JPH01319443A - テトラフルオロエタンの製造法 - Google Patents

テトラフルオロエタンの製造法

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JPH01319443A
JPH01319443A JP63152278A JP15227888A JPH01319443A JP H01319443 A JPH01319443 A JP H01319443A JP 63152278 A JP63152278 A JP 63152278A JP 15227888 A JP15227888 A JP 15227888A JP H01319443 A JPH01319443 A JP H01319443A
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JP
Japan
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hydrogen
tetrafluoroethane
tungsten
chlorine
fluorine
Prior art date
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Pending
Application number
JP63152278A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Morikawa
森川 真介
Masaru Yoshitake
優 吉武
Shin Tatematsu
伸 立松
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野j 本発明はテトラフルオロエタンの製造法に関するもので
ある。
[従来の技術および課題] 弐〇 F 3 C82F (R−134a )、または
CHF2CHF2 (R−134>で表わされるテトラ
フルオロエタンの製造方法の一つとして、式CF2XC
FYZ (式中、Xはフッ素または塩素である。
Xがフッ素である場合にはY、  Zは塩素、フッ素ま
たは水素であり、Y、Zの一方がフッ素である場合には
Y、Zの他方は水素または塩素である。
Xが塩素である場合には、Y、Zの一方はフッ素であり
、Y、Zの他方は塩素または水素である。)で表わされ
る4個または5個のフッ素原子を有するハロエタン原料
を、水素化触媒の存在下で水素と反応させることを特徴
とする式CF 3C82FまたはCHF 2 CHF 
2で表わされるテトラフルオロエタンの製造法がある。
 典型的なハロエタン原料は1.2−ジクロロ−1,1
,2,2−テトラフルオロエタン(CCt F 2 C
Ci  F 2 )および1.1−ジクロロ−1,2,
2,2−テトラフルオロエタン(CF 3CC12F 
)の混合物である。この方法においては、ハロエタン原
料から2個の塩素原子、または、塩素および(または)
フッ素原子を除去し、これらを水素で置き換える。この
ための触媒として、既知の水素化触媒、すなわち、ニラ
ゲルまたは第■a族の金属、それらの合金、または、そ
れらの酸化物、および塩のうち、特に塩酸耐性を有する
ものの適用が考えられる。既に、比較的低コストである
パラジウムを用いる方法が報告されている。 (特公昭
56−38131号公報を参照)しかし、耐久性が必ず
しも充分ではないという欠点を有している。
[課題を解決するための手段] 通常、固体担持触媒は粒径100人内外の微粒子から構
成されており、シンタリング抑制対策が必要である。パ
ラジウムは白金族元素の中では融点が低く、したがって
原子の移動が活発になる温度が低い、それゆえ、パラジ
ウム触媒の耐久性が充分でない原因の一つとしてシンタ
リングが考えられる。金属触媒のシンタリングは異種元
素の添加、すなわち合金化または酸化物分散によって抑
制できることが知られているが、反応性、選択性、寿命
、コストを満足する触媒は得られていない。
一方、高融点金属であり、それゆえシンタリングの点で
有利であるタングステン(融点3410’C)は耐酸性
に優れ、本反応においても好適な触媒材料である。しか
し、タングステン自身の水素活性は高くなく、従来、水
素化触媒としての活性を発現する手法ははほとんど無か
った。また、一般的に合金触媒においてはそれぞれの成
分元素の特性が組成に応じて現われることが多い。しが
るに、タングステンに白金族元素を添加した場合におい
ては、理由は明らかではないが、比較的少ない添加量に
おいても白金族に近い水素化活性が得られることを見い
だした。
かくして以上の知見をもとに、合金の組合せ、組成比、
触媒調製条件等の最適化を鋭意検討した結果、耐久性と
ともに水素還元活性においても優れることを見出し、本
発明を提供するに至ったものである。以下、その詳細に
ついて述べる。
合金化において、添加量は、0.01重量%以上、好ま
しくは0.1重量%以上が好適である。一方、■族元素
の水素還元活性を活かすためには、白金族元素をある程
度以上を含むことが必要である。
具体的には、白金族元素としては、パラジウム、白金、
ロジウム、lレテニウム、およびこれらから選ばれる1
種とイリジウム、またはオスミウムとの合金、またはこ
れらの中から選ばれる2種以上の元素による合金が好適
である。これらの元素、または合金の濃度は10%以上
、好ましくは60%以上が好適である。したがって、タ
ングステンの濃度としては、0.01〜90重量%、好
ましくは0.1〜60重量%が好適である。タングステ
ンは標準酸化還元電位が水素より卑であるが白金族元素
とともに還元する場合は白金族元素の貴金属性に助けら
れ、容易に還元される。したがって、触媒の調製法とし
ては従来の貴金属触媒調製法が適用できる。
かくして本発明は、上記知見に基づいて完成されたもの
であり、式CF 2χCFYZ(式中、χはフッ素また
は塩素である。Xがフッ素である場合にはY、Zは塩素
、フッ素または水素であり、Y、Zの一方がフッ素であ
る場合にはY、  Zの他方は水素または塩素である。
Xが塩素である場合には、Y、zの一方はフッ素であり
、Y、  Zの他方は塩素または水素である。)で表わ
される4個または5個のフッ素原子を有するハロエタン
原料を、タングステンに白金族元素を添加してなる水素
化触媒の存在下で水素と反応させることを特徴とする式
CF 3 C82FまたはCHF2CHF2で表わされ
るテトラフルオロエタンの製造法を新規に提供するもの
である。
而して、ハロエタン原料としては次のものが挙げられる
1.2−ジクロロ−1,1,2,2−テI・ラフルオロ
エタン(CC1F2CCL F2:  R114)1.
