JPH0134811Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0134811Y2 JPH0134811Y2 JP1985030283U JP3028385U JPH0134811Y2 JP H0134811 Y2 JPH0134811 Y2 JP H0134811Y2 JP 1985030283 U JP1985030283 U JP 1985030283U JP 3028385 U JP3028385 U JP 3028385U JP H0134811 Y2 JPH0134811 Y2 JP H0134811Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- wall surface
- heat shield
- side wall
- shield plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
≪考案の技術分野≫
本考案は、車輌用灯具に関する。
≪従来技術とその問題点≫
一般に、車輌用灯具のハウジングは樹脂により
一体成形され、そしてハウジング底面にはランプ
バルブの光束をレンズの方向に導くための反射材
が被膜されてリフレクタを構成している。しかし
ながら、ハウジングが樹脂で成形されているの
で、ハウジングのうちランプバルブの近い部分、
例えばハウジングの内壁面がランプバルブの熱に
より溶融する恐れがある。
一体成形され、そしてハウジング底面にはランプ
バルブの光束をレンズの方向に導くための反射材
が被膜されてリフレクタを構成している。しかし
ながら、ハウジングが樹脂で成形されているの
で、ハウジングのうちランプバルブの近い部分、
例えばハウジングの内壁面がランプバルブの熱に
より溶融する恐れがある。
そこで従来の車輌用灯具は第２図イ、ロに示す
ように、ハウジング１の内壁面においてハウジン
グ１のリフレクタ底面（放物面の部分）からレン
ズ４の方向に伸びたガイド２を設け、このガイド
２に遮熱板３を嵌入、固定していた。しかしなが
らこのような構成では、ガイド２がハウジング１
のリフレクタ底面から伸びているので、この部分
からの光の反射量が小さくなり、一様な光を得る
ことができないという欠点があつた。
ように、ハウジング１の内壁面においてハウジン
グ１のリフレクタ底面（放物面の部分）からレン
ズ４の方向に伸びたガイド２を設け、このガイド
２に遮熱板３を嵌入、固定していた。しかしなが
らこのような構成では、ガイド２がハウジング１
のリフレクタ底面から伸びているので、この部分
からの光の反射量が小さくなり、一様な光を得る
ことができないという欠点があつた。
≪考案の目的≫
本考案は上記従来例の欠点に鑑み、遮熱板を取
付けた際にも一様な光を得ることができる車輌用
灯具を提供することを目的とする。
付けた際にも一様な光を得ることができる車輌用
灯具を提供することを目的とする。
≪考案の構成≫
本考案は上記目的を達成するために、一面が開
口した樹脂製ハウジングの底面に反射材を設けて
リフレクタを構成し、かつ前記ハウジングの側壁
面のランプバルブ対向部位に遮熱板を添設した車
輌用灯具において、前記ハウジングの側壁面の遮
熱板添設面を平坦面にするとともに、その側壁面
のハウジング開口側に差込孔を、またその側壁面
に沿うハウジング底面に溝をそれぞれ形成する一
方、前記遮熱板は平板状をなし、かつ前記差込孔
に挿入されてハウジング側壁面の外側に係止され
る係止爪を前記溝に挿入保持される縁片とを有す
るものとしたことを特徴とする。
口した樹脂製ハウジングの底面に反射材を設けて
リフレクタを構成し、かつ前記ハウジングの側壁
面のランプバルブ対向部位に遮熱板を添設した車
輌用灯具において、前記ハウジングの側壁面の遮
熱板添設面を平坦面にするとともに、その側壁面
のハウジング開口側に差込孔を、またその側壁面
に沿うハウジング底面に溝をそれぞれ形成する一
方、前記遮熱板は平板状をなし、かつ前記差込孔
に挿入されてハウジング側壁面の外側に係止され
る係止爪を前記溝に挿入保持される縁片とを有す
るものとしたことを特徴とする。
≪実施例の説明≫
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。第１図は本考案の車輌用灯具の一実施例であ
り、第１図イは要部分解斜視図、第１図ロは断面
図である。
る。第１図は本考案の車輌用灯具の一実施例であ
り、第１図イは要部分解斜視図、第１図ロは断面
図である。
一面が開口した樹脂製ハウジング１０の側壁面
のランプバルブ対向部位に遮熱板１３が添設され
ている。即ち、ハウジング１０の側壁面の遮熱板
添設面は平坦面とされており、その側壁面のハウ
ジング開口側に差込孔１０ａが穿設されている。
また側壁面に沿うハウジング底面１０に溝１０ｂ
が形成されている。そして遮熱板１３は平板状を
なし、かつ一端部に係止爪１３ａを有し、この係
止爪１３ａが差込孔１０ａに挿入されて、ハウジ
ング側壁面の外側に係止されている。さらに溝１
０ｂには、遮熱板１３の他端部に突出した縁片１
３ｂが挿入されている。尚、ハウジング１０の底
面全域１０ｃにはランプバルブ１１の光束をレン
ズ１２の方向に導くための反射材（不図示）が被
膜されている。
のランプバルブ対向部位に遮熱板１３が添設され
ている。即ち、ハウジング１０の側壁面の遮熱板
添設面は平坦面とされており、その側壁面のハウ
ジング開口側に差込孔１０ａが穿設されている。
