JP2550142B2 - 信号再生回路 - Google Patents

信号再生回路

Info

Publication number
JP2550142B2
JP2550142B2 JP63101773A JP10177388A JP2550142B2 JP 2550142 B2 JP2550142 B2 JP 2550142B2 JP 63101773 A JP63101773 A JP 63101773A JP 10177388 A JP10177388 A JP 10177388A JP 2550142 B2 JP2550142 B2 JP 2550142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
information
circuit
information signal
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63101773A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01273224A (ja
Inventor
晴之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP63101773A priority Critical patent/JP2550142B2/ja
Publication of JPH01273224A publication Critical patent/JPH01273224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550142B2 publication Critical patent/JP2550142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は光ディスク装置等の光学的情報再生装置にお
ける信号再生回路に関する。
(従来技術) 従来、光ディスク装置の信号再生回路においては第4
図に示すように光ピックアップにより光ディスクから読
み取られた情報信号aを2値化回路1により2値化して
ディジタル信号bに整形している。このとき、情報信号
aは第8図に示すように本来の記録部分A以外の未記録
部分において、光ディスク上の記録情報読み取り中のト
ラックに隣接したトラックに記録された情報のクロスト
ーク等により不要な信号Bが混入してくる場合がある。
一般に2値化回路1は第5図に示すように情報信号aを
0Vで2値化するゼロクロス・コンパレータCP1により構
成され、情報信号aにおける振幅の小さい部分でもかな
り正しく2値化してしまう。したがって2値化回路1は
第8図bのように情報信号aにおける信号B(×印は不
定を示す)も2値化してしまう。このような本来不要な
信号Bを含むディジタル信号bが後段のディジタル信号
処理回路へそのまま送られると、その不要な信号Bによ
り誤動作を起こすことがあり、好ましくない。そこで、
第4図に示すように信号弁別回路2により情報信号aと
定電圧源3のスライスレベルc′から第8図に示すよう
な不要な信号Bを含まないゲート信号d′を生成し、こ
のゲート信号d′と2値化回路1からのディジタル信号
bとの論理積をアンドゲート4でとって第8図に示すよ
うに不要な信号Bを含まないディジタル信号e′を得て
いる。
また上記信号弁別回路2は第6図又は第7図に示すよ
うに構成されている。第6図に示す信号弁別回路2はダ
イオードD1、コンデンサC1、抵抗R1からなるピークホー
ルド回路により入力信号aのピークホールドを行って第
10図に点線で示すような信号を得、この信号を比較器CP
2により定電圧源3のスライスレベルc′と比較するこ
とによりゲート信号d′を得る。また第7図に示す信号
弁別回路2は入力信号aを比較器CP3により定電圧源3
のスライスレベルc′でスライスして第10図に示すよう
な信号を得、この信号によりリトリガブル・マルチバイ
ブレータMMをトリガして第10図に示すようにゲート信号
d′を得る。このときマルチバイブレータMMの発生する
パルスの幅は入力信号周期Tよりもやや長くしておけば
よい。
しかし上記信号再生回路では情報信号aから不要な信
号Bを排除したディジタル信号e′が得られるが、情報
信号aの振幅が光ディスクの記録媒体の製造バラツキや
経時変化、繰り返し再生による劣化などにより変動する
場合には定電圧源3のスライスレベルc′を決定するの
が困難となる。すなわち、第8図に示すように信号弁別
回路2に入力される情報信号aは前述のように振幅が変
動する。今、この振幅は最大のときにamax、最小のとき
にaminであるとし、かつamaxにおける記録部分Aの振幅
をSmax、amaxにおける未記録部分Bの振幅をNmaxとす
る。またaminにおける記録部分Aの振幅をSminとする
と、どのような場合でも情報信号aから記録部分Aのみ
を取り出せるようにするには信号再生回路2に与えるス
ライスレベルc′はNmax<C′<Sminとなるように設定
しなければならない。入力信号aの振幅変動が大きい場
