式図である。本考案の実施例１の図４Ａに示すＡ－Ａ線に沿った断面模式図（固定セットをロックした）である。本考案の実施例１の図４Ａに示すＡ－Ａ線に沿った断面模式図（固定セットを緩めた）である。本考案の実施例２の模式図である。本考案の実施例３の模式図である。本考案の実施例４の模式図である。本考案の実施例５の分解模式図である。本考案の実施例５の組み合わせ模式図である。本考案の実施例５の図７Ｂに示すＢ―Ｂ線に沿った断面模式図（固定セットをロックした）である。本考案の実施例５の図７Ｂに示すＢ―Ｂ線に沿った断面模式図（固定セットを緩めた）である。本考案の実施例６の分解模式図である。本考案の実施例６の組み合わせ模式図である。本考案の実施例６の別の角度から見た組み合わせ模式図である。本考案の実施例６の図８Ｃに示すＣ―Ｃ線に沿った断面模式図（固定セットをロックした）である。本考案の実施例６の図８Ｃに示すＣ―Ｃ線に沿った断面模式図（固定セットを緩めた）である。本考案の実施例７の模式図である。本考案の実施例８の模式図１である。本考案の実施例８の模式図２である。

以下、図１～図６を参照しながら本考案の実施例について説明する。下記説明は、本考案の実施例の一つに過ぎず、本考案は下記内容に制限されない。

図１～図４Ｃに示すように、本考案の実施例１に係る３軸球形ユニバーサル構造１は、図１に示すように、第１対象２と第２対象３とを接続するために用いられ、かつ、本体１１と、球体１２と、回転軸１３とを含む。

図２Ａ～図３Ａに示すように、前記本体１１は、上下に隣接する球体収納部１１１及び回転軸収納部１１２と、ノッチ１４とが設けられている。前記球体収納部１１１は、外部空間まで上方に延伸されて前記球体収納部１１１の直径よりも小さい直径を有する球体収納部開口１１３が形成されている。前記回転軸収納部１１２は、外部空間まで下方に延伸されて前記回転軸収納部１１２の直径よりも小さい直径を有する回転軸収納部開口１１４が形成されている。前記ノッチ１４は、前記球体収納部開口１１３から前記回転軸収納部開口１１４まで延伸されている。前記球体収納部１１１及び前記回転軸収納部１１２は、前記ノッチ１４を介して前記外部空間に接続されている。本体１１の前記ノッチ１４及び前記球体収納部開口１１３に近接する適切な位置には、第１固定部材１１５Ａと第２固定部材１１５Ｂとを含む固定セット１１５が設けられている。例えば、前記第１固定部材１１５Ａは、ボルトであってもよく、前記第２固定部材１１５Ｂは、ナットであってもよい。前記球体１２は、第１延伸部１２１が設けられている。前記球体１２を前記球体収納部に置くと、前記第１延伸部１２１は、前記球体１２から外部に延伸する。前記回転軸１３は、前記回転軸収納部１１４内で水平に回転可能な適切な形状を有する。

図３Ｂに示すように、前記本体１１の前記ノッチ１４を所定角度に開ける時に、前記回転軸１３を前記回転軸収納部１１２に置き（図３Ｃに示すように）、さらに、前記球体１２を前記球体収納部１１１に置き、前記回転軸１３を前記回転軸収納部開口１１２を介して前記第１対象２に接続させ、前記第１延伸部１２１を前記球体収納部開口１１３を通り抜けて前記第２対象３に接続させ（図３Ｅ及び図３Ｆに示すように）、そして、前記本体１１における前記ノッチ１４によって開けた２つの部分を閉じ、前記固定セット１１５をロックすることにより、前記ノッチ１４が小さくなり、例えば、第１固定部材１１５Ａがノッチ１４の両側に設けれた貫通孔を通り抜けて第２固定部材１１５Ｂと合わせて固定され（図４Ｂに示すように）、前記球体収納部１１１及び前記回転軸収納部１１２がそれぞれ前記球体１２及び前記回転軸１３を挟持し、前記球体１２が押し下げられて前記回転軸１３に当接されるため、前記球体１２が回転不可となり、前記回転軸１３も前記本体１１に対して水平に回転不可となる。また、前記固定セット１１５を緩めることにより、本体１１自身の弾力によって前記ノッチ１４が大きくなる（図４Ｃに示すように）。この時、前記球体１２に対する前記球体収納部１１１の挟持力及び前記回転軸１３に対する前記回転軸収納部１１２の挟持力が解除され、前記球体１２及び前記回転軸１３が解放されるため、前記球体１２が回転可能となり、前記回転軸１３も前記本体１１に対して水平に回転可能となる。

