JPH01320612A - ディジタルデータ変復調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタルデータ変復調装置に関し、特にカ
セットテープにディジタルデータを変復調して記録再生
するのに好適なディジタルデータ変復調装置に関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来、ディジタルデータ変復調装置は、ディジタルデー
タをレベルに変調するディジタル変調部と、そのレベル
変調されたディジタルデータをアナログデータに変換す
るＤ／Ａ変換部と、この変換されたアナログデータをカ
セットテープに記録するためのテープレコーダ部と、再
生に必要なピークディテクタ、Ａ／Ｄ変換器、ディジタ
ル復調部から構成され、カセットテープにディジタルデ
ータをレベルに変調して記録を行い、再生時にはカセッ
トテープから読み出したデータをＡ／Ｄ変換した後、デ
ィジタル復調を行っている。

なお、関連する特許の例としては、特公昭５４−２１０
５４号公報が挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、カセットテープレコーダを使用して
いるため、使用するテープレコーダの性能（ワウフラッ
タ−やスピード偏差等）の良し悪しにより記録した波形
のレベルが一定にはならず、再生時に読み取りエラーと
なることが多々発生するという課題があった。特に、デ
ータを記録するテープレコーダとデータを再生するテー
プレコーダの性能が相違する場合に顕著となる。

本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、ハー
ドウェアを追加することなく、再生時のデータ誤り率を
減少させるディジタルデータ変復調装置を提供すること
にある。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するため、本発明のディジタルデータ変
復調装置は、ディジタルデータをレベルに変調して記録
再生を行うデータ変復調装置において、入力データの直
前に基準信号を記録する手段と、該記録された基準信号
のピーク値に応じて復調データの補正を行う手段を設け
たことに特徴がある。

〔作用〕

本発明においては、記録するディジタルデータの前に基
準信号を記録し、再生時にはその基準信号の読み値に応
じて補正を行い、正確なディジタルデータを再生する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を、図面により詳細に説明する
。

第１図は、本発明の一実施例を示すディジタルデータ変
復調装置の構成図である。

第１図において、１はディジタルデータを入力する入力
部、２は入力されたディジタルデータをレベルに変調す
るディジタル変調部、３はディジタル変調部２からのデ
ィジタル値をサンプリング周波数に合わせてディジタル
／アナログ変換を行うＤ／Ａ変換部、４はカセットテー
プ上にディジタルデータをある搬送波レベルで記録する
テープレコーダ部、５は記録および再生のスタート／ス
トップ信号を検出するスタート／ストップ検出部、６は
装置全体の制御を行う制御部、７はテープレコーダ部４
での出力波形のピーク値を検出するピークディテクタ、
８は検出されたピーク値をディジタル値へと変換するＡ
／Ｄ変換部、９は変換されたディジタル値を復調するデ
ィジタル復調部、１０は復調データ（ディジタルデータ
）を出力する出力部である。

スタート／ストップ検出部５が記録のスタートを検出す
ると、制御部６はまずディジタル変調部２に基準信号を
送出し、ディジタル変調部２゜Ｄ／Ａ変換部３およびテ
ープレコーダ部４に起動をかけ、基準信号をカセットテ
ープへと記録する。

そして、基準信号の記録が終了した後に入力部１より入
力データの取り込みを開始し、入力データの変調および
記録を行い、ストップが検出されたならば、全ての起動
を停止する。各部では、それぞれ次の処理を行う。ディ
ジタル変調部２ではディジタルデータをレベルに変調す
る。すなわち、ディジタルデータをある搬送波のレベル
で表すためにその搬送波をあるサンプリング周波数でサ
ンプリングした時のディジタル値に変換する。次にＤ／
Ａ変換部３ではディジタル変調部２からのディジタル値
をサンプリング周波数にＤ／Ａ変換し、テープレコーダ
部４へと出力する。こうしてテープレコーダ部４ではカ
セットテープ上にディジタルデータがある搬送波のレベ
ルで記録が行われる。

この記録時のフォーマット例を第２図に示す。

一方、スタート／ストップ検出部５において再生のスタ
ートが検出されると、制御部６はテープレコーダ部４．
ピークディテクタ’７．ＡＩＤ変換部８、ディジタル復
調部９．出力部１０に起動をかけ。

