JPH0581494A - 光カード記録再生装置 - Google Patents

光カード記録再生装置

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Publication number
JPH0581494A
JPH0581494A JP3271940A JP27194091A JPH0581494A JP H0581494 A JPH0581494 A JP H0581494A JP 3271940 A JP3271940 A JP 3271940A JP 27194091 A JP27194091 A JP 27194091A JP H0581494 A JPH0581494 A JP H0581494A
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JP
Japan
Prior art keywords
pit
signal
counter
optical card
output
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3271940A
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English (en)
Inventor
Koji Sogo
浩二 十河
Hiroshi Murao
浩 村尾
Junichi Nishimura
純一 西村
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH0581494A publication Critical patent/JPH0581494A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピット有無判別をソフトウェア的に行なうこ
とにより、判別速度を向上させ、精度の高いピット有無
判別信号を得ることのできる光カード記録再生装置を提
供することを目的とする。 【構成】 ピット対応信号S1はカウンタ41に供給さ
れ、カウンタ41は検出されるピット対応信号S1に応
じて順次カウント値がアップする。またカウンタ41に
は図示しないタイミング回路から所定周期のゲートクロ
ックS2が供給され、ゲートクロックS2によりカウン
ト値がリセットされる。カウンタ41のカウント出力は
比較器42に供給され、比較器42は予め定められた所
定値と、カウンタ41のカウント出力とを比較し、両者
が一致した時点で一致検出信号S3を出力する。このカ
ウンタ41と比較器42が監視手段を構成する。一致検
出信号S3はフリップフロップ45をトリガし、フリッ
プフロップ45の出力がピット有無判別信号となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に情報を記録再
生可能なカード状記録媒体(以下、光カードと言う)の
記録再生装置に係り、特に光カードに形成されたピット
の有無を判別する光カード記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来光カードに光学的にピットを形成す
ることによって情報を記録し、これを再生する装置が知
られている。
【0003】図6は、一般的な光カードの記録再生装置
の光学系の原理構成を示すものであり、光カード4は基
板10、記録層11、透明保護膜12を有する3層構造
の記録再生部5を備えている。この記録層11にレーザ
光を照射して情報を記録再生する。レーザ光は半導体レ
ーザ等の光源1から出射されてコリメータレンズ2でほ
ぼ平行な光束とされて対物レンズ3によって記録層11
に集光される。対物レンズ3は図示しないフォーカスア
クチュエータ、トラッキングアクチュエータ等によって
フォーカス方向及びトラッキング方向の位置が制御され
ており、レーザ光が正確に記録再生部5のトラックに収
束されるようになされている。
【0004】記録再生部5で反射されたレーザ光は対物
レンズ3、ビームスプリッタ7、コリメータレンズ8を
介して光検出器9に導かれる。光検出器9はピットの有
無に応じて変化するレーザ光の明暗を電気信号に変換す
る。
【0005】図7は、光カード4の平面図であり、記録
再生部5にはトラッキング制御のためランド13とグル
ーブ14が形成され、グルーブ14にピット15が形成
される。
【0006】図8は、形成されたピットによる読取信号
波形を示すもので、ピット15に対応する位置ではピッ
ト15による回折現象のため光検出器9に導かれる光量
は減少し、ピットのない部分では光量が多い。従って、
図8(1)のようにピット15が形成されるとすると、
光検出器9で変換された電気信号は図8(2)のように
なり、これを波形整形すれば図8(3)のような矩形波
が得られる。そして、この矩形波の立ち上がりエッジを
検出すればピットに対応するピット対応信号が得られる
ことになる。
【0007】ところで、光カードの記録層は一般的には
色素系薄膜等よりなり、物理的にピットを形成するため
書換えは不可能である。従って、光カード4に対する記
録再生動作に先立ち、その記録再生部5にすでに情報が
記録されているか否かを判別する作業が必要となる。
【0008】図3は、かかるピット有無判別手段の従来
の一例の構成を示すものであり、光検出器9で光電変換
された読取信号は、アンプ22で増幅された後、ローパ
スフィルタ(LPF)23に供給され、低域成分が抽出
される。LPF23で抽出された読取信号の低域成分は
ピーク検出器24に供給されて、ピーク検出される。ピ
ーク検出器24の出力は周波数−電圧(f−V)変換回
路に供給されて、周波数に対応した電圧に変換され、f
