JPH079207Y2 - 光ピックアップの傾き調整装置 - Google Patents

光ピックアップの傾き調整装置

Info

Publication number
JPH079207Y2
JPH079207Y2 JP9914589U JP9914589U JPH079207Y2 JP H079207 Y2 JPH079207 Y2 JP H079207Y2 JP 9914589 U JP9914589 U JP 9914589U JP 9914589 U JP9914589 U JP 9914589U JP H079207 Y2 JPH079207 Y2 JP H079207Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical pickup
tilt
cam
chassis
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9914589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0340616U (ja
Inventor
直樹 米沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP9914589U priority Critical patent/JPH079207Y2/ja
Publication of JPH0340616U publication Critical patent/JPH0340616U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH079207Y2 publication Critical patent/JPH079207Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は光学式ディスクプレーヤにおける光ピックア
ップの傾きを調整する傾斜カム機構に係り、特に傾斜カ
ムの回転角を可変抵抗器の抵抗値の変化により検出し、
再生開始時に基準位置に戻すのに好適な光ピックアップ
の傾き調整装置に関する。
(ロ)従来技術 従来は、光ピックアップの傾き調整装置として、第3図
に示すものが提供されていた。
第3図は光ピックアップの傾き調整用傾斜カム機構の側
面図である。
図において、1は光ピックアップの傾きを調整する傾斜
カム、1aはサブシャーシの摺動部が摺動する傾斜部、1b
は傾斜カムに1体で設けたカムギヤ部、1cは傾斜カム回
動用軸を挿入する中央部穴、2は傾斜カム1を回動自在
に保持する軸、3はサブシャーシの傾きに応じた2個の
センサの出力差を検出する検出器、4はモータを駆動す
る駆動回路、5は光ピックアップを搭載するサブシャー
シ、6はサブシャーシ5の摺動部、7はサブシャーシ5
回動用の軸、8は傾斜カム1を駆動するモータ、9はモ
ータ8の出力軸に設けたモータギヤ、10はサブシャーシ
5の傾きを検出する第1のセンサ、11はサブシャーシ5
の傾きを検出する第2のセンサ、12は光ピックアップ、
13は光ディスクである。
チルトサーボ機構を備えた光学式ディスクプレーヤにお
いて、光ディスク13を再生した後は、チルトサーボ機構
の作動により、前記光ディスク13の反り等による傾き、
光ピックアップ12が追従し、傾いたままになっている。
次に光ディスク13の再生を指示すると、光ピックアップ
12は、光ピックアップ12の光軸が、基準ディスク(図示
せず)に対して垂直になるよう予め設定された、基準位
置に戻る。この動作は、サブシャーシ5の傾きを、第1
のセンサ10と第2のセンサ11との出力差として検出器3
により検出し、この出力差が0になるよう駆動回路4に
よりモータ8を動作させる。これによりモータギヤ9と
噛み合ったカムギヤ部1bによって、中央部穴1cに固定し
た軸2を中心として傾斜カム1を回動することにより、
傾斜部1a上を摺動部6が摺動し、サブシャーシ5上の光
ピックアップ12を基準位置に戻しているのである。
このように光学式ディスクプレーヤに、光ディスク13の
再生を指示すると、前記のように先ずは、第1のセンサ
10と第2のセンサ11との出力差を無くすことにより、光
ピックアップ12を基準位置に戻し、次に再生動作を開始
していた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来の光ピックアップの傾き調整装置
には次のような問題があった。
光ピックアップの傾きを検出するためのセンサを2個使
用しているので部品代および組立代がかなりかかってい
た。
また、スペースもセンサ2個分なのでかなり必要であっ
た。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは従来例の欠点を解消し、部品点数
の削減によるコスト削減と省スペースを実現する光ピッ
クアップの傾き調整装置を提供するところにある。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案は、光ピックアップを載置するサブシャーシと、
ディスクを回転させるターンテーブルを有する光ディス
ク装置において、該サブシャーシのディスク中心側にデ
ィスク接線方向の回転軸と、ディスク外周側に該サブシ
ャーシのディスク面方向の高さ位置を決める傾斜カム
と、該傾斜カムの駆動手段と、該傾斜カムに連動し抵抗
値を可変する可変抵抗器とから構成され、上記可変抵抗
器の出力に基づき、上記駆動手段を駆動する光ピックア
ップの傾き調整装置である。
(ホ)作用 第2図に示すように、チルトサーボ機構の動作により、
光ディスクの反り等による傾きに追従して傾いたままに
なっている光ピックアップの位置は、予め設定された基
準位置と比較して傾斜カムの回転角が異なっている。
この傾斜カムの回転角は、この傾斜カムの回転軸により
連結されている可変抵抗器の抵抗値と、前記光ピックア
ップの基準位置に対応した基準抵抗器の抵抗値との差と
して検出される。従って、光ピックアップを基準位置に
戻すには、前記基準抵抗器の抵抗値と前記光ピックアッ
プの傾斜状態における可変抵抗器の抵抗値との差を無く
ようにモータを動作させ、傾斜カムを回動させればよ
い。
(ヘ)実施例 この考案に係わる光ピックアップの傾き調整装置の実施
例を第1図及び第2図に基づいて説明する。なお従来例
と同一符号を付してその説明を省略する。
第1図は光ディスクプレーヤ要部の斜視図、第2図は光
ピックアップ傾き調整装置の側面図である。
図において、14は可変抵抗器、15は傾斜カム1の中央部
穴1cに固定した可変抵抗器14の軸、16は基準抵抗器、17
は可変抵抗器14の抵抗値と基準抵抗器16の抵抗値との差
を検出する検出器、18は検出器17の出力信号に基づきモ
ータ8を駆動する駆動回路である。
チルトサーボ機構を備えた光学式ディスクプレーヤにお
いて、光ディスク13を再生した後は、チルトサーボ機構