1−ジクロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエタン
(CF3CCh  F:  R114a)、1−クロロ
−1,1,2,2,2−ペンタフルオロエタン(CCt
 F2CF3:  R115)、1−クロロ−1,2,
2,2−テトラフルオロエタン(CF 3CHC1F 
二  R−124) 、2−クロロ−1,1,2,2−
テトラフルオロエタン(CHF2CC1F2:  R1
24a)、1、1.2.2.2−ペンタフルオロエタン
(CF3CHF2:  R125) ハロエタン原料としては上記化合物の混合物も使用し得
る。特に好ましくは、R−114とR−114aの混合
物がよい結果を与える。
本発明において、水素化触媒の担体としては、例えば、
アルミナ、活性炭等が好適である。担持方法は、従来の
貴金属触媒の調製法が適用可能である。なお、使用に当
たってはかかる金属の化合物は少なくとも一部還元する
水素と原料の割合は大幅に変動させ得る。しかしながら
、通常、化学量論量の水素を使用してハロゲン原子を除
去する。出発物質の全モル数に対して、化学量論量より
かなり多い量、例えば4モルまたはそれ以上の水素を使
用し得る。
反応圧力については常圧、または常圧以上の圧力が使用
し得る。
反応温度は120℃以上が望ましいが、450℃を越え
ない温度において気相で行なうことが、反応選択性の観
点から見て好ましい。
接触時間は、反応を気相で行なう場合には通常0.1〜
300秒、特には2〜60秒である。
本発明は所望の1.1.1.2−テトラフルオロエタン
、1、1.2.2−テトラフルオロエタンまたはこれら
の混合物を簡単かつ好都合な方法により、種々の割合で
得ることが出来るという利点を有する製造方法を提供す
るものである。
[実施例] 以下に本発明の実施例を示す。
調製例 1 活性炭を純水中に浸漬し細孔内部まで水を含浸させた。
これにタングステン酸カリウムと塩化パラジウムをそれ
ぞれの金属成分の重量比で25=75の割合で、活性炭
の重量に対し金属成分の全重量で0.5%だけ溶解した
水溶液を少しずつ滴下しイオン成分を活性炭に吸着させ
た。純水を用いて洗浄した後、それを150℃で5時間
乾燥した。
次に窒素中550℃で4時間乾燥した後、水素を導入し
、5時間、250℃に保持して還元した。
調製例 2 活性炭を純水中に浸漬し細孔内部まで水を含浸させた。
これにタングステン酸ナトリウムと塩化ロジウムをそれ
ぞれの金属成分の重量比で20:80の割合で、活性炭
の重量に対し金属成分の全重量で0.5%だけ溶解した
水溶液を少しずつ滴下しイオン成分を活性炭に吸着させ
た。純水を用いて洗浄した後、それを150℃で5時間
乾燥した。
次に窒素中550℃で4時間乾燥した後、水素を導入し
、5時間、250℃に保持して還元した。
調製例 3 活性炭を純水中に浸漬し細孔内部まで水を含浸させた。
これにタングステン酸カリウムと塩化白金酸をそれぞれ
の金属成分の重量比で30:  70の割合で、活性炭
の重量に対し金属成分の全重量で0.5%だけ溶解した
水溶液を少しずつ滴下しイオン成分を活性炭に吸着させ
た。純水を用いて洗浄した後、それを150℃で5時間
乾燥した9次に窒素中500℃で4時間乾燥した後、水
素を導入し、5時間、400℃に保持して還元した。
調製例 4 活性炭を純水中に浸漬し細孔内部まで水を含浸させた。
これにタングステン酸と塩化ルテニウムナトリウムをそ
れぞれの金属成分の重量比で10:90の割合で、活性
炭の重量に対し金属成分の全重量で0.5%だけ溶解し
た水溶液を少しずつ滴下しイオン成分を活性炭に吸着さ
せた。純水を用いて洗浄した後、それを150℃で5時
間乾燥した0次に窒素中550℃で4時間乾燥した後、
水素を導入し、5時間、300℃に保持して還元した。
調製例 5 充分に乾燥したLiF−KF共融塩に0.05mo1%
の炭酸カリウム、0.1mo 1%のタングステン酸カ
リウムおよび0.02mo1%の塩化白金酸を添加し、
700℃で活性炭表面ににタングステン−白金を電析し
て触媒を得た。
比較調製例 活性炭を純水中に浸漬し細孔内部まで水を含浸させた。
これに塩化パラジウムを、活性炭の重量に対し金属成分
の全重量で0.5%だけ溶解した水溶液を少しずつ滴下
しイオン成分を活性炭に吸着させた。純水を用いて洗浄
した後、それを150℃で5時間乾燥した0次に窒素中
550℃で4時間乾燥した後、水素を導入し、5時間、
300℃に保持して還元した。
実施例 1〜5 調製例のようにして調製した触媒を300cc充填した
内径2.54cm、長さ100cmのインコネル600
製反応管を塩浴炉中に浸漬した。
水素と出発物質(1,1−ジクロロ−1,2,2,2−
テトラフルオロエタンと1,2−ジクロロ−1,1,2
,2−テトラフルオロエタンよりなる0モル比で95:
  5)を2:1のモル比で反応管に導入した。水素、
出発物質の流量はそれぞれ、100cc/分、50cc
Z分とした0反応温度は250”C1接触時間は20秒
であった0反応管比口のガス組成をガスクロを用いて分
析した0反応開始後500時間でのR−114aの反応
率を第1表に示す。
比較例 比較調製例のようにして調製した触媒を用い、実施例と
同様にして反応を行ない、反応管出口のガス組成をガス
クロを用いて分析した0反応開始後500時間でのR1
14aの反応率を第1表に示す。
第1表 R−114a反応率 [発明の効果] 本発明は、実施例に示すように、触媒の耐久性の向上に
おいて優れた効果を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式CF_2XCFYZ(式中、Xはフッ素または塩
    素である。Xがフッ素である場合にはY、Zは塩素、フ
    ッ素または水素であり、Y、Zの一方がフッ素である場
    合にはY、Zの他方は水素または塩素である。Xが塩素
    である場合には、Y、Zの一方はフッ素であり、Y、Z
    の他方は塩素または水素である。)で表わされる4個ま
    たは5個のフッ素原子を有するハロエタン原料を、タン
    グステンに白金族元素のうちいずれか1種または2種以
    上の元素を添加してなる水素化触媒の存在下で水素と反
    応させることを特徴とするCF_3CH_2Fで表わさ
    れるテトラフルオロエタンの製造法。 2、ハロエタン原料が、1,2−ジクロロ−1,1,2
    ,2−テトラフルオロエタンである特許請求の範囲第1
    項記載の製造法。 3、ハロエタン原料が、1,1−ジクロロ−1,2,2
    ,2−テトラフルオロエタンである特許請求の範囲第1
    項記載の製造法。 4、ハロエタン原料が、1,2−ジクロロ−1,1,2
    ,2−テトラフルオロエタンと1,1−ジクロロ−1,
    2,2,2−テトラフルオロエタンとの混合物である特
    許請求の範囲第1項記載の製造法。 5、原料に対して少なくとも化学量論量の水素を使用す
    る特許請求の範囲第1項に記載の製造法。 6、添加金属の割合が0.01〜90重量%であるタン
    グステンを主成分とする合金を水素化触媒として用いる
    特許請求の範囲1〜第5項のいずれか一項に記載の製造
    法。 7、添加金属の割合が0.1〜60重量%であるタング
    ステンを主成分とする合金を水素化触媒として用いる特
    許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項に記載の製
    造法。 8、タングステンに白金族元素を添加してなる触媒が活
    性炭担体上に担持されている水素化触媒を用いる特許請
    求の範囲第1項〜第7項のいずれか一項に記載の製造法
    。 9、タングステンに白金族元素を添加してなる触媒がア
    ルミナ担体上に担持されている水素化触媒を用いる特許
    請求の範囲第1項〜第7項のいずれか一項に記載の製造
    法。 10、反応を気相中において120℃〜450℃の温度
    範囲で行なう特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか
    一項に記載の製造法。
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