−V変換回路の出力は比較器26の一方の入力(非反転
入力端子)となる。比較器26の他方の入力(反転入力
端子)には所定の基準電圧VREF が供給され、比較器2
6はf−V変換回路の出力レベルがVREF 以上のとき
H、VREF よりも小さいときLの検出出力をなす。
【0009】検出出力はラッチ回路27でラッチされ、
ラッチ回路27はリセット信号によってリセットされな
い限り、ラッチされた検出出力をピット有無判別信号と
して出力する。
【0010】図4は、図3に示す回路の出力波形を示す
タイミングチャートであり、図中の符号は図3の各回路
の出力に対応するものである。今記録再生部5には図4
(1)に示すように、アドレスやコントロール情報等の
プリピットA,Bと、ユーザにより記録された記録済部
分Cとが形成されており、記録済部分Cの周波数は他の
領域よりも高い周波数で記録されている。
【0011】かかる記録再生部5の読取波形の低域成分
のピーク検出し、これをf−V変換した信号は図4
(2)のようになり、これを基準電圧VREF と比較した
比較結果が図4(3)である。従って、図4(3)にお
けるH期間が「ピットあり」、L期間が「ピットなし」
となるピット有無判別信号が得られる。
【0012】図5は、記録済部分に汚れや傷等で読取不
可能な部分が生じた場合における図3の各回路の波形を
示すものである。図5(1)のようにデータ記録される
とすると、記録再生部5には図5(2)の白丸のごとく
ピット35が形成されるのであるが、汚れや傷等による
読取不能部分38が図の斜線部分に生じたとすると、光
検出器9による読取信号波形は図5(3)のように、読
取不能部分の波形がなまったものとなる。
【0013】ここでピーク検出器24は、LPF23を
介した読取信号を微分する微分回路、微分回路の出力を
波形整形する波形整形回路、波形整形された信号の立ち
上がりエッジを検出するエッジ検出回路とから構成され
るものとすると、微分回路の出力は図5(4)に示すよ
うに、読取信号のピークで0となる波形となる。従って
これを波形整形し(図5(5))、立ち上がりエッジを
検出する(図5(6))と、読取信号のピークに対応し
たパルスが得られることになり、これがピット対応信号
となる。このピット対応信号をf−V変換回路25で周
波数−電圧変換すると図5(6)のようになる。すなわ
ち読取不能部分38においては、ピット対応信号が得ら
れず、ピット対応信号の周期が長くなる(周波数が低下
する)と、f−V変換出力(図5(7))は徐々に低下
し、基準電圧VREF を下回った時点でピットなしと判別
する(図5(8))。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来のピット有無判別手段においては、ピーク検出器2
3の出力であるピット対応信号を図9(1)とすると、
f−V変換回路25の出力は図9(2)に示すようなの
こぎり波状となる。これを平滑化するためにはLPFの
挿入が必要不可欠となるが、このLPFの時定数が無視
できないため、図9(3)に示すようにLPFの出力が
VREFに達するまでの時間がかかり、ピット有無判別の
タイミングが遅れるという欠点があった。また平滑用L
PFの時定数を短くすると、ノイズ成分によってピット
有無判別信号に瞬時的な誤った判別信号を出力したり、
チャタリング現象を引き起こすことになる(図9
(4))。
【0015】本発明は、かかる従来の欠点を克服するた
めになされたものであり、ピット有無判別をソフトウェ
ア的に行なうことにより、判別速度を向上させ、精度の
高いピット有無判別信号を得ることのできる光カード記
録再生装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の光カード記録再
生装置は、カード状記録媒体に光学的に情報を記録再生
する光カードの記録再生装置であって、光カードに形成
されたピットに応じてピット対応信号を生成するピット
対応信号生成手段と、ピット対応信号の所定期間中に発
生する頻度を監視する監視手段とを備えることを特徴と
する。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の光カードの記録再生装置の一実
施例の構成を示すブロック図であり、図3のピーク検出
器24の出力であるピット対応信号S1はカウンタ41
に供給され、カウンタ41は検出されるピット対応信号
S1に応じて順次カウント値がアップする構成となって
いる。またカウンタ41には図示しないタイミング回路
から所定周期のゲートクロックS2が供給され、ゲート
クロックS2によりカウント値がリセットされる。
【0018】カウンタ41のカウント出力は比較器42
に供給され、比較器42は予め定められた所定値と、カ
ウンタ41のカウント出力とを比較し、両者が一致した
時点で一致検出信号S3を出力する。このカウンタ41
と比較器42が監視手段を構成する。
【0019】一致検出信号はリトリガラブルモノマルチ
バイブレータ(R−MMV)43、及びフリップフロッ
プ45のトリガ入力となる。R−MMV43はゲートク
ロックS2の周期Tの2倍よりもやや短いの時定数を有
しており、この時定数にて定まる期間にわたって一致検
出信号S3が供給されない場合、その反転出力端子から
H信号が出力され、一致検出信号S3が供給された場合
に反転出力はLとなる。R−MMV43の反転出力はA
ND回路44の一入力となり、AND回路44の他入力
にはゲートクロックS2が供給されている。AND回路
44の出力はフリップフロップ45のリセット入力端子
に供給されており、フリップフロップ45の出力がピッ
ト有無判別信号となる。
【0020】図1の構成の動作を図2に示すタイミング
