JPH01321713A - 表面弾性波共振器及びフィルタ - Google Patents

表面弾性波共振器及びフィルタ

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JPH01321713A
JPH01321713A JP15543588A JP15543588A JPH01321713A JP H01321713 A JPH01321713 A JP H01321713A JP 15543588 A JP15543588 A JP 15543588A JP 15543588 A JP15543588 A JP 15543588A JP H01321713 A JPH01321713 A JP H01321713A
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surface acoustic
acoustic wave
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Hajime Miyajima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、反射器を用いた表面弾性波共振器及びフィル
タに係るもので、特にそのインターデジタル電極(rD
T)に関するものである。
〔従来技術〕
圧電性を有する基板上にインターデジタル電極と、それ
を挟む反射器を両側に配置した表面弾性波共振器とそれ
を用いたフィルタが各方面で利用されている。
この表面弾性波共振器においては、反射器が各々ストッ
プバンド特性を有している。表面弾性波を励振するID
Tの中心周波数(f、t)が、この反射器のストップバ
ンドのどの位置に存在するかによってエネルギーの閉じ
込め状態及び共振器のQが変わる。例えば水晶の基板を
用いた場合、電極の膜厚等によっても変化するが、上記
のストップバンドの幅は5. OOOppmであり、f
atが通常このストップハンドの下端にあり、共振器の
Qは低くなってしまう。
そこで、IDTのピッチ、ラインスペース比を変化させ
てf。tをストップバンド内に入れ、Qを上昇させる方
法が採られている。これによって、10.000程度の
Qを有する共振器が得られている。
〔課題〕
しかし、反射器の本数が500〜1 、000となり、
素子の寸法が大きくなってしまう。素子の小型化のため
には、反射器の本数、IDTの対数を少なくしなければ
ならない。
また、共振器のIDTと反射器との間隔を波長の整数倍
から僅かにずらす必要があり、マスクの設計等が困難で
あった。
本発明は、このような課題を解決して、Qの高い表面弾
性波共振器及びそれを用いたフィルタを得ようとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、IDTの電極指の外側に付加電極を形成する
ことによって、上記の課題を解決するものである。
すなわち、インターデジタル電極とそれによって励振さ
れる表面弾性波の伝播方向に該インターデジタル電極を
挾む二つの反射器を具えた表面弾性波共振器において、
該インターデジタル電極の外端の電掘指の外側に隣接し
、当該外端の電極指と同電位となるようにバスバーに接
続された付加電極を具えたことに特徴を有するものであ
る。
また、この共振器を複数用いて接続し、所望の帯域通過
特性を得るフィルタ、およびその間の結合を利用した多
重モードフィルタにおいても、同様の付加電極を構成す
るものである。
〔作用〕
本発明による表面弾性波共振器及びフィルタのQが改善
される理由については、まだ十分に解明されていない。
しかし、おおよそ次のような理由によるものと考えられ
る。
表面弾性波素子のIDTの電荷分布は一様でなく、端部
に集中する。これは、エツジ効果とじてよく見られるも
のである。トランスバーサル型フィルタ(対数100以
下)の場合、これが原因でエバネセント波が生じ、多重
反射して通過帯域内にリップルを生じる。多重反射波は
30dBにも達し、群遅延リップルが100nsec、
になることもある。この場合、端部の圧電拘束力が増え
、平均の音速が低下している。
上記の影響を除くためには、IDTに端部を持たせない
構造が好ましい。そのために、端部の電極指の外側に付
加電極を形成し、励振部に端部を持たせない構造を採用
したものである。
〔実施例〕 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
第1図は、本発明による表面弾性波共振器の一例を示す
平面図である。水晶等の圧電性の基板10の表面にアル
ミニウムの電極膜を形成したものである。形成は一般的
なフォトリソグラフィによって行う。なお、電極膜の厚
みは500〜15,000オンゲス)D−ムで、共振周
波数における表面弾性波の波長によって設定する。
中央に二組の電極指が交叉したIDTIIが、それを挟
んで二つの反射器12が配置される0反射器12はID
TIIの励振する表面弾性波の伝播方向、すなわちID
TIIの電極指の長平方向に直角の方向に配置される。
IDTIIの端部には付加電極13が形成されている。
この付加電極13は隣接する電極指と同じ電位となるよ
うに、同じバスバーに接続される。したがって、この付
加電極13は表面弾性波の励振には関与しない。
IDTで励振された表面弾性波は電極で多重反射されて
定在波を生じ、エネルギー閉じ込めが生じる。これを利
用して共振器が得られる。
なお、IDTは重み付は等を施したものでもよいし、反
射器も接続せずに分離した構造のものでもよい。また、
付加電極は一本に限らず、二本以上形成してもよい。
第2図は、本発明による表面弾性波多重モードフィルタ
の一例の平面図である。共振器を二個差べてバスバーを
共通にしたものである。横方向の結合を利用して、対称
モードと非対称モードの振動モードを発生させ、フィル
タに利用するものである。
電極の構造そのものは前記の例と同様であり、水晶等の
圧電性を有する基板20の表面に直列接続されたI D
 T21a 、21bが形成されている。それらの両側
には反射器22が配置されている。反射器22は接続せ
ずに分離したままのものを用いることもできる。
I DT21a 、21bの共通のバスバーは反射器2
2と接続され、更にアース電位に接続されている。必ず
しもこのように接続する必要はないが、多重モードフィ
ルタの場合、通常中間のバスバーをアース電位に落とし
ており、それを反射器22を利用して行ったためである
IDTには付加電極23がそれぞれ反射器と対向する端
部に形成されている。この付加電極は、同様に隣接する
電極指と同電位に接続されており、表面弾性波の励振に
関与しない。すなわち、隣接する電極指と同じバスバー
に接続されている。
付加電極の数は、この例では一本であるが、二本以上形
成しても良い。寸法は表面弾性波の位相の乱れを生じな
いように、他の電極指と同じとしまた間隔も同じにした
方がよい。また、付加電極23はアース電位に接続され
るバスバーに接続するのが望ましい。これは、反射器(
通常、アース電位)と付加電極との間に結合が生じるの
を防止するためである。
上記のようにして、150〜200対のIDTと250
本の反射器で構成した共振器(フィルタ)においてQの
値が14.QQOに達していた。従来のもので、反射器
の本数が500〜1000本で1万以上とされており、
Qが大幅に向上していることを示していた。
また、IDTと反射器の間隔は、波長の2倍、A倍等で
よく、修正する必要もなかった。
(効果) 本発明によれば、反射器の数を少なくしても大きなQの
値が得られる。したがって、共振器、フィルタの小型化
が可能となる。
また、所望の特性に合わせてマスク設計を行うことがで
き、マスク設計も極めて容易となる。
多重モードフィルタにおいては、モードの等価抵抗が小
さくなって、Qが上昇するとともに、機械結合係数の実
効値が上昇して容量比が改善さ、れてリップルが減少し
、低インピーダンスでの終端が可能となる。
さらに、全体の電極の数が減るので、縦方向の高次モー
ドがより離調するので、不要振動の少ない共振器、フィ
ルタが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例を示す平面図である。 10.20・・・・・・・・・基板 11.21・・・・・・・・・IDT 12・22・・・・・・・・・反射器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インターデジタル電極とそれによって励振される
    表面弾性波の伝播方向に該インターデジタル電極を挟む
    二つの反射器を具えた表面弾性波共振器において、該イ
    ンターデジタル電極の外端の電極指の外側に隣接し、当
    該外端の電極指と同電位となるようにバスバーに接続さ
    れた付加電極を具えたことを特徴とする表面弾性波共振
    器。
  2. (2)該付加電極をインターデジタル電極の両側に二本
    以上具えた請求項第1項記載の表面弾性波共振器。
  3. (3)インターデジタル電極とそれによって励振される
    表面弾性波の伝播方向に該インターデジタル電極を挟む
    二つの反射器を具えた表面弾性波共振器を複数配置した
    表面弾性波フィルタにおいて、該インターデジタル電極
    の外端の電極指の外側に隣接し、当該外端の電極指と同
    電位となるようにバスバーに接続された付加電極を具え
    たことを特徴とする表面弾性波フィルタ。
  4. (4)該付加電極をインターデジタル電極の両側に二本
    以上具えた請求項第3項記載の表面弾性波フィルタ。
  5. (5)該付加電極の接続されたバスバーがアース電位に
    接続された請求項第3項記載の表面弾性波フィルタ。
  6. (6)インターデジタル電極とそれによって励振される
    表面弾性波の伝播方向に該インターデジタル電極を挟む
    二つの反射器を具えた複数の表面弾性波共振器を近接し
    て配置した表面弾性波多重モードフィルタにおいて、該
    インターデジタル電極の外端の電極指の外側に隣接し、
    当該外端の電極指と同電位となるようにバスバーに接続
    された付加電極を具えたことを特徴とする表面弾性波多
    重モードフィルタ。
  7. (7)該付加電極をインターデジタル電極の両側に二本
    以上具えた請求項第6項記載の表面弾性波多重モードフ
    ィルタ。
  8. (8)該付加電極の接続されたバスバーがアース電位に
    接続された請求項第6項記載の表面弾性波多重モードフ
    ィルタ。
JP63155435A 1988-06-23 1988-06-23 表面弾性波共振器及びフィルタ Expired - Lifetime JP2628518B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5999810A (ja) * 1982-11-30 1984-06-08 Nec Corp 弾性表面波装置

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JPS5999810A (ja) * 1982-11-30 1984-06-08 Nec Corp 弾性表面波装置

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