JPH0114962Y2 - - Google Patents

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JPH0114962Y2
JPH0114962Y2 JP13110184U JP13110184U JPH0114962Y2 JP H0114962 Y2 JPH0114962 Y2 JP H0114962Y2 JP 13110184 U JP13110184 U JP 13110184U JP 13110184 U JP13110184 U JP 13110184U JP H0114962 Y2 JPH0114962 Y2 JP H0114962Y2
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light
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optical sensor
light receiving
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JP13110184U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、自動選曲機能を有するレコードプレ
ーヤのピツクアツプに設けられる光センサー装置
に関し、特にレコード盤の外周部に設けられた斜
面部での反射光を確実に受光するレコードプレー
ヤの光センサー装置に関する。 (ロ) 従来の技術 同一面上に複数の曲が録音されているレコード
盤は、音楽等の信号が録音されている有音部分、
及び有音部分と有音部分との間の無音部分から成
る。前記有音部分はピツチが密なみぞを有してお
り、前記無音部分はピツチが粗なみぞを有してい
るので、従来から前記ピツチの差による光の反射
率の違いを利用し、前記無音部分を検出して自動
選曲を行い得る様にしたレコードプレーヤが知ら
れている。この様なレコードプレーヤは、例え
ば、実公昭58−39579号公報に記載される如く公
知である。実公昭58−39579号公報に記載される
レコードプレーヤはピツクアツプに発光素子及び
受光素子から成る光センサーを設け、該ピツクア
ツプを移動させながら、前記発光素子からレコー
ド盤の表面に光(例えば赤外線)を投射して、そ
の反射光を前記受光素子により受ける。そして、
前記受光素子により受光された反射光は、第2図
に示す如く、該受光素子9で電気信号に変換さ
れ、波形整形回路10に供給される。前記波形整
形回路10は無音部分の受光素子9からの出力信
号レベルが高い時にパルス信号を発生する。その
為、カウンタ11はピツクアツプが前記無音部分
を通過する度に「1」ずつカウントアツプされ
る。一方、レコードプレーヤのキヤビネツト等に
設けられた入力手段12を操作し、あらかじめ希
望する曲番をメモリー13に記憶させておく。そ
の結果、前記カウンタ11のカウント値と前記メ
モリー13に記憶された数値とが一致すると比較
回路14は出力信号を発生し、ピツクアツプの移
動が停止され、該ピツクアツプが下降し、演奏が
開始される様になる。 その場合、前記受光素子9から出力される信号
は、レコード盤の無音部分のレベルと有音部分の
レベルとのレベル差が小さいと誤検出の原因とな
るので、一般に外光の影響を少なくし、かつ光セ
ンサーの受発光が行なわれる部分の面積をある程
度狭くし、前記無音部分と前記有音部分とにおけ
る受光素子9から得られる信号レベル差を大きく
する必要がある。その為、第3図イに示す如く、
ピツクアツプ15に設けられた発光及び受光素子
16及び17の前方に外部の光を遮り、該発光素
子16から投射される光を該受光素子17で受光
する様にスリツト18a及び18bを有する遮光
板18を設けている。そして、前記発光及び受光
素子16及び17と前記遮光板18とにより決定
される光センサーの指向性は第3図ロに示す如く
なる。第3図ロは、反射面の角度に対する光セン
サーの受光感度を表わし、0゜は水平面を、90゜は
垂直面を表わしている。図から明らかな如く、従
来のものは反射面が水平のとき最大感度が得られ
る様に成されていた。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところで、通常、レコード盤19の外周部は第
4図に示す如く、斜面部19a並びに該斜面部1
9aの両側に先端部19b及び平坦部19cを有
している。前記斜面部19aの角度αは輸入盤を
含めると10゜〜20゜のものが多いので、第3図ロの
光センサーの指向性からわかる様に該斜面部19
aの反射感度は水平面の感度に比べて10%〜30%
低下し、反射光が充分得られない可能性がある。
その為、第4図の如きレコード盤では、平坦な部
分である先端部19bまたは平坦部19cでの反
射光を受光し、無音部分として検出することによ
り自動選曲を行うことが出来る。 しかしながら、レコード盤の中には、第5図に
示す如く、平坦部19cにまで音みぞが刻まれ、
先端部19bが平坦でないものが存在する。その
