JP2545804Y2 - 光学式ピックアップ装置 - Google Patents

光学式ピックアップ装置

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JP2545804Y2
JP2545804Y2 JP7000491U JP7000491U JP2545804Y2 JP 2545804 Y2 JP2545804 Y2 JP 2545804Y2 JP 7000491 U JP7000491 U JP 7000491U JP 7000491 U JP7000491 U JP 7000491U JP 2545804 Y2 JP2545804 Y2 JP 2545804Y2
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pickup
detecting
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standby position
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浩一 川上
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、両面を同時に再生でき
るように上下両側にピックアップ装置を備えた光学式ピ
ックアップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭61−214244号公報
(G11B7/24)には、表面と裏面に互いに逆方向
スパイラル状の記録トラックを形成して成る両面ディス
クを用いて表裏同時再生する再生装置が提案されてい
る。
【0003】このようなディスクを再生するには、ピッ
クアップがディスクの両面それぞれに必要となり、表面
用のピックアップと裏面用のピックアップとを設けた構
成となる。
【0004】ところで、光学式ピックアップでは、ディ
スクの信号面に対して直角に読み取り光が当るようにす
るため、光学式ピックアップを傾斜させるための所謂チ
ルト機構が設けられている。
【0005】一般に、チルトサーボは、ディスクの反り
にしたがって動作するため、反りの大きいディスクを再
生した後、逆反りのディスクを再生する場合、チルトセ
ンサーの検出範囲を越え、チルトサーボがかからない。
そのため、チルトサーボを一端、初期状態の位置の戻し
てからチルトサーボをかけるようにしている。
【0006】そこで、チルト機構を初期状態に戻すため
には、チルト機構の初期位置を検出するための手段が必
要となる。
【0007】また、上述した両面を同時に再生するもの
は、ピックアップが上下両面あるため、それぞれのピッ
クアップにチルト機構を設けなければならないので、上
述した初期位置を検出するための手段もそれぞれ必要と
なるといった問題がある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上述した点
に鑑み成されたものであり、チルト機構の初期状態の位
置検出を簡単化することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、両面に信号が
記録されたディスクと、一方のディスク面を再生するた
めの第1のピックアップと、他方のディスク面を再生す
るための第2のピックアップとを備えたピックアップ装
置において、前記第1のピックアップにピックアップの
対物レンズが待機位置へ移動したことを検出する待機位
置検出手段を設け、前記第2のピックアップにピックア
ップの対物レンズが待機位置へ移動したことを検出する
待機位置検出手段を設け、前記第1のピックアップに前
記第1のピックアップと前記第2のピックアップの対物
レンズを再生位置へ移動させるため再生位置を検出する
検出手段とを設けたことを特徴とする光学式ピックアッ
プ装置。
【0010】
【作用】本考案は、上述した構成により、一方のピック
アップの初期位置検出手段で得た情報を利用して他方の
ピックアップの初期位置に戻す。
【0011】
【実施例】次に、本考案の実施例を図を用いて説明す
る。まず、このチルト機構は、例えば、特願平2−87
143号で提案されているものがある。この構成を図7
に示す。図7において、スライドベース91上には、ピ
ックアップ90が直接に固定された回動ベース93が配
備され、回動ベース93の両側に外向きに突設した一対
の枢軸95をスライドベース91上に軸支して、回動ベ
ース93はスライドベース91との間に介在するスプリ
ング96によって下方に付勢されている。
【0012】ピックアップ装置9には、信号再生時にピ
ックアップ90の光軸の傾きを調整するためのチルト機
構100が装備されている。このチルト機構100は、
トレイローディング時にトレイ(図示しない)とピック