チャートを用いて説明する。今、記録再生部5にピット
が図2(1)のように形成されているとすると、ピット
対応信号S1は図2(2)に示すようになる。ゲートク
ロックS2は図2(3)に示すように所定周期でHとな
るので、このゲートクロックS2によりカウンタ41が
リセットされる。カウンタ41はリセット後に供給され
るピット対応信号S1に応じてカウント値をアップし、
比較器42はこのカウント値が予め定められた所定値
(例えば3)と一致した時点で一致検出信号S4を出力
する(図2(4))。
【0021】一致検出信号S3によってR−MMV4
3、及びフリップフロップ45がトリガされる。従って
R−MMVの反転出力はLとなるため、アンド回路44
の出力であるリセット信号S4はLのままであり(図2
(5))、フリップフロップ45はリセットされず、フ
リップフロップ45の非反転出力がHとなる(図2
(6))。
【0022】もしもピット対応信号S1がゲートクロッ
クS1の1周期内に所定数得られない場合には、比較器
42からは一致検出信号が発生されない。この状態がほ
ぼ2T続くとR−MMV43の反転出力がHとなり、次
にゲートクロックS2が供給された時点でAND回路4
4の出力がHとなって、フリップフロップ45をリセッ
トする。するとフリップフロップ45の非反転出力がL
となる(図2(6))。
【0023】すなわちフリップフロップ45の出力をピ
ット有無判別信号とすることができるのである。
【0024】ここでゲートクロックS2の周期は任意に
定めることができ、また比較器42により比較される所
定値も任意に定めることができるので、従来のLPFの
有する時定数よりも早く一致検出信号を発生させること
が可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の光カード記録再生
装置によれば、ピットに対応したピット対応信号の所定
期間にわたる発生頻度を監視する監視手段をもうけ、こ
の監視手段の監視出力によってピット有無の判別信号を
行なう様にしたので、その応答速度を早めることがで
き、また従来のLPFに混入したノイズによる誤検出も
ソフトウェア的(デジタル的)に行なわれるので、検出
精度が向上する。
【0026】またゲートクロックS2の周期や、比較器
42で比較する所定値の設定も任意にできるため、精
度、応答速度等を必要に応じて任意に設計することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の回路の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図3】従来のピット有無判別装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3の回路の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図5】図3の回路の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図6】光カード記録再生装置の光学系の一実施例の構
成を示す概念図である。
【図7】光カードの要部拡大平面図である。
【図8】光カードに形成されたピットから読み取られる
波形を説明する説明図である。
【図9】従来のピット有無判別動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1 レーザ光源 4 光カード 5 記録再生部 9 光検出器 24 ピーク検出器(ピット対応信号生成手段) 25 f−V変換回路 41 カウンタ 42 比較器(監視手段) 43 R−MMV 44 アンド回路 45 フリップフロップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード状記録媒体に光学的に情報を記録
    再生する光カードの記録再生装置であって、前記光カー
    ドに形成されたピットに応じてピット対応信号を生成す
    るピット対応信号生成手段と、前記ピット対応信号の所
    定期間中に発生する頻度を監視する監視手段とを備える
    ことを特徴とする光カード記録再生装置。
JP3271940A 1991-09-24 1991-09-24 光カード記録再生装置 Withdrawn JPH0581494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3271940A JPH0581494A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 光カード記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3271940A JPH0581494A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 光カード記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPH0581494A true JPH0581494A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17506960

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3271940A Withdrawn JPH0581494A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 光カード記録再生装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203