の作動により、前記光ディスク13の反り等による傾き
に、光ピックアップ12が追従し、傾いたままになってい
る。
次に光ディスク13の再生を指示すると、光ピックアップ
12は、光ピックアップ12の光軸が基準ディスクに対して
垂直になるように予め設定された基準位置に戻る。
この動作は、サブシャーシ5の傾きを、可変抵抗器14の
抵抗値と光ピックアップ12の基準位置に対応した基準抵
抗器16の抵抗値との差を検出器17により検出し、この検
出器17の出力信号によって、駆動回路18を制御し、前記
抵抗値の差が0になるようモータ8を回転させる。これ
によりモータギヤ9とかみ合ったカムギヤ部1bによっ
て、中央部穴1cに固定した軸15を中心として傾斜カム1
を回動することにより、傾斜部1a上を摺動部6が摺動
し、サブシャーシ5上の光ピックアップ12を、基準位置
に戻しているのである。
このように光学式ディスクプレーヤに、光ディスク13の
再生を指示すると、前記のように先ずは可変抵抗器14の
抵抗値と基準抵抗器16の抵抗値との差を無くすよう傾斜
カム1を回動させることにより、光ピックアップ12を基
準位置に戻し、次に再生動作を開始している。
(ト)考案の効果 この考案に係わる光ピックアップの傾き調整装置は、前
述のように、光ピックアップの傾きを検出するのに可変
抵抗器を1個使用するだけですみ、しかも傾斜カムの回
動軸も兼ねているので、部品代及び組立代のコストを削
減することができる。
また、上記可変抵抗器1個のスペースのみでよいため必
要スペースの削減に好都合である。
しかも、組立が簡単であるため実施も容易であるなどの
優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係わる光ピックアップの
傾き調整装置の実施例を示し、第1図は光ディスクプレ
ーヤ要部の斜視図、第2図は光ピックアップ傾き調整装
置の側面図である。 第3図は従来例の光ピックアップの傾き調整装置の側面
図である。 主な符号の説明 1:傾斜カム 1a:傾斜カムの傾斜部 1b:傾斜カムのカムギヤ部 1c:傾斜カム回動用の中央部穴 2:傾斜カムを保持する軸 3:比較器 4:モータ用の駆動回路 5:サブシャーシ 6:サブシャーシの摺動部 7:サブシャーシ回動用の軸 8:モータ 9:モータ軸に設けたモータギヤ 10:第1のセンサ 11:第2のセンサ 12:光ピックアップ 13:光ディスク 14:可変抵抗器 15:可変抵抗器の軸 16:基準抵抗 17:比較器 18:モータ用の駆動回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ピックアップを載置するサブシャーシ
    と、ディスクを回転させるターンテーブルを有する光デ
    ィスク装置において、 該サブシャーシのディスク中心側にディスク接線方向の
    回転軸と、ディスク外周側に該サブシャーシのディスク
    面方向の高さ位置を決める傾斜カムと、該傾斜カムの駆
    動手段と、該傾斜カムに連動し抵抗値を可変する可変抵
    抗器とから構成され、上記可変抵抗器の出力に基づき、
    上記駆動手段を駆動することを特徴とする光ピックアッ
    プの傾き調整装置。
JP9914589U 1989-08-28 1989-08-28 光ピックアップの傾き調整装置 Expired - Lifetime JPH079207Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9914589U JPH079207Y2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28 光ピックアップの傾き調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9914589U JPH079207Y2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28 光ピックアップの傾き調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0340616U JPH0340616U (ja) 1991-04-18
JPH079207Y2 true JPH079207Y2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=31648207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9914589U Expired - Lifetime JPH079207Y2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28 光ピックアップの傾き調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH079207Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0340616U (ja) 1991-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0614256Y2 (ja) 光学式デイスクプレ−ヤ
JPH0468700B2 (ja)
JPH079207Y2 (ja) 光ピックアップの傾き調整装置
JP3906558B2 (ja) ディスクドライブ装置、及びスキュー制御方法
JPH0917106A (ja) ディスク判別装置
JPH0917157A (ja) ディスクプレーヤ
JP2685000B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH0233319Y2 (ja)
JP2545804Y2 (ja) 光学式ピックアップ装置
JP2890854B2 (ja) 光学式ディスク装置
JPH0917156A (ja) ディスクプレーヤ
JP2576809B2 (ja) ディスクプレーヤのブレーキ制御装置
KR920008221B1 (ko) 원통형 정보기록 매체
JPS6358660A (ja) デイスクプレ−ヤのデイスクサイズ検出法
JPS6358659A (ja) デイスクプレ−ヤのデイスクサイズ検出法
JP2516507Y2 (ja) マルチディスクプレーヤ
JP2000222813A (ja) 情報記録及び/又は再生装置
JPS60164936A (ja) 光ピツクアツプの角度補正装置
JPH0917155A (ja) ディスクプレーヤ
JPH03130046U (ja)
JPH08115525A (ja) トラックピッチ検出方法及びその装置
JP2001357554A (ja) チルトサーボ装置
JPH04265525A (ja) 光ディスク装置のヘッドチルト機構
JPS6012829U (ja) 記録情報再生装置のクロスト−ク除去装置
JPS6437962U (ja)