本実施例では、前記回転軸１３の水平に回転する機能を利用し、かつ、対応する形状を有する前記回転軸１３及び前記回転軸収納部１１２を組み合わせる。前記回転軸１３が前記第１対象２に接続された後に、固定セット１１５を緩めると、前記本体１１が前記回転軸１３に対して水平に回転可能となる。そうすると、使用者は前記回転軸１３を軸として前記本体１１を回転して水平角度を調整することができる。また、前記固定セット１１５をロックすると、前記球体１２が前記球体収納部１１１に挟持されて押し下げられて前記回転軸１３に当接されるため、前記球体１２に対する前記固定セット１１５の固定力を向上させることができる。前記回転軸１３は、円柱形、円錐形、または球形等であってもよい。また、前記第１対象２は、ブラケット２１、クランプ、又は他の支持体であってもよく、前記第２対象３は、携帯電話ホルダー３１、タブレットホルダー、又は他の装置又は対象であってもよい（図１に示すように）。また、前記第１対象と前記第２対象は互換することができる。

図５に示すように、本考案の実施例２に係る３軸球形ユニバーサル構造において、前記回転軸１３は、第２延伸部１３６を有する。前記第２延伸部１３６は、前記回転軸収納部開口１１４を通り抜けて前記外部空間Ｓへ延伸し、かつ、第１対象２に接続するために用いられる。本実施例２に係る前記第２延伸部１３６は、前記第１対象２に直接に設置されてもよい。より好ましくは、前記回転軸１３及び前記第２延伸部１３６は、前記第１対象２に直接に設置されている。それにより、手間及び材料を節約しながら安定性をより向上させることができる。同様に、前記球体１２及び前記第１延伸部１２１は、前記第２対象３に直接に設置されてもよい。

図６Ａに示すように、本考案の実施例３に係る３軸球形ユニバーサル構造において、前記第１延伸部１２１は、第１延伸ロッド１２１１であってもよい。前記第１延伸ロッド１２１１の前記球体１２から離れる一端には、ねじ山１２１２を有している。前記第１延伸ロッド１２１１の適切な箇所には、台部１２１３が設けられ、前記ねじ山１２１２が前記台部１２１３の上方に突出している。本考案の実施例３に係る前記台部１２１３の中心には、台部ナットが設けられてもよい。前記ねじ山１２１２が前記台部ナットに接続されて互いに回転可能である。それにより、前記台部１２１３と前記ねじ山１２１２との相対位置を調整することができる。本考案の実施例３は、３軸ボール雲台である。

図６Ｂに示すように、本考案の実施例４に係る３軸球形ユニバーサル構造において、前記第２対象３に接続するために、前記第１延伸部１２１の末端は、もう１つのボールジョイント１２１４に接続されてもよい。前記第２対象３に接続するために、本実施例４の前記第１延伸部１２１は、さまざまな接続形態、例えばホットシューアクセサリー等で実現してもよい。同様に、前記第１対象２に接続するために、前記第２延伸部１３６も、さまざまな接続形態で実現してもよい。

図７Ａ～図７Ｄに示すように、本考案の実施例５に係る３軸球形ユニバーサル構造において、前記回転軸収納部１１２の内側の適切な箇所には、前記回転軸収納部開口１１４に向かって狭くなる第１円錐形表面１１２１が設けられてもよい。前記回転軸１３の外側の適切な箇所には、前記回転軸収納部開口１１４に向かって狭くなる第２円錐形表面１３１が設けられている。かつ、該第２円錐形表面１３１の狭くなった端の形状は、前記第１円錐形表面１１２１の形状に対応する。前記固定セット１１５をロックする時に前記ノッチ１４が小さくなること（図７Ｃに示すように）により、前記球体収納部１１１及び前記回転軸収納部１１２がそれぞれ前記球体１２及び前記回転軸１３を挟持し、前記球体１２が押し下げられ、前記回転軸１３が押し上げられ、前記球体１２及び前記回転軸１３が相互に当接されるため、前記球体１２が回転不可となり、前記回転軸１３も前記本体１１に対して水平に回転不可となる。前記固定セット１１５を緩めることによって前記ノッチ１４が大きくなる時に（図７Ｄに示すように）、前記球体１２に対する前記球体収納部１１１の挟持力及び前記回転軸１３に対する前記回転軸収納部１１２の挟持力が解除され、前記球体１２及び前記転１３軸が解放されるため、前記球体１２が回転可能となり、前記回転軸１３も前記本体１１に対して水平に回転可能となる。本考案の実施例５において、前記固定セット１１５をロックする時に、前記回転軸収納部１１２によって前記回転軸１３を挟持し、前記回転軸収納部１１２の前記第１円錐形表面１１２１によって前記回転軸１３の前記第２円錐形表面１３１を押し、前記回転軸１３が上方に移動して前記球体１２に当接される。本考案の実施例５において、前記第１円錐形面１１２１及び前記第２円錐形面１３１によって形成された斜面を利用し、前記固定セット１１５をロックする時に、前記回転軸１３が押されて斜面に沿って上方に向かって前記球体１２に当接されるため、前記球体１２の全体の固定力を向上せることができる。より好ましくは、前記第１円錐形表面１１２１は、前記球体収納部１１１に接するように上方に向かって延伸されてもよい。それにより、前記球体１２及び前記回転軸１３の可動空間を増やし、球体１３の固定に有利である。

