JPH0134062Y2 - - Google Patents
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- JPH0134062Y2 JPH0134062Y2 JP13640383U JP13640383U JPH0134062Y2 JP H0134062 Y2 JPH0134062 Y2 JP H0134062Y2 JP 13640383 U JP13640383 U JP 13640383U JP 13640383 U JP13640383 U JP 13640383U JP H0134062 Y2 JPH0134062 Y2 JP H0134062Y2
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- JP
- Japan
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- pressure
- check valve
- compressor
- evaporator
- fluid control
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 20
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 9
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 9
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 6
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 26
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 13
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器
を備えた冷凍装置に係り、特にその冷却運転、停
止の繰返しによるエネルギーロスの防止に関する
ものである。
を備えた冷凍装置に係り、特にその冷却運転、停
止の繰返しによるエネルギーロスの防止に関する
ものである。
〔従来技術〕
一般に冷蔵庫等の冷凍装置では、庫内温度を所
望温度に維持させるため、所望の温度幅で冷却運
転、停止を繰返し行つている。この冷却運転、停
止は冷却運転の停止信号によつてロータリコンプ
レツサ等の圧縮機の運転を停止し、冷凍サイクル
の各部の冷媒状態はバランス方向に変化する。す
なわち、圧縮機の吐出弁からシエル内部および凝
縮器に至る高圧側と、蒸発器から圧縮機の吸入ポ
ートに至る低圧側とがバランス圧力を取るため、
キヤピラリーチユーブ等の減圧器を通して、ある
いは圧縮機の摺動部分から高圧スーパーヒートガ
ス冷媒が低圧側である蒸発器に移動し、蒸発器温
度を上昇させてしまう。
望温度に維持させるため、所望の温度幅で冷却運
転、停止を繰返し行つている。この冷却運転、停
止は冷却運転の停止信号によつてロータリコンプ
レツサ等の圧縮機の運転を停止し、冷凍サイクル
の各部の冷媒状態はバランス方向に変化する。す
なわち、圧縮機の吐出弁からシエル内部および凝
縮器に至る高圧側と、蒸発器から圧縮機の吸入ポ
ートに至る低圧側とがバランス圧力を取るため、
キヤピラリーチユーブ等の減圧器を通して、ある
いは圧縮機の摺動部分から高圧スーパーヒートガ
ス冷媒が低圧側である蒸発器に移動し、蒸発器温
度を上昇させてしまう。
また、蒸発器に溜つた液冷媒は、冷却運転時に
は、蒸発器内で蒸発しきれずに圧縮機内に直接戻
るため、始動したのち数分間は冷蔵庫内を有効に
冷却できないなどのエネルギーロスをともなつて
いた。
は、蒸発器内で蒸発しきれずに圧縮機内に直接戻
るため、始動したのち数分間は冷蔵庫内を有効に
冷却できないなどのエネルギーロスをともなつて
いた。
従来上記欠点を補なう手段として、第1図に示
すようにいわゆるローリングピストンなどで代表
されるシエル内部を高圧としたロータリコンプレ
ツサ等の圧縮機1、凝縮器2、キヤピラリーチユ
ーブ等の減圧器3、蒸発器4とからなる冷媒回路
において、凝縮器2の出口側に電磁弁6を介設す
るとともに、蒸発器4の出口側から圧縮機1の吸
入ポート1aに至るサクシヨンパイプ5中に逆止
弁7を介設した構成として電磁弁6を冷却運転停
止信号と同期させてオンオフして冷媒回路を開閉
させ、かつ逆止弁7により圧縮機1内の高圧スー
パーヒートガス冷媒が圧縮機1の摺動部から漏れ