場合、斜面部19aの角度αが急であると、結
局、レコード盤の導入部の無音部分で反射光が充
分得られないことになり、自動選曲が正しく行わ
れず、所望の曲番より一つうしろの曲番の演奏が
行われてしまうという欠点があつた。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の欠点を解決する為のレコード
プレーヤの光センサー装置を提供せんとするもの
で、レコードプレーヤに設けられる光センサーの
感度が最大となる点を発光素子と受光素子との水
平距離の中点直下の点よりもレコード盤の外周方
向にずらす制御手段を有することを特徴とする。 (ホ) 作用 本考案は、光センサーの最大感度が得られる点
をレコード盤の外周方向にずらす制御手段でもつ
て、レコード盤の斜面部からの反射光が充分な光
量で受光素子に受光される様にしたものである。 (ヘ) 実施例 第1図イは本考案の一実施例を示すもので、
は発光素子2及び受光素子3から成る光センサ
ー、4はスリツト4a及び4bを有する遮光板、
5は前記光センサー及び前記遮光板4が設けら
れたピツクアツプ、及び6はレコード盤である。 前記光センサーのレコード盤6の内周側に位
置する受光素子3は、レコード盤6との垂線に対
してレコード盤6の外周方向に所定角度(約10゜)
傾けてある。一般に前記受光素子3(または発光
素子2)は受光面(または発光面)に垂直に入射
(または発射)される光に対して最も感度が良く、
垂直から遠ざかるに連れて感度が低下する。その
為、光センサーは、図において右上りの斜面に
対して感度が向上するので、前記受光素子3を適
切に傾けることにより水平面及び斜面に対して充
分な感度が得られる様になる。例えば、本願考案
者の試作品に依れば、角度0゜から角度20゜までの
右上りの斜面に対して充分な感度を得る為には、
前記受光素子3を約10゜傾ければ良い。その場合、
光センサーの指向性は第1図ロに示す如くな
る。 また、第6図は別の実施例を示すもので、発光
及び受光素子2及び3は、レコード盤6に垂直に
しておき、図に示す如く、遮光板4のスリツト4
a及び4bを従来のものに比べて、レコード盤6
の外周方向、すなわち矢印Aの方向に距離Bずら
す。すると、レコード盤6の内周側の素子である
受光素子3の受光面と遮光板4のスリツト4bが
より大きくずれるので、該受光面には、従来のも
のより図において右上りの斜面から反射した光が
到達されやすくなる。その為、光センサーは、
受光素子3を傾けた時と同様に図において右上り
の斜面に対して感度が向上するので、前記遮光板
4のスリツト4a及び4bを適切にずらすことに
より、水平面及び斜面に対して充分な感度が得ら
れる様になる。例えば、本願考案者の試作品に依
れば、角度0゜から角度20゜までの右上りの斜面に
対して充分な感度を得る為には、前記遮光板4の
スリツト4a及び4bを約0.2mmずらせば良い。
その場合、光センサーの指向性は第1図イと同
様に第1図ロの如くなる。そして、この方法は、
第1図イの内側の素子を傾ける方法の様に該素子
を取り付ける際にがたつきが発生したり、所定角
度に固定されなかつたりして、バラツキが発生す
ることが少ない。 更に、第1図イの如く内側の素子(受光素子
3)を傾け、第6図の如く遮光板4のスリツト4
a及び4bをA方向にずらす。すると、それぞれ
の移動量が少なくてもトータルとして光センサー
1の指向性は大きく動く。その為、例えば、本願
考案者の試作品に依れば、角度0゜から角度20゜ま
での右上りの斜面に対して充分な感度を得る為に
は、受光素子3を約4゜傾け、遮光板4のスリツト
4a及び4bを約0.1mmずらせば良い。その場合、
光センサーの指向性は、第1図イのものと同様
に第1図ロの如くなる。そして、この方法は、受
光素子3及び遮光板4のスリツト4a及び4bの
移動量が少ないので、レコード盤6から光センサ
の発光及び受光素子2及び3までの距離の変
移に対して該光センサーの感度の変化の度合が
少ない。その為、ピツクアツプ5がレコード盤6
をトレースしている状態においても無音部分を検
出するレコードプレーヤに用いて好適であり、ま
た、レコード盤6のソリによる該レコード盤6か
ら光センサーまでの距離の変動に対して有効で
ある。 第7図は第1図ロに示す如き特性を有する上述
の光センサー装置をレコードプレーヤに使用した
例を示す断面図で、自動選曲を行う時は、ピツク
アツプ5をターンテーブル7上のレコード盤6か
ら離した状態で該レコード盤6の外周から内周の
方向に移動させながら、光センサーの発光素子
2から前記レコード盤6に光を投射して、該レコ
ード盤6からの反射光を前記光センサーの受光
素子3で受光する。この場合、前記受光素子3で
受光された光は電気信号に変換され、例えば、第
2図の如く波形整形回路10を介してカウンタ1
1に供給される。前記波形整形回路10はレコー
ド盤6からの反射光が所定レベル以上の時に
「H」信号のパルスを発生するので、前記カウン
タ11はピツクアツプ5がレコード盤6の無音部
分を通過する度に「1」ずつカウントアツプす