図８Ａ～図８Ｅに示すように、本考案の実施例６に係る３軸球形ユニバーサル構造において、前記回転軸１３の頂部には、前記球体１２の弧度に対応する弧度を有する弧状表面１３２が設けられてもよい。前記固定セット１１５をロックする時に前記ノッチ１４が小さくなることにより、前記球体収納部１１１及び前記回転軸収納部１１２がそれぞれ前記球体１２及び前記回転軸１３を挟持し、前記球体１２が押し下げられて前記回転軸１３の前記弧状表面１３２に当接されるため、前記球体１２が回転不可となり、前記回転軸１３も前記本体１１に対して水平に回転不可となる。本考案の実施例６は、弧状表面１３２を利用することによって前記回転軸１３と前記球体１２との接触面積を増やし、固定力を向上させる。しかしながら、実務上では、２つの弧面を完全にフィットさせるのは難しいため、前記回転軸１３の前記弧状表面１３２が１つの環状の接触面又は環状の接触線のみで前記球体１２に当接される場合もある。

図８Ａ～図８Ｅに示すように、本考案の実施例６に係る３軸球形ユニバーサル構造は、前記回転軸収納部開口１１４の直径よりも大きい直径を有する回転盤１３３をさらに有してもよい。前記回転盤１３３は、前記回転軸収納部開口１１４を介して前記回転軸１３に結合される。前記回転軸１３の内部には、第１固定部材１３４が設けられる。前記３軸球形ユニバーサル構造１は、中心孔１３５が設けられている。前記中心孔１３５は、前記回転軸１３の中央から前記回転盤１３３の方向へ延伸して前記外部空間Ｓと連通する。前記回転軸１３及び前記第１対象２は、前記第１固定部材１３４によって互いに固定される。本実施例では、前記第１固定部材１３４を使用して前記回転軸１３及び前記第１対象２を互いに固定する。前記第１固定部材１３４は、ネジ又はナットであってもよい。なお、固定部を使用せずに、他の接続方法、例えば、前記回転軸１３から延伸されたジョイントを利用して前記第１対象２に接続してもよい。前記接続方法は、様々な異なる方法で実現されることができる。

図９は、本考案の実施例７の形態であり、前記回転盤を有する３軸ボール雲台を示している。

図１０Ａ及び図１０Ｂに示すように、本考案の実施例８に係る３軸球形ユニバーサル構造において、前記本体１１は、前記球体収納部開口１１３から下方に向って形成されたＵ字状の溝１１６が設けられ、前記球体収納部１１１は、前記Ｕ字状の溝１１６を介して前記外部空間に接続され、前記Ｕ字状の溝１１６は、前記ノッチ１４と一定の間隔をあけている（図１０Ａに示すように）。前記固定セット１１５を緩めると、前記球体１２が回転可能となることにより、前記第１延伸部１２１が前記Ｕ字状の溝１１６に配置され（図１０Ｂに示すように）、それにより、前記第１延伸部１２１の調整可能な角度範囲を増やすことができる。

上記内容は、本考案の好ましい実施例に過ぎず、当業者が実用新案登録請求の範囲及び上記の内容に基づいて、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。その変更は、本考案に含まれるべきである。