アップ90の干渉を避けるため、ピックアップ90の回
動ベース93とともに下方へ回動させるピックアップ待
避機構を兼ねている。
【0013】そして、下側のピックアップ90Aのチル
ト機構100Aは、図3に示すごとく回動ベース93A
端部に後方に向かって突設されたピン94Aと、ピン9
4Aが摺接する螺旋状のカム面104Aを備えたカム部
材103Aと、カム部材103Aを回転駆動する歯車機
構102Aと、歯車機構102Aの動力源となるモータ
101とを備えている。
【0014】従って、モータ101の駆動によってカム
部材103Aを正逆に回転させることにより、ピン94
Aがカム面104Aに沿って摺動し、回動ベース93A
が上下に駆動されるのである。
【0015】このカム面104Aは、図3(a)、
(b)及び図4(a)、(b)の如く傾斜の急な第1斜
面104aと傾斜の緩やかな第2斜面104bとを備
え、ピン94Aが第1斜面104a上を摺動する過程
で、図4(a)(b)の如く下降端にある回動ベース9
3Aを急速に上昇させ、その後の第2斜面104bの動
作を経て、図4(a)(b)に示す如く回動ベース93
Aを水平姿勢にいたらしめるのである。
【0016】そして、信号再生時には、図4(a)
(b)の水平状態を中心として、第2斜面104bの動
作によって本来のチルト調整動作する。
【0017】尚、シャーシ13上には、図3(a)
(b)の如くピックアップ90Aが下降端に設置された
状態を検出するための第1フォトセンサー106Aと、
図4(a)(b)の如く回動ベース93Aが水平姿勢に
設置された状態を検出するための第2フォトセンサー1
07とが取りつけられると共に、スライドベース91A
の裏面にはフォトセンサー106A、107からの光を
反射する反射板105Aが設けられている。以上の構成
のピックアップ90Aが下側の再生面に対して設けられ
ている。
【0018】また、上側のピックアップ90Bの構成
は、図5(a)(b)、図6(a)(b)に示すように
なっている。この図で異なるのは、第2のフォトセンサ
ー107がない点だけであり、その他は同じであるため
説明は省略する。
【0019】次に、図1、図2を用いて動作を説明す
る。ディスクDか挿入されると、図2のようにチルト機
構100A、100Bは、待機状態の位置にピックアッ
プ90A、90Bを維持させるようにカム部材103
A、103Bを制御する。
【0020】そして、初期位置に移動する場合は、カム
部材103A、103Bに沿ってピン94A、94Bを
動かし、ピックアップ90Aに設けてある第2フォトセ
ンサー107により初期位置を検出したのち、カム部材
103A、103B停止させピックアップ90A、90
Bを初期位置(図1)に位置させる。
【0021】
【考案の効果】本考案によれば、上下両面をそれぞれを
再生するための2つのピックアップのチルト機構の初期
位置設定を簡素化できるといったメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す図。
【図2】本考案の実施例の動作を示す図。
【図3】下側ピックアップのチルト動作を説明する図。
【図4】下側ピックアップのチルト動作を説明する図。
【図5】上側ピックアップのチルト動作を説明する図。
【図6】上側ピックアップのチルト動作を説明する図。
【図7】ピックアップの斜視図。
【符号の説明】
90A 下側ピックアップ 90B 上側ピックアップ 100A チルト機構 100B チルト機構 106A フォトセンサー 106B フォトセンサー 107 フォトセンサー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に信号が記録されたディスクと、一
    方のディスク面を再生するための第1のピックアップ
    と、他方のディスク面を再生するための第2のピックア
    ップとを備えたピックアップ装置において、前記第1の
    ピックアップにピックアップの対物レンズが待機位置へ
    移動したことを検出する待機位置検出手段を設け、前記
    第2のピックアップにピックアップの対物レンズが待機
    位置へ移動したことを検出する待機位置検出手段を設
    け、前記第1のピックアップに前記第1のピックアップ
    と前記第2のピックアップの対物レンズを再生位置へ移
    動させるため再生位置を検出する検出手段とを設けたこ
    とを特徴とする光学式ピックアップ装置。
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JPH0527817U JPH0527817U (ja) 1993-04-09
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