る。そして、前記カウンタ11のカウント数があ
らかじめ入力手段12の操作により設定され、メ
モリー13に記憶された所望の曲番と一致する
と、ピツクアツプ5が下降して所望の曲のトレー
スが開始される様に成されている。その場合、光
センサーの指向性が第1図ロに示す如く、第2
図における10゜程度右上りの斜面に対して最大感
度が得られる様に成されているので、斜面部6a
の角度αが20゜のレコード盤6であつても、前記
最大感度の約90%の感度が得られる。また、レコ
ード盤6の曲間6bの無音部分(角度αが0゜)に
おいても、前記最大感度の約95%の感度が得られ
る。その為、ピツクアツプ5が外周部の無音部分
を通過した時も曲間6bの無音部分を通過した時
も受光素子3から充分高いレベルの出力信号が発
生され、確実に自動選曲が成されることになる。 (ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に係るレコードプレー
ヤの光センサー装置は、光センサーの感度が最大
となる点を発光素子と受光素子との水平距離の中
点直下の点よりもレコード盤の外周方向にずらし
ているので、レコード盤の外周部の無音部分にお
いて充分な反射光が得られ、自動選曲を行う時の
カウントミスがないという利点を有する。また、
本考案は、実施例の如く、光センサーの指向性を
ずらすのにレコード盤の無音部分と有音部分とに
おける受光素子から得られる信号レベル差を大き
くする為の遮光板を利用すれば、部品点数が増加
することも無く、製造コストが高くなる様なこと
がないという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本考案の一実施例を示す模型図、第
1図ロはその指向性を示す特性図、第2図はレコ
ードプレーヤの自動選曲機能を示すブロツク図、
第3図イは従来の光センサー装置を示す断面図、
第3図ロはその指向性を示す特性図、第4図はレ
コード盤の外周部付近を示す拡大図、第5図は別
のレコード盤の外周部付近を示す拡大図、第6図
は本考案の別の実施例を示す模型図、及び第7図
は本考案の光センサー装置を使用したレコードプ
レーヤを示す断面図である。 主な図番の説明、……光センサー、2……発
光素子、3……受光素子、4……遮光板、4a,
4b……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レコード盤の表面に光を投射し、その反射光を
    検出して自動選曲を行う様にしたレコードプレー
    ヤにおいて、ピツクアツプに設けられ、レコード
    盤に光を投射する発光素子と、前記ピツクアツプ
    に設けられ、レコード盤からの反射光を受光する
    受光素子と、前記発光素子及び前記受光素子から
    成る光センサーの感度が最大となる点を該発光素
    子と受光素子との水平距離の中点直下の点よりも
    レコード盤の外周方向にずらす制御手段とから成
    り、前記発光素子からの光がレコード盤の外周部
    に設けられた斜面部において反射された時、その
    反射光が前記受光素子に充分な光量で受光される
    様にしたことを特徴とするレコードプレーヤの光
    センサー装置。
JP13110184U 1984-08-28 1984-08-28 レコ−ドプレ−ヤの光センサ−装置 Granted JPS6145768U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13110184U JPS6145768U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 レコ−ドプレ−ヤの光センサ−装置

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JP13110184U JPS6145768U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 レコ−ドプレ−ヤの光センサ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS6145768U JPS6145768U (ja) 1986-03-26
JPH0114962Y2 true JPH0114962Y2 (ja) 1989-05-02

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JP13110184U Granted JPS6145768U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 レコ−ドプレ−ヤの光センサ−装置

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JPS6145768U (ja) 1986-03-26

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