JP2575948Y2 - ディスクプレーヤのピックアップ汚れ防止機構 - Google Patents

ディスクプレーヤのピックアップ汚れ防止機構

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JP2575948Y2
JP2575948Y2 JP1992056303U JP5630392U JP2575948Y2 JP 2575948 Y2 JP2575948 Y2 JP 2575948Y2 JP 1992056303 U JP1992056303 U JP 1992056303U JP 5630392 U JP5630392 U JP 5630392U JP 2575948 Y2 JP2575948 Y2 JP 2575948Y2
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山 高 弘 小
内 良 仁 武
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ディスクプレーヤのピ
ックアップ汚れ防止機構に関し、例えば、光学的に情報
が両面に記録されているディスクの両面を、順次に再生
する両面再生プレーヤのピックアップの対物レンズが、
プレーヤの使用されていない時期に、汚れるのを防止す
るディスクプレーヤのピックアップ汚れ防止機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の両面再生ディスクプレーヤとして
は、図4〜図9に示すいわゆる両面再生プレーヤがあ
り、以下これについて説明する。この両面再生プレーヤ
で再生されるディスクAは、両面にピットによりデジタ
ル式に情報が記録されており、ターンテーブル1に載置
されて、クランパ2に挟持され、モータ3の回転により
回転される。
【0003】このディスクAにレーザ光線を照射し、且
つその反射を受光するピックアップは、その対物レンズ
をディスクAに向けたピックアップ駆動体4に搭載され
ている。このピックアップ駆動体4は、これに搭載され
たモータによって、ディスク面に対してプレーヤ内の上
下に設けられたシャーシレール5a,5bに沿って移動
できるようになっている。
【0004】このシャーシレール5a、5b間のプレー
ヤ内の一側には、ピックアップ駆動体4が移載され、こ
の移載された状態で垂直面内を180°づつ往復回転す
るターンキャリッジ6が設けられており、前記シャーシ
レール5a,5bのターンキャリッジ6側の端末は、シ
ャーシレール5a,5bからターンキャリッジ6に、も
しくはターンキャリッジ6からシャーシレール5a,5
bにピックアップ駆動体4の移載が行われる際に上下
し、ターンキャリッジ6への移載が可能となる。
【0005】この両面再生プレーヤは、ディスクAの下
側の面の再生を行う際には、図4に示すようにシャーシ
5aは水平状態となり、ピックアップ駆動体4はシャー
シレール5aに沿って移動しながらピックアップのレー
ザ光の出射と受光とでディスクAのピットを判別して、
下面の信号の再生を行う。
【0006】ディスクAの下面の再生が終了すると、図
5に示すようにシャーシレール5aはターンキャリッジ
6と共にターンキャリッジ6側の端末が下降し、図6に
示すようにピックアップ駆動体4はターンキャリッジ6
に移載される。
【0007】この移載が完了すると、図7に示すように
ターンキャリッジ6は180°回転して、ピックアップ
駆動体4を反転させ、これに搭載されたピックアップの
対物レンズを下向きとするが、この際にはシャーシレー
ル5bのターンキャリッジ6側は上昇しており、ターン
キャリッジ6に移載されたピックアップ駆動体4がシャ
ーシレール5bに移載可能な状態となる。
【0008】次に、図8に示すようにピックアップ駆動
体4はシャーシレール5bに移載され、その移載完了後
に、図9に示すようにシャーシレール5bはディスク面
と平行な水平状態となり、シャーシレール5b上をピッ
クアップ体4は移動しながら、ディスクAの上面の信号
の再生をするものである。
【0009】このような両面再生ディスクプレーヤにお
いては、ディスクAがエジェクト状態の際には、次にロ
ーディングされたディスクAの再生開始が行われるの
は、ディスクAの下面の中心に近い部分からであるため
に、ピックアップ駆動体4はディスクAの下面に待機し
ており、即ちピックアップの対物レンズは上向きとなっ
ている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような両面再生ディスクプレーヤにおいては、この
プレーヤが使用されていない状態では、前述のようにピ
ックアップの対物レンズは上向きで待機しているため
に、このプレーヤ内に侵入した塵埃が対物レンズ上に蓄
積し、その蓄積が多くなるとレーザ光の出射、受光を妨
害して、信号の読み取りミスを発生することが多い。
【0011】この蓄積された塵埃による読み取りミスを
なくすために、従来は刷毛でピックアップの対物レンズ
上の塵埃を払ったり、静電気で対物レンズ上の塵埃を吸