１３軸球形ユニバーサル構造
１１本体
１１１球体収納部
１１２回転軸収納部
１１２１第１円錐形表面
１１３球体収納部開口
１１４回転軸収納部開口
１１５固定セット
１１５Ａ第１固定部材
１１５Ｂ第２固定部材
１１６Ｕ字状の溝
１２球体
１２１第１延伸部
１２１１第１延伸ロッド
１２１２ねじ山
１２１３台部
１２１４ボールジョイント
１３回転軸
１３１第２円錐形表面
１３２弧状表面
１３３回転盤
１３４第１固定部材
１３５中心孔
１３６第２延伸部
１４ノッチ
２第１対象
２１ブラケット
３第２対象
３１携帯電話ホルダー

Claims

第１対象と第２対象とを接続するために用いられる３軸球形ユニバーサル構造であって、
本体と、球体と、回転軸と含み、
前記本体は、上下に隣接する球体収納部及び回転軸収納部と、ノッチとが設けられ、
前記球体収納部は、外部空間まで上方に延伸されて前記球体収納部の直径よりも小さい直径を有する球体収納部開口が形成され、
前記回転軸収納部は、外部空間まで下方に延伸されて前記回転軸収納部の直径よりも小さい直径を有する回転軸収納部開口が形成され、
前記ノッチは、前記球体収納部開口から前記回転軸収納部開口まで延伸され、
前記球体収納部及び前記回転軸収納部は、前記ノッチを介して前記外部空間に接続され、
前記本体は、前記ノッチ及び前記球体収納部開口に近接する位置に固定セットが設けられ、
前記球体は、前記球体から外部に延伸される第１延伸部が設けられ、
前記回転軸は、前記回転軸収納部内で水平に回転可能な形状を有し、
前記本体の前記ノッチを所定角度に開ける時に、前記回転軸を前記回転軸収納部に置き、前記球体を前記球体収納部に置き、前記回転軸を前記回転軸収納部開口を介して前記第１対象に接続させ、前記第１延伸部を前記球体収納部開口を通り抜けて前記第２対象に接続させ、前記本体における前記ノッチによって開けた２つの部分を閉じ、前記固定セットをロックすることにより、前記ノッチが小さくなり、前記球体収納部及び前記回転軸収納部がそれぞれ前記球体及び前記回転軸を挟持し、前記球体が押し下げられて前記回転軸に当接されるため、前記球体が回転不可となり、かつ、前記回転軸が前記本体に対して水平に回転不可となり、
前記固定セットを緩めることによって前記ノッチが大きくなる時に、前記球体に対する前記球体収納部の挟持力及び前記回転軸に対する前記回転軸収納部の挟持力が解除され、前記球体及び前記回転軸が解放されるため、前記球体が回転可能となり、前記回転軸が前記本体に対して水平に回転可能となることを特徴とする、
３軸球形ユニバーサル構造。
前記回転軸は、前記回転軸収納部開口を通り抜けて前記外部空間に延伸される第２延伸部を有することを特徴とする、
請求項１に記載の３軸球形ユニバーサル構造。
前記第１延伸部は、第１延伸ロッドであり、
前記第１延伸ロッドは、前記球体から離れる一端にねじ山を有し、且つ、台部を有し、
前記ねじ山は、前記台部の上方に突出することを特徴とする、
請求項１に記載の３軸球形ユニバーサル構造。
前記回転軸収納部の内側には、前記回転軸収納部開口に向かって狭くなる第１円錐形表面が設けられ、
前記回転軸の外側の適当箇所には、前記回転軸収納部開口に向かって狭くなり、且つ前記第１円錐形表面に対応する第２円錐形表面が設けられていることを特徴とする、
請求項１に記載の３軸球形ユニバーサル構造。
前記回転軸の頂部には、前記球体の弧度に対応する弧度を有する弧状表面が設けられていることを特徴とする、
請求項１に記載の３軸球形ユニバーサル構造。
前記回転軸収納部開口の直径よりも大きい直径を有する回転盤をさらに有し、
前記回転盤は、前記回転軸収納部開口を介して前記回転軸に結合され、
前記回転軸の内部には、第１固定部材が設けられ、
中心孔は、前記回転軸の中央から前記回転盤の方向へに延伸して前記外部空間と連通し、
前記回転軸及び前記第１対象は、前記第１固定部材によって互いに固定されることを特徴とする、
請求項１に記載の３軸球形ユニバーサル構造。
前記本体の上には、前記球体収納部開口から下方に向って形成されたＵ字状の溝が設けられ、
前記球体収納部は、前記Ｕ字状の溝を介して前記外部空間に接続され、
前記Ｕ字状の溝は、前記ノッチと一定の間隔をあけていることを特徴とする、
請求項１に記載の３軸球形ユニバーサル構造。