合にはSmin−Nmaxが小さくなり、スライスレベルc′の
設定が困難になる。
(目 的) 本発明は上記欠点を除去し、スライスレベルを常に最
適に設定できて確実に記録情報の読み出しを行うことが
できる信号再生回路を提供することを目的とする。
(構 成) 請求項1に係る発明は、光ピックアップにより光ビー
ムを記録媒体に照射してその反射光を光電変換すること
により情報信号を得てこの情報信号より情報を再生する
光学的情報再生装置の信号再生回路において、前記情報
信号を2値化してディジタル信号を得る2値化回路と、
前記情報信号における記録部分の振幅値C0をホールドし
て分圧比rで分圧することによりスライスレベルrC0
生成し、前記分圧比rは不要信号振幅値Nmax/記録部分
振幅値Smax<r<1とする振幅検出回路と、この振幅検
出回路からのスライスレベルにより前記情報記号におけ
る記録情報の存在期間を弁別してゲート信号を発生する
信号弁別回路と、この信号弁別回路からのゲート信号と
前記2値化回路からのディジタル信号との論理積をとっ
て情報信号を得るアンドゲートとを備えたことを特徴と
するものであり、 請求項2に係る発明は、光ピックアップにより光ビー
ムを、アドレスを示すID部が所定間隔で配置されている
記録媒体に照射してその反射光を光電変換することによ
り情報信号を得てこの情報信号より情報を再生する光学
的情報再生装置の信号再生回路において、前記情報信号
を2値化してディジタル信号を得る2値化回路と、前記
情報信号における記録部分の振幅値をピークホールド手
段でホールドして分圧比で分圧することによりスライス
レベルを生成し、前記ピークホールド手段の充電時定数
が前記記録媒体上のID部が読み取り位置を通過する期間
より短くて前記記録媒体上の欠陥によるパルス状のノイ
ズに反応しない程度に長い振幅検出回路と、この振幅検
出回路からのスライスレベルにより前記情報信号におけ
る記録情報の存在期間を弁別してゲート信号を発生する
信号弁別回路と、この信号弁別回路からのゲート信号と
前記2値化回路からのディジタル信号との論理積をとっ
て情報信号を得るアンドゲートとを備えたことを特徴と
するものであり、 請求項3に係る発明は、光ピックアップにより光ビー
ムを、アドレスを示すID部が所定間隔で配置されている
記録媒体に照射してその反射光を光電変換することによ
り情報信号を得てこの情報信号より情報を再生する光学
的情報再生装置の信号再生回路において、前記情報信号
を2値化してディジタル信号を得る2値化回路と、前記
情報信号における記録部分の振幅値をピークホールド手
段でホールドして分圧比で分圧することによりスライス
レベルを生成し、前記ピークホールド手段の放電時定数
が前記記録媒体上の隣合うID部の間の長さに相当する時
定数より長い振幅検出回路と、この振幅検出回路からの
スライスレベルにより前記情報信号における記録情報の
存在期間を弁別してゲート信号を発生する信号弁別回路
と、この信号弁別回路からのゲート信号と前記2値化回
路からのディジタル信号との論理積をとって情報信号を
得るアンドゲートとを備えたことを特徴とするものであ
り、 請求項4に係る発明は、光ピックアップにより光ビー
ムを、アドレスを示すID部が所定間隔で配置されている
記録媒体に照射してその反射光を光電変換することによ
り情報信号を得てこの情報信号より情報を再生する光学
的情報再生装置の信号再生回路において、前記情報信号
を2値化してディジタル信号を得る2値化回路と、前記
情報信号における記録部分の振幅値C0をピークホールド
手段でホールドして分圧比rで分圧することによりスラ
イスレベルrC0を生成する振幅検出回路と、この振幅検
出回路からのスライスレベルにより前記情報信号におけ
る記録情報の存在期間を弁別してゲート信号を発生する
信号弁別回路と、この信号弁別回路からのゲート信号と
前記2値化回路からのディジタル信号との論理積をとっ
て情報信号を得るアンドゲートとを備え、前記振幅検出
回路は、前記分圧比rを不要信号振幅値Nmax/記録部分
振幅値Smax<r<1とし、前記ピークホールド手段の充
電時定数が前記記録媒体上のID部が読み取り位置を通過
する期間より短くて前記記録媒体上の欠陥によるパルス
状のノイズに反応しない程度に長く、前記ピークホール
ド手段の放電時定数が前記記録媒体上の隣合うID部の間
の長さに相当する時定数より長いことを特徴とするもの
である。
以下図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示し、前述の従来例と同
一部分には同一符号を付してある。
光ディスク装置において光ピックアップ5はモータに
より回転駆動されている光ディスク6に対して内蔵の光
源より光ビーム7を照射して光ディスク6に記録されて
いる情報をその反射光量の大小として読み取り、反射光
を受光部により光電変換して情報信号aを得る。この実
施例において2値化回路1、信号弁別回路2およびアン
ドゲート4は第4図の従来例と同一である。この実施例
は信号弁別回路2で用いるスライスレベルcを情報信号
aにより可変したことを特徴とし、すなわち情報信号a
を振幅検出回路8に入力してその振幅をホールドし、こ
