JP2001118243A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2001118243A
JP2001118243A JP29337499A JP29337499A JP2001118243A JP 2001118243 A JP2001118243 A JP 2001118243A JP 29337499 A JP29337499 A JP 29337499A JP 29337499 A JP29337499 A JP 29337499A JP 2001118243 A JP2001118243 A JP 2001118243A
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JP
Japan
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frequency
optical disk
wobble
wobble signal
disk device
Prior art date
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Pending
Application number
JP29337499A
Other languages
English (en)
Inventor
正彦 ▲高▼橋
Masahiko Takahashi
Masamichi Ito
正道 伊藤
俊雄 ▲斉▼藤
Toshio Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光ディスク装置において、再生あるいは記録、
再生するディスク媒体の、トラックウォブルのあり、な
しを判定する手段を提供すること。 【解決手段】光ディスク装置の回路系にウォブル検出回
路15を設け、光ヘッドからの信号に含まれるトラック
信号をウォブル検出回路15に入力し、2値化器23で
2値化した後、周波数カウンタ24により周波数を検出
し、該周波数と特定の参照周波数とを比較して、その差
が一定の範囲内にあればウォブルありと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク媒体にレー
ザ光を照射して情報の記録または再生を行う光ディスク
装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】DVDは大容量で装置への媒体の装着交
換可能な特長から、パソコン等の外部メモリあるいはビ
デオ記録用媒体として用いられている。このDVDファ
ミリーの中で、ユーザが情報を記録することのできる、
いわゆる記録型DVDには、DVD−RAM,DVD−
R及びDVD−RWの3種類がある。これらをビデオ録
画用媒体として用いる場合には、DVD−ROMあるい
はDVD−Videoの内容(コンテンツ)の不正コピ
ーを避ける必要がある。特に、DVD−R及びDVD−
RWは、記録された媒体のトラッキング方式がDVD−
ROM及びDVD−Videoと同じであるため、媒体
判別をいかに行うかがコピープロテクションの重要なキ
ーとなる。この問題についてDVDフォーラムにて議論
された結果、DVD−R及びDVD−RW媒体に用いら
れているトラックウォブリングを検出し、DVD−RO
M及びDVD−Videoから区別するという方法が決
定された。
【0003】トラックウォブリングは記録時の正確なタ
イミングをとるために、あらかじめ一定の周波数でうね
らせた(ウォブルさせた)トラックを媒体に形成してお
くものである。従って、プッシュプル信号を検出した場
合、このウォブルは一定周波数の信号波形として検出さ
れる。このようなウォブル信号は、DVD規格書 「DVD
Specifications for Recordable Disc(DVD-R),Part 1,
PHYSICAL SPECIFICATIONS, Version 1.0」に開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】DVD−R及びDVD
−RWのトラックウォブル信号を検出して、トラックウ
ォブルのないDVD−ROM及びDVD−Video媒
体と区別しようとする場合、以下の点が問題となる。
【0005】1.プッシュプル信号にスパイク的なノイ
ズが乗り、これがウォブル信号と誤って判断される場合
がある。このノイズは媒体上の傷やごみ、あるいはドラ
イブに与えられた振動によって発生する。
【0006】2.DVD−R及びDVD−RWのトラッ
クウォブルは、C/Nが規格値として定められている
が、振幅の絶対値は規定されていない。このため、各メ
ーカから出される媒体は振幅の絶対値がまちまちであ
り、ウォブル検出回路の感度に対して信号振幅が足りな
い、あるいは大きすぎるという事態が発生する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の光ディスク装置では、媒体判別時にトラッ
クウォブルの周波数を検出する機能を設け、該検出され
た周波数が一定の周波数範囲内にあるときのみDVD−
RあるいはDVD−RWと判断する手段を設けた。ま
た、ウォブル振幅の異なる媒体に対応するために、ウォ
ブル信号の増幅器を導入し、当該増幅器のゲインをウォ
ブル振幅に応じて変える手段を設けた。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を以下、図面を
用いて説明する。図1は光ディスク装置の回路系の一例
を表したブロック図である。光ヘッド12によってディ
スク媒体11から再生された信号は、データ信号とフォ
ーカスやトラッキングのためのサーボ信号を含んでお
り、再生回路13とサーボ制御回路14に入力される。
サーボ制御回路14に入力された信号の一つであるトラ
ック信号は、光スポットをトラックに追従させるトラッ
キングに用いられると同時に、ウォブル検出回路15に
入力される。トラッキングがオンの状態でのトラック信
号は、ディスク媒体11がトラックウォブルを持つ場合
には、図3のような一定周波数で変調されたウォブル信
号となる。この信号を2値化することで2値化信号が得
られる。図4はDVD−Rの場合の2値化信号である。
この2値化信号からウォブルのあり、なしを判定するた
めには、2値化パルスをパルスカウンタでカウントし
て、ゼロより大きい数がカウントされた場合にウォブル
ありと判断する方法が最も簡単である。
【0009】しかし、実際のドライブではトラック信号
にノイズが乗るため、上述の判定方法は適当ではない。
すなわち、ドライブに加えられた振動やディスク上の
傷、ゴミ等の影響で、トラック信号にスパイク状のノイ
ズが現れる。トラックウォブルを持たないDVD−RO
Mディスクの場合でも、ノイズの乗ったトラック信号の
場合には、図5のような2値化信号となり、単に2値化
パルスをカウントするだけでは、ウォブルあり、なしの
判定はできなくなる。
【0010】そこで、図2のウォブル検出回路に示すよ
うに、2値化器23からの2値化信号を周波数カウンタ
24でカウントし、制御回路16上で特定の参照周波数
と比較して、その差が一定の範囲内にあればウォブルあ
りと判定するようにする。ここで周波数検出のやり方と
しては、2値化パルスの立ち上がりと立ち下がりからパ
ルスの周期を検出して周波数を算出する方法がある。こ
のときウォブル信号の周期はばらつきを持っているの
で、周波数検出を複数回行い、その平均値を求めるのが
良い。ノイズに起因した2値化パルスが現れる場合に
は、図5のように周期が極めて大きく変動するので、検
出した周波数と参照周波数との差の範囲を、例えばウォ
ブル周波数の±10%というように、一定の範囲に限定
すれば、ウォブルあり、なしの判定を誤ることはない。
【0011】DVD−RやDVD−RWのウォブル信号
は各製造メーカーによってまちまちである。この信号振
幅を揃えて2値化をやり易くするには、信号振幅に応じ
て増幅器22のゲインを変えるのが良い。また、ウォブ
ル信号に乗るノイズを削減し周波数検出の精度をあげる
ためには、2値化回路の前段にバンドパスフィルター2
1を挿入するのが良い。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明を用いれば、ト
ラックウォブルのある媒体と、そうでない媒体との区別
を精度よく行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク装置の回路系の一例を表すブロック
【図2】本発明の一例のウォブル検出回路
【図3】トラックウォブル信号の例
【図4】DVD−Rのトラック信号から得られる2値化
信号
【図5】DVD−ROMのトラック信号にノイズが乗っ
た場合の2値化信号
【符号の説明】
11…ディスク媒体、 12…光ヘッド、 13…再生
回路、 14…サーボ制御回路、15…ウォブル検出回
路、 16…制御回路、 21…バンドパスフィルタ
ー、22…増幅器、 23…2値化器、 24…周波数
カウンタ。
フロントページの続き (72)発明者 ▲斉▼藤 俊雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 Fターム(参考) 5D029 WA05 WD11 5D066 DA04 DA12 5D090 CC01 CC04 CC14 CC16 CC18 DD03 DD05 GG03 JJ11 LL09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ヘッド、サーボ機構及び再生処理回路ま
    たは記録、再生処理回路を備え、回転するディスク媒体
    に対物レンズを介してレーザ光を集光することにより再
    生または記録、再生を行う光ディスク装置において、該
    ディスク媒体に案内溝がウォブルされており、該ウォブ
    ル信号の周波数を検出することにより、該ディスク媒体
    の種類を判定することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記ウォブル信号の周波数の検出は、ウォブル信号を2
    値化したパルスの個数をカウントして周波数を得ること
    を特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光ディスク装置において、 上記ウォブル信号の周波数を検出する際に、光ヘッドか
    ら出力されたウォブル信号をバンドパスフィルターに通
    した後、ウォブル周波数カウンタに入力することを特徴
    とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の光ディスク装置において、 ウォブル信号の周波数を検出する際に、光ヘッドから出
    力されたウォブル信号を増幅することとバンドパスフィ
    ルターに通すことを行った後、ウォブル周波数カウンタ
    に入力することを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の光ディスク装置において、 上記ウォブル信号を増幅する際、ウォブル信号の振幅に
    応じて、増幅器のゲインを変えることを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  6. 【請求項6】光ヘッド、サーボ機構及び再生処理回路ま
    たは記録、再生処理回路を備え、回転するディスク媒体
    に、対物レンズを介してレーザ光を集光することにより
    記録または再生を行う光ディスク装置において、該ディ
    スク媒体の案内溝がウォブルされており、該ウォブル信
    号の周波数を検出し、該周波数を特定の周波数範囲と比
    較することにより、ディスク媒体の種類を判定すること
    を特徴とする光ディスク装置。
JP29337499A 1999-10-15 1999-10-15 光ディスク装置 Pending JP2001118243A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003028012A1 (fr) * 2001-09-20 2003-04-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif a disque optique
US7280451B2 (en) 2003-07-29 2007-10-09 Funai Electric Co., Ltd. Wobble signal detecting circuit for optical disk device and wobble signal detecting method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003028012A1 (fr) * 2001-09-20 2003-04-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif a disque optique
US7280451B2 (en) 2003-07-29 2007-10-09 Funai Electric Co., Ltd. Wobble signal detecting circuit for optical disk device and wobble signal detecting method

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