い取ったりしていたが、これらは刷毛などの清掃部材が
必要であり、また構造が複雑になるなどの問題点があっ
た。
【0012】本考案は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ディスクプレーヤが使用されない
時、特に長時間使用されずに対物レンズ上に塵埃が蓄積
され易い状態にある時は、電源スイッチがオフとなって
いることに着目し、ディスクプレーヤの電源スイッチが
オフの場合に、ディスクの信号の再生を行うピックアッ
プの対物レンズを下向きまたは横向きとすることによ
り、対物レンズ上に塵埃の蓄積を生じないようにし、対
物レンズの塵埃除去の必要をなくすと共に、信号の読み
取りミスを発生させないことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案は、ディスクに記
録された情報を読み出すピックアップの対物レンズの汚
れを防止するディスクプレーヤのピックアップ汚れ防止
機構において、駆動手段によりシャーシレール上を移動
するピックアップと、該ピックアップがシャーシレール
から移載されその対物レンズを下向きあるいは横向きの
何れかの位置に回転する回転手段と、前記ディスクプレ
ーヤの電源を遮断する電源スイッチと、前記回転手段に
移載されたピックアップの対物レンズの向きを検出する
位置検出手段と、前記ピックアップが前記回転手段に移
載され対物レンズが下向きあるいは横向きの何れかにな
い時には、前記駆動手段に出力してピックアップを回転
手段に移載し、位置検出手段による検出が行われるまで
回転手段を回転させる制御手段と、を備えたことを特徴
とするものである。
【0014】
【作用】本考案の光学式ディスクプレーヤのピックアッ
プ汚れ防止装置は、ディスクプレーヤの電源がオフとさ
れた際に、回転手段の位置検出手段がピックアップ移載
の検出と、回転手段がピックアップの対物レンズが下向
き、横向きの何れかにない場合とを検出し、その検出に
基づいて制御手段がピックアップの駆動手段に出力し、
ピックアップの回転手段への移載、および回転手段の回
転をさせ、ピックアップの対物レンズを所定の向きに
し、位置検出手段の検出出力があった後に、電源スイッ
チによる電源のオフが行われ、対物レンズに塵埃の蓄積
を防止するものである。
【0015】
【実施例】以下、図4〜図9に示す両面再生ディスクプ
レーヤに本考案を実施した実施例を、図1〜図3に基づ
いて説明するが、同一部分には同一符号を付してある。
前記ターンキャリッジ6を軸支するターンベース7に
は、ターンキャリッジ6を昇降および回転させるドライ
ブ溝8aを設け、ターンベース7に軸支されて駆動機構
で駆動されるターンカムギヤ8には、カム溝7aが設け
られている。
【0016】そして、ターンキャリッジ6に固定された
ピン9は、カム溝7a、ドライブ溝8aに挿入されてお
り、ターンカムギヤ8の回転でピン9はカム溝7a内を
移動し、ドライブ溝8aの案内によって、ピン9は昇降
と移動を行い、ターンキャリッジ6の昇降および回転を
させるようになっている。
【0017】このターンベース7には、図2に示すよう
にターンキャリッジ6に移載されたピックアップPの対
物レンズLが下向きとなった際に、ターンキャリッジ6
に押されてオンとなる第1の位置検出スイッチ10と、
ターンカムギヤ8に設けられたカム溝8bに挿入される
ピン11が立設されているスイッチアーム12がオンさ
せる第2の位置検出スイッチ13とが取り付けられてい
る。
【0018】前述のようにターンキャリッジ6に移載さ
れたピックアップPの対物レンズLが、ターンキャリッ
ジ6の回転で下向きとなった際には、第1の位置検出ス
イッチ10はオン、第2の位置検出スイッチ13はオ
フ、図3に示すように対物レンズが横向きとなった際に
は第1の位置検出スイッチ10はオフ、第2の位置検出
スイッチ13はオンとなるので、ターンキャリッジ6に
移載されたピックアップの対物レンズの向きが判別され
る。
【0019】更に、ターンキャリッジ6上には、これに
移載されたピックアップ駆動体4を検出する検出センサ
14が設けられており、ターンキャリッジ6にピックア
ップ駆動体4が移載された際に、検出センサ14がオン
されて、その移載が検出される。
【0020】この他に、図1に示すようにディスクプレ
ーヤ全体の電源のオン、オフを行う電源スイッチ15が
設けられると共に、ピックアップ駆動体4のモータ18
を駆動する電流の制御、又ターンキャリッジ6を駆動す
るモータ19の電流制御を行う制御回路16が設けら
れ、前記第1の位置検出スイッチ10、第2の位置検出
スイッチ13、検出センサ14、電源スイッチ15のオ
ン、オフ状態が制御回路16に入力される。
【0021】次に、この光学式ディスクのピックアップ
汚れ防止装置の動作を説明するが、このディスクプレー
ヤの使用を中止する際には電源スイッチ16がオフ操作
されるが、このオフ操作で直ちにこのディスクプレーヤ
の電源回路17がオフとなることはない。
【0022】そして、この時の検出センサ14、第1の
位置検出スイッチ10、第2の位置検出スイッチ13の
