JPH0132962B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0132962B2
JPH0132962B2 JP56116393A JP11639381A JPH0132962B2 JP H0132962 B2 JPH0132962 B2 JP H0132962B2 JP 56116393 A JP56116393 A JP 56116393A JP 11639381 A JP11639381 A JP 11639381A JP H0132962 B2 JPH0132962 B2 JP H0132962B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
scl
chlorite
lens
cleaning solution
Prior art date
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Expired
Application number
JP56116393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5818616A (ja
Inventor
Hidenori Gonjo
Teruo Takeno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP11639381A priority Critical patent/JPS5818616A/ja
Publication of JPS5818616A publication Critical patent/JPS5818616A/ja
Publication of JPH0132962B2 publication Critical patent/JPH0132962B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L12/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising contact lenses; Accessories therefor
    • A61L12/08Methods or apparatus for disinfecting or sterilising contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L12/10Halogens or compounds thereof
    • A61L12/102Chlorine dioxide (ClO2)

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はソフトコンタクトレンズ(以下SCLと
いう)用の洗浄液に関する。 従来よりSCL表面に付着した油脂あるいはゴミ
などを例えば、界面活性剤を含有する洗浄液を用
いて、SCLを洗浄することが知られている。また
界面活性剤等では除去不可能な例えば、蛋白質な
どの成分については蛋白質分解酵素などにより分
解除去することが知られている。 しかしながら、蛋白質分解酵素を用いる除去方
法は、蛋白質については分解除去できるものの該
酵素自体が蛋白質である為にSCLに付着しやすい
という問題点がある。 また、例えば次亜塩素酸塩を用いる洗浄方法も
知られているが、次亜塩素酸塩は作用が強すぎる
ため、SCL自身の物性低下を招くおそれがある。 このような状況に鑑み本発明者らは鋭意検討し
た結果、以下に述べる本発明に到達した。 すなわち本発明は、亜塩素酸塩を含有すること
を特徴とするソフトコンタクトレンズ用洗浄液に
関するものである。 本発明の洗浄液中に含まれる亜塩素酸塩とは、
例えば亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸カリウム、
亜塩素酸カルシウムなどを挙げることができる。
中でも亜塩素酸ナトリウムが特に好ましい。 洗浄液中に含まれる亜塩素酸塩の濃度としては
約0.0001〜5%、好ましくは0.0005〜2%の範囲
である。 亜塩素酸塩が多量の場合にはSCL自身の物性低
下を招くおそれがあり、また少量すぎる場合には
目的とする効果が期待できない。 また洗浄液のPHとしては、本発明の目的をそこ
なわない限り適宜選択できるが、例えば2〜12、
好ましくは3〜10の範囲である。 本発明の洗浄液には亜塩素酸塩以外に例えば次
のような物質を添加することができる。 クエン酸、ブドウ糖、塩酸、硫酸、チオ硫酸ナ
トリウム、亜硫酸水素ナトリウム、エチレンジア
ミン四酢酸、尿素、ホウ素、ホウ素ナトリウム、
ハイドロサルフアイト、水酸化ナトリウム、エチ
レンジアミン2ナトリウムなどの物質をあげるこ
とができる。また、これらの他に例えば、界面活
性剤なども添加することが可能である。 上記の物質は例えば酸化あるいは還元作用のた
めの活性剤とも呼ぶことができる。 亜塩素酸塩を含む洗浄液中に活性剤を添加する
ことにより例えば、洗浄処理時間が短くなるなど
の効果をもたらし好ましいものである。 本発明の洗浄液は、従来公知のソフトコンタク
トレンズに適用でき、蛋白質の除去のみならず、
脱色などの効果が発現される。 次に本発明の洗浄液を用いたSCLの洗浄方法の
一例は、例えば次のとおりである。 まず亜塩素酸塩(および必要に応じて活性剤)
を含む洗浄液を調整し、この中に洗浄するSCLを
浸漬する。この場合、洗浄液の温度としては例え
ば、室温ないし煮沸120℃付近の温度条件が適宜
選択できる。しかしながら、温度条件が低いと処
理に長時間を要し、温度が高い場合には短くなる
傾向がみられる。 このようにして洗浄処理されたSCLは、好まし
くは洗浄液中で室温まで放置冷却された後、水洗
され必要に応じ残存している亜塩素酸塩をチオ硫
酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウムなどで分解
し、次いで生理食塩水の溶液に浸漬して、再び使
用に供されるのである。 上記のような洗浄処理に適当なSCLとしては、
例えばポリビニルピロリドンを主成分とする高含
水SCLやポリヒドロキシエチルメタアクリレート
を主成分とする低含水SCLがあげられる。 以下、実施例により本発明を更に詳しく説明す
る。 実施例1、比較例1 亜塩素酸ナトリウムおよび活性剤としてクエン
酸を用いて第1表に示すような洗浄液No.1〜4を
調整した。 各々の洗浄液にSCL1枚を浸漬し、常圧水浴で
30分間煮沸した。室温まで放置、冷却後レンズを
取り出し20mlの水に5分間浸け、これを3回繰返
しレンズの水洗を行つた。次に生理食塩水溶液に
30分間浸漬してからレンズのUVスペクトルを測
定し洗浄効果を評価した。結果は第1表に示す。 また比較例として亜塩素酸ナトリウムを含まな
い洗浄液を用いて上記と同じ操作によりレンズを
洗浄した結果、洗浄効果は特に認められなかつ
た。
【表】 なお、洗浄効果については、ソフトコンタクト
レンズの洗浄処理前と処理後の紫外線スペクトル
(第1図)の吸収変化から、次のごとく格付し記
号で示してある。
【表】 また亜塩素酸ナトリウムのPH曲線はPH=7付近
では、わずかな組成やその他の条件変化で急激に
変動するため、併記した溶液のPHは説明を容易に
するために示したもので、条件を決定するもので
はない。 なお、ここで用いたSCLは高含水レンズであ
る。“Breath―0”(東レ(株)製)である。 また、ここでいうUVスペクトルグラフの一例
を第1図に示す。第1図中、点線は人による装置
後の汚れレンズの紫外線スペクトル、実線は本発
明の洗浄液で洗浄処理した後の紫外線吸収スペク
トルを表わすものである。 なお、図中の横軸は吸収率、縦軸は波長(nm)
を示す。 実施例 2 亜塩素酸ナトリウムの水溶液に、種々の活性化
剤を水に溶解した後添加して、第2表に示した組
成の洗浄液No.5〜No.11を調合した。各洗浄液20ml
に一定期間装着したレンズを1枚浸漬し室温で16
時間放置した。次にレンズを取り出し20mlの水に
5分間浸け、これを3回繰返した。水洗後生理食
塩液(0.9%食塩水)5mlに30分間浸け、レンズ
のUVスペクトルを測定しUVスペクトルの変化
から、洗浄効果を評価した。結果を第2表に示
す。 なおレンズは、高含水SCLである“Breath―
0”(東レ(株)製)を用いた。
【表】 実施例 3 亜塩素酸ナトリウムの水溶液に種々の活性剤、
安定剤および界面活性剤を単独または組合せて添
加し第3表に示す各種組成の洗浄液No.12〜No.22を
調合した。洗浄液No.22の洗浄条件は98℃60分間で
処理した。その他の条件および洗浄液No.12〜No.21
のレンズの洗浄処理条件および方法さらに洗浄効
果等は実施例1と同様に行つた。結果を第3表に
示す。 なおレンズとしては、洗浄液No.12〜No.21に高含
水SCLである“Breath―0”(東レ(株)製)を用
い、洗浄液No.22はHEMA系の“Soflens”(B&
L社製)を用いた。
【表】
【表】 実施例 4 第4表に示すように組成からなる洗浄液No.23、
24を調合した。この洗浄液を用いて繰返し洗浄し
て強度劣化を調べた。洗浄方法は実施例3と同様
に行なつた。洗浄条件および結果を第4表に示
す。なお用いたSCLは“Breath―0”(東レ(株)
製)である。ブドウ糖を添加した洗浄液No.24は、
SCLの強度劣化が少ないことが認められる。 強度は常法により“テンシロン”(東洋ボール
ドウイン社製)を用いて測定した。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図はSCLの洗浄前後の紫外線吸収スペクト
ルを示すグラフの一例である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 亜塩素酸塩を含有することを特徴とするソフ
    トコンタクトレンズ用洗浄液。
JP11639381A 1981-07-27 1981-07-27 ソフトコンタクトレンズ用洗浄液 Granted JPS5818616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11639381A JPS5818616A (ja) 1981-07-27 1981-07-27 ソフトコンタクトレンズ用洗浄液

Applications Claiming Priority (1)

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JP11639381A JPS5818616A (ja) 1981-07-27 1981-07-27 ソフトコンタクトレンズ用洗浄液

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8027082A Division JPS5818617A (ja) 1982-05-14 1982-05-14 ソフトコンタクトレンズ用洗浄液

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5818616A JPS5818616A (ja) 1983-02-03
JPH0132962B2 true JPH0132962B2 (ja) 1989-07-11

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ID=14685914

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JP11639381A Granted JPS5818616A (ja) 1981-07-27 1981-07-27 ソフトコンタクトレンズ用洗浄液

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4986990A (en) * 1984-03-21 1991-01-22 Alcide Corporation Disinfection method and composition therefor
US5185161A (en) * 1984-03-21 1993-02-09 Alcide Corporation Disinfection method and composition therefor
JPS61219928A (ja) * 1985-03-26 1986-09-30 Toray Ind Inc コンタクトレンズ用洗浄剤及び洗浄方法
JP4892291B2 (ja) * 2005-07-13 2012-03-07 参天製薬株式会社 眼科用防腐組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714821A (en) * 1980-07-01 1982-01-26 Senjiyu Seiyaku Kk Preserving and/or washing liquid for contact lens

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JPS5818616A (ja) 1983-02-03

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