JPH0135332B2 - - Google Patents
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- JPH0135332B2 JPH0135332B2 JP967378A JP967378A JPH0135332B2 JP H0135332 B2 JPH0135332 B2 JP H0135332B2 JP 967378 A JP967378 A JP 967378A JP 967378 A JP967378 A JP 967378A JP H0135332 B2 JPH0135332 B2 JP H0135332B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は写真フイルム、印画紙等の帯状材料
(以下「フイルム」という)用の画像齣検出停止
装置に関し、特に該画像齣の齣幅(以下「サイ
ズ」という)が異なるフイルムが相互に接合され
た長尺フイルムの画像齣のサイズの自動判定を行
い、かつ該画像齣を切断、焼付等のために所定の
位置へ自動的に停止させる装置に関する。
(以下「フイルム」という)用の画像齣検出停止
装置に関し、特に該画像齣の齣幅(以下「サイ
ズ」という)が異なるフイルムが相互に接合され
た長尺フイルムの画像齣のサイズの自動判定を行
い、かつ該画像齣を切断、焼付等のために所定の
位置へ自動的に停止させる装置に関する。
従来、現像所においては、一般に、フイルムの
現像終了後に現像済フイルムをサイズ別に選別し
て、例えばフルサイズ画像齣のフイルムを接合さ
せた長尺フイルムとハーフサイズ画像齣のフイル
ムを接合させた長尺フイルムとの2種とし、それ
ぞれのサイズ用の写真焼付装置で焼付処理をして
いる。このようなやり方は、フイルムを予め長尺
に接合してから現像するシネタイプ現像が採用さ
れている場合は、画像齣のサイズが異なるフイル
ムが相互に接合されているところは剥がして、フ
ルサイズ画像齣同士あるいはハーフサイズ画像齣
同士のフイルムに接合し直す必要があり作業性が
極めて悪かつた。
現像終了後に現像済フイルムをサイズ別に選別し
て、例えばフルサイズ画像齣のフイルムを接合さ
せた長尺フイルムとハーフサイズ画像齣のフイル
ムを接合させた長尺フイルムとの2種とし、それ
ぞれのサイズ用の写真焼付装置で焼付処理をして
いる。このようなやり方は、フイルムを予め長尺
に接合してから現像するシネタイプ現像が採用さ
れている場合は、画像齣のサイズが異なるフイル
ムが相互に接合されているところは剥がして、フ
ルサイズ画像齣同士あるいはハーフサイズ画像齣
同士のフイルムに接合し直す必要があり作業性が
極めて悪かつた。
前述のような不都合を解消するために、写真焼
付装置においてはフルサイズ画像齣からもハーフ
サイズ画像齣からも迅速に系を切換えて焼付がで
きるものが開発されつつある。このようなサイズ
兼用型の写真焼付装置では、画像齣のサイズが異
なるフイルムが相互に接合された長尺フイルムを
連続的に通して焼付を行うことができるが、画像
齣を所定位置へ自動的に停止させるためのノツチ
を予めフイルムに施すオートノツチヤーも当然必
要となる。
付装置においてはフルサイズ画像齣からもハーフ
サイズ画像齣からも迅速に系を切換えて焼付がで
きるものが開発されつつある。このようなサイズ
兼用型の写真焼付装置では、画像齣のサイズが異
なるフイルムが相互に接合された長尺フイルムを
連続的に通して焼付を行うことができるが、画像
齣を所定位置へ自動的に停止させるためのノツチ
を予めフイルムに施すオートノツチヤーも当然必
要となる。
また、画像齣のサイズが異なるフイルムが相互
に接合された長尺フイルムから画像齣を切断して
スライドを作製する場合にはオートカツターが必
要となる。以上述べた如く、オートノツチヤーに
おいてもオートカツターにおいても、画像齣を検
出して所定位置に停止させる技術は不可欠であ
る。
に接合された長尺フイルムから画像齣を切断して
スライドを作製する場合にはオートカツターが必
要となる。以上述べた如く、オートノツチヤーに
おいてもオートカツターにおいても、画像齣を検
出して所定位置に停止させる技術は不可欠であ
る。
一方、画像齣と一口に言つても、先端と後端が
あつてかつ先端と後端との間隔がサイズに対応し
た規定値である正常齣であるとは限らない。先端
がないもの、後端がないもの、先端も後端もない
もの(アンダー露光のもの等)、先端と後端があ
つても間隔が規定値でないもの等の異常齣も混在
する。
あつてかつ先端と後端との間隔がサイズに対応し
た規定値である正常齣であるとは限らない。先端
がないもの、後端がないもの、先端も後端もない
もの(アンダー露光のもの等)、先端と後端があ
つても間隔が規定値でないもの等の異常齣も混在
する。
従来、フイルム上の画像齣の自動判定を行い、
該画像齣を所定位置に停止させる装置としては、
例えば特開昭48―93327号公報に開示された装置
がある。この装置はフイルム上の各齣を検出する
第一の検出手段と、上記齣に対応して少なくとも
1個以上配設され、かつ齣の画像濃度を検出する
第二の検出手段とから成り、この第二の検出手段
の信号と前記第一の検出手段からの信号とが存在
するときにこれを画像齣と判定するものであつ
た。しかしこの装置においては前述の第二の検出
手段は予め画像齣に対応する位置に配列されてい
なければならず、画像齣のサイズの異なるものが
ランダムに接合されている場合には適用すること
ができない。また、この装置のように各齣毎の情
報だけを基にして画像齣の判定を行う装置では、
上述の異常齣が存在することから言つても完全な
判定を望むことはできないものであつた。
該画像齣を所定位置に停止させる装置としては、
例えば特開昭48―93327号公報に開示された装置
がある。この装置はフイルム上の各齣を検出する
第一の検出手段と、上記齣に対応して少なくとも
1個以上配設され、かつ齣の画像濃度を検出する
第二の検出手段とから成り、この第二の検出手段
の信号と前記第一の検出手段からの信号とが存在
するときにこれを画像齣と判定するものであつ
た。しかしこの装置においては前述の第二の検出
手段は予め画像齣に対応する位置に配列されてい
なければならず、画像齣のサイズの異なるものが
ランダムに接合されている場合には適用すること
ができない。また、この装置のように各齣毎の情
報だけを基にして画像齣の判定を行う装置では、
上述の異常齣が存在することから言つても完全な
判定を望むことはできないものであつた。
本発明の目的は、サイズが異なるフイルムが相
互に接合された長尺フイルムの画像齣のサイズ、
例えばフルサイズとハーフサイズの自動判定を行
い、かつ正常齣は勿論のこと異常齣をも所定の位
置へ停止させることを可能とした画像齣検出停止
装置を提供することである。
互に接合された長尺フイルムの画像齣のサイズ、
例えばフルサイズとハーフサイズの自動判定を行
い、かつ正常齣は勿論のこと異常齣をも所定の位
置へ停止させることを可能とした画像齣検出停止
装置を提供することである。
上記目的を達成するために第1の発明は、画像
齣を備えた帯状材料を駆動手段によつて搬送する
と共に前記画像齣を検出して該画像齣を所定の停
止位置に停止させる画像齣検出停止装置におい
て、前記停止位置から複数齣分以上上流側に離れ
た位置に配置されると共に前記帯状材料の搬送方
向に交差した方向の前記帯状材料の複数点の光学
濃度を検出して複数の光学濃度信号を出力する濃
度検出手段と、前記複数の光学濃度信号の各々を
対数アンプを通過させた後微分して複数の微分信
号を出力する微分手段と、前記光学濃度信号の
各々と帯状材料のベース濃度に対応するレベルと
を比較して画像濃度の有無を示す複数の齣検出信
号データを出力すると共に、前記微分信号の理論
積を演算して真のとき微分先端信号データまたは
微分後端信号データを出力する信号処理手段と、
前記停止位置と前記濃度検出手段配置位置との間
に存在する複数画像齣の齣検出信号データ、微分
先端信号データおよび微分後端信号データを常に
記憶する齣データ記憶手段と、前記齣検出信号デ
ータの全てが無を示しているかを判断し、複数画
像齣分の無と判断された部位と部位との間隔から
齣サイズを判定して該齣サイズに応じた規定位置
を決定するサイズ判定手段と、前記複数の齣検出
信号データの少なくとも1つが無から有および有
から無に変化したことを示す変化信号と前記サイ
ズ判定手段の信号とにより前記変化信号による先
端および後端の少なくとも一方が規定位置にあれ
ば規定位置にある先端または後端を基準に画像齣
を停止させ、前記変化信号による先端および後端
のいずれもなければ微分先端信号データまたは微
分後端信号データと前記サイズ判定手段の信号と
により微分先端信号データによる先端または微分
後端信号データによる後端が規定位置にあれば規
定位置にある該先端または該後端を基準に画像齣
を停止させるように前記駆動手段を制御するデー
タ処理手段と、を設けたことを特徴とする。
齣を備えた帯状材料を駆動手段によつて搬送する
と共に前記画像齣を検出して該画像齣を所定の停
止位置に停止させる画像齣検出停止装置におい
て、前記停止位置から複数齣分以上上流側に離れ
た位置に配置されると共に前記帯状材料の搬送方
向に交差した方向の前記帯状材料の複数点の光学
濃度を検出して複数の光学濃度信号を出力する濃
度検出手段と、前記複数の光学濃度信号の各々を
対数アンプを通過させた後微分して複数の微分信
号を出力する微分手段と、前記光学濃度信号の
各々と帯状材料のベース濃度に対応するレベルと
