JPH01318984A - 探知装置 - Google Patents

探知装置

Info

Publication number
JPH01318984A
JPH01318984A JP63152916A JP15291688A JPH01318984A JP H01318984 A JPH01318984 A JP H01318984A JP 63152916 A JP63152916 A JP 63152916A JP 15291688 A JP15291688 A JP 15291688A JP H01318984 A JPH01318984 A JP H01318984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
preamplifiers
receiving elements
outputs
wave receiving
wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63152916A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0752222B2 (ja
Inventor
Itsuo Fukuoka
逸雄 福岡
Hiroshi Nagano
寛 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP63152916A priority Critical patent/JPH0752222B2/ja
Priority to CA000602419A priority patent/CA1324208C/en
Priority to GB8913443A priority patent/GB2220486B/en
Priority to US07/366,513 priority patent/US5001678A/en
Priority to KR1019890008294A priority patent/KR930001552B1/ko
Priority to NO892544A priority patent/NO175117C/no
Publication of JPH01318984A publication Critical patent/JPH01318984A/ja
Publication of JPH0752222B2 publication Critical patent/JPH0752222B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S3/00Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received
    • G01S3/80Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S3/00Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received
    • G01S3/80Direction-finders for determining the direction from which infrasonic, sonic, ultrasonic, or electromagnetic waves, or particle emission, not having a directional significance, are being received using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • G01S3/802Systems for determining direction or deviation from predetermined direction
    • G01S3/8022Systems for determining direction or deviation from predetermined direction using the Doppler shift introduced by the relative motion between source and receiver
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S367/00Communications, electrical: acoustic wave systems and devices
    • Y10S367/903Transmit-receive circuitry

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、スキャンニングソナーなどのように、広範
囲にわたって到来波を受波してこの到来波に関連する情
報を探知する探知装置に関する。
(bl従来の技術 従来より、例えば360度の広範囲方向に超音波パルス
を送波して各方向から帰来する反射波をCRTに表示す
る装置としていわゆるスキャンニングソナーが用いられ
ている。
超音波を用いて全方向から帰来する反射波を探知する場
合、超音波はその伝搬速度が電波などに比較して非常に
