JPH01315088A - 記録再生装置に用いられるテープガイドの製造方法 - Google Patents
記録再生装置に用いられるテープガイドの製造方法Info
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- JPH01315088A JPH01315088A JP63144806A JP14480688A JPH01315088A JP H01315088 A JPH01315088 A JP H01315088A JP 63144806 A JP63144806 A JP 63144806A JP 14480688 A JP14480688 A JP 14480688A JP H01315088 A JPH01315088 A JP H01315088A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は記録再生装置のテープ摺動面に使用されるテー
プガイドの製造方法に関する。
プガイドの製造方法に関する。
現在テープレコーダ等の記録再生装置或はテープカセッ
トのテープ摺動面に使用されるテープガイドは、そのほ
とんどが第３図に示すようにオーステナイト系のステン
レス綱（ＳＵＳ３１６及び３０５）か或は又調合金の素
材１にクロムメツキ２を施したもの、更にはプラスチッ
ク製のものが多く用いられていた。
トのテープ摺動面に使用されるテープガイドは、そのほ
とんどが第３図に示すようにオーステナイト系のステン
レス綱（ＳＵＳ３１６及び３０５）か或は又調合金の素
材１にクロムメツキ２を施したもの、更にはプラスチッ
ク製のものが多く用いられていた。
然し乍ら、前者の金属製テープガイドの場合は、表面硬
度が高く外形表面の仕上げ方法によっては、テープが摺
動する際摩擦抵抗によりテープに傷が発生する為、外形
表面にセンターレス研磨、スーパーフィニツシユ、ロー
ラバニッシング、バレル研磨等の仕上げを施すことによ
って形成する微少な凹凸面３がテープが摺動する時の接
触面積を低下することにより摩擦抵抗を低下して傷をつ
かなくしているが、このような金属製のテープガイドは
前述のような複雑な加工工程を経て製造される為に生産
効率を押し進めても、製造費は高くつくという問題点が
あった。
度が高く外形表面の仕上げ方法によっては、テープが摺
動する際摩擦抵抗によりテープに傷が発生する為、外形
表面にセンターレス研磨、スーパーフィニツシユ、ロー
ラバニッシング、バレル研磨等の仕上げを施すことによ
って形成する微少な凹凸面３がテープが摺動する時の接
触面積を低下することにより摩擦抵抗を低下して傷をつ
かなくしているが、このような金属製のテープガイドは
前述のような複雑な加工工程を経て製造される為に生産
効率を押し進めても、製造費は高くつくという問題点が
あった。
又後者の場合は、そのほとんどがテープが摺動する際に
発生する摺動摩擦によって生ずるテープの傷を防止する
為に、グラファイト、テフロン等を含有した自己潤滑性
のある熱硬化性樹脂等を使用しているが、これ等のテー
プガイドを５０回の再生巻き戻しテスト、回転摩擦テス
ト及び摺動摩擦テストを実施した結果いずれもテープ面
に摺動傷が発生した。
発生する摺動摩擦によって生ずるテープの傷を防止する
為に、グラファイト、テフロン等を含有した自己潤滑性
のある熱硬化性樹脂等を使用しているが、これ等のテー
プガイドを５０回の再生巻き戻しテスト、回転摩擦テス
ト及び摺動摩擦テストを実施した結果いずれもテープ面
に摺動傷が発生した。
これは自己潤滑性の樹脂では樹脂自体の摩擦抵抗は非常
に低く、テープが摺動する事でテープとテープガイドに
傷がつく事は少ないが表面が平滑な為空気中に存在する
微少な細塵が表面に付着し、その細塵により傷がつくも
のと考えられ、この事についてはテープに発生した傷と
テープガイドの傷及び細塵の位置が一致する事でも明ら
かである。
に低く、テープが摺動する事でテープとテープガイドに
傷がつく事は少ないが表面が平滑な為空気中に存在する
微少な細塵が表面に付着し、その細塵により傷がつくも
のと考えられ、この事についてはテープに発生した傷と
テープガイドの傷及び細塵の位置が一致する事でも明ら
かである。
本発明は前記のような課題を解決しようとして発明され
た方法で、本発明によれば熱可塑性樹脂或は熱硬化性樹
脂を射出成形、圧縮成形、押出成形により中空円筒状に
形成し、その表面に研磨を施して軸方向と直交する方向
に微細な凹凸面を形成する事を特徴とする方法である。
た方法で、本発明によれば熱可塑性樹脂或は熱硬化性樹
脂を射出成形、圧縮成形、押出成形により中空円筒状に
形成し、その表面に研磨を施して軸方向と直交する方向
に微細な凹凸面を形成する事を特徴とする方法である。
〔作 用〕
このようにして製造されたテープガイドは、表面を磁気
テープが摺動する際に発生する摩擦抵抗を低減する事に
より、磁気テープ及びテープガイドに発生する傷が生じ
難く、記録再生装置に用いた場合、磁気テープの円滑な
走行が出来、適正なテープガイドとして機能する。
テープが摺動する際に発生する摩擦抵抗を低減する事に
より、磁気テープ及びテープガイドに発生する傷が生じ
難く、記録再生装置に用いた場合、磁気テープの円滑な
走行が出来、適正なテープガイドとして機能する。
次に本発明の製造方法の一実施例について説明する。１
０は熱可塑性樹脂或は熱硬化性樹脂よりなるテープガイ
ド本体で射出成形、圧縮成形、押出成形により中空円筒
状に形成される。然してこのテープガイドは長さが１６
關、内径が４．８ｍｍ。
０は熱可塑性樹脂或は熱硬化性樹脂よりなるテープガイ
ド本体で射出成形、圧縮成形、押出成形により中空円筒
状に形成される。然してこのテープガイドは長さが１６
關、内径が４．８ｍｍ。
外径が６ ｍ＋ｓになるように形成される。そしてこの
テープガイドの表面は適宜粗さの砥粒を有する砥石によ
りセンターレス研磨が施され、その表面の粗さが０．４
〜０．６ＲＺの微細な凹凸面１１が軸方向と直交する方
向に形成される。
テープガイドの表面は適宜粗さの砥粒を有する砥石によ
りセンターレス研磨が施され、その表面の粗さが０．４
〜０．６ＲＺの微細な凹凸面１１が軸方向と直交する方
向に形成される。
そしてこのようにして形成されたテープガイド１０は第
２図に示すように基台Ａに設けられた供給リール１２と
巻取りリール１３との間の磁気テープ１４のガイド用と
して供される。
２図に示すように基台Ａに設けられた供給リール１２と
巻取りリール１３との間の磁気テープ１４のガイド用と
して供される。
このようなテープガイドを使用する時はテープガイド１
０の表面に形成された凹凸面１１により磁気テープ１４
との間の摩擦抵抗は低減されて磁気テープ、テープガイ
ドには傷が発生する事はなく、又テープガイド表面に付
着する細塵は前記凹凸面の凹部内にあるから、これ等細
塵による磁気テープ、テープガイドの損傷もない。
０の表面に形成された凹凸面１１により磁気テープ１４
との間の摩擦抵抗は低減されて磁気テープ、テープガイ
ドには傷が発生する事はなく、又テープガイド表面に付
着する細塵は前記凹凸面の凹部内にあるから、これ等細
塵による磁気テープ、テープガイドの損傷もない。
このように本発明方法によれば従来の金属製のテープガ
イドのように硬度メツキを施す必要もなく、安価に製造
し得る許りでなく、磁気テープ、テープガイドに細塵に
より損傷を与えないから長期間の使用に十分耐え得ると
いう利点を有する。
イドのように硬度メツキを施す必要もなく、安価に製造
し得る許りでなく、磁気テープ、テープガイドに細塵に
より損傷を与えないから長期間の使用に十分耐え得ると
いう利点を有する。
第１図は本発明方法により製造されたテープガイドの概
略の断面図第２図はその使用状態を示す平面図で第３図
は従来のテープガイドの概略の断面図である。 １０・・・テープガイド、１１・・・凹凸面出願人代理
人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２図 第３図
略の断面図第２図はその使用状態を示す平面図で第３図
は従来のテープガイドの概略の断面図である。 １０・・・テープガイド、１１・・・凹凸面出願人代理
人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂或は熱硬化性樹脂を射出成形、圧縮成形、
押出成形により中空円筒状に形成し、その表面に研磨を
施して軸方向と直交する方向に微細な凹凸面を形成して
なる記録再生装置に用いられるテープガイドの製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63144806A JPH01315088A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 記録再生装置に用いられるテープガイドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63144806A JPH01315088A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 記録再生装置に用いられるテープガイドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01315088A true JPH01315088A (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=15370897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63144806A Pending JPH01315088A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 記録再生装置に用いられるテープガイドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01315088A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06103656A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-15 | Sanshin Kogyo Kk | テープガイドローラの製造方法 |
| JPH07244902A (ja) * | 1994-03-02 | 1995-09-19 | Sanshin Kogyo Kk | テープガイドローラの製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57208679A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-21 | Tdk Corp | Tape guide of magnetic tape cartridge and its production |
| JPS61129783A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-17 | Dai Ichi Seiko Co Ltd | 磁気テ−プカセツト用テ−プガイド |
-
1988
- 1988-06-14 JP JP63144806A patent/JPH01315088A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57208679A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-21 | Tdk Corp | Tape guide of magnetic tape cartridge and its production |
| JPS61129783A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-17 | Dai Ichi Seiko Co Ltd | 磁気テ−プカセツト用テ−プガイド |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06103656A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-15 | Sanshin Kogyo Kk | テープガイドローラの製造方法 |
| JPH07244902A (ja) * | 1994-03-02 | 1995-09-19 | Sanshin Kogyo Kk | テープガイドローラの製造方法 |
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