を比較して画像濃度の有無を示す複数の齣検出信
号データを出力すると共に、前記微分信号の理論
積を演算して真のとき微分先端信号データまたは
微分後端信号データを出力する信号処理手段と、
前記停止位置と前記濃度検出手段配置位置との間
に存在する複数画像齣の齣検出信号データ、微分
先端信号データおよび微分後端信号データを常に
記憶する齣データ記憶手段と、前記齣検出信号デ
ータの全てが無を示しているかを判断し、複数画
像齣分の無と判断された部位と部位との間隔から
齣サイズを判定して該齣サイズに応じた規定位置
を決定するサイズ判定手段と、前記複数の齣検出
信号データの少なくとも1つが無から有および有
から無に変化したことを示す変化信号と前記サイ
ズ判定手段の信号とにより前記変化信号による先
端および後端の少なくとも一方が規定位置にあれ
ば規定位置にある先端または後端を基準に画像齣
を停止させ、前記変化信号による先端および後端
のいずれもなければ微分先端信号データまたは微
分後端信号データと前記サイズ判定手段の信号と
により微分先端信号データによる先端または微分
後端信号データによる後端が規定位置にあれば規
定位置にある該先端または該後端を基準に画像齣
を停止させるように前記駆動手段を制御するデー
タ処理手段と、を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、画像齣を停止させる停止位置
から複数齣分以上上流側に離れた位置に配置され
た濃度検出手段によつて帯状材料の搬送方向に交
差した方向の帯状材料の複数点の光学濃度が検出
される。この光学濃度信号は微分手段に入力さ
れ、微分手段は複数の光学濃度信号の各々を対数
アンプを通過させて高濃度域での光学濃度信号を
拡大した後微分して複数の微分信号を出力する。
信号処理手段は、光学濃度信号の各々と帯状材料
のベース濃度に対応するレベルとを比較して画像
濃度の有無を示す齣検出信号データを出力し、ま
た複数の微分信号の論理積を演算して論理が真の
とき微分先端信号データまたは微分後端信号デー
タを出力する。記憶手段は、停止位置と濃度検出
手段配置位置との間に存在する複数画像齣の齣検
出信号データ、微分先端信号データ、微分後端信
号データを常に記憶する。ここで、微分信号は画
像部分、画像齣の先端および後端で出力され、画
像部分では複数の微分信号が不規則に出力される
ため、論理積を演算したとき画像部分で微分先端
信号データおよび微分後端信号データが出力され
る可能性がある。従つて、本発明では以下に説明
するように齣検出信号データを優先的に使用し、
齣検出信号データによる先、後端がないとき微分
先端信号データまたは微分後端信号データを使用
する。
から複数齣分以上上流側に離れた位置に配置され
た濃度検出手段によつて帯状材料の搬送方向に交
差した方向の帯状材料の複数点の光学濃度が検出
される。この光学濃度信号は微分手段に入力さ
れ、微分手段は複数の光学濃度信号の各々を対数
アンプを通過させて高濃度域での光学濃度信号を
拡大した後微分して複数の微分信号を出力する。
信号処理手段は、光学濃度信号の各々と帯状材料
のベース濃度に対応するレベルとを比較して画像
濃度の有無を示す齣検出信号データを出力し、ま
た複数の微分信号の論理積を演算して論理が真の
とき微分先端信号データまたは微分後端信号デー
タを出力する。記憶手段は、停止位置と濃度検出
手段配置位置との間に存在する複数画像齣の齣検
出信号データ、微分先端信号データ、微分後端信
号データを常に記憶する。ここで、微分信号は画
像部分、画像齣の先端および後端で出力され、画
像部分では複数の微分信号が不規則に出力される
ため、論理積を演算したとき画像部分で微分先端
信号データおよび微分後端信号データが出力され
る可能性がある。従つて、本発明では以下に説明
するように齣検出信号データを優先的に使用し、
齣検出信号データによる先、後端がないとき微分
先端信号データまたは微分後端信号データを使用
する。
サイズ判定手段は、齣検出信号データの全てが
無を示しているかを判断して、複数画像齣分の無
と判断された部位と部位との間隔から齣サイズを
判定して判定した齣サイズに応じた規定位置を決
定する。複数画像齣分の判断結果を使用してサイ
ズ判定を行つているため、サイズ判定の誤りが防
止され、正確に齣サイズを判定することができ
る。この規定位置は、サイズが判定された画像齣
において実際に先端または後端が存在していなけ
ればならない位置であり、サイズに応じて定ま
る。
無を示しているかを判断して、複数画像齣分の無
と判断された部位と部位との間隔から齣サイズを
判定して判定した齣サイズに応じた規定位置を決
定する。複数画像齣分の判断結果を使用してサイ
ズ判定を行つているため、サイズ判定の誤りが防
止され、正確に齣サイズを判定することができ
る。この規定位置は、サイズが判定された画像齣
において実際に先端または後端が存在していなけ
ればならない位置であり、サイズに応じて定ま
る。
データ処理手段は複数の齣検出信号データの少
なくとも1つが無から有および有から無に変化し
たことを示す変化信号と前記サイズ判定手段の信
号とにより変化信号による先端および後端の少な
くとも一方が規定位置にあるときには規定位置に
ある先端または後端を基準に画像齣を停止させ
る。これによつて、変化信号による先端および後
端の両方が規定位置に存在する正常齣(例えば、
第12図a,bの齣)のみならず、変化信号によ
る先端および後端のいずれか一方のみが規定位置
に存在する異常齣(例えば、第12図c,d,
f,gの齣)をも停止位置に停止させることがで
きる。
なくとも1つが無から有および有から無に変化し
たことを示す変化信号と前記サイズ判定手段の信
号とにより変化信号による先端および後端の少な
くとも一方が規定位置にあるときには規定位置に
ある先端または後端を基準に画像齣を停止させ
る。これによつて、変化信号による先端および後
端の両方が規定位置に存在する正常齣(例えば、
第12図a,bの齣)のみならず、変化信号によ
る先端および後端のいずれか一方のみが規定位置
に存在する異常齣(例えば、第12図c,d,
f,gの齣)をも停止位置に停止させることがで
きる。
また、データ処理手段は変化信号による先端も
後端もないときには、微分先端信号データまたは
微分後端信号データを使用して画像齣を停止させ
る。これによつて、齣間に帯状材料ベース濃度よ
り濃い領域があつて齣検出信号データの全てが有
を示していて変化信号による先端および後端がな
い異常齣(例えば、第12図iの齣)をも停止位
置に停止させることができる。
後端もないときには、微分先端信号データまたは
微分後端信号データを使用して画像齣を停止させ
る。これによつて、齣間に帯状材料ベース濃度よ
り濃い領域があつて齣検出信号データの全てが有
を示していて変化信号による先端および後端がな
い異常齣(例えば、第12図iの齣)をも停止位
置に停止させることができる。
以上説明したように第1の発明によれば、サイ
ズによつて定まつた先端または後端が実際に存在
しなければならない規定位置に画像濃度の有無に
よつて定めた先端または後端があれば正常齣であ
つても異常齣であつても停止位置に停止させるこ
とができると共に、微分したデータを使用してい
るため齣間がベース濃度より濃くて画像濃度の有
無によつて定めた先端および後端がない異常齣を
も停止させることができる、という効果が得られ
る。
ズによつて定まつた先端または後端が実際に存在
しなければならない規定位置に画像濃度の有無に
よつて定めた先端または後端があれば正常齣であ
つても異常齣であつても停止位置に停止させるこ
とができると共に、微分したデータを使用してい
るため齣間がベース濃度より濃くて画像濃度の有
無によつて定めた先端および後端がない異常齣を
も停止させることができる、という効果が得られ
る。
また、第2の発明は、画像齣を備えた帯状材料
を駆動手段によつて搬送すると共に前記画像齣を
検出して該画像齣を所定の停止位置に停止させる
画像齣検出停止装置において、前記停止位置から
複数齣分以上上流側に離れた位置に配置されると
共に前記帯状材料の搬送方向に交差した方向の前
記帯状材料の複数点の光学濃度を検出して複数の
光学濃度信号を出力する濃度検出手段と、前記複
数の光学濃度信号の各々を対数アンプを通過させ
た後微分して複数の微分信号を出力する微分手段
と、前記光学濃度信号の各々と帯状材料のベース
濃度に対応するレベルとを比較して画像濃度の有
無を示す複数の齣検出信号データを出力すると共
に、前記微分信号の論理積を演算して真のとき微
分先端信号データまたは微分後端信号データを出
力する信号処理手段と、前記停止位置と前記濃度
検出手段配置位置との間に存在する複数画像齣の
齣検出信号データ、微分先端信号データおよび微
分後端信号データを常に記憶する齣データ記憶手
段と、前記齣検出信号データの全てが無を示して
いるかを判断し、複数画像齣分の無と判断された
部位と部位との間隔から齣サイズを判定して該齣
サイズに応じた規定位置を決定するサイズ判定手
段と、前記複数の齣検出信号データの少なくとも
1つが無から有および有から無に変化したことを
示す変化信号と前記サイズ判定手段の信号とによ
り前記変化信号による先端および後端の少なくと
も一方が規定位置にあれば規定位置にある先端ま
たは後端を基準に画像齣を停止させ、前記変化信
号による先端および後端が規定位置の内側の範囲
内の位置にありかつ該変化信号による先端と後端
との間の面積が一定値以上であれば前後齣の前記
変化信号または微分先端信号データによる先端ま
