JPH01321261A - 紡機用セパレータローラ - Google Patents

紡機用セパレータローラ

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JPH01321261A
JPH01321261A JP15289288A JP15289288A JPH01321261A JP H01321261 A JPH01321261 A JP H01321261A JP 15289288 A JP15289288 A JP 15289288A JP 15289288 A JP15289288 A JP 15289288A JP H01321261 A JPH01321261 A JP H01321261A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、合成繊維等の紡績機械の繊維のガイドに用
いられる紡機用セパレータローラに関する。
〈従来の技術〉 最近、合成繊維等の紡績機械の繊維のガイドとして用い
られるローラは、機械の高速化に伴って高回転で使用さ
れるようになってきており、それに加えて、ガイドする
繊維がさらに細くなってきているため、低いトルクが要
求されるようになってきている。
従来、このような繊維をガイドするセパレータローラと
しては、第5図に示すようなものがある(実開昭52−
45041号公報)。このローラは、固定側の取付部5
1と、円筒部52aを有するフランジ部52と、軸部5
3からなる軸5oを備えており、この軸50の軸部53
に、一対の玉軸受55.56を固定している。そして、
上記2つの軸受55.56の外輪55a、56aの外周
に、上記2つの軸受55,56にまたがるように、金属
製で、その外周面59aに硬質クロムメツキ処理を施し
てあろ略円筒形のシェル59を外嵌して取り付け、この
シェル59を、上記一対の玉軸受55゜56を介して軸
50に回転自在に支持するようにしている。そしてこの
シェル59に繊維を巻回して、繊維をガイドするように
している。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来のセパレータローラは、ノニル
59を軸50の軸部53に装着した一対の玉軸受55.
56を介して回転自在に支持するようにしているので、
高回転させるにも限界があり、また回転トルクを低くす
るにも限界がある。さらに、高回転で使用すると、遠心
力により玉か軌道面に強く押し付けられる結果、熱を発
生し、それにより転勤部を潤滑している潤滑剤が熱によ
り劣化等を引き起こして、潤滑不良を起こすため、つま
り潤滑するのが困難であるため、玉軸受55゜56の寿
命、つまりセパレータローラの寿命を長く保てないとい
う問題がある。一方、上記潤滑剤に耐熱グリースを用い
たのでは、潤滑剤の劣化は防止できろものの、シェルの
回転トルクを低くすることができないという問題がある
。言い換えれば、玉軸受を用いたセパレータローラでは
、高回転、低トルクに対応することが困難であるという
問題がある。
そこで、この発明の目的は、高回転、低トルクに対応す
ることができ、高速走行する紬い繊維でも信頼性高くガ
イドすることができるセパレータローラを提供すること
にある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明の紡機用セパレータ
ローラは、軸に外筒部材を嵌合し、上記軸の外周面また
は外筒部材の内周面のいずれかに動圧発生用の71ηを
設けたことを特徴としている。
〈作用〉 軸に嵌合された外筒部材は、外周にガイドする繊H4f
−を巻回され、繊維の走行と共に、高速回転する。この
とき、上記軸の外周面または上記外筒部材の内周面のい
ずれかに動圧発生用の溝が設けであるため、その動圧発
生作用により、上記軸と外筒部材の間に充填された流体
に動圧が発生し、この動圧により、上記外筒部材は上記
流体を介して」二記軸に高回転可能に、かつ、極く僅か