て蒸発器4側へ流入するのを防止するものが知ら
れている。
すようにいわゆるローリングピストンなどで代表
されるシエル内部を高圧としたロータリコンプレ
ツサ等の圧縮機1、凝縮器2、キヤピラリーチユ
ーブ等の減圧器3、蒸発器4とからなる冷媒回路
において、凝縮器2の出口側に電磁弁6を介設す
るとともに、蒸発器4の出口側から圧縮機1の吸
入ポート1aに至るサクシヨンパイプ5中に逆止
弁7を介設した構成として電磁弁6を冷却運転停
止信号と同期させてオンオフして冷媒回路を開閉
させ、かつ逆止弁7により圧縮機1内の高圧スー
パーヒートガス冷媒が圧縮機1の摺動部から漏れ
て蒸発器4側へ流入するのを防止するものが知ら
れている。
しかしながら、上記従来のものでは、電磁弁6
が高価であり、しかも電力消費を必要とし、かつ
作動音が大きいという欠点があつた。
が高価であり、しかも電力消費を必要とし、かつ
作動音が大きいという欠点があつた。
この考案は、上記従来の欠点に鑑みなされたも
ので、凝縮器の出口側すなわち、冷媒回路の高圧
側に流体制御弁を介在させ、圧縮機の吸入側と蒸
発器の出口側すなわち、逆止弁の前後の圧力の差
を信号圧力として上記流体制御弁を開閉動作させ
ることにより、消費電力が小さく、かつ作動音が
小さく、しかも応答性が良く確実な開閉動作をす
る流体制御弁を有する冷凍装置を得ることを目的
とするものである。
ので、凝縮器の出口側すなわち、冷媒回路の高圧
側に流体制御弁を介在させ、圧縮機の吸入側と蒸
発器の出口側すなわち、逆止弁の前後の圧力の差
を信号圧力として上記流体制御弁を開閉動作させ
ることにより、消費電力が小さく、かつ作動音が
小さく、しかも応答性が良く確実な開閉動作をす
る流体制御弁を有する冷凍装置を得ることを目的
とするものである。
以下、この考案の一実施例を第2図により詳細
に説明する。
に説明する。
第2図において、第1図の従来例と同一または
相当部分には同一符号で表わし、その説明を省略
する。
相当部分には同一符号で表わし、その説明を省略
する。
8は流体制御弁で、制御部を構成する第1受圧
室9と、第2受圧室10と、これらを仕切るダイ
ヤフラム11と、このダイヤフラム11と連動す
る弁体12と、ダイヤフラム11を第1受圧室9
に対し反力方向に付勢するバネ13と、凝縮器2
の出口側とキヤピラリーチユーブ等の減圧器3の
入口側との間に連結された冷媒通過部14と、こ
の冷媒通過部14の入出口を形成する流入口1
5、流出口16とによつて構成され、流入口15
は凝縮器2の出口側に、流出口16は減圧器3の
入口側にそれぞれ連通されている。
室9と、第2受圧室10と、これらを仕切るダイ
ヤフラム11と、このダイヤフラム11と連動す
る弁体12と、ダイヤフラム11を第1受圧室9
に対し反力方向に付勢するバネ13と、凝縮器2
の出口側とキヤピラリーチユーブ等の減圧器3の
入口側との間に連結された冷媒通過部14と、こ
の冷媒通過部14の入出口を形成する流入口1
5、流出口16とによつて構成され、流入口15
は凝縮器2の出口側に、流出口16は減圧器3の
入口側にそれぞれ連通されている。
弁体12は流入口15を第1受圧室9と第2受
圧室10の圧力差によつて開閉するように設けら
れている。第2受圧室10は流入口15と流出口
16および冷媒通過部14に対して密閉されるよ
うにシールブロツク17によつて弁体12を介し
てシールされている。
圧室10の圧力差によつて開閉するように設けら
れている。第2受圧室10は流入口15と流出口
16および冷媒通過部14に対して密閉されるよ
うにシールブロツク17によつて弁体12を介し
てシールされている。
18は、圧縮機1の吸入側の圧力を流体制御弁
8に伝達する第1圧力信号流路管で、圧縮機1の
吸入側に接続されたサクシヨンパイプ5と流体制
御弁8の第1受圧室9との間に設けられている。
8に伝達する第1圧力信号流路管で、圧縮機1の
吸入側に接続されたサクシヨンパイプ5と流体制
御弁8の第1受圧室9との間に設けられている。
19は蒸発器4の出口側の圧力を流体制御弁8
に伝達する第2圧力信号流路で、蒸発器4と逆止
弁7との間のサクシヨンパイプ5aと、流体制御
弁8の第2受圧室10との間に接続されている。
そしてこれら圧力信号流路管18,19は圧縮機
の運転時に発生する冷媒の脈動を減衰させる目的
で、サクシヨンパイプ5の内径よりも細い毛細管
からなつている。さらにこれら圧力信号流路管1
8,19にはループ部20,21を有し、圧縮機
の運転時に生ずる冷媒の脈動を減衰させるように
成形されている。
に伝達する第2圧力信号流路で、蒸発器4と逆止
弁7との間のサクシヨンパイプ5aと、流体制御
