JPH0132161Y2 - - Google Patents

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JPH0132161Y2
JPH0132161Y2 JP2816979U JP2816979U JPH0132161Y2 JP H0132161 Y2 JPH0132161 Y2 JP H0132161Y2 JP 2816979 U JP2816979 U JP 2816979U JP 2816979 U JP2816979 U JP 2816979U JP H0132161 Y2 JPH0132161 Y2 JP H0132161Y2
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JP
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record
tone arm
signal
circuit
output
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレコード盤の選盤を自動的に行なうこ
とができるレコードプレーヤに関する。
近時、レコードプレーヤにおいて、レコード盤
の回転、トーンアームの昇降・旋回等を自動的に
行なう所謂オートプレーヤが種々考えられてい
る。ところでこのようなレコードプレーヤの操作
を自動的に行ない自動演奏機能を得るためにはレ
コード盤の径を自動的、かつ確実に検出できるこ
とを要求される。このためにトーンアームの移動
方向に対して相対的に針先に等しい位置に発光素
子およびレコード盤の盤面で反射された上記発光
素子の光を受光する受光素子からなる光学検出器
を設けることが考えられている。そしてキヤビネ
ツト、ターンテーブル、このターンテーブルに載
置するゴムシート等を黒く塗色して光を反射しに
くくしておけばトーンアームがリードインする
時、レコード盤の最外周部分に設けられている導
入溝の無信号部分で、光の反射率が大きく変化す
る。したがつて、この光の反射率の変化からレコ
ード盤の最外周部分を検出でき、それによつて、
レコード盤の径の判定、すなわち選盤を行なうこ
とができる。しかしながらこのような原理によつ
て自動演奏を行なうようにしたレコードプレーヤ
では、たとえばトーンアームが旋回して導入溝を
検出すると直ちにトーンアームの旋回を停止して
針先をレコード盤の盤面に接触するまで降下させ
なければならない。レコード盤は盤面の色、断面
形状等によつて光学的な反射率に差異を生じる。
このために針先を降下させるべき位置を確実に検
出することは極めて困難である。たとえばレコー
ド盤の盤面が黒色以外の赤、青等に着色した着色
レコードではレコード盤の最外周部分のさらに外
側で導入溝の検出信号を誤検出することがありこ
のために針先をレコード盤の盤外に下降すること
がある。またレコード盤の断面形状によつては、
導入溝よりも後方で検出信号が得られこのために
プログラムの途中に針先が降下する等の致命的な
問題を生じることがある。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので確
実に選盤を行なうことができ、しかも簡単な機構
によつてレコード盤の外周の導入溝に正確に針を
落すことができるレコードプレーヤを提供するこ
とを目的とするものである。
以下本考案の一実施例を第3図a,bに示すト
ーンアームの正面図および側面図を参照して詳細
に説明する。図中1はレコード盤でこの盤面の溝
をトレースする針2をカートリツジ3の下面へ突
設している。そしてこのカートリツジ3の移動方
向(矢示A)に針2の位置に先行して光学検出器
4を設けている。この光学検出器4はレコード盤
1の盤面へ光を投射する発光素子4aとレコード
盤1からの反射光を検出する受光素子4bとを設
けている。そして5は一端に上記カートリツジ3
を着脱自在に保持し、他端にバランスウエイト6
を取着したトーンアーム、7はトーンアーム5の
旋回軸である。さらに8は旋回軸7に設けた位置
決め装置である。この位置決め装置8は旋回軸7
に、規格化されたレコード盤1の径、たとえば30
cm、25cm、17cmのレコード盤1の導入溝に対応す
る位置に透孔を穿設したスリツト板8aを取着
し、このスリツト板8aの上記透孔の両側に発光
素子8bおよび受光素子8cを配設したものであ
る。第4図は上記光学検出器4および位置決め装
置8の検出信号を処理する系統のブロツク図で光
学検出器4の検出信号を波形整形回路9で波形成
形し、かつその信号レベルから導入溝を判別して
ホールド回路10へ与える。このホールド回路1
0は針2に対する光学検出器4の先行量およびカ
ートリツジ3に対する下降信号の発令後、実際に
針2がレコード盤1に達するまでの機械的な遅れ
に相当する時間プラス若干の余裕時間の間、波形
整形回路9から与えられる検出信号を保持し、論
理積回路11へ与える。また位置決め装置8の検
出出力を波形整形回路12で波形整形してスリツ
ト板8aの透孔を判別して上記論理積回路11へ
与える。そしてこの論理積回路11の論理積出力
を機構制御回路13へ与えこの機構制御回路13
の出力によつてトーンアーム5の昇降、レコード
盤1を載置したターンテーブルの回転等を行なう
機構部14の動作を制御するようにしている。
このような構成であれば、たとえばトーンアー
ム5が所定の待機位置、すなわちレコード盤1の
外周縁の外側から中心へ向かつて移動すると先ず
針2に先行する光学検出器4がレコード盤1の外
周の導入溝を検出する。この検出信号は波形整形
回路9を介して、ホールド回路10で所定時間ホ
ールドし、論理積回路11へ与える。そしてさら
にトーンアーム5が旋回すると位置決め装置8か
ら予め設定されたレコード盤1の外周に対応する
旋回位置において検出信号を出力し波形整形回路
12を介して論理積回路11へ与える。論理積回
路11は双方の入力へ信号を与えられたときのみ
論理積出力を機構制御回路13へ与える。ここで
機構制御回路13は、たとえば上記論理積出力に
よつて機構部14のトーンアーム5を下降させる
ように設定されているとトーンアーム5とともに
カートリツジ3はレコード盤1の盤面へ向かつて
下降し始める。一方、光学検出器4は針2に対し
てカートリツジ3の移動方向に対して先行して設
け、かつこの先行量をトーンアーム5が旋回して
移動するために要する時間は、トーンアーム5等
の機構部14の機械的な動作遅れ時間に対応する
ようにしている。したがつて上記カートリツジ3
に設けた針2を光学検出器4の検出したレコード
盤1の導入溝に正確に落すことができプログラム
を先頭から確実に再生することができる。そして
光学検出器4はレコード盤1の上に到達したこと
を検出し、トーンアーム5の下降開始点は位置決
め装置8の検出信号によつて制御することができ
る。この降下位置の調整はスリツト板8a、発光
素子8bおよび受光素子8cの相対位置を機械的
に調整することによつて行なうことができる。し
たがつて光学検出器4に他の光が入射したような
場合にも誤動作することがなく、確実にレコード
盤1の導入溝に針2を落すことができる。
また、状況により、レコード盤上のよごれやご
み、送り溝部分とプログラムの記録された音溝部
分との反射率の違い、光学検出器4の感度等に起
因して、光学検出器4が一旦レコード盤の端部を
検出した後に検出信号が断続あるいは消失するな
どして誤検出となるおそれがあるが、このような
場合にも、光学検出器4からの検出信号をホール
ド回路10で所定時間ホールドしその信号を論理
積回路11に与えて位置決め装置8からの検出信
号と論理積をとるようにしているので、上記光学
検出器4の検出信号は仮に瞬時であつても正しい
信号が得られれば充分であり、該信号の断続等が
あつても何等問題はないから、常に確実なリード
インが行なえる。
以上詳述したように本考案はレコード盤の盤面
の溝をトレースする針およびこの針の機械的振動
を電気信号に変換する機械−電気変換器を有する
カートリツジにカートリツジの移動方向に先行し
てレコード盤の盤面の光反射率の差異を検出する
光学検出器を設け、この検出信号をホールド回路
でホールドした信号とトーンアームの旋回軸の所
定の旋回位置を検出する位置決め装置の検出信号
との論理積出力によつて機構制御回路を介してレ
コード盤の回転、トーンアームの旋回・昇降を行
なう機構部を制御するようにしたものである。し
たがつてレコード盤の径の判別、すなわち選盤を
自動的に行なうことができ、格別に複雑な機構を
用いることなくプログラムの頭に正確に針を落す
ことができ、しかも光学検出器の誤検出を確実に
防止できるレコードプレーヤを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の自動演奏を行なう
レコードプレーヤの概略構成図およびカートリツ
ジの斜視図、第3図a,bは本考案の一実施例の
トーンアームの正面図および側面図、第4図は上
記実施例の信号処理系のブロツク図である。 1……レコード盤、2……針、3……カートリ
ツジ、4……光学検出器、5……トーンアーム、
7……旋回軸、8……位置決め装置、10……ホ
ールド回路、11……論理積回路、13……機構
制御回路、14……機構部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トーンアームの先端部に設けられレコード盤の
    盤面に刻設されたプログラムの録音された溝をト
    レースする針およびこの針の機械的な振動を電気
    信号に変換する機械−電気変換器を有するカート
    リツジと、このカートリツジに移動方向に先行し
    て配置され上記レコード盤の盤面の外周部分の導
    入溝を光の反射率の変化から検出する光学検出器
    と、この光学検出器の検出信号を一定時間ホール
    ドするホールド回路と、上記トーンアームの旋回
    軸に設けられた予想される寸法のレコード盤の導
    入溝位置に対応するトーンアームの旋回位置を検
    出する位置決め装置と、上記ホールド回路でホー
    ルドされた上記光学検出器の出力信号と上記位置
    決め装置の検出信号との論理積出力を得る論理回
    路と、この論理回路の論理出力に応動して所定の
    操作信号を出力する機構制御回路と、この機構制
    御回路の出力信号によつてレコード盤の回転、ト
    ーンアームの旋回・昇降を制御される機構部とを
    具備したことを特徴とするレコードプレーヤ。
JP2816979U 1979-03-06 1979-03-06 Expired JPH0132161Y2 (ja)

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JP2816979U JPH0132161Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06

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JP2816979U JPH0132161Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06

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Publication Number Publication Date
JPS55128270U JPS55128270U (ja) 1980-09-10
JPH0132161Y2 true JPH0132161Y2 (ja) 1989-10-03

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