な回転トルクで滑らかに回転するよう支持される。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図はこの発明のセパレータローラの一実施例の縦断
面図であり、1は固定側である軸である。
この軸1は、軸部2と取付部3を備えており、上記軸部
2の外周面は、滑らかな円筒面で形成され、ラジアル動
圧流体軸受の一方の軸受面4を形成している。この軸部
2の外周の軸方向中心側は、軸方向に所定の幅を有する
と共に、径方向に所定の深さを存する環状の溝5を設け
ている。この環状の溝5により、軸方向に2分割された
上記軸受面4の夫々には、周方向に一定間隔を有し、軸
方向に所定の間隔dを保って互いに「ハ」の字状に対向
する複数の動圧発生用の溝4 a、 4 a、・・・、
 4 a、 4 a。
・・・を設けている。ただし、上記「ハ」の字状の動圧
発生用WIt4a、4a、−,4a、4a、−の対向す
る2つのパターン4a−1,4a−2のうち軸方向内側
、つまり軸部2の軸方向中心側の一方のパターン4a−
1は、軸方向外側、つまり上記軸方向中心から見て軸端
側の他方のパターン4a−2よりも軸方向の幅が広くな
るように設けである。上記動圧発生用1fit4a、4
a、=−,4a、4a、−・・の「ハ」の字の開いた側
は、後述する外筒部材としてのシェルの回転方向に対応
して設けられている。上記軸部2の上記取付部3と反対
側の端面には、中心に軸方向に所定の深さのネジ穴2a
を設けると共に、その周りに断面略三角形の環状の突出
部2bを軸方向に突設している。一方、上記取付部3に
は、軸部2と取付部3の間に形成される段部の端面3a
に当接して、所定の外径を有する断面略矩形の環状のシ
ールt’4<材6を外嵌して固定している。
上記軸部2には、径方向に所定の間隙を保って、かつ軸
方向所定の位置に略円筒形の外筒部材としてのシェルフ
を外嵌して装着している。このシェルフは耐熱性、耐摩
耗性および断熱性に優れ、かつ比重が金属に比べて小さ
く軽いポリイミド樹脂でできており、その外周面は適当
な而粗さを有する円筒面7aで形成されていると共に、
その内周面は滑らかな円筒面で形成され、上記軸部2の
軸受面4に所定の間隙を保って対向するラジアル動圧流
体軸受の他方の軸受面8を形成している。そして、この
軸受面8と上記軸部2の軸受面4の間に潤滑流体として
の空気9が充填されている。このシェル7の上記外周面
7aに繊維が巻回される。
このノニル7は、上記軸部2に軸方向所定の位置に装着
された状態で上記段部の端面3aよりも軸方向取付部3
側に突出しており、その径方向内側に上記シール部材6
を収納している。この収納された状態で、上記シェルフ
の内周面8と上記シール部材6の外周面は狭い間隙を有
する。この軸方向に突出したシェルフの上記取付部3側
の端部の外周には、端面に向かうにつれて径が大きくな
るような円錐面IQaで形成されるテーバ部10を設け
ている。一方、上記シェルフの上記テーバ部IOと反対
側の端部には、ンエル7の径よりも所定の寸法小さな径
を有する小径部11を設けている、そして、この小径部
11の軸方向内側端に断面略半円形の環状の嵌合pHa
を設ける一方、小径部11の軸方向外側端に断面矩形の
環状で一方を端面に開放する嵌合部zbを設けている。
そして、この嵌合部11bに、断面路り字形の環状で、
上記小径部と同径の外周面を有する円筒部12aと所定
の内径寸法を有すると共に滑らかな側面を有する内フラ
ンジ部12bからなり、上記円筒部12aの内周に上記
嵌合部に嵌合する嵌合部12cを有するポリイミド樹脂
製のスラスト受は部材12のその嵌合部12cを外嵌し
て固定している。これにより、このスラスト受は部材1
2は上記ンエル7に一体に固定され、後述するゴムキャ
ップと共に、ンエル7と共回りする。
上記軸部2のネジ穴2aには、頭部13aとポル1− 
jm< I 3 bからなる断面略丁字形の止め部材1