テープレコーダ部４での出力波形のピーク値をピークデ
ィテクタ７でとらえ、その値をＡ／Ｄ変換部８でディジ
タル値へと変換する。その変換された値は、ディジタル
復調部９で復調されて出力データ（ディジタルデータ）
となる。このような再生時の制御部６における補正処理
のフローチャートを第３図に示す。すなわち、制御部６
は最初に読み出される基準信号のピーク値を、Ａ／Ｄ変
換部８より読み出しく３０１）、その読み出し値が基準
信号のセンタ値のレベルに相当するテーブルデータをセ
ラ１〜する（３０２）。このように、読み出し値に応じ
たテーブルデータを選択し、そのテーブルデータにより
復調を行い、ディジタルデータを出力することにより、
再生時に得られるデータは補正されていることになり、
正確なディジタルデータを得ることができる。例えば、
基準信号にｒｒ　Ｉ　Ｉ＋を使い、′１′″を読み込ん
だ時のＡ／Ｄ変換（ここでは、Ａ／Ｄ変換部８の出力を
８ビツトとする）の値が正確には“０ＦＯＨ”〜”０Ｆ
ＦＨ”の間におさまってほしいのに基準信号は”０ＥＦ
Ｈ”と読み出された場合には、ディジタル復調部９のテ
ーブルを”　ＯＥ　Ｆ　Ｈ”をセンタにおいたものに変
更してやればよい。すなわち、”　ＯＥ　８　Ｈ”〜”
０Ｆ７Ｈ”が“１”となるように変更してやればよい。

第４図は、本発明の他の実施例を示すディジタルデータ
変復調装置の構成図である。これは、前述した補正を、
テープレコーダ部４の出力にＰＧＡ（プログラマブル・
ゲイン・アンプ）を備えて増幅率を可変させて行う例を
示している。従って、ディジタル復調部９のテーブルデ
ータに代えて、ＰＧＡＩＩを設けた点が、第１図の構成
と相違しており、その他の構成については第１図と同様
であるので、詳細については第１図の説明を参照された
い。従って、以下では、ＰＧＡを用いて、再生時の補正
処理について説明する。

第５図は、第４図におけるＰＧＡを設けた装置の再生時
の制御部６の処理フローチャートである。

すなわち、第４図の構成においては、制御部６は基準信
号を読み出しく４０１）、その設定値に対して何倍であ
るかを演算しく４０２）、その演算結果をフィードバッ
クしてＰＧＡＩＩのゲインを演算結果に変更する（４０
３）。これ以降、この変更された値に基づいて、ディジ
タル復調を行うことにより、補正処理が施された再生デ
ータを得ることができる。

このように、本実施例および他の実施例においては、記
録時に入力データの前に基準信号（固定データ）を記録
し、再生時にはその基準信号の読み値に応じて補正を行
い正確なディジタルデータを再生することが可能となる
。

本実施例では、テーブルデータおよびＰＧＡを用いて補
正処理を行う例について説明したが、Ａ／Ｄ変換部８の
リファレンス電圧を変更させることにより行っても良い
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、ハードウェアを
追加することなく、再生時のデータ誤り率を減少させる
ディジタルデータ変復調装置を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すディジタルデータ変復
調装置の構成図、第２図は記録時のフォーマット例を示
す図、第３図は第１図の制御部における再生時の補正処
理フローチャート、第４図は本発明の他の実施例を示す
ディジタルデータ変復調装置の構成図、第５図は第４図
の制御部における補正処理フローチャートである。 １：入力部、２：ディジタル変調部、３：Ｄ／Ａ変換部
、４：テープレコーダ部、５ニスタ一ト／ストツプ検出
部、６：制御部、７：ピークディテクタ、８　：　Ａ／
Ｄ変換部、９：ディジタル復調部、１０：出力部、１１
　：　ＰＧＡ。 第　　　２　　　図 第　　　３　　　図 第　　　５　　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディジタルデータをレベルに変調して記録再生を
   行うデータ変復調装置において、入力データの直前に基
   準信号を記録する手段と、該記録された基準信号のピー
   ク値に応じて復調データの補正を行う手段を設けたこと
   を特徴とするディジタルデータ変復調装置。