JPH01314817A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食品のかく拌機能を有する高周波加熱装置の改
良に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の高周波加熱装置は、実公昭６１−４２３
８２号公報に提案されている。この提案の構成では、こ
ね器の下部から突出した固定用片を加熱室の底面に設け
た装着用孔に挿入して所定角度回動すると、固定用片に
形成した固定用爪が加熱室の底面裏側に引っかかり、こ
ね器が加熱室に装着できるようになっている。

発明が解決しようとする課題 上記構成によると。

こね器を加熱室底面に固定する際、固定用片を孔に挿入
して所定角度回動する必要があるため。

孔は大形とならざるを得ない。したがって、この孔より
食品かすや液汁等が外部に大量に流れ落ちる恐れが大き
いというような問題点があった。

本発明の目的は上記問題点を解決し、使い勝手。

清掃性等の良いかく拌機能付高周波加熱装置を提供する
ことにある。

課題を解決するための手段 本発明の高周波加熱装置は、高周波発振器を加熱源とす
る加熱室と、この加熱室内で食品原料のかく拌操作と高
周波加熱の組み合わせ調理を行うかく拌容器と、このか
く拌容器を加熱室内の底面に保持するためかく拌容器の
下部に固着した支持台の下部外面に設けた固定用爪と、
加熱室の底面に固着し、上記固定爪に係合する引っ掛け
片とを備えたものである。

作用 上記構成によって。

かく拌容器は、その容器に固着した支持台下部外面に設
けた固定用爪を加熱室底面に固着した引っ掛け片に係合
することによって加熱室内に固定できるので、かく拌容
器固定用の孔は加熱室底面にあける必要はない。

実施例 以下図面を参照しながら本発明を詳述する。

まず１本発明の高周波加熱装置を自動かく拌調理機とし
て使用している場合の概略断面図を示す第１図について
説明する。この図により１本装置を機能別に四つの構成
要素に分割して説明する。

すなわち、それらの構成要素として、第１は高周波加熱
関係、第２はかく拌容器関係、第３は回転駆動部関係、
第４は外郭関係である。ただし、各要素を取付ける部材
および補助的電気部品は最小必要限としである。

以下各構成要素ごとに説明する。

高周波加熱関係構成要素を説明する。１は高周波加熱装
置内に設けた高周波エネルギーを反射する金属板で囲ま
れた加熱室である。２は導波管３を介して加熱室１内に
高周波エネルギーを供給する高周波発振器９例えばマグ
ネトロンである。４は導波管３加熱室１との結合口で、
ここから高周波エネルギーが加熱室１内へ照射される。

５は高周波発振器２ｆｒ、冷却するための冷却用送風機
である。

かく拌容器関係構成要素を説明する。

１１は入口の少なくとも１辺が高周波エネルギーが使用
波長の１／２よシも大きいアルミニウム等の金属成形品
あるいは高周波を透過するパイレックス等の誘電体成形
品から成るかく拌容器である。

１２はかく拌容器１１の下部に固着した支持台である。

かく拌容器１１ヲ所定位置に固定するには、かく拌容器
１１ヲ所定角度回動して、支持台１２の下部外面に設け
た固定用爪１６ヲ加熱室１の底面に固着した引っ掛け片
１４に係合する。１５は電子レンジ専用ケーキミックス
と牛乳から成る食品などの食品原料１５ヲかく拌するた
めのかく拌羽根である。１７はかく拌羽根１６を着脱自
在に支え１回転させる回転軸である。１８はシリコーン
ゴム等から成るオイルシールである。１９は回転軸１７
ヲ回転自在に支持する軸受である。２０は上部が回転軸
１７に固着しており。

下部がかみ合いクラッチの片方を成している被動片であ
る。

回転駆動部関係構成要素を説明する。

２１は上部が加熱室１の貫通穴１ａを介して上記被動片
２０と嵌合してかみ合いクラッチの片方を成す駆動片で
、下部が大形プーリー２２に連結している第１駆動軸で
ある。２６は大形プーリー２２と小形プーリー２４とを
回転自在に連結するベルトである。

２５はかく拌羽根１６ヲ回転させるため小形グーＩＪ　
−２４に連結したかく伴用モーターで、かく拌羽根１６
を例えば２０［］　ｒｐｍ程度の高速回転させる。２６
は駆動軸２１に沿って加熱室１の外部へ漏洩しようとす
る高周波エネルギー全敗り込んで出さないようにする空
洞共振器である。この共振器２６の中央の中空部壁面に
は第１駆動軸２１を回転自在に支える軸受（回路）をは
め込んでいる。

外郭関係構成要素を説明する。

２７は導電体から成る外箱である。２８は加熱室１の前
面入口を開閉するドアで、加熱時には高周波エネルギー
が外部へ放出するのを最小限に抑えるものである。２９
はかく押操作と高周波加熱の組み会わせによる自動調理
のシーケンス、あるいはオープンレンジ、単機能電子レ
ンジとしての加熱操作を選定するための制御パネルであ
る。３０は本装置全体を据付面から離して、据付面に傷
を付けないための足である。

次に、第１図で示すかく拌容器関係構成要素の代りに被
加熱物６１の回転移動関係構成要素を加熱室１内にセッ
トし、単機能電子レンジとして使用している場合の概略
断面図を示す第２図について説明する。

３２は被加熱物３１ヲ載置して１回転移動させるターン
テーブルである。３６はターンテーブル６２″ｆ：Ｍ脱
自在に支え９回転させる回転台である。ろ４は回転台６
３を着脱自在に支え、駆動する第２駆動軸である。６５
は第２駆動軸３４と複数のギヤ（回路）を介して結合し
ており、ターンテーブル３２ヲ例えば５〜１Ｑｒｐｒｎ
の低速回転をさせるテーブル用モーターである。なお、
第２駆動軸３４は第１駆動軸２１の中心軸を貫通してお
り１両軸３４．２１は互いに独立して回転するようにな
っている。

次に、かく拌容器１１の着脱を検知する検知手段と、そ
の取付構造の要部拡大断面図を示す第１図について説明
する。

３６は支持台１２の上面より下方へ延長した支柱１２ａ
と止めピン６７によって支持台１２の下部円面に取付け
た永久磁石である。この永久磁石６６は加熱室１の底面
を介して磁気感応素子６８に対向している。

磁気感応素子′５８は１例えば２本の強磁性体リードに
連結した接点部を不活性ガスと共にガラス管に封入した
リードスイッチや、磁界により抵抗値が変化するホール
素子等である。本実施例では素子６８ヲリードスイノチ
とした場合を示す。３９は絶縁材４０に包捷れた磁気感
応素子３８を収納する断面Ｕ字型の凹所を有する非磁性
金属体から成る取付金具である。この金具３９は取付ネ
ジ４１　、４２にエリ空胴共振器２６内の側壁２６ａに
固着されている。４３は上記素子３８ヲ制御回路（回路
）に接続する引出線である。

上記構成による作用、効果を述べる。

下記理由により本発明の高周波加熱装置は使い勝手、清
掃性が良い。

（ａ）　　かく拌容器１１ヲ加熱室１底面に固着するに
は。

かく拌容器１１に取付けた支持台１２の下部外面に設け
た固定用爪１６を加熱室１底面に固着した引っ掛け片１
４に係合すればよいので、かく拌容器固定用の孔は加熱
室１底面にあける必要はない。

また、加熱室１内の高さ方向のスペースを有効に使うに
は、支持台１２と加熱室１底面との接触面の位置ができ
るだけ低い方がよい。したがって。

この接触面に孔をあけると９食品かすや液汁が多量に流
れ落ち易くなり、好ましくない。

一方、加熱室１底面にはかみ合いクラッチ部を通す貫通
穴１ａがおいているが、この穴１ａ付近金上向もの凸状
として食品かすや液汁が流れ落ちないようにしている。

なお２本発明は調理用の容器が加熱室内に固着されたこ
とを検知すると、マイクロコンピュータ−を中心とする
制御回路によって、電子レンジ専用ケーキ、ジャム、ホ
ワイトソース、もち、炊飯等のシーケンスを制御ハネル
より選定して自動で行うようになっている高周波加熱装
置に適用する。

発明の効果 本発明によれば、使い勝手、清掃性の良い自動かく拌調
理機、単機能電子レンジといった多機能を有する高周波
加熱装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の高周波加熱装置を自動かく拌調理機と
して使用している場合の要部断面図で。 第２図は単機能電子レンジとして使用している場合の要
部断面図である。 １・・・加熱室、　　　　　２・・・高周波発振器。 １１・・・かく拌容器、１２・・・支持台。 １６・・・固定用爪、１４・・・引っ掛け片。 １５・・・食品原料。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高周波発振器（２）を加熱源とする加熱室（１）と、こ
   の加熱室（１）内で食品原料（１５）のかく拌操作と高
   周波加熱の組み合わせ調理を行うかく拌容器（１１）と
   、このかく拌容器（１１）を加熱室（１）内の底面に保
   持するためかく拌容器（１１）の下部に固着した支持台
   （１２）の下部外面に設けた固定用爪（１３）と、加熱
   室（１）の底面に固着し、上記固定用爪（１３）に係合
   する引っ掛け片（１４）とを備えたことを特徴とする高
   周波加熱装置。