3のボルト部+3bを、上記スラスト受は部材12の内
フランジ部12bに挿通した後、螺合して取り付けてい
る。そして、」二記シェルフと一体に固定された上記ス
ラスト受は部材I2の内フランジ+軍12bが軸に対し
て回転可能、かつ、軸方向に移動不可となるように、上
記内フランジ部12bを、上記軸部2に設けた突出部2
bの環状の先端部2cと共に、上記止め部材I3の頭部
+3aの軸方向内側の端面に上記軸部2の突出部2bと
互いに対向するように設けられた断面三角形の環状の突
出部+3cの環状の先端部13dで軸方向に支持するよ
うにしている。これにより、上記シェルフは、軸1の軸
部2に対して軸方向所定の位置に支持されろ。上記止め
部材I3のボルト部13bの上記内フランジ部+2bへ
の挿通部は、ボルト部13bの外周面と上記内フランジ
部12bの内周面とが滑らかに形成されていると共に、
僅かな間隙を有しているため、上記シェルフの回転性を
低下させない。
止め部材13により軸lに対して軸方向に支持されたシ
ェルフの小径部11の外周面とスラスト受は部材12の
外周面には、断面路コの字形の底のある略円筒形で、内
周の端部に環状の嵌合部I4aを有するゴムキャップ1
4を外嵌して装着している。そして、上記嵌合部14a
の端部に径方向内側に向けて突設された断面略半円形の
環状の嵌合部14bを上記小径部IIの嵌合溝11aに
弾性的に嵌合して固定している。このゴムキャップ14
は、上記止め部材13の頭部13aを接触することなく
内部に収納できるように設けてあり、このゴムキャップ
14がシェルフと共回りするときに、その回転を上記止
め部材13の頭部13aにより妨げられないようにして
いる。このゴムキャップ14は取付部に外嵌した上記シ
ール部材6と共ニセパレータローラの内部に糸くず等の
異物が浸入するのを防止している。
上記構成のセパレータローラにおいて、軸lとシール部
材6と止め部材13は静止している。−方、上記輔lの
軸部2に所定の間隙を保って外嵌され、互いに対向する
軸受面4,8の間に潤滑流体としての空気9を充填され
たシェルフは、外周面7aにガイドする繊維を巻回され
、繊維の走行と共にすべること無く図示の矢印の所定の
方向に高速回転し、それに伴ない上記シェルフと一体に
固定されたスラスト受は部材12およびゴムキャップ1
4も高速回転する。このとき、上記軸部2の外周面とシ
ェルフの内周面には夫々、ラジアル動圧流体軸受の一対
の軸受面を構成する軸受面4゜8が形成されており、か
っ、上記軸部2の軸受面4に1)η述のように、環状1
145の軸方向内側に、周方向に一定間隔を有し、所定
の距離dを保って軸方向に対向する略「ハ」の字状の複
数の螺旋形の動圧発生用の1荷4 a、 4 a、・・
・、 4 a、 4 a、・・・が「ハ」の字の開いた
方がンエル7の上記所定の回転方向と反対向きになるよ
うに形成されているため、上記シェルアの高速回転と共
に、上記軸受面4,8の間の空気9には、上記動圧発生
用溝4 a、 4 a、・・・、 4 a、 4 a。
・・・の「ハ」の字状に対向する2つのパターン4a−
1,4a−2,4a−1,4a−2の間に対応した軸方
向2箇所a、bの全周に高い動圧が発生ずる。この空気
9に発生した動圧により、上記シェルフは上記軸1に対
して、平行を保った状態で、極く僅かな回転トルクで滑
らかに、かつ、高速回転可能に支持される。本発明者が
実験した結果によれば、160℃と高温の繊維を回巻し
てガイドしている状態で、Ig−amと低トルクで、シ
ェルフを13000 rpmと高回転さ仕ることができ
た。
さらにこのとき、回転側の上記シェルフおよびスラスト
受は部材12が、従来の金属に比べてはるかに比重の軽
いポリイミド樹脂でできているため、上記シェルフは、
容易に上記軸受面4.8の間の空気9に生じる上記動圧
により、軸lに対して浮き上る。
また、上記ポリイミド樹脂が耐熱性、耐摩耗性および断
熱性に優れているので、上記シェルフは長時間高温の繊
維をカイトしてら外周部7aの摩耗が非常に少ないと共
に、その断熱性により、上記繊維からシェル7に伝えら
れる熱が径方向内側に伝わるのを極力少くすることがで
き、軸lの熱膨張を防+I=して動圧効果の劣化を防止
することができる。そのため、このセーバレータローラ
は処理温度の高い繊維でも信頼性高くガイドすることが
できろ。
」二足ノニル7にスラスト荷重か働いても、上記ノニル
7に一体に固定したスラスト受は部材12の内フランジ
部+2bを、上記軸1の突出部2bの先端部2cと上記
軸部2のネジ穴2aに螺合した止め部材13の頭部13
aの突出部13cの先端部!3(1とにより回転可能、
かつ軸方向移動不可に支持しているので、上記シェルフ
の回転性を損うことなく、上記シェルフが軸の軸部に対
して軸方向に移動するのを防ぐことができる。
上記実施例では、シェルフの小径部11の嵌合部11b
に円筒部+2aの嵌合部12cを嵌合して固定されたス
ラスト受は部材I2の内フランジ部12bを、軸部2の
ネジ穴2bにボルト部13bを螺合した止め部材13の
頭部13aの軸方向内側の端面に設けた突出部13cと
、軸部2の取付部3と反対側の端面に設けた突出部2b
により、回転可能、かつ、軸方向に移動不可に支持する
ようにしたが、第2図に示すように、軸部2の上記突出
部2bの中心に軸方向に円筒形のビン20を突設し、こ
のピン20に、上記スラスト軸受は部材12の内フラン
ジ部!2b1断面略矩形の環状で軸方向内側に断面三角
形の環状の突出部21bを有する止め部材21の順に挿
通した後、座金22を挟んでスリーブ23を嵌合して、
上記止め部材21を軸方向に止めるようにしてもよい。
この場合も、上記シェルフと一体に固定されたスラスト
受は部材2の内フランジ部!2bは、上記軸部2の突出
部2bと上記止め部材21の突出部21bにより軸部2
に対して滑らかに回転可能、かつ、軸方向移動不可に支
持される。したがって、シェルフは軸1に対して滑らか
に回転可能かつ軸方向移動不可に支持される。
また第3図に示すように、シェルを軸部に対して回転可
能、かつ、軸方向に移動不可に支持するようにしてもよ
い。以下、第3図の説明をする。
第3図において、31は上記実施例の軸1の軸部2の突
出fffi2bを取り除いた以外は全く同じ形状の軸部
32と取付部33からなる軸31であり、上記軸部32
に、略円筒形で外周が適当な面粗さを有する円筒部37
aで形成されると共に、その内周面が滑らかな円筒面で
形成されて軸受面38を形成しているシェル37を外嵌
して装着している。
そして、上記軸受面38と軸部32の軸受面34の間に
空気9を充填している。上記シェル37の外周の軸方向
両端には、断面矩形の環状で一方を端面に開放している
嵌合溝37b、37bを設けている。上記軸31の取付
部33には、断面路コの字形の環状で、上記取付部33
に嵌合する内径を打する径方向部4Iとこの径方向部4
1の軸方向内側の端面の内縁部に軸方向に向かって突設
された円筒形の軸方向部42と上記径方向部41の上記
端面の周縁部に軸方向内側に向かって突設され、外周が
上記シェル37と同径であると共に、上記シェル37の
嵌合溝37bに嵌合する軸方向フランジ部43とからな
る一方のスラスト受は部材40を、その軸方向部42の
端面を上記軸部32と取付部33の間に形成される段部
の端面33aに当接すると共に、軸方向フランツ部43
を上記シェル37の一方の嵌合137bに摺動可能に嵌
合した状態で、外嵌して固定している。一方、上記軸部
32の上記取付部33と反対側の端面32aには、上記
一方のスラスト受は部材40と同様に、後述するボルト
に嵌合する内径を有する径方向部45と軸方向部46と
軸方向フランジ部47とからなる断面路コの字形の環状
の他方のスラスト受は部材44を、その軸方向部46を
上記端面32aに当接すると共に、上記軸方向フランジ
部47を上記シェル37の他方の嵌合溝37bに摺動可
能に嵌合している。そして、この他方のスラスト受は部
材44を座金48を介してボルト49により上記軸部3
2に固定している。上記取付部33に外嵌して固定され
た上記一方のスラスト受は部材110の環状の軸方向フ
ランジ部43と、上記軸部32の端部32aにボルト4
9により固定された上記他方のスラスト受は部材44の
環状の軸方向フランン部47は、共に上記シェル37の
嵌合溝37b、37bに摺動可能に嵌合しているため、
これにより、上記シェル37は軸部32に対して滑らか
に回転可能、かつ、軸方向移動不可に支持される。この
とき、上記軸方向フランン部43.47の内周面と上記
シェル37の嵌合137b、37bの端部である外周面
とは径方向に所定の間隙を有しているため、」二記ンエ
ル37の動圧による浮き」ニリを妨げろことは無い。上
記一対のスラスト受は部材40,44は、セパレータロ
ーラの内部に糸くず等が侵入するのを防止するシール部
材としても作用する。
また、第4図に示すように、外周に上記実施例と同じ動
圧発生用の溝(図示を省略)を有する軸受面50を有す
る軸部52と取付部53からなる軸51の上記取付部5
3と反対側の端部52aに、軸方向に互いに異極を向け
て対向するように磁性材料54.55を、埋め込みピン
56とスリーブ58を用いて図のように固定し、この互
いに異極を向けて対向する2つの磁性材料54.55の
間に、シェルの57内周に径方向内側に向けて突設され
、同じく内周に設けられ、滑らかな円筒面で形成される
軸受面60よりも軸方向上記取付部53と反対側に位置
するように設けられた内フランジ部61の内周に内嵌し
て固定された断面矩形の環状の磁性材料62を、上記互
いに対向する磁性材料54.55と同極で対向するよう
に配置して、その軸51側の磁性材料54.55とシェ
ル57側の磁性材料62の軸方向の反発により、上記シ
ェル57を上記軸5Iに対して滑らかに回転可能に、か
つ軸方向に非接触で所定範囲以上移動不可に支持するよ
うにしてもよい。上記軸5!の軸受面50、!:上記シ
ェル57の軸受面60とでラジアル動圧流体軸受の一対
の軸受面を形成している。
また、上記実施例では、ポリイミド樹脂製のシェルフを
用いるようにしたが、ポリイミド樹脂に限らないのはい
うまでもない。さらに、上記外筒部材と軸との間に充填
された流体として、上記空気の化グリースやオイル等の
潤滑油を使用してもよい。
〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明の紡機用セパレータ
ローラは、軸に外筒部材を嵌合し、上記軸の外周面また
は上記外筒部材の内周面のいずれかに動圧発生用のdり
を設けているので、上記外筒部材を、上記動圧発生用溝
の動圧発生作用により上記外筒部材と軸の間に充填され
た流体に発生する動圧により浮かして支持して、軸に対
して滑らかに高回転させることができ、かつ、従来の耘
り軸受を用いたものに比べて低トルクで回転させること
ができる。したかって、この紡機用セパレータローラは
、高速で走行する細い繊維でも信頼性高くガイドするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の紡機用セパレータローラの一実施例
の縦断面図、第2.3.4図は変形例の縦断面図、第5
図は従来のセパレータローラの縦断面図である。 1,31.51・・・軸、7,37.57・・シェル、
4.34.50・・・外周面、8,38.60・・・内
周面、4a・・・動圧発生用の溝。 特 許 出 願 人  光洋精工株式会社代 理 人 
弁理士  前出 葆 ほか1名第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸に外筒部材を嵌合し、上記軸の外周面または外
    筒部材の内周面のいずれかに動圧発生用の溝を設けた紡
    機用セパレータローラ。
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