弁8の第2受圧室10との間に接続されている。
そしてこれら圧力信号流路管18,19は圧縮機
の運転時に発生する冷媒の脈動を減衰させる目的
で、サクシヨンパイプ5の内径よりも細い毛細管
からなつている。さらにこれら圧力信号流路管1
8,19にはループ部20,21を有し、圧縮機
の運転時に生ずる冷媒の脈動を減衰させるように
成形されている。
以上のように構成された冷凍装置の作用を説明
すると、冷却運転時において圧縮機1より吐出さ
れた高温高圧の冷媒は、凝縮器2で放熱して高圧
の液冷媒となり、流体制御弁8の流入口15に入
つて、流出口16を経て減圧器3に流入し減圧さ
れる。減圧器3で減圧された低圧冷媒は蒸発器4
に入り蒸発して冷蔵庫内を冷却し、サクシヨンパ
イプ5aを通過し、逆止弁7を経て圧縮機1に戻
り、冷却サイクルを繰り返す。
すると、冷却運転時において圧縮機1より吐出さ
れた高温高圧の冷媒は、凝縮器2で放熱して高圧
の液冷媒となり、流体制御弁8の流入口15に入
つて、流出口16を経て減圧器3に流入し減圧さ
れる。減圧器3で減圧された低圧冷媒は蒸発器4
に入り蒸発して冷蔵庫内を冷却し、サクシヨンパ
イプ5aを通過し、逆止弁7を経て圧縮機1に戻
り、冷却サイクルを繰り返す。
このように、圧縮機1を運転している冷却運転
状態においては、流体制御弁8の第1受圧室9な
らびに第2受圧室10は、ともに逆止弁7の前後
の圧力、すなわち運転中は低圧を保ち、かつ第1
受圧室9の圧力と第2受圧室10の圧力との差が
ほとんど零になつているため、ダイヤフラム11
にはバネ13の反力のみ作用し、ダイヤフラム1
1を図において左方に押圧してこれを連動する弁
体12が流入口15を開路状態とする。
状態においては、流体制御弁8の第1受圧室9な
らびに第2受圧室10は、ともに逆止弁7の前後
の圧力、すなわち運転中は低圧を保ち、かつ第1
受圧室9の圧力と第2受圧室10の圧力との差が
ほとんど零になつているため、ダイヤフラム11
にはバネ13の反力のみ作用し、ダイヤフラム1
1を図において左方に押圧してこれを連動する弁
体12が流入口15を開路状態とする。
圧縮機の運転中には、ピストンの回転により発
生するガス冷媒の脈動が流体制御弁の第1受圧室
9内に伝達され、ダイヤフラム11の作動特性上
あるいは寿命に悪影響を及ぼすのを圧力信号流路
管18,19をサクシヨンパイプ5の内径よりも
細い毛細管で構成するとともにループ形状に成形
し脈動を減衰させている。
生するガス冷媒の脈動が流体制御弁の第1受圧室
9内に伝達され、ダイヤフラム11の作動特性上
あるいは寿命に悪影響を及ぼすのを圧力信号流路
管18,19をサクシヨンパイプ5の内径よりも
細い毛細管で構成するとともにループ形状に成形
し脈動を減衰させている。
一方、冷却運転が停止されると、圧縮機1が停
止するため圧縮機1のシエル1b内の高温高圧の
スーパーヒートガス冷媒は、圧縮機1の摺動面な
どからサクシヨンパイプ5側に逆流する。この逆
流冷媒は、圧縮機1と蒸発器4との間にサクシヨ
ンパイプ5に介設した逆止弁7を逆流冷媒によつ
て作動させて、冷媒が蒸発器4に流入するのを防
止しているとともに、圧縮機1から逆止弁7に至
るサクシヨンパイプ5までを瞬時に低圧から高圧
に変化させる。
止するため圧縮機1のシエル1b内の高温高圧の
スーパーヒートガス冷媒は、圧縮機1の摺動面な
どからサクシヨンパイプ5側に逆流する。この逆
流冷媒は、圧縮機1と蒸発器4との間にサクシヨ
ンパイプ5に介設した逆止弁7を逆流冷媒によつ
て作動させて、冷媒が蒸発器4に流入するのを防
止しているとともに、圧縮機1から逆止弁7に至
るサクシヨンパイプ5までを瞬時に低圧から高圧
に変化させる。
従つて、第1受圧室9と第1信号流路18とが
瞬時に低圧から高圧になり、ダイヤフラム11を
図において右方へ押圧し弁体12が流入口15を
鎖する方向に押圧される。
瞬時に低圧から高圧になり、ダイヤフラム11を
図において右方へ押圧し弁体12が流入口15を
鎖する方向に押圧される。
このとき、第2受圧室10は第2信号流路19
とともに、蒸発器4から逆止弁7に至るサクシヨ
ンパイプ5aを低圧のまま維持する。その結果、
ダイヤフラム11は、第1受圧室9と第2受圧室
10との間の圧力差を受けて右方に変位し、ダイ
ヤフラム11を反力方向に付勢していたバネ13
ならびに流入口15、流出口16の高圧圧力との
和の力に打ち勝つてダイヤフラム11に連動した
弁体12る作動させて、流入口15を瞬時に閉鎖
して凝縮器2から蒸発器4側へ移動する高圧冷媒
を凝縮器2等の高圧側へ封止する。
とともに、蒸発器4から逆止弁7に至るサクシヨ
ンパイプ5aを低圧のまま維持する。その結果、
ダイヤフラム11は、第1受圧室9と第2受圧室
10との間の圧力差を受けて右方に変位し、ダイ
ヤフラム11を反力方向に付勢していたバネ13
ならびに流入口15、流出口16の高圧圧力との
和の力に打ち勝つてダイヤフラム11に連動した
弁体12る作動させて、流入口15を瞬時に閉鎖
して凝縮器2から蒸発器4側へ移動する高圧冷媒
を凝縮器2等の高圧側へ封止する。
次に、冷却運転の再始動時には圧縮機1の運転
により逆止弁7から圧縮機1に至るサクシヨンパ
イプ5が停止時の高圧から瞬時に低圧と変化し、
停止中に低圧を維持していた蒸発器4から逆止弁
7の間のサクシヨンパイプ5aと均圧となる。従
つて、逆止弁7の前後にそれぞれ連通する第1受
圧室9と第1信号流路18および第2受圧室10
と第2信号流路19も低圧となるため、ダイヤフ
ラム11はその両面に加わる圧力の差がほとんど
なく、また圧縮機1からの脈動伝達も圧力信号流
路管18,19を毛細管に、かつループ形状に成
形することにより減衰させることができ、流体制
御弁のダイヤフラム11に与える影響はなくな
る。結果としてバネ13の付勢力によつて弁体1
2を図において左方に作動させ、流入口15を開
放することとなり、冷却運転が再開される。
により逆止弁7から圧縮機1に至るサクシヨンパ
イプ5が停止時の高圧から瞬時に低圧と変化し、
停止中に低圧を維持していた蒸発器4から逆止弁
7の間のサクシヨンパイプ5aと均圧となる。従
つて、逆止弁7の前後にそれぞれ連通する第1受
圧室9と第1信号流路18および第2受圧室10
と第2信号流路19も低圧となるため、ダイヤフ
ラム11はその両面に加わる圧力の差がほとんど
なく、また圧縮機1からの脈動伝達も圧力信号流
路管18,19を毛細管に、かつループ形状に成
形することにより減衰させることができ、流体制
御弁のダイヤフラム11に与える影響はなくな
る。結果としてバネ13の付勢力によつて弁体1
2を図において左方に作動させ、流入口15を開
放することとなり、冷却運転が再開される。
上記において、高圧側に配設された流体制御弁
8の冷媒通過部14、流入口15、流出口16と
気密シールの必要な第2受圧室10とは弁体12
を介してシールブロツク17で弁体12の作動時
にも気密を維持しているので、高圧側の冷媒回路
と第2受圧室とを圧力的にしや断できるのであ
る。
8の冷媒通過部14、流入口15、流出口16と
気密シールの必要な第2受圧室10とは弁体12
を介してシールブロツク17で弁体12の作動時
にも気密を維持しているので、高圧側の冷媒回路
と第2受圧室とを圧力的にしや断できるのであ
る。
この考案は、以上説明したとおり、圧縮機と蒸
発器との間に介設した逆止弁の前後の圧力差すな
わち逆止弁の上流側の圧力と下流側の圧力の差を
信号圧力として、冷媒回路の高圧側に設けた流体
制御弁を開閉制御できるようにし、かつ、流体制
御弁への圧力信号流路管を毛細管等の細管で構成
するとともに、ループ形状に成形するようにした
から、圧縮機の運転時に発生する冷媒の脈動を減
衰させてダイヤフラムを保護し、安定した作動を
図ることができるとともに、冷却停止時に流体制
御弁を瞬時に閉鎖して凝縮器から蒸発器側へ移動
する高圧冷媒を凝縮器の高圧側へ速やかに封止
し、高圧冷媒の低圧側への移動によるエネルギー
ロスを極めて小さくすることができる。
発器との間に介設した逆止弁の前後の圧力差すな
わち逆止弁の上流側の圧力と下流側の圧力の差を
信号圧力として、冷媒回路の高圧側に設けた流体
制御弁を開閉制御できるようにし、かつ、流体制
御弁への圧力信号流路管を毛細管等の細管で構成
するとともに、ループ形状に成形するようにした
から、圧縮機の運転時に発生する冷媒の脈動を減
衰させてダイヤフラムを保護し、安定した作動を
図ることができるとともに、冷却停止時に流体制
御弁を瞬時に閉鎖して凝縮器から蒸発器側へ移動
する高圧冷媒を凝縮器の高圧側へ速やかに封止
し、高圧冷媒の低圧側への移動によるエネルギー
ロスを極めて小さくすることができる。
また、流体制御弁はダイヤフラム制御形式にで
きるので、構造が簡単で、駆動電力を必要とせず
しかも弁体の衝突音のない低騒音の開閉制御がで
きる等の効果がある。
きるので、構造が簡単で、駆動電力を必要とせず
しかも弁体の衝突音のない低騒音の開閉制御がで
きる等の効果がある。
第1図は従来の冷凍装置を示す説明図、第2図
はこの考案の一実施例を示す説明図である。 なお、図中同一符号は同一、または相当部分を
示し、1は圧縮機、2は凝縮器、3は減圧器、4
は蒸発器、5はサクシヨンパイプ、7は逆止弁、
8は流体制御弁、18,19は圧力信号流路管、
20,21はループ部である。
はこの考案の一実施例を示す説明図である。 なお、図中同一符号は同一、または相当部分を
示し、1は圧縮機、2は凝縮器、3は減圧器、4
は蒸発器、5はサクシヨンパイプ、7は逆止弁、
8は流体制御弁、18,19は圧力信号流路管、
20,21はループ部である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器を備え、か
つ前記蒸発器の出口側と前記圧縮機の吸入側と
の間に逆止弁を設けた冷凍装置において、前記
凝縮器の出口側と前記減圧器入口側との間に流
体制御弁を介設し、この流体制御弁は前記逆止
弁の上流側の圧力と前記逆止弁の下流側の圧力
との差によつて開閉動作し、前記逆止弁の下流
側の圧力が前記逆止弁の上流側の圧力以上のと
き閉じ、前記逆止弁の下流側の圧力が前記逆止
弁の上流側の圧力より小さいとき開くように構
成するとともに前記逆止弁の上流側および下流
側の圧力信号流路管をサクシヨンパイプの内径
よりも細径にしたことを特徴とする冷凍装置。 (2) 前記流体制御弁への下流側もしくは上流側お
よび下流側の圧力信号流路管をループ状に成形
し接続したことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第(1)項記載の冷凍装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13640383U JPS6043970U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 冷凍装置 |
KR1019840002490A KR840008839A (ko) | 1983-05-23 | 1984-05-09 | 냉동 장치 |
US06/611,988 US4545215A (en) | 1983-05-23 | 1984-05-18 | Refrigeration apparatus |
GB08413013A GB2143314B (en) | 1983-05-23 | 1984-05-22 | Refrigeration apparatus |
AU28497/84A AU561784B2 (en) | 1983-05-23 | 1984-05-22 | Compression refrigerator having fluid control valve and check valve |
SG1092/87A SG109287G (en) | 1983-05-23 | 1987-12-19 | Refrigeration apparatus |
HK149/88A HK14988A (en) | 1983-05-23 | 1988-02-25 | Refrigeration apparatus |
KR2019890015272U KR900008679Y1 (ko) | 1983-05-23 | 1989-10-20 | 냉동장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13640383U JPS6043970U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6043970U JPS6043970U (ja) | 1985-03-28 |
JPH0134062Y2 true JPH0134062Y2 (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=30306716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13640383U Granted JPS6043970U (ja) | 1983-05-23 | 1983-09-02 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6043970U (ja) |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP13640383U patent/JPS6043970U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6043970U (ja) | 1985-03-28 |
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