遅いため、レーダのようなPPI掃引を用いて反射波を
表示させることはできないそこで、従来においては、例
えば特公昭56−52265号公報に開示されているよ
うに、円周上に複数の受波素子を等間隔に配列しておき
、ある方向から帰来する反射波を取り出す場合は、その
方向に向いているいくつかの受波素子の各受波信号を合
成して取り出す。そして、合成する受波素子を順次切り
替えて、その合成指向を回転させることによって全方向
からの受波信号を時分割的に表示させている。
また、特公昭63−7350号公報に開示されているよ
うに、配列されている複数の受波素子のうちいくつかの
受波素子の出力信号を順次切り替えて読み出し、ビーム
形成回路によって信号処理を行うことにより、合成指向
(受波ビーム)を変化させることも行われている。
第12図は上述した後者の探知装置における主要部の概
念図を示している。図においてICH〜120CHは各
々超音波振動子からなる受波素子であり、その数字はチ
ャンネル番号を示している。P1〜P120は各受波素
子の受波出力を増幅するプリアンプ、SWは各プリアン
プの出力のうちいずれか1つの出力を選択するスイッチ
回路である。ビーム形成回路はSWによって順次切り替
えられて得られた受波信号から受波ビームを形成する。
具体的には、SWの切り替えによって到来信号が周波数
偏移されて、ビーム形成回路はこの周波数偏移された到
来信号をマツチドフィルタによりパルス圧縮して、所定
指向の探知信号を出力する。
(C)発明が解決しようとする課題 上述した従来の探知装置においては受波素子毎にその受
波信号を増幅するプリアンプを設けているが、−iに全
周型スキャンニングソナーの場合、合計数百〜千数百チ
ャンネル分もの受波素子とプリアンプを必要とする。こ
のため、探知装置の受信部はプリアンプの数によって筐
体の大きさと消費電力が決定される。また、受信部全体
のコストに対するプリアンプのコストは7割以上を占め
るため、受信部のコストは殆どプリアンプのコストによ
って決定される。
この発明の目的は、探知装置の探知性能をほとんど低下
させることなくプリアンプの数を大幅に低減することに
よって省スペース化、低コスト化および低消費電力化を
図った探知装置を提供することにある。
(d1課題を解決するための手段 この発明は、配列された複数の受波素子と、この受波素
子の受波出力を増幅する複数のプリアンプと、 これら複数のプリアンプの出力信号を順次切り替え送出
することによって到来信号を周波数偏移させる周波数偏
移手段と、 周波数偏移された到来信号をマツチドフィルタによりパ
ルス圧縮して受波ビームを形成する受波ビーム形成手段
と、からなる探知装置において、受波素子を配列順にm
個1組に等分するとともに、 周波数偏移手段を n組の受波素子の同一番目の受波出力のうちいずれか1
つの出力を選択して各番目毎に対応して設けたm個のプ
リアンプに入力する第1のスイッチ手段と、 m個のプリアンプの出力を選択する第2のスイッチ手段
と、 第1・第2のスイッチ手段を順次切り替えて受波素子の
受波出力を配列順に選択させるとともに、プリアンプに
より増幅して送出させるスイッチ制御手段と、 から構成したことを特徴としている。
(e)作用 この発明の探知装置において、受波素子は配列順にm個
1組に等分され、周波数偏移手段は第1のスイッチ手段
、第2のスイッチ手段およびスイッチ制御0手段から構
成されている。第1のスイッチ手段はn組の受波素子の
同一番目の受波出力のうちいずれか1つの出力を選択し
て、各番目毎に対応して設けられているm個のプリアン
プにそれぞれ人力し、第2のスイッチ手段はm個のプリ
アンプの出力を選択して受波ビーム形成手段へ送出する
。さらにスイッチ制御手段は第1・第2のスイッチ手段
を順次切り替えて受波素子の受波出力を配列順に選択さ
せるとともに、プリアンプにより増幅した信号を順次送
出させる。
第1図はこの発明の詳細な説明するための図であり、図
においICH〜120CHはおのおの受波素子であり、
その数字は各受波素子のチャンネル番号を示している。
そして、これらの受波素子はICH〜60CHと61C
H〜120CHの2組に等分されている。S W aは
この発明の第1のスイッチ手段に相当し、2組の受波素
子の同一番目の受波出力のうちいずれか1つの出力を選
択する。P1〜P60は2組の受波素子のうち各番目毎
に対応して設けられたプリアンプであり、SWbはこの
発明に係る第2のスイッチ手段に相当し、プリアンプP
1〜60のいずれか1つの出力を選択してビーム形成回
路へ供給する。
第2図は第1図に示したS W aとswbの切り替え
タイミングを示す図である。同図においてla)〜(e
)はSW1〜SW60の切り替えタイミングと切り替え
によって選択される受波素子のチャンネル番号を示して
いる。また、(f)〜(j)はSWbの切り替えタイミ
ングと選択される受波素子のチャンネル番号を示してい
る。前述のスイッチ制御手段は第2図に示すように第1
・第2のスイッチ手段を順次切り替えることによって受
波素子の受波出力を配列順に選択させるとともに、プリ
アンプにより増幅した信号を順次送出させる。
(f)実施例 (i)全体の構成 第6図はこの発明の実施例である探知装置全体のブロッ
ク図である。図においてICH〜120CHは120チ
ャンネル分の圧電振動子からなる受波素子であり、これ
らの受波素子はたとえば円周上に配列されていて、IC
H〜60CHと61CH〜120CHの2組を構成して
いる。P1〜P60は60個のプリアンプであり、SW
aはICH〜60CHまたは61CH〜120CHの2
組について同一番目の受波出力のうち何れか1っの出力
を選択して対応するプリアンプに入力する。SWb 1
と5Wb2はプリアンプP1〜P60の出力を選択して
掛算器11および12に供給する。スイッチ選択制御回
路10はSWa、5Wb1および5Wb2のオンオフ状
態を制御する。補間関数発生回路13は掛算器11.1
2に対して位相の異なる三角波信号を供給し、掛算器1
1゜12は5Wb1.5Wb2の出力と三角波の掛算を
行い、加算器14へ出力する。加算器14は掛算器11
.12の出力を加算してアナログデイレイ回路15へ出
力する。
ここで掛算器11および12の入力信号a、  b、 
 c、  dの関係は第7図に示すとおりである。第7
図においてa、b、の数字は選択されている受波素子の
チャンネル番号を示している。このように隣接する2つ
の受波出力の重みを順次変化させてスムージングを行っ
ている。
′ アナログデイレイ回路15は、一定間隔毎に設けら
れるn個の出力端子を有し、間口周分の円弧上に配置さ
れる受波素子から出力される信号を蓄積するだけの記憶
容量を備えている。抵抗rLr2.r3・・・・rnは
アナログデイレイ回路の各出力端子とオペアンプ16ま
たは17の入力端子との間に接続している。なお、オペ
アンプ16の入力端子にはアナログデイレイ回路15の
入力信号の正極部分をサンプリングして取り出したもの
を供給し、オペアンプ17の入力端子にはアナログデイ
レイ回路15の入力信号の負極部分をサンプリングして
取り出したものを供給している。そしてオペアンプ16
.17の両入力端子はオペアンプ18の二つの入力端子
にそれぞれ接続している。
アナログデイレイ回路15の入力信号はクロックパルス
が印加される毎に順次取り込まれシフトされ、それに伴
い各出力端子に出力信号が現れる。これらの出力信号は
、抵抗rl、r2.r3・・・・rnおよびオペアンプ
16.17の帰還抵抗R1,R2によって重み付けされ
たのちオペアンプ18によって加算される。抵抗rl、
r2゜r3・・・・rnおよびR1,R2の各個は、−
の音源から到来する一定周波数の信号が周波数偏移され
、アナログデイレイ回路に入力されてその右端まで到達
したときに各出力端子に現れる出力信号を加算した場合
に他の方向から到来する信号と比較してその振幅差が最
大になるように定めている。このようにしてアナログデ
イレイ回路15、抵抗rl、r2.r3・・・・rn、
オペアンプ16,17.18および抵抗R1,R2,R
3、R4によってマツチドフィルタを構成している増幅
回路21は、特定方向から到来する到来波のみを含むオ
ペアンプ18の出力信号を増幅してCRTからなる表示
装置22へ映像信号として出力する。偏向回路23はC
RTの電子ビームを同心円上に偏向させる偏向信号を発
生する。制御回路20は各種タイミング信号を発生する
回路であり、スイッチ選択制御回路10.補間関散発生
回fll 3.アナログデイレイ回路15および偏向回
路23に対してそれぞれ所定のタイミング信号を供給す
る。
(ii)スイッチ素子およびそのドライブ回路第3図は
第6図に示したスイッチSWaの具体的な回路図である
。ここでICHは第1チヤンネルの受波素子、61CH
は第61チヤンネルの受波素子である。Ql、Q61は
、例えば2SJ 103などのデプレッションモードの
Pチャンネル接合型FETであり、そのソースに各受波
素子を接続し、ドレインを共通接続してプリアンプP1
に接続している。そしてゲートにTTLレベル(O−S
V)を供給してスイッチングを行う。なお、図中のダイ
オードはQl、Q61の人力レベルを制限するリミッタ
回路を構成している。
第4図は第3図に示した各FETのゲート信号を発生す
る回路である。図において30.31はそれぞれシフト
レジスタであり、2つのシフトレジスタを直列接続して
合計30ビット分の出力を得ている。シフトレジスタ3
0の入力端子にはスイッチ素子(第3図におけるQl、
Q61など)のオンオフ周期を定めるFS信号を入力し
、クロック入力端子にクロックパルスを入力している。
したがってシフトレジスタ30.31の各出力端子から
は出力ビットに応じたクロック数分だけシフトされたF
S信号が出力される。
第4図において32はオペアンプとコンデンサ、抵抗お
よびツェナーダイオードから構成した波形変換回路であ
り、矩形波であるFS信号を略台形波に変換している。
3−3はオペアンプと抵抗を用いたレベル降下回路であ
る。36は33の出力信号をスイッチ素子であるFET
のピンチオフ電圧まで電圧レベルを上げるためのレベル
変換回路である。また、34はオペアンプと抵抗からな
る極性反転回路で、35は36と同様のレベル変換回路
である。以上の回路によってスイッチ素子のゲート制御
を行う。このように矩形波信号のパルスエツジを鈍らせ
た波形によってスイッチ素子をドライブすることによっ
て、ドライブ波形の高周波域成分を抑え、スイッチング
ノイズ全体のレベルを大幅に低減している。
第5図は第6図におけるスイッチSWa、5Wb1およ
び5Wb2の切替タイミングを示している。同図におい
て(1)〜αωはS W aの切替タイ、ミングであり
、数字は選択されている受波素子のチャンネル番号を示
している。また、αυ〜C!Φは5Wb1および5Wb
2の切替タイミングであり、図中の数字は各プリアンプ
から出力されている信号の基になっている受波素子のチ
ャンネル番号を示している。この実施例ではSWaを構
成する各スイッチ素子のオンオフタイミングは、第5図
の(1)〜Q[I)に示すように、第1チヤンネルと第
2チヤンネルを同時にオンオフし、第3チヤンネルと第
4チヤンネルを同時にオンオフするといったように、オ
ンオフタイミングが時間的に隣接する2つのスイッチ素
子を同一タイミングでオンオフすることによって、第4
図に示したスイッチ素子のドライブ回路を半減させてい
る。
(iii )フィルタの設計 実施例においてたとえばプリアンプP1の入力端子には
第1チヤンネルの受波素子と第61チヤンネルの受波信
号が交互に入力されるが、微弱な受波信号をスイッチン
グするためスイッチングノイズが問題となる。また、プ
リアンプの周波数特性は狭帯域であるため、所謂波形な
まりが生じる。その様子を第8図に示す。図においてT
aはICH信号のサンプリングタイミング、Tbは61
0H信号のサンプリングタイミングである。Taのタイ
ミングでスイッチングノイズの尾引き部分が残っておれ
ば、そのノイズが方向性を有するノイズとして現れS/
N比を害する。また、TbのタイミングでICH信号の
尾引き部分が残っておれば裏チャンネルすなわち61C
H信号へのクロストークが生じる。したがってプリアン
プのフィルタを設計する際、これらの影響を低減するた
めの工夫が必要である。
第11図はプリアンプの回路図である。図において40
は入力信号と局部発振回路の信号とをミキシングして周
波数変換(fo=fi−fL)を行うミキサ回路、41
は周波数変換された信号を増幅する増幅回路、42は特
定の周波数帯域のみ通過させるバンドパスフィルタであ
る。このように構成したプリアンプにおいてフィルタ4
2の周波数特性を設計することによって上述の影響を低
減する。
まずスイッチングノイズに対してはフィルタのインパル
ス応答を解析する。第9図は設計すべきフィルタのイン
パルス応答を示す波形図である。
スイッチングノイズが発生してからサンプリングが行わ
れるまでの時間をtsとすれば、そのタイミングにおけ
るインパルス応答の値が受波信号の信号レベルに比較し
て所定値未満となるようなインパルス応答特性を有する
フィルタを設計する。
また、受波信号の尾引きに対してはバースト信号に対す
るフィルタの応答を解析する。第10図はバースト波と
その応答波形を示している。ここでLOは遅延時間であ
り、フィルタ通過帯域での位相スペクトル傾度によって
与えられる。また、trは立ち上がり時間であり、フィ
ルタの帯域幅に反比例する。さらに、尾引き部分のリッ
プルのレベルは正弦積分関数の変化を解析することによ
って求めることができる。このようにバースト信号に対
するフィルタの応答特性を解析して、サンプリングタイ
ミングTaおよびTbにおける受波信号の信号レベル差
、すなわちクロストーク比が所定値以上となるようにフ
ィルタ特性を設計する上述のスイッチングノイズの低減
および裏チャンネルへのクロストークの軽減は、いずれ
もプリアンプの帯域幅を広げることによって解決するこ
とができるが、必要以上に帯域幅を広げることはS/N
比を劣化させることとなる。このためフィルタの通過帯
域幅を最小限に抑える必要がある。
必要な帯域幅はドツプラーシフトと送信パルス幅によっ
て定まる。ドツプラーシフトによるものとしては 近似式±Δf−0,7mf (Hz) ここでm:相対速度〔ノット〕 f;中心周波数(KHz) を用いる。
送信パルス幅によるものとしては近似式%式% ここでΔT:送信パルス幅 を用いる。
なお、実施例は120個の受波素子を円周上に配列した
例であったが、このような受波素子列を垂直方向にも複
数段重ねて、垂直方向の各受波素子の出力信号に対して
位相を制御することによって、探知方向を垂直方向に所
定角度チルトさせることも可能である。
また、実施例は従来必要であったプリアンプの数を半減
させる例であったが、受波素子をたとえば3組に等分す
ることによって、プリアンプの数を1/3にすることも
可能である。
(用発明の効果 以上のようにこの発明によれば、圧電振動子など受波素
子ごとにプリアンプを設けることなく、少ないプリアン
プで多数の受波素子の受波出力を増幅することができる
。このため、装置の小型化、低コスト化および低消費電
力化が可能となる。
また、部品点数の低下に伴い信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の詳細な説明するための
図であり、第1図は探知装置の主要部のブロック図、第
2図は第1図におけるS W aとSwbの切替タイミ
ングを示している。第3図〜第7図はこの発明の実施例
である探知装置に関する図であり、第3図と第4図はス
イッチ素子とその第7図は第6図における掛算器11.
12の入力信号の変化をそれぞれ示している。第8図〜
第10図はプリアンプに設けられているフィルタの応答
特性を示す図、第11図はプリアンプの回路図である。 第12図は従来の探知装置における主要部の概念図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)配列された複数の受波素子と、この受波素子の受
    波出力を増幅する複数のプリアンプと、これら複数のプ
    リアンプの出力信号を順次切り替え送出することによっ
    て到来信号を周波数偏移させる周波数偏移手段と、 周波数偏移された到来信号をマッチドフィルタによりパ
    ルス圧縮して受波ビームを形成する受波ビーム形成手段
    と、からなる探知装置において、受波素子を配列順にm
    個n組に等分するとともに、 周波数偏移手段を n組の受波素子の同一番目の受波出力のうちいずれか1
    つの出力を選択して各番目毎に対応して設けたm個のプ
    リアンプに入力する第1のスイッチ手段と、 m個のプリアンプの出力を選択する第2のスイッチ手段
    と、 第1・第2のスイッチ手段を順次切り替えて受波素子の
    受波出力を配列順に選択させるとともに、プリアンプに
    より増幅して送出させるスイッチ制御手段と、 から構成したことを特徴とする探知装置。
JP63152916A 1988-06-20 1988-06-20 探知装置 Expired - Fee Related JPH0752222B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63152916A JPH0752222B2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20 探知装置
CA000602419A CA1324208C (en) 1988-06-20 1989-06-12 System for detecting surrounding environmental conditions using a multiple number of incoming signals
GB8913443A GB2220486B (en) 1988-06-20 1989-06-12 Detection system
US07/366,513 US5001678A (en) 1988-06-20 1989-06-15 System for detecting surrounding environmental conditions using a multiple number of incoming signals
KR1019890008294A KR930001552B1 (ko) 1988-06-20 1989-06-16 수중음파 탐지장치
NO892544A NO175117C (no) 1988-06-20 1989-06-19 Deteksjonssystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63152916A JPH0752222B2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20 探知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01318984A true JPH01318984A (ja) 1989-12-25
JPH0752222B2 JPH0752222B2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=15550951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63152916A Expired - Fee Related JPH0752222B2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20 探知装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5001678A (ja)
JP (1) JPH0752222B2 (ja)
KR (1) KR930001552B1 (ja)
CA (1) CA1324208C (ja)
GB (1) GB2220486B (ja)
NO (1) NO175117C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001099913A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Furuno Electric Co Ltd 受波ビーム形成方法、受波ビーム形成装置およびマッチドフィルタ

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3322694B2 (ja) * 1992-05-25 2002-09-09 株式会社日立メディコ 超音波撮像装置
DE19514307A1 (de) * 1994-05-19 1995-11-23 Siemens Ag Duplexer für ein Ultraschallabbildungssystem
WO2000058747A2 (en) * 1999-03-26 2000-10-05 Wulich Wave Ltd. Underwater communication method, device, and system utilizing a doppler frequency shift
US7505363B2 (en) 2006-04-10 2009-03-17 Airmar Technology Corporation Automatic switch for marine sounders
US8780672B2 (en) * 2008-12-19 2014-07-15 Ysi Incorporated Multi-frequency, multi-beam acoustic doppler system with concurrent processing

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4127034A (en) * 1977-12-23 1978-11-28 General Electric Company Digital rectilinear ultrasonic imaging system
FR2478822A1 (fr) * 1980-03-18 1981-09-25 Thomson Csf Systeme de detection active au moyen d'emissions multiples simultanees
JPS5740664A (en) * 1980-08-26 1982-03-06 Furuno Electric Co Ltd Indicator for detected information
US4817066A (en) * 1985-10-09 1989-03-28 Hitachi, Ltd Transmitter/receiver for ultrasonic diagnostic system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001099913A (ja) * 1999-09-29 2001-04-13 Furuno Electric Co Ltd 受波ビーム形成方法、受波ビーム形成装置およびマッチドフィルタ

Also Published As

Publication number Publication date
KR930001552B1 (ko) 1993-03-04
NO175117C (no) 1994-08-31
GB2220486B (en) 1993-01-06
NO892544D0 (no) 1989-06-19
KR910001401A (ko) 1991-01-30
GB8913443D0 (en) 1989-08-02
CA1324208C (en) 1993-11-09
NO175117B (no) 1994-05-24
JPH0752222B2 (ja) 1995-06-05
US5001678A (en) 1991-03-19
NO892544L (no) 1989-12-21
GB2220486A (en) 1990-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4253338A (en) Ultrasonic diagnostic equipment
JP3322694B2 (ja) 超音波撮像装置
JPS62280650A (ja) 超音波信号の遅延方法および装置
KR100851099B1 (ko) 신호 처리 회로 및 초음파 도플러 장치
JPS637350B2 (ja)
JPH01318984A (ja) 探知装置
JPH08628A (ja) 超音波断層装置
JP2000060850A (ja) 超音波診断装置
EP0240573A1 (en) Ultrasonic wave pulse doppler apparatus
JP3177677B2 (ja) 超音波連続波ドプラ血流計
GB1325414A (en) Circuit for delaying information in the form of analogue signals
JPH05212034A (ja) 超音波断層装置の超音波送信パルス発生回路
SU1026015A2 (ru) Ультразвуковой расходомер
JPH0249104B2 (ja)
JPH03261463A (ja) 超音波診断装置
JPS60380A (ja) 移動目標検出回路
JPS58127186A (ja) 探知装置
JPH06114061A (ja) 超音波診断装置の受波整相回路
JPS5920159A (ja) 超音波診断装置
JP2000217825A (ja) 超音波診断装置
JPH10328186A (ja) スイッチ回路及びそれを用いた超音波診断装置
JPH072166B2 (ja) 超音波診断装置
JPH0469583A (ja) 水中探知装置
JPH02164351A (ja) 超音波診断装置用受信器
JPH0538337A (ja) 超音波断層装置の超音波送受信部

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees