JPH0230103B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0230103B2
JPH0230103B2 JP56014081A JP1408181A JPH0230103B2 JP H0230103 B2 JPH0230103 B2 JP H0230103B2 JP 56014081 A JP56014081 A JP 56014081A JP 1408181 A JP1408181 A JP 1408181A JP H0230103 B2 JPH0230103 B2 JP H0230103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
record
turntable
center
eccentricity
rotation
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56014081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57130201A (en
Inventor
Kozo Kobayashi
Hiroshi Meguro
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakamichi Corp
Original Assignee
Nakamichi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakamichi Corp filed Critical Nakamichi Corp
Priority to JP56014081A priority Critical patent/JPS57130201A/ja
Priority to US06/343,878 priority patent/US4441178A/en
Publication of JPS57130201A publication Critical patent/JPS57130201A/ja
Publication of JPH0230103B2 publication Critical patent/JPH0230103B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレコードの中心をターンテーブルの回
転中心に自動的に一致させるべく、レコードの偏
心状態を修正するレコードの偏心修正方法に関す
る。
レコード再生において、レコードの中心とこれ
を回転するターンテーブルの回転中心が一致して
いないと、偏心に起因するワウが発生し、その再
生特性は劣化する。
このため、一般的には、ターンテーブルにレコ
ードはめあい軸部(通称スピンドル)を設け、こ
れにレコードの中心孔を嵌入するようにしてター
ンテーブルの回転中心に対するレコードの位置決
めを行なつており、それらの各径寸法は規格で規
定されている。
然しながら、例えば日本工業規格において外径
30cmのLP盤の場合、レコード自体の偏心として
0.2mmまで許され、また中心孔とはめあい軸部の
直径寸法はそれぞれ7.24〜7.33mmと7.05〜7.15mm
であり、両者の間には嵌入時必ず隙間が生じ、こ
の隙間は使用するレコードとプレーヤーの組合せ
によつてはかなり大きなものとなる。
したがつて、中心孔とはめあい軸部による位置
決めだけではレコードの中心をターンテーブルの
回転中心に一致させることはきわめて難しく、従
来において、レコードはターンテーブル上に偏心
した状態で置かれて再生されるのが普通であり、
またその偏心の度合はレコードの置き方によつて
大きく左右される欠点があつた。
本発明はかかる従来の欠点を解決するレコード
の自動位置決めにおいてレコードの偏心修正方法
を提供するもので、以下その実施例をもつて詳細
に説明する。
先ず、レコードの自動位置決めにおいては、レ
コードに形成された各種の溝のうち同心円である
最終溝を用いてレコードの偏心状態の検出が行な
われる。これを第1図を用いて説明すると、中心
孔11をはめあい軸部2に嵌入してターンテーブ
ル3上に載置されたレコード1に形成された同心
円の最終溝12を針先(図示せず)でトレースす
るよう、その支持軸4において回動自在に支持さ
れたトーンアーム5には、ランプ等の発光素子6
とフオトダイオード等からなる受光素子71の間
に配置されるシヤツタープレート8が取付けられ
る。かかる周知の光学センサーは、トーンアーム
5の角度変位に対応し、光量変化によつてそのレ
ベルが変化する所用の電気信号Vを生ずるもので
あり、その詳細な説明は省略する。
一方、ターンテーブル3の周側面の一個所に取
付けた反射部材9と、この反射部材9の取付位置
に対応するごとく互いに回転角で90度の間隔をも
つてそれぞれ固定配置した発光素子62〜65と受
光素子72〜75から構成される4個の光学センサ
ー101〜104は、その位置に反射部材9が到来
したときの反射光量の変化にもとづきそれぞれ所
用の位置信号P1〜P4を生ずる。
なおトーンアーム5は最終溝12をトレースす
る針先の位置が光学センサー101と102による
二つの検出ポイントを結ぶ直線上にあるごとく配
置される。
かかる検出において、ターンテーブル3の一回
転において光学センサー101,102,103
び104が各位置信号P1,P2,P3及びP4を生ずる
時のトーンアーム5の角度変位に応答するレベル
をもつ電気信号V1,V2,V3及びV4を検出すれ
ば、信号V1とV3は反射部材9とターンテープル
3の回転中心を結ぶ図示のX−X方向、また信号
V2とV4はこのX−X方向と直交するY−Y方向
におけるそれぞれターンテーブル3の回転中心に
対するレコード1の偏心状態に関する情報とな
り、これらの信号をもとに△Vx=V1−V3/2と△ Vy=V2−V4/2の演算処理を行なうことにより、 その値及びその正負からX−X方向とY−Y方向
における各偏心量及び偏心方向を表わす制御信号
△Vxと△Vyを得ることができる。
次に、かかる制御信号△Vxと△Vyをもとにレ
コードの位置決めを行なう方法につき第2図及び
第3図の実施例をもつて説明すると、ターンテー
ブルは二重構造をとり、第1図のターンテーブル
3に対応し、その回転中心がレコードの中心と一
致されるべき主ターンテーブル31は例えばモー
タMでダイレクトドライブされるもので、その周
側面には反射部材9が取付けられ、その上面には
副ターンテーブル32が摺動可能に載置される。
副ターンテーブル32は周知のゴムシート11が
敷かれたその上面において、規格に従うはめあい
軸部2が、またその下面において所要の径をもつ
円柱状の係合軸12がそれぞれ各面の中心に設け
られるが、この係合軸12は主ターンテーブル3
の中心部に形成された十分に大きな径をもつ透
孔13に遊嵌し、その下面を超えて廷在する。
主ターンテーブル31の下面には、第3図に示
すごとく、その回転中心と反射部材9により決定
される前述のX−X方向とY−Y方向において係
合レバー1xと1yがそれぞれ摺動可能に配置さ
れ、それらの各一端は係合軸12に当接してい
る。係合レバー1xと1yはそれぞれ独立に、例
えば図示しないが、モータで回転制御されるカム
により所用の連結手段を介して変位されて係合軸
12を押圧する。略L字状のレバー1zはスプリ
ング14の張力により支軸15を中心に回動し
て、係合レバー1xと1yの各押圧力の合成力に
対し、その反対の方向から係合軸12を弾性的に
押圧するカウンター機構を形成している。
なお、モータ、カム等は係合レバー1x,1y
と同様に主ターンテーブル31の下面に配置され
て、この主ターンテーブル31と共に回転する。
かかる構成において、先ず主ターンテーブル3
の回転中心に対するレコードの偏心に関して得
た前述の制御信号△Vxと△Vyにもとづく所用の
電気信号をそれぞれのモータに印加してカムを制
御し、係合レバー1xと1yをそれぞれ所要の方
向に所要の量だけ摺動させることにより副ターン
テーブル32即ちレコードの載置位置を修正して
レコード中心を主ターンテーブル31の回転中心
に一致させることができる。
上述のごとく、本発明によればレコード自体に
許された偏心、及びレコードの中心孔とターンテ
ーブルのはめあい軸部との間に必然的に存在する
隙間に起因して生ずるターンテーブルの回転中心
に対するの偏心を修正することが出来る。また、
本発明によれば、レコードの最終溝をトレースす
るので、検出される前記アームの角度変位は、レ
コードの偏心情報のみを含むことになり、ターン
テーブルの回転中心に対するレコードの偏心位置
を正確に検出することが出来る。更に一旦レコー
ドの偏心修正を正確に行えば、レコードの位置が
ずれない限り、以後修正する必要がないため、例
えばレコードの音声信号を再生する前に本発明に
よる偏心修正を行えば、音声信号再生中に常時偏
心補正の制御を行う必要がない。
なお、上述の実施例ではターンテーブルを二重
構造とし、かつ係合レバーを主ターンテーブルと
共に回転させることによりターンテーブルの回転
中における修正を可能としたが、これに限らずタ
ーンテーブルを所定の位置で停止させた後、二重
構造のターンテーブルでは副ターンテーブルを、
また従来のターンテーブル構造ではレコード自体
をシヤシ等の固定部に設けた所要の部材で変位す
るようにしても良いし、上述の実施例の係合軸と
係合レバーによる機械的手段の代わりに電磁気的
手段を用いて副ターンテーブルを主ターンテーブ
ルに対し摺動できることは勿論である。
また、アームは実施例のトーンアーム以外に検
出専用アームをもつて構成できると共に、最終溝
をトレースする針先の位置或いは位置信号検出用
の光学センサーの固定位置等は実施例に従えばレ
コードの偏心を測定する方向等を簡単に決定でき
るが、これに限定されるものではなく、所要の計
算をもとに種々設計でき、さらに光学センサーの
個数等も実施例に限定されないことは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る検出法の説明に供する
図、第2図は本発明に係るターンテーブル構造を
示す要部断面図及び第3図は第2図に示す主ター
ンテーブルの要部底面図をそれぞれ示す。 1……レコード、11……中心孔、12……最終
溝、2……レコードはめあい軸部、3……ターン
テーブル、31……主ターンテーブル、32……副
ターンテーブル、5……トーンアーム、61〜65
……発光素子、71〜75……受光素子、9……反
射部材、101〜104……光学センサー、12…
…係合軸、1x,1y……係合レバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レコードに形成された同心円の最終溝をアー
    ムに取付けた針先でトレースし、ターンテーブル
    の予め定められた少なくとも3点以上の回転角に
    おいて前記アームの角度変位をそれぞれ検出し、
    該角度変位に基づく演算によりターンテーブルの
    回転中心に対する該レコードの偏心位置情報を検
    出し、該偏心位置情報に基づいて前記回転中心に
    対する前記レコードの位置を修正することを特徴
    とするレコードの偏心修正方法。
JP56014081A 1981-02-02 1981-02-02 Detecting method for eccentricity of record Granted JPS57130201A (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56014081A JPS57130201A (en) 1981-02-02 1981-02-02 Detecting method for eccentricity of record
US06/343,878 US4441178A (en) 1981-02-02 1982-01-29 Method of correcting a position of a disk record on a turntable

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56014081A JPS57130201A (en) 1981-02-02 1981-02-02 Detecting method for eccentricity of record

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57130201A JPS57130201A (en) 1982-08-12
JPH0230103B2 true JPH0230103B2 (ja) 1990-07-04

Family

ID=11851148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56014081A Granted JPS57130201A (en) 1981-02-02 1981-02-02 Detecting method for eccentricity of record

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JP (1) JPS57130201A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59157801A (ja) * 1983-02-24 1984-09-07 Nakamichi Corp 信号処理回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5081305A (ja) * 1973-11-17 1975-07-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5081305A (ja) * 1973-11-17 1975-07-02

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JPS57130201A (en) 1982-08-12

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