たは前記変化信号または微分後端信号データによ
る後端を基準に画像齣を停止させるように前記駆
動手段を制御するデータ処理手段と、を設けたこ
とを特徴とする。
を駆動手段によつて搬送すると共に前記画像齣を
検出して該画像齣を所定の停止位置に停止させる
画像齣検出停止装置において、前記停止位置から
複数齣分以上上流側に離れた位置に配置されると
共に前記帯状材料の搬送方向に交差した方向の前
記帯状材料の複数点の光学濃度を検出して複数の
光学濃度信号を出力する濃度検出手段と、前記複
数の光学濃度信号の各々を対数アンプを通過させ
た後微分して複数の微分信号を出力する微分手段
と、前記光学濃度信号の各々と帯状材料のベース
濃度に対応するレベルとを比較して画像濃度の有
無を示す複数の齣検出信号データを出力すると共
に、前記微分信号の論理積を演算して真のとき微
分先端信号データまたは微分後端信号データを出
力する信号処理手段と、前記停止位置と前記濃度
検出手段配置位置との間に存在する複数画像齣の
齣検出信号データ、微分先端信号データおよび微
分後端信号データを常に記憶する齣データ記憶手
段と、前記齣検出信号データの全てが無を示して
いるかを判断し、複数画像齣分の無と判断された
部位と部位との間隔から齣サイズを判定して該齣
サイズに応じた規定位置を決定するサイズ判定手
段と、前記複数の齣検出信号データの少なくとも
1つが無から有および有から無に変化したことを
示す変化信号と前記サイズ判定手段の信号とによ
り前記変化信号による先端および後端の少なくと
も一方が規定位置にあれば規定位置にある先端ま
たは後端を基準に画像齣を停止させ、前記変化信
号による先端および後端が規定位置の内側の範囲
内の位置にありかつ該変化信号による先端と後端
との間の面積が一定値以上であれば前後齣の前記
変化信号または微分先端信号データによる先端ま
たは前記変化信号または微分後端信号データによ
る後端を基準に画像齣を停止させるように前記駆
動手段を制御するデータ処理手段と、を設けたこ
とを特徴とする。
本発明によれば、画像齣を停止させる停止位置
から複数齣分以上上流側に離れた位置に配置され
た濃度検出手段によつて帯状材料の搬送方向に交
差した方向の帯状材料の複数点の光学濃度が検出
される。この光学濃度信号は微分手段に入力さ
れ、微分手段は複数の光学濃度信号の各々を対数
アンプを通過させて高濃度域での光学濃度信号を
拡大した後微分して複数の微分信号を出力する。
信号処理手段は、光学濃度信号の各々と帯状材料
のベース濃度に対応するレベルとを比較して画像
濃度の有無を示す齣検出信号データを出力し、ま
た微分信号の論理積を演算して論理が真のとき微
分先端信号データまたは微分後端信号データを出
力する。記憶手段は、停止位置と濃度検出手段配
置位置との間に存在する複数画像齣の齣検出信号
データ、微分先端信号データ、微分後端信号デー
タを記憶する。
から複数齣分以上上流側に離れた位置に配置され
た濃度検出手段によつて帯状材料の搬送方向に交
差した方向の帯状材料の複数点の光学濃度が検出
される。この光学濃度信号は微分手段に入力さ
れ、微分手段は複数の光学濃度信号の各々を対数
アンプを通過させて高濃度域での光学濃度信号を
拡大した後微分して複数の微分信号を出力する。
信号処理手段は、光学濃度信号の各々と帯状材料
のベース濃度に対応するレベルとを比較して画像
濃度の有無を示す齣検出信号データを出力し、ま
た微分信号の論理積を演算して論理が真のとき微
分先端信号データまたは微分後端信号データを出
力する。記憶手段は、停止位置と濃度検出手段配
置位置との間に存在する複数画像齣の齣検出信号
データ、微分先端信号データ、微分後端信号デー
タを記憶する。
サイズ判定手段は、齣検出信号データの全てが
無を示しているかを判断して、複数画像齣分の無
と判断された部位と部位との間隔から齣サイズを
判定して判定した齣サイズに応じた規定位置を決
定する。複数画像齣分の判断結果を使用してサイ
ズ判定を行つているため、サイズ判定の誤りが防
止され、正確に齣サイズを判定することができ
る。この規定位置は、サイズが判定された画像齣
における実際に先端または後端が存在しなければ
ならない位置であり、サイズに応じて定まる。
無を示しているかを判断して、複数画像齣分の無
と判断された部位と部位との間隔から齣サイズを
判定して判定した齣サイズに応じた規定位置を決
定する。複数画像齣分の判断結果を使用してサイ
ズ判定を行つているため、サイズ判定の誤りが防
止され、正確に齣サイズを判定することができ
る。この規定位置は、サイズが判定された画像齣
における実際に先端または後端が存在しなければ
ならない位置であり、サイズに応じて定まる。
データ処理手段は複数の齣検出信号データの少
なくとも1つが無から有および有から無に変化し
たことを示す変化信号と前記サイズ判定手段の信
号とにより変化信号による先端および後端の少な
くとも一方が規定位置にあるときには規定位置に
ある先端または後端を基準に画像齣を停止させ
る。これによつて、変化信号による先端および後
端の両方が規定位置に存在する正常齣(例えば、
第12図a,bの齣)のみならず、変化信号によ
る先端および後端のいずれか一方のみが規定位置
に存在する異常齣(例えば、第12図c,d,
f,gの齣)をも停止位置に停止させることがで
きる。
なくとも1つが無から有および有から無に変化し
たことを示す変化信号と前記サイズ判定手段の信
号とにより変化信号による先端および後端の少な
くとも一方が規定位置にあるときには規定位置に
ある先端または後端を基準に画像齣を停止させ
る。これによつて、変化信号による先端および後
端の両方が規定位置に存在する正常齣(例えば、
第12図a,bの齣)のみならず、変化信号によ
る先端および後端のいずれか一方のみが規定位置
に存在する異常齣(例えば、第12図c,d,
f,gの齣)をも停止位置に停止させることがで
きる。
また、データ処理手段は、変化信号による先端
および後端が規定位置の内側の範囲内の位置にあ
り、かつ変化信号による先端と後端との間の面積
が一定値以上であれば、前後齣の変化信号または
微分先端信号データによる先端、または変化信号
または微分後端信号データによる後端を基準に画
像齣を停止させる。これによつて、変化信号によ
る先端および後端があるが、先端および後端が規
定位置にないことから第1の発明では停止できな
い異常齣(例えば、第12図eの齣)であつて
も、面積が一定値以上であれば当該齣の前後の齣
の先端または後端を基準にすることにより画像齣
を停止することができる。なお、変化信号による
先端と後端との間の面積が一定値以上のときに停
止させるようにしたのは、この面積が一定値未満
の齣は焼付等が行われる可能性が極めて低く、停
止させる必要がないことによる。
および後端が規定位置の内側の範囲内の位置にあ
り、かつ変化信号による先端と後端との間の面積
が一定値以上であれば、前後齣の変化信号または
微分先端信号データによる先端、または変化信号
または微分後端信号データによる後端を基準に画
像齣を停止させる。これによつて、変化信号によ
る先端および後端があるが、先端および後端が規
定位置にないことから第1の発明では停止できな
い異常齣(例えば、第12図eの齣)であつて
も、面積が一定値以上であれば当該齣の前後の齣
の先端または後端を基準にすることにより画像齣
を停止することができる。なお、変化信号による
先端と後端との間の面積が一定値以上のときに停
止させるようにしたのは、この面積が一定値未満
の齣は焼付等が行われる可能性が極めて低く、停
止させる必要がないことによる。
以上説明したように第2の発明によれば、サイ
ズによつて定まつた先端または後端が実際に存在
しなければならない規定位置に画像濃度の有無に
よつて定めた先端または後端があれば正常齣であ
つても異常齣であつても停止位置に停止させるこ
とができると共に、前後の齣の先端または後端を
基準にしているため、規定位置の内側に画像濃度
の有無によつて定めた先端および後端が存在した
一定面積以上の異常齣であつても停止させること
ができる、という効果が得られる。
ズによつて定まつた先端または後端が実際に存在
しなければならない規定位置に画像濃度の有無に
よつて定めた先端または後端があれば正常齣であ
つても異常齣であつても停止位置に停止させるこ
とができると共に、前後の齣の先端または後端を
基準にしているため、規定位置の内側に画像濃度
の有無によつて定めた先端および後端が存在した
一定面積以上の異常齣であつても停止させること
ができる、という効果が得られる。
以下、本発明の実施例を詳述する。
第1図は信号量に応じた距離だけ順次フイルム
Fを矢印A方向へ送るフイルム駆動手段1として
パルスモータを用いた場合のフイルム走行路を示
し、検出部2と齣停止位置3との間隔Lは334.4
mm(約8齣分)としてあり、フイルムは1パルス
あたり0.2mm送られるようにしてあるので検出部
2と齣停止位置3との間隔Lは1672パルスに相当
する。検出部2は第2図に示すように、濃度検出
手段としての光電変換器(以下「齣検出部」とい
う)S1,S2,S3、およびかぶり検出手段としての
光電変換器(以下「かぶり検出器」という)S4、
スプライス検出手段としての赤外線検出器(以下
「スプライス検出器」という)S5を配設してある。
これらの検出器S1,S2,S3,S4は搬送方向に直交
した方向に配列してある。
Fを矢印A方向へ送るフイルム駆動手段1として
パルスモータを用いた場合のフイルム走行路を示
し、検出部2と齣停止位置3との間隔Lは334.4
mm(約8齣分)としてあり、フイルムは1パルス
あたり0.2mm送られるようにしてあるので検出部
2と齣停止位置3との間隔Lは1672パルスに相当
する。検出部2は第2図に示すように、濃度検出
手段としての光電変換器(以下「齣検出部」とい
う)S1,S2,S3、およびかぶり検出手段としての
光電変換器(以下「かぶり検出器」という)S4、
スプライス検出手段としての赤外線検出器(以下
「スプライス検出器」という)S5を配設してある。
これらの検出器S1,S2,S3,S4は搬送方向に直交
した方向に配列してある。
検出部2の齣検出器S1,S2,S3はフイルムの光
学濃度を検出するものであり、かぶり検出器S4は
画像相当部以外の部分が一定濃度以上であるか否
かを検出するためのものであり、そしてスプライ
ス検出器S5はフイルム間の接合テープを検出する
ためのものである。
学濃度を検出するものであり、かぶり検出器S4は
画像相当部以外の部分が一定濃度以上であるか否
かを検出するためのものであり、そしてスプライ
ス検出器S5はフイルム間の接合テープを検出する
ためのものである。
第3図は制御系のブロツク図であり、この制御
系は検出部における各検出器からのアナログ信号
を信号処理部で処理したデータを齣データ記憶部
へ記憶させ、この記憶されたデータをデータ処理
部で処理して信号量としフイルム駆動部を制御す
る。
系は検出部における各検出器からのアナログ信号
を信号処理部で処理したデータを齣データ記憶部
へ記憶させ、この記憶されたデータをデータ処理
部で処理して信号量としフイルム駆動部を制御す
る。
齣データ記憶部における記憶手段は、例えば半
導体メモリーを用いてもよく、この場合記憶手段
は間隔Lだけフイルムを送るパルス数と同じ1672
語の半導体メモリーにより構成され、1語は第4
図に示すデータ形式で未使用部を含め8ビツトで
ある。従つてこの場合、フイルムが0.2mm送られ
る毎に1語のデータが記憶されることになる。
導体メモリーを用いてもよく、この場合記憶手段
は間隔Lだけフイルムを送るパルス数と同じ1672
語の半導体メモリーにより構成され、1語は第4
図に示すデータ形式で未使用部を含め8ビツトで
ある。従つてこの場合、フイルムが0.2mm送られ
る毎に1語のデータが記憶されることになる。
各データ処理手段の詳細は後述するとして、ま
ず動作の概要を説明する。
ず動作の概要を説明する。
検出器からの各信号はフイルムが一定量送られ
る毎に信号処理部で処理されて齣データ記憶部に
記憶される。齣データ記憶部の容量は検出部と齣
停止位置の間にあるフイルムに関しての信号デー
タ容量に等しいので、長尺フイルムの先端が齣停
止位置にきたとき齣データ記憶部は未使用部分を
除いて検出部からの信号データで満たされる。さ
らにフイルムが送られると最も古い信号データは
新しい信号データに順次置き換えられる。このよ
うにして齣データ記憶部には、常に検出部と齣停
止位置との間にあるフイルムの信号データが記憶
される。
る毎に信号処理部で処理されて齣データ記憶部に
記憶される。齣データ記憶部の容量は検出部と齣
停止位置の間にあるフイルムに関しての信号デー
タ容量に等しいので、長尺フイルムの先端が齣停
止位置にきたとき齣データ記憶部は未使用部分を
除いて検出部からの信号データで満たされる。さ
らにフイルムが送られると最も古い信号データは
新しい信号データに順次置き換えられる。このよ
うにして齣データ記憶部には、常に検出部と齣停
止位置との間にあるフイルムの信号データが記憶
される。
長尺フイルムの先端が齣停止位置に来ると、デ
ータ処理部はすでに齣データ記憶部に蓄えられた
信号データを基に、当該フイルムに含有されてい
る画像齣のサイズを決定する。そして、判定され
たサイズに対応して実際に先端および後端が存在
しなければならない規定位置を決定する。
ータ処理部はすでに齣データ記憶部に蓄えられた
信号データを基に、当該フイルムに含有されてい
る画像齣のサイズを決定する。そして、判定され
たサイズに対応して実際に先端および後端が存在
しなければならない規定位置を決定する。
データ処理部は先に決定した規定位置と画像齣
に対応する信号データとを基に、齣位置すなわち
フイルムの停止位置を決定する。
に対応する信号データとを基に、齣位置すなわち
フイルムの停止位置を決定する。
データ処理部は齣位置を決定し、当該齣を齣停
止位置へ停止させるだけフイルム駆動部を作動さ
せる信号量すなわち制御信号を発生し、フイルム
駆動部は信号量に応じた分だけフイルムを送つて
停止させる。この間にも、フイルムが一定量送ら
れる毎に検出部からのアナログ信号は処理されて
齣データ記憶部に記憶される。このようにして、
フイルムは齣停止位置と検出部の間にある画像齣
のうち最先端の齣が齣停止位置に来たところで停
止する。
止位置へ停止させるだけフイルム駆動部を作動さ
せる信号量すなわち制御信号を発生し、フイルム
駆動部は信号量に応じた分だけフイルムを送つて
停止させる。この間にも、フイルムが一定量送ら
れる毎に検出部からのアナログ信号は処理されて
齣データ記憶部に記憶される。このようにして、
フイルムは齣停止位置と検出部の間にある画像齣
のうち最先端の齣が齣停止位置に来たところで停
止する。
その後、フイルム送り信号が入力される毎に上
記〔齣位置の決定〕および〔フイルムの停止〕の
動作を繰り返す。フイルム送り信号は、齣停止位
置に停止した画像齣に対して何らかの処理が終了
したとき、例えばパンチヤーでノツチを施した
り、カツターでカツトしたり、焼付けが終了した
ときに発せられる。
記〔齣位置の決定〕および〔フイルムの停止〕の
動作を繰り返す。フイルム送り信号は、齣停止位
置に停止した画像齣に対して何らかの処理が終了
したとき、例えばパンチヤーでノツチを施した
り、カツターでカツトしたり、焼付けが終了した
ときに発せられる。
次に各部の構成およびその作用の詳細を、より
具体的に説明する。
具体的に説明する。
各検出器からのアナログ信号の処理
第5図は各検出器S1,S2,S3,S4,S5が検出し
たアナログ信号を齣データ記憶部へ記憶する信号
データとするための信号処理部を例示するブロツ
ク図である。
たアナログ信号を齣データ記憶部へ記憶する信号
データとするための信号処理部を例示するブロツ
ク図である。
齣検出信号データは、フイルムの光学濃度を検
出する齣検出器S1,S2,S3の各位置において画像
濃度の有る部分が“1”、無い部分が“0”に対
応する2値信号である。なお、画像濃度の有無は
以下で説明するように齣検出器S1,S2,S3からの
光学濃度信号とフイルムベース濃度に対応するレ
ベルとを比較して定められる。
出する齣検出器S1,S2,S3の各位置において画像
濃度の有る部分が“1”、無い部分が“0”に対
応する2値信号である。なお、画像濃度の有無は
以下で説明するように齣検出器S1,S2,S3からの
光学濃度信号とフイルムベース濃度に対応するレ
ベルとを比較して定められる。
以下取扱い対象がネガフイルムである場合につ
いて説明する。フオトダイオード(例えばシリコ
ンブルーセル)から成る齣検出器S1,S2,S3に、
ネガフイルムを透過した光が受光されると、光量
に比例した電流信号Is1,Is2,Is3となつてそれぞ
れのプリアンプA1,A2,A3に供給される。電流
信号Is1,Is2,Is3はそれぞれのプリアンプA1,
A2,A3によりそれぞれの電圧Vs1,Vs2,Vs3に変
換される。電流信号Is1,Is2,Is3そして電圧Vs1,
Vs2,Vs3とも高濃度の部分ほどネガの透過光量
が小さいので絶対値は小さくなる。電圧Vs1,
Vs2,Vs3はそれぞれ比較器C1,C2,C3により比
較参照電圧Vr1と比較され、比較器C1,C2,C3か
ら大小に応じた2値信号Vc1,Vc2,Vc3が出力さ
れる。したがつて、画像濃度の有る部分を“1”、
無い部分を“0”に対応させた齣検出信号データ
SEFR1,SEFR2,SEFR3のそれぞれが得られる。
比較参照電圧Vr1はネガフイルム1件分(接合部
間の1本)のネガフイルムのベース濃度、すなわ
ち、画像濃度の無い部分の電圧Vs2(Vs1あるいは
Vs3でもよい)を基に作られるもので、接合部よ
りも下流のネガフイルムの濃度の最小部分すなわ
ち電圧Vs2の絶対値が最大の部分の値VMINをミニ
マムホルダMINでホールドし、これに比較器の
動作を安定にするために減算器SUBで設定値Va
を減じたものである。そして、齣検出信号データ
SEFR1〜SEFR3の少なくとも1つが“1”から
“0”および“0”から“1”に変化したときを
齣の端部(先端または後端)とするものである。
いて説明する。フオトダイオード(例えばシリコ
ンブルーセル)から成る齣検出器S1,S2,S3に、
ネガフイルムを透過した光が受光されると、光量
に比例した電流信号Is1,Is2,Is3となつてそれぞ
れのプリアンプA1,A2,A3に供給される。電流
信号Is1,Is2,Is3はそれぞれのプリアンプA1,
A2,A3によりそれぞれの電圧Vs1,Vs2,Vs3に変
換される。電流信号Is1,Is2,Is3そして電圧Vs1,
Vs2,Vs3とも高濃度の部分ほどネガの透過光量
が小さいので絶対値は小さくなる。電圧Vs1,
Vs2,Vs3はそれぞれ比較器C1,C2,C3により比
較参照電圧Vr1と比較され、比較器C1,C2,C3か
ら大小に応じた2値信号Vc1,Vc2,Vc3が出力さ
れる。したがつて、画像濃度の有る部分を“1”、
無い部分を“0”に対応させた齣検出信号データ
SEFR1,SEFR2,SEFR3のそれぞれが得られる。
比較参照電圧Vr1はネガフイルム1件分(接合部
間の1本)のネガフイルムのベース濃度、すなわ
ち、画像濃度の無い部分の電圧Vs2(Vs1あるいは
Vs3でもよい)を基に作られるもので、接合部よ
りも下流のネガフイルムの濃度の最小部分すなわ
ち電圧Vs2の絶対値が最大の部分の値VMINをミニ
マムホルダMINでホールドし、これに比較器の
動作を安定にするために減算器SUBで設定値Va
を減じたものである。そして、齣検出信号データ
SEFR1〜SEFR3の少なくとも1つが“1”から
“0”および“0”から“1”に変化したときを
齣の端部(先端または後端)とするものである。
これらの信号処理をネガフイルムの画像と対応
させて第6図にて説明する。第6図aはネガフイ
ルムを模式的に例示するもので、斜線部は画像濃
度の有る部分を示し、今、齣検出器S1が時間の経
過とともに、ネガフイルムと相対的に矢印方向へ
移動するものとする。このとき濃度信号による電
圧Vs1は負電圧として第6図bにような経過で変
化する。そして、比較参照電圧Vr1との比較にお
いて電圧Vs1が大きい場合をHレベル、他の場合
をLレベルとした2値信号Vc1は第6図cのよう
になる。従つて齣検出信号データSEFR1は第6
図dのように2値信号Vc1がHレベルのとき
“1”、Lレベルのとき“0”に対応する。なお、
齣検出信号データSEFR2,SEFR3も同様である。
させて第6図にて説明する。第6図aはネガフイ
ルムを模式的に例示するもので、斜線部は画像濃
度の有る部分を示し、今、齣検出器S1が時間の経
過とともに、ネガフイルムと相対的に矢印方向へ
移動するものとする。このとき濃度信号による電
圧Vs1は負電圧として第6図bにような経過で変
化する。そして、比較参照電圧Vr1との比較にお
いて電圧Vs1が大きい場合をHレベル、他の場合
をLレベルとした2値信号Vc1は第6図cのよう
になる。従つて齣検出信号データSEFR1は第6
図dのように2値信号Vc1がHレベルのとき
“1”、Lレベルのとき“0”に対応する。なお、
齣検出信号データSEFR2,SEFR3も同様である。
微分先端、後端信号データは、露光オーバーの
齣における齣間への光の滲みの部分の濃度とフイ
ルムベース濃度との差が設定値Vaより大きい場
合に必要なデータである。露光オーバーの齣は齣
間に光が滲み出し齣間の濃度がベース濃度より濃
くなることがあるため、齣検出信号データが得ら
れなくなることがある。このため微分先端、後端
信号データが必要になる。
齣における齣間への光の滲みの部分の濃度とフイ
ルムベース濃度との差が設定値Vaより大きい場
合に必要なデータである。露光オーバーの齣は齣
間に光が滲み出し齣間の濃度がベース濃度より濃
くなることがあるため、齣検出信号データが得ら
れなくなることがある。このため微分先端、後端
信号データが必要になる。
露光オーバーの画像は高濃度領域のコントラス
トが小さいため、電圧Vs1,Vs2,Vs3を先ず対数
アンプL1,L2,L3に入力して高濃度域での濃度
信号を拡大しVL1,VL2,VL3を得て、これを微分
器D1,D2,D3に供給し微分電圧VD1,VD2,VD3
を得る。微分電圧はそれぞれ比較器CL1,CL2,
CL3で比較参照電圧VrLと比較され、それぞれ2値
信号VcL1,VcL2,VcL3に変換される。
トが小さいため、電圧Vs1,Vs2,Vs3を先ず対数
アンプL1,L2,L3に入力して高濃度域での濃度
信号を拡大しVL1,VL2,VL3を得て、これを微分
器D1,D2,D3に供給し微分電圧VD1,VD2,VD3
を得る。微分電圧はそれぞれ比較器CL1,CL2,
CL3で比較参照電圧VrLと比較され、それぞれ2値
信号VcL1,VcL2,VcL3に変換される。
この2値信号は、フイルム送り量0.2mm毎にリ
セツト信号RSによりリセツトされるフリツプフ
ロツプFL1,FL2,FL3によつて、それぞれVFL1,
VFL2,VFL3となる。そして、このVFL1,VFL2,
VFL3のANDをANDゲートALによつてとりVAL
とし、このVALを“1”、“0”のデータに変換し
て微分先端信号データSEDLとする。以上では微
分先端信号データについて述べたが、微分後端信
号データの場合も同様である。すなわち、微分電
圧VD1,VD2,VD3ははそれぞれ比較器CT1,CT2,
CT3で比較参照電圧VrTと比較され、それぞれ2値
信号VcT1,VcT2,VcT3に変換される。そしてフリ
ツプフロツプFT1,FT2,FT3によつて、それぞ
れVFT1,VFT2,VFT3となる。そして、このVFT1,
VFT2,VFT3のANDをANDゲートATによつてと
りVATとし、このVATを“1”、“0”のデータに
変換して微分後端信号データSEDTとする。
セツト信号RSによりリセツトされるフリツプフ
ロツプFL1,FL2,FL3によつて、それぞれVFL1,
VFL2,VFL3となる。そして、このVFL1,VFL2,
VFL3のANDをANDゲートALによつてとりVAL
とし、このVALを“1”、“0”のデータに変換し
て微分先端信号データSEDLとする。以上では微
分先端信号データについて述べたが、微分後端信
号データの場合も同様である。すなわち、微分電
圧VD1,VD2,VD3ははそれぞれ比較器CT1,CT2,
CT3で比較参照電圧VrTと比較され、それぞれ2値
信号VcT1,VcT2,VcT3に変換される。そしてフリ
ツプフロツプFT1,FT2,FT3によつて、それぞ
れVFT1,VFT2,VFT3となる。そして、このVFT1,
VFT2,VFT3のANDをANDゲートATによつてと
りVATとし、このVATを“1”、“0”のデータに
変換して微分後端信号データSEDTとする。
このようにVFL1,VFL2,VFL3のANDをとつて
VALとし、VFT1,VFT2,VFT3のANDをとつてVAT
とするのは、これらVFL1〜VFL3,VFT1〜VFT3のそ
れぞれの各信号は画像中で多数発生するのだが、
露光オーバーの齣は画像部全体が濃度を持つてい
るという特徴を利用し、3つの信号VFL1〜VFL3が
同時に出たときが齣先端、3つの信号VFT1〜VFT3
が同時に出たときが齣後端であるとするものであ
る。
VALとし、VFT1,VFT2,VFT3のANDをとつてVAT
とするのは、これらVFL1〜VFL3,VFT1〜VFT3のそ
れぞれの各信号は画像中で多数発生するのだが、
露光オーバーの齣は画像部全体が濃度を持つてい
るという特徴を利用し、3つの信号VFL1〜VFL3が
同時に出たときが齣先端、3つの信号VFT1〜VFT3
が同時に出たときが齣後端であるとするものであ
る。
微分先端信号処理をネガフイルムFの画像と対
応させて第7図にて説明する。第7図aはネガフ
イルムFを模式的に例示するもので、斜線部は濃
度のある部分を示し、今、齣検出器S1,S2,S3が
時間経過につれてネガフイルムFと相対的に矢印
方向へ移動するものとする。このとき電圧Vs1〜
Vs3のそれぞれは第7図bのような経過で変化す
る。そして、対数アンプL1〜L3で拡大された電
圧VL1〜VL3のそれぞれは第7図cのようになる。
第7図dは微分電圧VD1〜VD3のそれぞれが比較
参照電圧VrL(VrTも併記)と比較される様子を示
す。比較の結果第7図eに示す2値信号VCL1〜
VCL3をそれぞれ得る。第7図fは、2値信号VCL
〜VCL3それぞれの間に多少の時間的ずれが生じて
もAND出力がリセツト直前のタイミングで得ら
れるようにするためフリツプフロツプを用いた出
力FFL1〜FFL3を示す。第7図gはリセツト信号
RSを示す。第7図hはVFL1〜VFL3のANDをとつ
たVALを示す。そして、第7図iは、VALがHレ
ベルのとき“1”、他を“0”とした微分先端信
号データSEDLを示す。微分後端信号SEDTも上
記と略同様にして得られる。
応させて第7図にて説明する。第7図aはネガフ
イルムFを模式的に例示するもので、斜線部は濃
度のある部分を示し、今、齣検出器S1,S2,S3が
時間経過につれてネガフイルムFと相対的に矢印
方向へ移動するものとする。このとき電圧Vs1〜
Vs3のそれぞれは第7図bのような経過で変化す
る。そして、対数アンプL1〜L3で拡大された電
圧VL1〜VL3のそれぞれは第7図cのようになる。
第7図dは微分電圧VD1〜VD3のそれぞれが比較
参照電圧VrL(VrTも併記)と比較される様子を示
す。比較の結果第7図eに示す2値信号VCL1〜
VCL3をそれぞれ得る。第7図fは、2値信号VCL
〜VCL3それぞれの間に多少の時間的ずれが生じて
もAND出力がリセツト直前のタイミングで得ら
れるようにするためフリツプフロツプを用いた出
力FFL1〜FFL3を示す。第7図gはリセツト信号
RSを示す。第7図hはVFL1〜VFL3のANDをとつ
たVALを示す。そして、第7図iは、VALがHレ
ベルのとき“1”、他を“0”とした微分先端信
号データSEDLを示す。微分後端信号SEDTも上
記と略同様にして得られる。
かぶり信号データは、齣検出器S1〜S3のうちの
中央部の一つの齣検出器S2とフオトダイオードか
らなるかぶり検出器S4とによつて、ネガフイルム
の上端部および中央部の濃度を検出した信号を処
理して得る。すなわち、電圧Vs2を比較器C6で比
較参照電圧Vr6と比較して得た2値信号Vc6と、
かぶり検出器S4からの電流信号がプリアンプA4
で変換された電圧Vs4を比較器C4で比較参照電圧
Vr4と比較して得た2値信号Vc4とのANDをAND
ゲートAKにてとり2値信号VAKとする。
中央部の一つの齣検出器S2とフオトダイオードか
らなるかぶり検出器S4とによつて、ネガフイルム
の上端部および中央部の濃度を検出した信号を処
理して得る。すなわち、電圧Vs2を比較器C6で比
較参照電圧Vr6と比較して得た2値信号Vc6と、
かぶり検出器S4からの電流信号がプリアンプA4
で変換された電圧Vs4を比較器C4で比較参照電圧
Vr4と比較して得た2値信号Vc4とのANDをAND
ゲートAKにてとり2値信号VAKとする。
このようにVc4とVc6とのANDをとつた2値信
号VAKを必要とするのはネガフイルムの縁部に縁
かぶり等による濃度信号があつた場合でも、ネガ
フイルムの中央部の齣検出器S2からの信号Vc6と
のANDをとることにより実際のかぶり部分との
判別の確実性を向上させ得るからである。
号VAKを必要とするのはネガフイルムの縁部に縁
かぶり等による濃度信号があつた場合でも、ネガ
フイルムの中央部の齣検出器S2からの信号Vc6と
のANDをとることにより実際のかぶり部分との
判別の確実性を向上させ得るからである。
かぶり信号処理をネガフイルムのの画像と対応
させて第8図にて説明する。第8図aはネガフイ
ルムを模式的に示すもので斜線部は濃度のある部
分を示し、濃度が高いA部分はかぶり部、B部分
は縁かぶり部であり、今、齣検出器S2およびかぶ
り検出器S4が時間経過につれてネガフイルムFと
相対的に矢印方向へ移動するものとする。このと
き電圧Vs4は第8図bのような経過で変化しA部
分とB部分でVr4よりHレベルとなる。一方、電
圧Vs2はA部分と画像の極めて高濃度部分で第8
図cのようにVr6よりHレベルとなる。比較参照
電圧Vr4はフイルム側辺における焼込み文字等の
小面積の濃度で生ずる電圧Vs4のレベルより高く
かつかぶり部の電圧Vs4のレベルより低く設定さ
れ、比較参照電圧Vr6はかぶり部で生ずる電圧
Vs2のレベルより僅かに低く設定される。第8図
dは比較器C4から出力される2値信号Vc4を示
す。第8図eは比較器C6から出力される2値信
号Vc6を示す。第8図fはANDゲートAKから出
力されるVAKを示し、第8図gはVAKがHレベル
のとき“1”、他を“0”としたかぶり信号デー
タSEKBを示す。
させて第8図にて説明する。第8図aはネガフイ
ルムを模式的に示すもので斜線部は濃度のある部
分を示し、濃度が高いA部分はかぶり部、B部分
は縁かぶり部であり、今、齣検出器S2およびかぶ
り検出器S4が時間経過につれてネガフイルムFと
相対的に矢印方向へ移動するものとする。このと
き電圧Vs4は第8図bのような経過で変化しA部
分とB部分でVr4よりHレベルとなる。一方、電
圧Vs2はA部分と画像の極めて高濃度部分で第8
図cのようにVr6よりHレベルとなる。比較参照
電圧Vr4はフイルム側辺における焼込み文字等の
小面積の濃度で生ずる電圧Vs4のレベルより高く
かつかぶり部の電圧Vs4のレベルより低く設定さ
れ、比較参照電圧Vr6はかぶり部で生ずる電圧
Vs2のレベルより僅かに低く設定される。第8図
dは比較器C4から出力される2値信号Vc4を示
す。第8図eは比較器C6から出力される2値信
号Vc6を示す。第8図fはANDゲートAKから出
力されるVAKを示し、第8図gはVAKがHレベル
のとき“1”、他を“0”としたかぶり信号デー
タSEKBを示す。
スプライス信号データは、赤外線発光ダイオー
ドからの光を受光するフオトダイオードからなる
スプライス検出器S5が、フイルムの端部同士を接
合している赤外線不透過材製の接合テープを検出
した信号を、接合テープ部分を“1”、他の部分
を“0”に対応させた2値信号である。すなわ
ち、スプライス検出器S5からの電流信号がプリア
ンプA5で変換された電圧Vs5を比較器C5で比較参
照電圧Vr5と比較してVc5を得て、Vc5がHレベル
のとき“1”、他の場合を“0”に対応させてス
プライス信号SESPLを得る。
ドからの光を受光するフオトダイオードからなる
スプライス検出器S5が、フイルムの端部同士を接
合している赤外線不透過材製の接合テープを検出
した信号を、接合テープ部分を“1”、他の部分
を“0”に対応させた2値信号である。すなわ
ち、スプライス検出器S5からの電流信号がプリア
ンプA5で変換された電圧Vs5を比較器C5で比較参
照電圧Vr5と比較してVc5を得て、Vc5がHレベル
のとき“1”、他の場合を“0”に対応させてス
プライス信号SESPLを得る。
また、Vc5のHレベルの後端を論理微分器DIF
により得た信号VDIFによつて、前述したVMINをリ
セツトする。
により得た信号VDIFによつて、前述したVMINをリ
セツトする。
スプライス信号処理をネガフイルムの接合部と
対応させて第9図にて説明する。第9図aはネガ
フイルムを模式的に示すもので、斜線部は画像濃
度のある部分およびかぶり部分で、交差斜線部が
接合テープであり、今、スプライス検出器S5が時
間経過するにつれてネガフイルムFと相対的に矢
印方向へ移動するものとする。このとき、赤外線
ダイオードからの赤外線は画像濃度部分およびか
ぶり部分では吸収されないが、接合テープ部分で
は吸収されるため、電圧Vs5は第9図bのように
接合テープ部分で比較参照電圧Vr5よりHレベル
となる。第9図cは比較器C5から出力される2
値信号Vc5を示す。第9図dはVc5を論理微分器
により処理したVDIFを示す。第9図eはVc5がH
レベルのとき“1”、他を“0”としたスプライ
ス信号データESPLを示す。
対応させて第9図にて説明する。第9図aはネガ
フイルムを模式的に示すもので、斜線部は画像濃
度のある部分およびかぶり部分で、交差斜線部が
接合テープであり、今、スプライス検出器S5が時
間経過するにつれてネガフイルムFと相対的に矢
印方向へ移動するものとする。このとき、赤外線
ダイオードからの赤外線は画像濃度部分およびか
ぶり部分では吸収されないが、接合テープ部分で
は吸収されるため、電圧Vs5は第9図bのように
接合テープ部分で比較参照電圧Vr5よりHレベル
となる。第9図cは比較器C5から出力される2
値信号Vc5を示す。第9図dはVc5を論理微分器
により処理したVDIFを示す。第9図eはVc5がH
レベルのとき“1”、他を“0”としたスプライ
ス信号データESPLを示す。
データ処理
データ処理部は、前述した各検出器からのアナ
ログ信号の処理で得られた信号データを処理する
もので、齣データ転送、サイズ判定、齣停止位置
判定、フイルム駆動信号発生の機能を有する。以
下各機能について詳述する。
ログ信号の処理で得られた信号データを処理する
もので、齣データ転送、サイズ判定、齣停止位置
判定、フイルム駆動信号発生の機能を有する。以
下各機能について詳述する。
各検出器からのアナログ信号の処理部からの信
号データを齣データ記憶部へ格納する。齣データ
記憶部の記憶容量は有限であるから、フイルム上
の位置と信号データとの対応はベクターアドレス
により管理され、ベクターアドレスは最も古いデ
ータである齣停止位置に対応するデータを指定し
ている。
号データを齣データ記憶部へ格納する。齣データ
記憶部の記憶容量は有限であるから、フイルム上
の位置と信号データとの対応はベクターアドレス
により管理され、ベクターアドレスは最も古いデ
ータである齣停止位置に対応するデータを指定し
ている。
長尺フイルムはフルサイズ画像齣で撮影された
フイルムとハーフサイズ画像齣で撮影されたフイ
ルムが接合テープでスプライスされているので、
スプライス信号が検出されたら、以下に続くフイ
ルムの画像がフルサイズ画像齣であるか、ハーフ
サイズ画像齣であるか判定する必要がある。
フイルムとハーフサイズ画像齣で撮影されたフイ
ルムが接合テープでスプライスされているので、
スプライス信号が検出されたら、以下に続くフイ
ルムの画像がフルサイズ画像齣であるか、ハーフ
サイズ画像齣であるか判定する必要がある。
第10図は実際に見られる画像齣の各種形態を
模式的に例示したものである。スプライス信号後
の最初の画像齣が第10図aに示すような正常な
齣であれば、この齣の先端から後端までの長さを
サイズとすればよいが、実際には異常な齣があ
り、第10図bに示すような画面の一部が欠落し
たもの、第10図cに示すような画面と画面が重
なつているもの、第10図dに示すような画面と
画面の境界が不明確なもの等があるので、複数齣
について画像齣の長さを判定してサイズを決定す
るようにした。
模式的に例示したものである。スプライス信号後
の最初の画像齣が第10図aに示すような正常な
齣であれば、この齣の先端から後端までの長さを
サイズとすればよいが、実際には異常な齣があ
り、第10図bに示すような画面の一部が欠落し
たもの、第10図cに示すような画面と画面が重
なつているもの、第10図dに示すような画面と
画面の境界が不明確なもの等があるので、複数齣
について画像齣の長さを判定してサイズを決定す
るようにした。
サイズの決定のデータ処理、例えばコンピユー
タ処理での手順は次のとおりである。
タ処理での手順は次のとおりである。
<1> 齣停止位置の直前の齣の齣検出信号デー
タSEFR1,SEFR2,SEFR3を齣データ記憶部
より読み出す。
タSEFR1,SEFR2,SEFR3を齣データ記憶部
より読み出す。
<2> C=0としてスタートさせる(Cはフラ
グである)。
グである)。
<3> C=0でなければ<4>へ飛ぶが、C=
0(スタート時)の場合は齣検出信号データ
SEFR1,SEFR2,SEFR3が全て“0”であれ
ばC=1に書き換えて<8>へ飛ぶ。
0(スタート時)の場合は齣検出信号データ
SEFR1,SEFR2,SEFR3が全て“0”であれ
ばC=1に書き換えて<8>へ飛ぶ。
<4> C=0でなければ齣検出信号データ
SEFR1,SEFR2,SEFR3がすべて“0”であ
れば<8>へ飛ぶ。
SEFR1,SEFR2,SEFR3がすべて“0”であ
れば<8>へ飛ぶ。
<5> ハーフサイズに対応する端部検出区間内
で齣検出信号データSEFR1,SEFR2,SEFR3
が“1”となれば、ハーフサイズ画像齣の齣数
を数えるカウンターをインクリメントする。
で齣検出信号データSEFR1,SEFR2,SEFR3
が“1”となれば、ハーフサイズ画像齣の齣数
を数えるカウンターをインクリメントする。
<6> フルサイズに対応する端部検出区間内で
齣検出信号データSEFR1,SEFR2,SEFR3が
“1”となれば、フルサイズ画像齣の齣数を数
えるカウンターをインクリメントする。
齣検出信号データSEFR1,SEFR2,SEFR3が
“1”となれば、フルサイズ画像齣の齣数を数
えるカウンターをインクリメントする。
<7> ハーフサイズ画像齣カウンターまたはフ
ルサイズ画像齣のカウンターが複数個(この場
合3個以上)であればサイズ判定を終了する。
それ以外はC=0に書き換えて<8>へ飛ぶ。
ルサイズ画像齣のカウンターが複数個(この場
合3個以上)であればサイズ判定を終了する。
それ以外はC=0に書き換えて<8>へ飛ぶ。
<8> 次の齣検出信号データSEFR1,SEFR2,
SEFR3を齣データ記憶部より読み出す。
SEFR3を齣データ記憶部より読み出す。
検出部2から齣停止位置3までの間の齣(こ
の場合8齣)分について終了したら判定終了と
なる。
の場合8齣)分について終了したら判定終了と
なる。
なお、判定できなかつたときは、オペレータ
への警報を発する等して処理することになる。
への警報を発する等して処理することになる。
<9> 判定終了しない場合は<3>へ飛ぶ。
上記の説明内容をフローチヤートで示したもの
が第11図である。
が第11図である。
上記のように、齣検出信号データの全てが
“0”かを判断してサイズを判定しているため、
画像濃度有無と判定された部位と部位との間隔か
らサイズを判定することになる。このようにサイ
ズを判定した後、判定されたサイズと同一サイズ
の画像齣における先端および後端が実際に存在し
ていなければならない位置を規定位置として定め
る。
“0”かを判断してサイズを判定しているため、
画像濃度有無と判定された部位と部位との間隔か
らサイズを判定することになる。このようにサイ
ズを判定した後、判定されたサイズと同一サイズ
の画像齣における先端および後端が実際に存在し
ていなければならない位置を規定位置として定め
る。
〔齣停止位置判定〕
画像齣には第12図のa〜jまでに示すような
それぞれの種類の画像齣が存在する。
それぞれの種類の画像齣が存在する。
正常齣、例えば第12図a及びbは、次の5条
件を同時に満足するものであり、正常齣として停
止させる。
件を同時に満足するものであり、正常齣として停
止させる。
1 先端がある。(齣検出信号データSEFR1〜
SEFR3の少なくとも1つが“0”から“1”
に変化したことを示す変化信号がある。
SEFR3の少なくとも1つが“0”から“1”
に変化したことを示す変化信号がある。
2 後端がある。(齣検出信号データSEFR1〜
SEFR3の少なくとも1つが“1”から“0”
に変化したことを示す変化信号がある。
SEFR3の少なくとも1つが“1”から“0”
に変化したことを示す変化信号がある。
3 先端と後端の間隔が規定値である。
(上記変換信号による先端と後端とが各規定
位置にあり、この結果先端と後端との間隔が判
定されたサイズに等しい。) 4 画像面積が齣面積の一定比率以上ある。(齣
検出信号データとサイズ判定結果とによる。) 5 先端と後端の間にかぶりがない。(齣検出信
号データ、サイズ判定結果、かぶりデータによ
る。) 異常齣、上記の5条件のうち少なくとも1条件
が満足されないものをいい、それぞれ齣停止の基
準が異なる。
位置にあり、この結果先端と後端との間隔が判
定されたサイズに等しい。) 4 画像面積が齣面積の一定比率以上ある。(齣
検出信号データとサイズ判定結果とによる。) 5 先端と後端の間にかぶりがない。(齣検出信
号データ、サイズ判定結果、かぶりデータによ
る。) 異常齣、上記の5条件のうち少なくとも1条件
が満足されないものをいい、それぞれ齣停止の基
準が異なる。
・ 先端がないとき、例えば第12図cの場合
は、変化信号による後端が規定位置にあるので
この後端位置を基準として停止させる。
は、変化信号による後端が規定位置にあるので
この後端位置を基準として停止させる。
・ 後端がないとき、例えば第12図dの場合
は、変化信号による先端が規定位置にあるので
この先端位置を基準として停止させる。
は、変化信号による先端が規定位置にあるので
この先端位置を基準として停止させる。
・ 先端と後端の間隔が規定値でないとき、例え
ば第12図eの場合は、変化信号による先端お
よび後端が規定位置の内側の範囲内の位置にあ
りかつ変化信号による先端と後端との間の面積
が一定値以上であり、焼付等を行うことがある
ので前後の齣を基準として停止させる。すなわ
ち、前後齣の変化信号または微分先端信号デー
タによる先端、または変化信号または微分後端
信号データによる後端を基準に停止させる。
ば第12図eの場合は、変化信号による先端お
よび後端が規定位置の内側の範囲内の位置にあ
りかつ変化信号による先端と後端との間の面積
が一定値以上であり、焼付等を行うことがある
ので前後の齣を基準として停止させる。すなわ
ち、前後齣の変化信号または微分先端信号デー
タによる先端、または変化信号または微分後端
信号データによる後端を基準に停止させる。
・ 画像面積が齣面積の一定比率未満のとき、例
えば第12図f,g,hの場合は、規定位置に
変化信号による先端があればfこの先端位置を
基準とし、変化信号による後端があればgこの
後端位置を基準として停止させるが、それ以外
のときhは画像面積が第12図eの齣より小さ
く、焼付等を行うことがほとんどないため停止
させない。
えば第12図f,g,hの場合は、規定位置に
変化信号による先端があればfこの先端位置を
基準とし、変化信号による後端があればgこの
後端位置を基準として停止させるが、それ以外
のときhは画像面積が第12図eの齣より小さ
く、焼付等を行うことがほとんどないため停止
させない。
・ 先端および後端が不明確なとき、例えば第1
2図iの場合は、齣間にベース濃度より濃い部
分があり先端および後端が不明確で変化信号に
よる先端および後端がないため、微分先端信号
データSEDLまたは微分後端信号データSEDT
を基準として停止させる。すなわち、微分先端
信号データSEDLによる先端または微分後端信
号データSEDTによる後端が規定位置にあれ
ば、規定位置にある先端位置または後端位置を
基準として停止させる。そして、微分先端信号
データによる先端も微分後端信号データによる
後端もないときは、前後の齣の変化信号または
微分先端データによる先端、または変化信号ま
たは微分後端信号データによる後端を基準とし
て停止する。
2図iの場合は、齣間にベース濃度より濃い部
分があり先端および後端が不明確で変化信号に
よる先端および後端がないため、微分先端信号
データSEDLまたは微分後端信号データSEDT
を基準として停止させる。すなわち、微分先端
信号データSEDLによる先端または微分後端信
号データSEDTによる後端が規定位置にあれ
ば、規定位置にある先端位置または後端位置を
基準として停止させる。そして、微分先端信号
データによる先端も微分後端信号データによる
後端もないときは、前後の齣の変化信号または
微分先端データによる先端、または変化信号ま
たは微分後端信号データによる後端を基準とし
て停止する。
・ 先端と後端の間にかぶりがあるとき、例えば
第12図jの場合は他の4条件が満たされてい
ても停止させない。
第12図jの場合は他の4条件が満たされてい
ても停止させない。
以上述べた実施例において、フイルムの送行方
向に直交した複数点の光学濃度信号を検出する濃
度検出手段として用いた検出器S1……S4を、第2
図に示すようにフイルム送行方向に直交させて配
設したが、要はフイルム画像面そのものにおける
フイルムの送行方向に直交した複数点の光学濃度
を結果的に検出できればよいので、斜め、あるい
はランダムに配設してもよい。フイルム接合部を
検出するスプライス検出手段としては、赤外線発
光ダイオードとフオトダイオードとを組合せた赤
外線検出器を用いたが、接合テープ部分での段差
を機械・電気的に検出するものを用いてもよい。
齣データ記憶手段としては、半導体メモリーを用
いたが磁気メモリー、例えば磁気バブルメモリ
ー、磁気デイスクまたは磁気テープ等を用いても
よい。また、各検出手段から齣停止位置までの間
隔として少なくとも3齣分を必要とするのは、で
きるだけ多数の画像齣の情報を利用して自動判定
の確率を上げるためであり、この意味ではより好
ましくは5齣分以上、更に好ましくは8齣分以上
の間隔を取るのがよい。齣停止だけについては、
前の齣についての送り量を記憶させておくこと
で、前後齣との関係で判断する場合、最小限2齣
分の間隔があればよいことになる。
向に直交した複数点の光学濃度信号を検出する濃
度検出手段として用いた検出器S1……S4を、第2
図に示すようにフイルム送行方向に直交させて配
設したが、要はフイルム画像面そのものにおける
フイルムの送行方向に直交した複数点の光学濃度
を結果的に検出できればよいので、斜め、あるい
はランダムに配設してもよい。フイルム接合部を
検出するスプライス検出手段としては、赤外線発
光ダイオードとフオトダイオードとを組合せた赤
外線検出器を用いたが、接合テープ部分での段差
を機械・電気的に検出するものを用いてもよい。
齣データ記憶手段としては、半導体メモリーを用
いたが磁気メモリー、例えば磁気バブルメモリ
ー、磁気デイスクまたは磁気テープ等を用いても
よい。また、各検出手段から齣停止位置までの間
隔として少なくとも3齣分を必要とするのは、で
きるだけ多数の画像齣の情報を利用して自動判定
の確率を上げるためであり、この意味ではより好
ましくは5齣分以上、更に好ましくは8齣分以上
の間隔を取るのがよい。齣停止だけについては、
前の齣についての送り量を記憶させておくこと
で、前後齣との関係で判断する場合、最小限2齣
分の間隔があればよいことになる。
以上、詳述した如く、本実施例の装置によれ
ば、画像サイズの異なるフイルムが相互に接合さ
れた長尺フイルムでのサイズの自動判定を行い、
かつ正常齣は勿論異常齣をも所定の位置へ停止さ
せることができる。勿論3齣以上画像が含まれる
短尺フイルムについても画像齣を検出し、所定位
置へ停止させることができる。
ば、画像サイズの異なるフイルムが相互に接合さ
れた長尺フイルムでのサイズの自動判定を行い、
かつ正常齣は勿論異常齣をも所定の位置へ停止さ
せることができる。勿論3齣以上画像が含まれる
短尺フイルムについても画像齣を検出し、所定位
置へ停止させることができる。
本発明はオートノツチヤーやオートカツターに
おける齣停止以外にも、直接写真焼付機での齣停
止に用いる等、画像を所定位置に停止させる各種
の要求に応えることができる。
おける齣停止以外にも、直接写真焼付機での齣停
止に用いる等、画像を所定位置に停止させる各種
の要求に応えることができる。
第1図はフイルムの走行路との関係で検出部と
齣停止位置とを示す平面図、第2図は検出部の各
検出器の配設をフイルム・画像との関係で示す平
面図、第3図は制御系のブロツク図、第4図は齣
データ記憶手段での各ビツトのデータ形式の説明
図、第5図は信号処理系統を示すブロツク図、第
6図a〜d、第7図a〜i、第8図a〜g、第9
図a〜eの各図はそれぞれフイルムとの関係での
信号処理説明図、第10図a〜dは接合部と画像
齣との関係を模式的に示す平面図、第11図は齣
サイズ決定のデータ処理説明図のブロツク図、第
12図a〜jは齣の画像形態を模式的に示す平面
図である。 F…フイルム、1…フイルム駆動手段、2…検
出部、3…齣停止位置、S1〜S3…齣検出器、S4…
かぶり検出器、S5…スプライス検出器。
齣停止位置とを示す平面図、第2図は検出部の各
検出器の配設をフイルム・画像との関係で示す平
面図、第3図は制御系のブロツク図、第4図は齣
データ記憶手段での各ビツトのデータ形式の説明
図、第5図は信号処理系統を示すブロツク図、第
6図a〜d、第7図a〜i、第8図a〜g、第9
図a〜eの各図はそれぞれフイルムとの関係での
信号処理説明図、第10図a〜dは接合部と画像
齣との関係を模式的に示す平面図、第11図は齣
サイズ決定のデータ処理説明図のブロツク図、第
12図a〜jは齣の画像形態を模式的に示す平面
図である。 F…フイルム、1…フイルム駆動手段、2…検
出部、3…齣停止位置、S1〜S3…齣検出器、S4…
かぶり検出器、S5…スプライス検出器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 画像齣を備えた帯状材料を駆動手段によつて
搬送すると共に前記画像齣を検出して該画像齣を
所定の停止位置に停止させる画像齣検出停止装置
において、 前記停止位置から複数齣分以上上流側に離れた
位置に配置されると共に前記帯状材料の搬送方向
に交差した方向の前記帯状材料の複数点の光学濃
度を検出して複数の光学濃度信号を出力する濃度
検出手段と、 前記複数の光学濃度信号の各々の対数アンプを
通過させた後微分して複数の微分信号を出力する
微分手段と、 前記光学濃度信号の各々と帯状材料のベース濃
度に対応するレベルとを比較して画像濃度の有無
を示す複数の齣検出信号データを出力すると共
に、前記微分信号の論理積を演算して真のとき微
分先端信号データまたは微分後端信号データを出
力する信号処理手段と、 前記停止位置と前記濃度検出手段配置位置との
間に存在する複数画像齣の齣検出信号データ、微
分先端信号データおよび微分後端信号データを常
に記憶する齣データ記憶手段と、 前記齣検出信号データの全てが無を示している
かを判断し、複数画像齣分の無と判断された部位
と部位との間隔から齣サイズを判定して該齣サイ
ズに応じた規定位置を決定するサイズ判定手段
と、 前記複数の齣検出信号データの少なくとも1つ
が無から有および有から無に変化したことを示す
変化信号と前記サイズ判定手段の信号とにより前
記変化信号による先端および後端の少なくとも一
方が規定位置にあれば規定位置にある先端または
後端を基準に画像齣を停止させ、前記変化信号に
よる先端および後端のいずれもなければ微分先端
信号データまたは微分後端信号データと前記サイ
ズ判定手段の信号とにより微分先端信号データに
よる先端または微分後端信号データによる後端が
規定位置にあれば規定位置にある該先端または該
後端を基準に画像齣を停止させるように前記駆動
手段を制御するデータ処理手段と、 を設けたことを特徴とする画像齣検出停止装置。 2 画像齣を備えた帯状材料を駆動手段によつて
搬送すると共に前記画像齣を検出して該画像齣を
所定の停止位置に停止させる画像齣検出停止装置
において、 前記停止位置から複数齣分以上上流側に離れた
位置に配置されると共に前記帯状材料の搬送方向
に交差した方向の前記帯状材料の複数点の光学濃
度を検出して複数の光学濃度信号を出力する濃度
検出手段と、 前記複数の光学濃度信号の各々を対数アンプを
通過させた後微分して複数の微分信号を出力する
微分手段と、 前記光学濃度信号の各々と帯状材料のベース濃
度に対応するレベルとを比較して画像濃度の有無
を示す複数の齣検出信号データを出力すると共
に、前記微分信号の論理積を演算して真のとき微
分先端信号データまたは微分後端信号データを出
力する信号処理手段と、 前記停止位置と前記濃度検出手段配置位置との
間に存在する複数画像齣の齣検出信号データ、微
分先端信号データおよび微分後端信号データを常
に記憶する齣データ記憶手段と、 前記齣検出信号データの全てが無を示している
かを判断し、複数画像齣分の無と判断された部位
と部位との間隔から齣サイズを判定して該サイズ
に応じた規定位置を決定するサイズ判定手段と、 前記複数の齣検出信号データの少なくとも1つ
が無から有および有から無に変化したことを示す
変化信号と前記サイズ判定手段の信号とにより前
記変化信号による先端および後端の少なくとも一
方が規定位置にあれば規定位置にある先端または
後端を基準に画像齣を停止させ、前記変化信号に
よる先端および後端が規定位置の内側の範囲内の
位置にありかつ該変化信号による先端と後端との
間の面積が一定値以上であれば前後齣の前記変化
信号または微分先端信号データによる先端または
前記変化信号または微分後端信号データによる後
端を基準に画像齣を停止させるように前記駆動手
段を制御するデータ処理手段と、 を設けたことを特徴とする画像齣検出停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP967378A JPS54103032A (en) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | Image frame detecting stopper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP967378A JPS54103032A (en) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | Image frame detecting stopper |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54103032A JPS54103032A (en) | 1979-08-14 |
JPH0135332B2 true JPH0135332B2 (ja) | 1989-07-25 |
Family
ID=11726720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP967378A Granted JPS54103032A (en) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | Image frame detecting stopper |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54103032A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1978
- 1978-01-31 JP JP967378A patent/JPS54103032A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54103032A (en) | 1979-08-14 |
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