状態が制御回路16に入力されるもので、検出センサ1
4がターンキャリッジ6にピックアップ駆動体4が移載
されていることを検出しない場合には、制御回路16は
ピックアップ駆動体4のモータ18に出力して、これを
ターンキャリッジ6に移載される方向に移動させ、その
移載を行う。
【0023】検出センサ14がピックアップ駆動体4の
移載を検出している場合、もしくはこの移載が行われ、
検出センサ14が移載を検出した場合には、これに対す
る出力が行われず、制御回路16はターンカムギヤ8を
駆動するモータ19に出力し、ターンカムギヤ8を回転
させ、その回転によって第1の位置検出スイッチ10と
第2の位置検出スイッチ13のオン、オフでピックアッ
プの対物レンズが下向き、もしくは横向きとなったこと
が検出されると、ターンカムギヤ8のモータに対する出
力がなくなり、ターンキャリッジ6はその位置で停止す
る。
【0024】そのため、ターンキャリッジ6に移載され
たピックアップの対物レンズは下向き、もしくは横向き
に保たれ、ディスクプレーヤ内に侵入した塵埃の付着が
防止され、その後に制御回路16は電源回路17に出力
し、主電源の遮断を行うものである。
【0025】
【考案の効果】前述のように、本考案によれば、ディス
クプレーヤを長期間使用しない場合等に、電源スイッチ
がオフ操作されると、ピックアップをターンキャリッジ
に移載して、ターンキャリッジの回転でピックアップの
対物レンズを下向き、横向きの何れかの状態とした後
に、ディスクプレーヤの主電源の遮断が行われるもので
ある。
【0026】従って、対物レンズは下向き、横向きの何
れかの状態に保たれるので、ディスクプレーヤの不使用
時にディスクプレーヤ内に侵入した塵埃が対物レンズ上
に堆積して付着、もしくは蓄積されることがない。従っ
て対物レンズに付着した塵埃によるピックアップの信号
読み取りミスをなくすことができ、その塵埃を除くため
の作業が不要になって、メンテナンスの簡単化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るディスクプレーヤのピックアップ
汚れ防止機構の一実施例の制御手段のブロック図であ
る。
【図2】図1に示す実施例のピックアップの対物レンズ
が下向きの場合のターンキャリッジの正面図である。
【図3】図1に示す実施例のピックアップの対物レンズ
が横向きの場合のターンキャリッジの正面図である。
【図4】従来の両面再生ディスクプレーヤのディスクの
下面再生時の側面図である。
【図5】図4に示す両面再生ディスクプレーヤのピック
アップ移載前の側面図である。
【図6】図4に示す両面再生ディスクプレーヤの移載時
の側面図である。
【図7】図4に示す両面再生ディスクプレーヤのターン
キャリッジ反転時の側面図である。
【図8】図4に示す両面再生ディスクプレーヤの上面再
生のためのシャーシレールへのピックアップ移載時の側
面図である。
【図9】図4に示す両面再生ディスクプレーヤPのディ
スクの上面再生時の側面図である。
【符号の説明】
A ディスク 4 ピックアップ駆動体 5a,5b シャーシレール 6 ターンキャリッジ 7 ターンベース 8 ターンカムギヤ 10 第1の位置検出スイッチ 13 第2の位置検出スイッチ 14 検出センサ 15 電源スイッチ 16 制御回路 L 対物レンズ P ピックアップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/12

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに記録された情報を読み出すピ
    ックアップの対物レンズの汚れを防止するディスクプレ
    ーヤのピックアップ汚れ防止機構において、 駆動手段によりシャーシレール上を移動するピックアッ
    プと、該ピックアップがシャーシレールから移載されそ
    の対物レンズを下向きあるいは横向きの何れかの位置に
    回転する回転手段と、 前記ディスクプレーヤの電源を遮断する電源スイッチ
    と、前記回転手段に移載されたピックアップの対物レン
    ズの向きを検出する位置検出手段と、 前記ピックアップが前記回転手段に移載され対物レンズ
    が下向きあるいは横向きの何れかにない時には、前記駆
    動手段に出力してピックアップを回転手段に移載し、位
    置検出手段による検出が行われるまで回転手段を回転さ
    せる制御手段と、を備えたことを特徴とするディスクプ
    レーヤのピックアップ汚れ防止機構。
JP1992056303U 1992-07-17 1992-07-17 ディスクプレーヤのピックアップ汚れ防止機構 Expired - Lifetime JP2575948Y2 (ja)

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JPH0611117U JPH0611117U (ja) 1994-02-10
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