また側壁面に沿うハウジング底面１０に溝１０ｂ
が形成されている。そして遮熱板１３は平板状を
なし、かつ一端部に係止爪１３ａを有し、この係
止爪１３ａが差込孔１０ａに挿入されて、ハウジ
ング側壁面の外側に係止されている。さらに溝１
０ｂには、遮熱板１３の他端部に突出した縁片１
３ｂが挿入されている。尚、ハウジング１０の底
面全域１０ｃにはランプバルブ１１の光束をレン
ズ１２の方向に導くための反射材（不図示）が被
膜されている。
上記構成において、遮熱板１３の係止爪１３ａ
と縁１３ｂをそれぞれハウジング１０の差込孔１
０ａと溝１０ｂとにそれぞれ係合することにより
遮熱板１３をハウジング１０に取付け、更にハウ
ジング１０に不図示の接着剤によりレンズ１２を
取付ける。
と縁１３ｂをそれぞれハウジング１０の差込孔１
０ａと溝１０ｂとにそれぞれ係合することにより
遮熱板１３をハウジング１０に取付け、更にハウ
ジング１０に不図示の接着剤によりレンズ１２を
取付ける。
このような実施例の構成によると、遮熱板１３
が係止爪１３ａと縁１３ｂとを介してハウジング
の側壁面に係止保持されるので、従来遮熱板保持
用としてハウジングの側壁面に突設していたレー
ル状のガイドが省略できる。したがつて、リフレ
クタからの光の反射領域がガイドによつて阻害さ
れるという不都合が除去され、外部へ一様な光を
発することができるようになる。
が係止爪１３ａと縁１３ｂとを介してハウジング
の側壁面に係止保持されるので、従来遮熱板保持
用としてハウジングの側壁面に突設していたレー
ル状のガイドが省略できる。したがつて、リフレ
クタからの光の反射領域がガイドによつて阻害さ
れるという不都合が除去され、外部へ一様な光を
発することができるようになる。
また、ランブバルブ側に突出するガイドが省略
できることにより、そのガイド自体が熱変形する
等のおそれも解消でき、遮熱板１３保持上の信頼
性向上も図れるようになる。
できることにより、そのガイド自体が熱変形する
等のおそれも解消でき、遮熱板１３保持上の信頼
性向上も図れるようになる。
≪考案の効果≫
以上説明したように本考案によれば、遮熱板を
取付けるための部材がハウジング内に突出して設
けられることがないためリフレクタからの反射光
が遮られることがなく、レンズ方向への一様な光
を得ることができ、また信頼性向上が図れる等の
効果が奏される。
取付けるための部材がハウジング内に突出して設
けられることがないためリフレクタからの反射光
が遮られることがなく、レンズ方向への一様な光
を得ることができ、また信頼性向上が図れる等の
効果が奏される。
第１図イは本考案の一実施例に係る車輌用灯具
の要部分解斜視図、第１図ロは第１図イの実施例
の断面図、第２図イは従来例の要部分解斜視図、
第２図ロは第２図イの従来例の断面図である。 １０……ハウジング、１０ａ……差込孔、１０
ｂ……溝、１３……遮熱板、１３ａ……係止爪。
の要部分解斜視図、第１図ロは第１図イの実施例
の断面図、第２図イは従来例の要部分解斜視図、
第２図ロは第２図イの従来例の断面図である。 １０……ハウジング、１０ａ……差込孔、１０
ｂ……溝、１３……遮熱板、１３ａ……係止爪。
Claims (1)
- 一面が開口した樹脂製ハウジングの底面に反射
材を設けてリフレクタを構成し、かつ前記ハウジ
ングの側壁面のランプバルブ対向部位に遮熱板を
添設した車輌用灯具において、前記ハウジングの
側壁面の遮熱板添設面を平坦面にするとともに、
その側壁面のハウジング開口側に差込孔を、また
その側壁面に沿うハウジング底面に溝をそれぞれ
形成する一方、前記遮熱板は平板状をなし、かつ
前記差込孔に挿入されてハウジング側壁面の外側
に係止される係止爪を前記溝に挿入保持される縁
片とを有するものとしたことを特徴とする車輌用
灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985030283U JPH0134811Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985030283U JPH0134811Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61146802U JPS61146802U (ja) | 1986-09-10 |
| JPH0134811Y2 true JPH0134811Y2 (ja) | 1989-10-24 |
Family
ID=30529845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985030283U Expired JPH0134811Y2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0134811Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5744562Y2 (ja) * | 1973-11-12 | 1982-10-01 |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP1985030283U patent/JPH0134811Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61146802U (ja) | 1986-09-10 |
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