JPH0134702B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134702B2 JPH0134702B2 JP4506780A JP4506780A JPH0134702B2 JP H0134702 B2 JPH0134702 B2 JP H0134702B2 JP 4506780 A JP4506780 A JP 4506780A JP 4506780 A JP4506780 A JP 4506780A JP H0134702 B2 JPH0134702 B2 JP H0134702B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- mold
- present
- buttful
- conical
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C15/00—Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor
- B22C15/23—Compacting by gas pressure or vacuum
- B22C15/24—Compacting by gas pressure or vacuum involving blowing devices in which the mould material is supplied in the form of loose particles
- B22C15/245—Blowing tubes
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコールドボツクス型鋳型造型機用吹込
ノズルに関する。
ノズルに関する。
ある種の液状レジンと混合されたウエツトサン
ドを用いるコールドボツクス型鋳型造型において
は、従来用いられている吹込ノズルを用いて造型
材であるウエツトサンドを金型空所内に吹込む場
合、第１図に示す如く吹込み当初ウエツトサンド
が直進して（ノズル口附近では棒状に）噴出さ
れ、金型内面の狭い特定区域にのみ衝突する。従
つて金型内面に塗布された離型剤が剥離され、更
に造型砂に混合されているバインダーが衝突時の
衝撃により造型砂と分離して偏在することにな
り、均質な混合状態が保持されない。その結果触
媒ガスを吹込み反応させた場合、第１図のａで示
す部分が造型鋳型の他の部分と異なる組織となつ
て硬化され、該部分ａは離型時金型に固着した状
態（通常現場では「しみつき」と称している）で
残留することになる。従つて離型された造型鋳型
１５は第２図に示す如き不良品となり廃棄される
こととなる。
ドを用いるコールドボツクス型鋳型造型において
は、従来用いられている吹込ノズルを用いて造型
材であるウエツトサンドを金型空所内に吹込む場
合、第１図に示す如く吹込み当初ウエツトサンド
が直進して（ノズル口附近では棒状に）噴出さ
れ、金型内面の狭い特定区域にのみ衝突する。従
つて金型内面に塗布された離型剤が剥離され、更
に造型砂に混合されているバインダーが衝突時の
衝撃により造型砂と分離して偏在することにな
り、均質な混合状態が保持されない。その結果触
媒ガスを吹込み反応させた場合、第１図のａで示
す部分が造型鋳型の他の部分と異なる組織となつ
て硬化され、該部分ａは離型時金型に固着した状
態（通常現場では「しみつき」と称している）で
残留することになる。従つて離型された造型鋳型
１５は第２図に示す如き不良品となり廃棄される
こととなる。
従つて、離型後金型内面に固着した残留する部
分ａを除去する操作が必要となり、従来の如く圧
縮空気による清掃のみでは次の造型サイクルに移
行することが不可能となる。更に一回の造型サイ
クルは数10秒間で繰返し行われるものであるか
ら、このような残留部ａの除去操作が加わること
により生産性が低下されている現状である。
分ａを除去する操作が必要となり、従来の如く圧
縮空気による清掃のみでは次の造型サイクルに移
行することが不可能となる。更に一回の造型サイ
クルは数10秒間で繰返し行われるものであるか
ら、このような残留部ａの除去操作が加わること
により生産性が低下されている現状である。
本発明者はこのような従来方式の諸欠陥を改善
すべく種々研究の結果本発明ノズルの開発に成功
したものであり、本発明の要旨とするところは前
記特許請求の範囲各項に明記したとおりである
が、本発明ノズルの実施の一例を示す第３図〜第
５図に基いて本発明ノズルの構成及び作用、効果
を以下に詳述する。
すべく種々研究の結果本発明ノズルの開発に成功
したものであり、本発明の要旨とするところは前
記特許請求の範囲各項に明記したとおりである
が、本発明ノズルの実施の一例を示す第３図〜第
５図に基いて本発明ノズルの構成及び作用、効果
を以下に詳述する。
本発明者はシエル鋳型造型（ドライサンド使
用）用吹込ノズルにおいて、ドライサンドを通過
させるノズル中空部の先端部に弁座を有する弁棒
を挿通した型式ののぞきノズルを提案した（特願
昭53―14337号）。こののぞきノズルはドライサン
ド使用であるので可撓性材料のノズル端部を弁座
にて開閉させる機構からなるのぞきノズルであ
る。
用）用吹込ノズルにおいて、ドライサンドを通過
させるノズル中空部の先端部に弁座を有する弁棒
を挿通した型式ののぞきノズルを提案した（特願
昭53―14337号）。こののぞきノズルはドライサン
ド使用であるので可撓性材料のノズル端部を弁座
にて開閉させる機構からなるのぞきノズルであ
る。
本発明はウエツトサンドを用いるコールドボツ
クス型鋳型造型機用吹込ノズルであるから可撓性
材料のノズル端部は第３図に示す如く常時開放状
である。
クス型鋳型造型機用吹込ノズルであるから可撓性
材料のノズル端部は第３図に示す如く常時開放状
である。
第３図は本発明ノズルの縦断面図であり、可撓
性材料からなるノズル１は鋼製のノズルホルダー
２を介してブロープレート１０に取付けてある。
このノズル１の中空部軸線に円錐状バツフル部４
を先端に備えたバツフル棒３をバツフル棒基部５
によつてノズルホルダー２に嵌合、固定してある
（図示の場合はノズルホルダー２にネジ嵌めして
あるが、固定手段は他の適宜手段を用いることが
できる）。バツフル棒基部５は例えば第４図に示
す如くウエツトサンドを通過させうる空間を設け
てある。尚、第３図及び第５図においてはバツフ
ル部４を円錐状としたが、ラツパ状のものでもよ
く、更にノズル開口部端面とバツフル部端面を整
列させなくともよい。
性材料からなるノズル１は鋼製のノズルホルダー
２を介してブロープレート１０に取付けてある。
このノズル１の中空部軸線に円錐状バツフル部４
を先端に備えたバツフル棒３をバツフル棒基部５
によつてノズルホルダー２に嵌合、固定してある
（図示の場合はノズルホルダー２にネジ嵌めして
あるが、固定手段は他の適宜手段を用いることが
できる）。バツフル棒基部５は例えば第４図に示
す如くウエツトサンドを通過させうる空間を設け
てある。尚、第３図及び第５図においてはバツフ
ル部４を円錐状としたが、ラツパ状のものでもよ
く、更にノズル開口部端面とバツフル部端面を整
列させなくともよい。
前述の如き構成からなる本発明ノズルを用いて
吹込みを行うと第５図に示す如く、サンドボツク
スからノズル中空部を通過したウエツトサンドは
ノズル１の端部から金型空所１１内に噴出される
に当り、円錐状バツフル部４の傾斜面又は曲線面
によつて矢印Ａの如く斜め方向に噴出される。従
つて、従来方式の如く金型内面の狭い特定区域の
みに噴射されることなく、360゜の広範囲にわたつ
て噴射されるので、金型内面の離型剤を剥離せず
又特定区域のみに堆積・固着されることがない。
吹込みを行うと第５図に示す如く、サンドボツク
スからノズル中空部を通過したウエツトサンドは
ノズル１の端部から金型空所１１内に噴出される
に当り、円錐状バツフル部４の傾斜面又は曲線面
によつて矢印Ａの如く斜め方向に噴出される。従
つて、従来方式の如く金型内面の狭い特定区域の
みに噴射されることなく、360゜の広範囲にわたつ
て噴射されるので、金型内面の離型剤を剥離せず
又特定区域のみに堆積・固着されることがない。
以上本発明の特定例について説明したが、本発
明の要旨内における変更、改変が本発明に包含さ
れることは勿論である。
明の要旨内における変更、改変が本発明に包含さ
れることは勿論である。
従つて、本発明のノズルの使用により金型内面
に「しみつき」現象を起す恐れは全く解消され、
造型サイクルにおけるトラブルもなくスムーズな
造型操作を実施することができ、生産性が従来法
に比べて遥かに秀れたものとなる。
に「しみつき」現象を起す恐れは全く解消され、
造型サイクルにおけるトラブルもなくスムーズな
造型操作を実施することができ、生産性が従来法
に比べて遥かに秀れたものとなる。
第１図及び第２図は従来方式の縦断面図、第３
図は本発明ノズルの一例を示す縦断面図、第４図
はノズル基部の態様を示す平面図、第５図は本発
明ノズルの吹込状況を示す縦断面図であり、図中
１はノズル、２はノズルホルダー、３はバツフル
棒、４は円錐状バツフル部、５はバツフル棒基
部、１０はブロープレート、１１は金型空所、１
２は上金型、１３は下金型、１４は押出ピン、１
５は造型鋳型、ａは「しみつき」部を示す。
図は本発明ノズルの一例を示す縦断面図、第４図
はノズル基部の態様を示す平面図、第５図は本発
明ノズルの吹込状況を示す縦断面図であり、図中
１はノズル、２はノズルホルダー、３はバツフル
棒、４は円錐状バツフル部、５はバツフル棒基
部、１０はブロープレート、１１は金型空所、１
２は上金型、１３は下金型、１４は押出ピン、１
５は造型鋳型、ａは「しみつき」部を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 先端部開放型の可撓性材料からなるノズルの
中空部の軸線に、先端に円錐状バツフル部を有す
るバツフル棒を配設し、該バツフル棒基部をノズ
ルホルダーに固定したことを特徴とするコールド
ボツクス型鋳型造型機用吹込ノズル。 ２ 円錐状バツフル部の角度及び形状を任意に設
定しうる特許請求の範囲第１項記載のコールドボ
ツクス型鋳型造型機用吹込ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4506780A JPS56141940A (en) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | Blow nozzle for molding machine of cold box type mold |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4506780A JPS56141940A (en) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | Blow nozzle for molding machine of cold box type mold |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56141940A JPS56141940A (en) | 1981-11-05 |
| JPH0134702B2 true JPH0134702B2 (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=12708998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4506780A Granted JPS56141940A (en) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | Blow nozzle for molding machine of cold box type mold |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56141940A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6011150U (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-25 | 株式会社小松製作所 | 中子造型用ブロ−ヘツド装置 |
| DK170988B1 (da) * | 1992-06-10 | 1996-04-15 | Dansk Ind Syndikat | Fremgangsmåde og formmaskine til fremstilling af støbeforme eller støbeformparter af formsand |
| CN104368766B (zh) * | 2014-10-24 | 2017-02-15 | 山东时风（集团）有限责任公司 | 顶底双向均匀射砂铸造造型装置及采用其制造砂模的方法 |
| CN104439106B (zh) * | 2014-10-24 | 2016-06-22 | 山东时风（集团）有限责任公司 | 变压冲击无箱紧密成模装置及采用该装置成模的方法 |
| CN106552904A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-04-05 | 西峡县众德汽车部件有限公司 | 一种提高覆膜砂砂型透气性的射砂嘴 |
| JP7310666B2 (ja) * | 2020-03-16 | 2023-07-19 | トヨタ自動車株式会社 | 中子成形装置 |
-
1980
- 1980-04-04 JP JP4506780A patent/JPS56141940A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56141940A (en) | 1981-11-05 |
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