のホールドした振幅値を適当に分圧してスライスレベル
cを生成する。
次にこの実施例を第9図に従って説明する。第9図に
おいてamax、amin、Smax、Smin等は第8図と同じ意味で
ある。振幅検出回路8は情報信号aにおける記録部分A
の振幅をホールドし、その値をC0すれば C=rC0(Nmax/Smax<r<1) のように分圧してスライスレベルcを生成する。信号弁
別回路2はこのスライスレベルcを用いて情報信号aよ
り未記録部分Bを排除することができる。ここで、情報
信号aにおける記録部分Aの振幅に対する未記録部分B
の振幅(すなわち不要信号振幅)の比は常に一定である
(aminの未記録部分Bの振幅をNminとすればNmax/Smax
=Nmin/Sminが成り立つ)と考えられるので、分圧比r
は簡単に設定することができ、記録部分Aの振幅が変動
しても常に最適なスライスレベルを生成することができ
る。
第2図は上記振幅検出回路8の具体例を示す。
ダイオードD2、コンデンサC2、抵抗R2,R3はピークホ
ールド回路を構成し、入力信号aの振幅をホールドす
る。このピークホールド回路のホールド時定数C2・R3
予想される各記録部Aの最大間隔よりも長くしておく。
光ディスクでは一般にアドレス情報がプリフォーマット
されていて、これをID部と呼び、ID部から次のID部まで
をセクタと呼ぶ。このセクタには一連のデータを記録し
て行くが、その記録前はID部だけが存在する。したがっ
てホールド時定数(すなわち放電時定数)C2・R3はID部
から対のID部まで、すなわち1セクタよりも長くする
(すなわち隣合うID部の間の長さ、すなわち、隣合うセ
クタの間の長さに相当する時定数より長くする)必要が
ある。またピークホールド回路の充電時定数C2・R2は光
ディスクの記録媒体の欠陥等による短いパルス状のノイ
ズには反応しない程度に長く、しかもID部が読み取り位
置を通過する期間内には充電を完了する、すなわち、ID
部が読み取り位置を通過する期間より短い時定数とする
必要がある。第3図はこの一連の過程を示す。このよう
にして得られたホールド電圧C0はバッファBuを介して抵
抗R4,R5により分圧されてスライスレベルcとなる。
(効 果) 以上のように請求項1に係る発明によれば、光ピック
アップにより光ビームを記録媒体に照射してその反射光
を光電変換することにより情報信号を得てこの情報信号
より情報を再生する光学的情報再生装置の信号再生回路
において、前記情報信号を2値化してディジタル信号を
得る2値化回路と、前記情報信号における記録部分の振
幅値C0をホールドして分圧比rで分圧することによりス
ライスレベルrC0を生成し、前記分圧比rは不要信号振
幅値Nmax/記録部分振幅値Smax<r<1とする振幅検出
回路と、この振幅検出回路からのスライスレベルにより
前記情報記号における記録情報の存在期間を弁別してゲ
ート信号を発生する信号弁別回路と、この信号弁別回路
からのゲート信号と前記2値化回路からのディジタル信
号との論理積をとって情報信号を得るアンドゲートとを
備えたことを特徴とするので、信号弁別回路は記録媒体
のバラツキ、劣化等により情報信号の振幅が変動しても
振幅検出回路から情報信号の振幅値に応じた常に最適な
スライスレベルが与えられて情報信号における記録情報
の存在期間を確実に弁別することができ、記録情報の読
み出しを確実に行うことが可能となる。特に、振幅検出
回路は前記情報信号における記録部分の振幅値C0をホー
ルドして分圧比rで分圧することによりスライスレベル
rC0を生成し、前記分圧比rは不要信号振幅値Nmax/記録
部分振幅値Smax<r<1とするので、記録媒体によって
情報信号の振幅値が変化してもN/Sが一定であることか
ら、異なる記録媒体から記録情報を再生しても最適なス
ライスレベルが得られて情報記号の記録部分を確実に弁
別することができる。
請求項2に係る発明によれば、光ピックアップにより
光ビームを、アドレスを示すID部が所定間隔で配置され
ている記録媒体に照射してその反射光を光電変換するこ
とにより情報信号を得てこの情報信号より情報を再生す
る光学的情報再生装置の信号再生回路において、前記情
報信号を2値化してディジタル信号を得る2値化回路
と、前記情報信号における記録部分の振幅値をピークホ
ールド手段でホールドして分圧比で分圧することにより
スライスレベルを生成し、前記ピークホールド手段の充
電時定数が前記記録媒体上のID部が読み取り位置を通過
する期間より短くて前記記録媒体上の欠陥によるパルス
状のノイズに反応しない程度に長い振幅検出回路と、こ
の振幅検出回路からのスライスレベルにより前記情報信
号における記録情報の存在期間を弁別してゲート信号を
発生する信号弁別回路と、この信号弁別回路からのゲー
ト信号と前記2値化回路からのディジタル信号との論理
積をとって情報信号を得るアンドゲートとを備えたこと
を特徴とするので、信号弁別回路は記録媒体のバラツ
キ、劣化等により情報信号の振幅が変動しても振幅検出
回路から情報信号の振幅値に応じた常に最適なスライス
レベルが与えられて情報信号における記録情報の存在期
間を確実に弁別することができ、記録情報の読み出しを
確実に行うことが可能となる。特に、振幅検出回路は、
前記情報信号における記録部分の振幅値をピークホール
ド手段でホールドして分圧比で分圧することによりスラ
イスレベルを生成し、前記ピークホールド手段の充電時
定数が前記記録媒体上のID部が読み取り位置を通過する
期間より短くて前記記録媒体上の欠陥によるパルス状の
ノイズに反応しない程度に長いので、信号弁別回路にて
情報信号の記録部に正確に対応したゲート信号を発生さ
せることができ、かつ、ノイズを除去することができ
る。
請求項3に係る発明によれば、光ピックアップにより
光ビームを、アドレスを示すID部が所定間隔で配置され
ている記録媒体に照射してその反射光を光電変換するこ
とにより情報信号を得てこの情報信号より情報を再生す
る光学的情報再生装置の信号再生回路において、前記情
報信号を2値化してディジタル信号を得る2値化回路
と、前記情報信号における記録部分の振幅値をピークホ
ールド手段でホールドし分圧比で分圧することによりス
ライスレベルを生成し、前記ピークホールド手段の放電
時定数が前記記録媒体上の隣合うID部の間の長さに相当
する時定数より長い振幅検出回路と、この振幅検出回路
からのスライスレベルにより前記情報信号における記録
情報の存在期間を弁別してゲート信号を発生する信号弁
別回路と、この信号弁別回路からのゲート信号と前記2
値化回路からのディジタル信号との論理積をとって情報
信号を得るアンドゲートとを備えたことを特徴とするの
で、信号弁別回路は記録媒体のバラツキ、劣化等により
情報信号の振幅が変動しても振幅検出回路から情報信号
の振幅値に応じた常に最適なスライスレベルが与えられ
て情報信号における記録情報の存在期間を確実に弁別す
ることができ、記録情報の読み出しを確実に行うことが
可能となる。特に、振幅検出回路は、前記情報信号にお
ける記録部分の振幅値をピークホールド手段でホールド
して分圧比で分圧することによりスライスレベルを生成
し、前記ピークホールド手段の放電時定数が前記記録媒
体上の隣合うID部の間の長さに相当する時定数より長い
ので、最適なスライスレベルを発生させてこれを次のID
部まで保持することができ、記録情報の読み出しを確実
に行うことが可能となる。
請求項4に係る発明は、光ピックアップにより光ビー
ムを、アドレスを示すID部が所定間隔で配置されている
記録媒体に照射してその反射光を光電変換することによ
り情報信号を得てこの情報信号より情報を再生する光学
的情報再生装置の信号再生回路において、前記情報信号
を2値化してディジタル信号を得る2値化回路と、前記
情報信号における記録部分の振幅値C0をピークホールド
手段でホールドして分圧比rで分圧することによりスラ
イスレベルrC0を生成する振幅検出回路と、この振幅検
出回路からのスライスレベルにより前記情報信号におけ
る記録情報の存在期間を弁別してゲート信号を発生する
信号弁別回路と、この信号弁別回路からのゲート信号と
前記2値化回路からのディジタル信号との論理積をとっ
て情報信号を得るアンドゲートとを備え、前記振幅検出
回路は、前記分圧比rを不要信号振幅値Nmax/記録部分
振幅値Smax<r<1とし、前記ピークホールド手段の充
電時定数が前記記録媒体上のID部が読み取り位置を通過
する期間より短くて前記記録媒体上の欠陥によるパルス
状のノイズに反応しない程度に長く、前記ピークホール
ド手段の放電時定数が前記記録媒体上の隣合うID部の間
の長さに相当する時定数より長いことを特徴とするの
で、信号弁別回路は記録媒体のバラツキ、劣化等により
情報信号の振幅が変動しても振幅検出回路から情報信号
の振幅値に応じた常に最適なスライスレベルが与えられ
て情報信号における記録情報の存在期間を確実に弁別す
ることができ、記録情報の読み出しを確実に行うことが
可能となる。特に、振幅検出回路は、前記情報信号にお
ける記録部分の振幅値C0をホールドして分圧比rで分圧
することによりスライスレベルrC0を生成し、前記分圧
比rは不要信号振幅値Nmax/記録部分振幅値Smax<r<
1とするので、記録媒体によって情報信号の振幅値が変
化してもN/Sが一定であることから、異なる記録媒体か
ら記録情報を再生しても最適なスライスレベルが得られ
て情報信号の記録部分を確実に弁別することができる。
また、振幅検出回路はピークホールド手段の充電時定数
が前記記録媒体上のID部が読み取り位置を通過する期間
より短くて前記記録媒体上の欠陥によるパルス状のノイ
ズに反応しない程度に長いので、信号弁別回路にて情報
信号の記録部に正確に対応したゲート信号を発生させる
ことができ、かつ、ノイズを除去することができる。さ
らに、振幅検出回路はピークホールド手段の放電時定数
が前記記録媒体上の隣合うID部の間の長さに相当する時
定数より長いので、最適なスライスレベルを発生させて
これを次のID部まで保持することができ、記録情報の読
み出しを確実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
振幅検出回路の一例を示すブロック図、第3図は上記実
施例を説明するための波形図、第4図は従来の信号再生
回路を示すブロック図、第5図は同信号再生回路におけ
る2値化回路を示すブロック図、第6図及び第7図は同
信号再生回路における信号弁別回路の各例を示すブロッ
ク図、第8図は同信号再生回路の各信号波形を示す波形
図、第9図は上記実施例を説明するための波形図、第10
図は上記信号再生回路及び上記実施例を説明するための
波形図である。 1……2値化回路、2……信号弁別回路、4……アンド
ゲート、8……振幅検出回路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ピックアップにより光ビームを記録媒体
    に照射してその反射光を光電変換することにより情報信
    号を得てこの情報信号より情報を再生する光学的情報再
    生装置の信号再生回路において、前記情報信号を2値化
    してディジタル信号を得る2値化回路と、前記情報信号
    における記録部分の振幅値C0をホールドして分圧比rで
    分圧することによりスライスレベルrC0を生成し、前記
    分圧比rは不要信号振幅値Nmax/記録部分振幅値Smax
    r<1とする振幅検出回路と、この振幅検出回路からの
    スライスレベルにより前記情報記号における記録情報の
    存在期間を弁別してゲート信号を発生する信号弁別回路
    と、この信号弁別回路からのゲート信号と前記2値化回
    路からのディジタル信号との論理積をとって情報信号を
    得るアンドゲートとを備えたことを特徴とする信号再生
    回路。
  2. 【請求項2】光ピックアップにより光ビームを、アドレ
    スを示すID部が所定間隔で配置されている記録媒体に照
    射してその反射光を光電変換することにより情報信号を
    得てこの情報信号より情報を再生する光学的情報再生装
    置の信号再生回路において、前記情報信号を2値化して
    ディジタル信号を得る2値化回路と、前記情報信号にお
    ける記録部分の振幅値をピークホールド手段でホールド
    し分圧比で分圧することによりスライスレベルを生成
    し、前記ピークホールド手段の充電時定数が前記記録媒
    体上のID部が読み取り位置を通過する期間より短くて前
    記記録媒体上の欠陥によるパルス状のノイズに反応しな
    い程度に長い振幅検出回路と、この振幅検出回路からの
    スライスレベルにより前記情報信号における記録情報の
    存在期間を弁別してゲート信号を発生する信号弁別回路
    と、この信号弁別回路からのゲート信号と前記2値化回
    路からのディジタル信号との論理積をとって情報信号を
    得るアンドゲートとを備えたことを特徴とする信号再生
    回路。
  3. 【請求項3】光ピックアップにより光ビームを、アドレ
    スを示すID部が所定間隔で配置されている記録媒体に照
    射してその反射光を光電変換することにより情報信号を
    得てこの情報信号より情報を再生する光学的情報再生装
    置の信号再生回路において、前記情報信号を2値化して
    ディジタル信号を得る2値化回路と、前記情報信号にお
    ける記録部分の振幅値をピークホールド手段でホールド
    して分圧比で分圧することによりスライスレベルを生成
    し、前記ピークホールド手段の放電時定数が前記記録媒
    体上の隣合うID部の間の長さに相当する時定数より長い
    振幅検出回路と、この振幅検出回路からのスライスレベ
    ルにより前記情報信号における記録情報の存在期間を弁
    別してゲート信号を発生する信号弁別回路と、この信号
    弁別回路からのゲート信号と前記2値化回路からのディ
    ジタル信号との論理積をとって情報信号を得るアンドゲ
    ートとを備えたことを特徴とする信号再生回路。
  4. 【請求項4】光ピックアップにより光ビームを、アドレ
    スを示すID部が所定間隔で配置されている記録媒体に照
    射してその反射光を光電変換することにより情報信号を
    得てこの情報信号より情報を再生する光学的情報再生装
    置の信号再生回路において、前記情報信号を2値化して
    ディジタル信号を得る2値化回路と、前記情報信号にお
    ける記録部分の振幅値C0をピークホールド手段でホール
    ドして分圧比rで分圧することによりスライスレベルrC
    0を生成する振幅検出回路と、この振幅検出回路からの
    スライスレベルにより前記情報信号における記録情報の
    存在期間を弁別してゲート信号を発生する信号弁別回路
    と、この信号弁別回路からのゲート信号と前記2値化回
    路からのディジタル信号との論理積をとって情報信号を
    得るアンドゲートとを備え、前記振幅検出回路は、前記
    分圧比rを不要信号振幅値Nmax/記録部分振幅値Smax
    r<1とし、前記ピークホールド手段の充電時定数が前
    記記録媒体上のID部が読み取り位置を通過する期間より
    短くて前記記録媒体上の欠陥によるパルス状のノイズに
    反応しない程度に長く、前記ピークホールド手段の放電
    時定数が前記記録媒体上の隣合うID部の間の長さに相当
    にする時定数より長いことを特徴とする信号再生回路。
JP63101773A 1988-04-25 1988-04-25 信号再生回路 Expired - Fee Related JP2550142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63101773A JP2550142B2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 信号再生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63101773A JP2550142B2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 信号再生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01273224A JPH01273224A (ja) 1989-11-01
JP2550142B2 true JP2550142B2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=14309535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63101773A Expired - Fee Related JP2550142B2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 信号再生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2550142B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61233471A (ja) * 1985-04-08 1986-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光情報記録再生装置
JPH01112569A (ja) * 1987-10-27 1989-05-01 Sharp Corp デジタル信号再生装置
JPH01171161A (ja) * 1987-12-25 1989-07-06 Oki Electric Ind Co Ltd 光情報記録再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01273224A (ja) 1989-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960000452B1 (ko) 디스크 장치 및 디스크형 기록 매체
TW544655B (en) Optical disk drive, and method for identifying optical disks mounted thereof
JP2710704B2 (ja) 光記録媒体駆動装置
US6188655B1 (en) Information recording apparatus
JP2810270B2 (ja) 信号再生方法
JP2550142B2 (ja) 信号再生回路
JP2004273016A (ja) 情報記録装置、情報読取装置、情報記録方法、情報読取方法およびコンピュータプログラム
JPH05266599A (ja) 情報記録再生装置及び信号処理方法
JP2809479B2 (ja) データ記録再生装置
JPS60121533A (ja) 光学的情報記録再生装置
JPS61134928A (ja) 記録/未記録信号判定回路
EP1225571A2 (en) Pre-pit detecting apparatus
JP3148683B2 (ja) ディスク判別方法および装置
JP2638825B2 (ja) 光カードの記録情報再生装置
JP3450483B2 (ja) 光学式記録媒体再生装置
US5181196A (en) Erase mark detecting circuit for detecting an erase mark superimposed on data recorded on a sector of an optical recording medium
JPS60115073A (ja) 光情報記録再生装置
JPH083942B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2004046977A (ja) 光ディスクの判別装置
JP2001118243A (ja) 光ディスク装置
JP2806181B2 (ja) キズ検出回路
KR100698105B1 (ko) 광 기록매체의 랜드/그루브 트랙 판별 방법 및 장치
JPS5942672A (ja) デイスク装置
JPS63244318A (ja) 光デイスク再生装置
JPS6076061A (ja) 光情報記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees