JPH01312980A - 健康食品の製造方法 - Google Patents

健康食品の製造方法

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JPH01312980A
JPH01312980A JP63143208A JP14320888A JPH01312980A JP H01312980 A JPH01312980 A JP H01312980A JP 63143208 A JP63143208 A JP 63143208A JP 14320888 A JP14320888 A JP 14320888A JP H01312980 A JPH01312980 A JP H01312980A
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JP
Japan
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mycelium
bagasse
culture
thumb
culture mixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP63143208A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiyokichi Iizuka
飯塚 千代吉
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NODA SHIYOKUKIN KOGYO KK
Original Assignee
NODA SHIYOKUKIN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) この発明は植物繊維成分に富むとともに薬効効果に優れ
た健康食品を低コストに製造することができる健康食品
の製造方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 本発明者らは先に椎茸等の菌糸体培養物から薬効成分を
抽出する方法について多くの発明を完成しているととも
に(特公昭52−9723号、特公昭53−23392
号、特公昭53−10127号、特公昭55−6350
号)、上記の如き薬効成分が動物、植物ウィルスに対し
て効果的であるばかりか、抗がん作用および免疫増強作
用を有すること等を知見している(特開昭55−157
517号、特開昭59−204129号、特開昭58−
118519号)。
また、上記の如き薬効成分抽出に当たっては一般的には
次のような工程を経ていた。すなわち、椎茸等の菌糸体
が培地中に完熟した状態の菌糸体培養物を粉砕した後、
この粉砕した菌糸体培養物をタンク中に充填し、加水、
加温して薬効成分を水に溶脱せしめ、この懸濁液を加圧
、濾過して薬効成分を抽出するものである。
ところで、近年植物繊維成分(ダイエタリーファイバ)
が人間の健康にとって不可欠な食品であるとして評価さ
れているが、上記の如き抽出方法によると懸濁液を加圧
、濾過して抽出するものであるため、培地主材(バガス
)の有用成分である繊維成分がそのまま廃棄されている
のが実情であった。
また、上記の如き抽出方法によると優れた薬効成分は水
に溶脱するものの、加圧、濾過により薬効成分の収率に
劣る等の問題点があった。
(発明の目的) この発明は上記の如き問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、植物繊維成分に富むとともに薬
効効果に優れた健康食品を収率よく、かつ低コストに製
造することを目的とするものである。
(発明の構成と効果) この発明は上記の如き目的を達成するため、バガスを基
材とする固体培地にて椎茸等の食用担子菌類を培養する
工程と、 上記工程により得られた菌糸体培養物を栂指大に粉砕す
る工程と、 上記粉砕工程により得られた拇指大の菌糸体培養物を約
60〜80℃の温度範囲内において、約3−4時間通気
加熱乾燥せしめ、菌糸体培養物の内在酵素を利用して酵
素反応を促進せしめる工程と、 上記工程により得られた菌糸体培養物を微細に粉砕する
工程とよりなることを特徴とするものである。
この発明は上記の如く、従来のような加圧、濾過工程を
経ることなく通気、加熱乾燥により菌糸体培養物を内在
酵素を利用して酵素反応を生ぜしめ、これを微細に粉砕
せしめて食用に供するようにしたものであるから、培地
主材のバガス成分。
すなわち植物繊維成分を全く廃棄する必要がない。
そのなめ、植物繊維成分に富む健康食品を得ることがで
きるとともに、薬効成分は酵素反応により培地主材のバ
ガスにそのまま資化、吸収されるので、その収率は極め
てよく、かつその製造も簡単であるため低コストに製造
することができる等の効果を有する。
(実施例の説明) 本発明において使用される食用担子菌類としては椎茸、
ヒラタケ、エノキダケ、ナメコ、シメン。
カワラタケ、サルノコシカケ等が挙げられるが、椎茸菌
糸体から抽出するのが最も活性が高く優れている。
培地主材としては食用可能なバガス(砂糖キビのしぼり
かす)が用いられ、このバガスを主材として固体培地を
作る。
菌糸体の培養は従来と異なるところはない。
しかして、本願発明における最も大きな特徴部分は、粉
砕された拇指大の菌糸体培養物を約60〜80℃の範囲
内において、約3〜4時間通気。
加熱乾燥せしめることにある。特に、上記の如き温度範
囲内に調整加熱することにより、菌糸体の内在酵素、す
なわちβ−1,3グルカナーゼ、キチナーゼ、セルラー
ゼ等の内在酵素の酵素反応が促進され菌糸体の自己消化
が促進されて菌糸体の細胞膜が溶解され、その結果菌糸
体中の有効成分がバガスの繊維質部分に資化、吸収され
ることとなる。
なお、酵素反応を十分に促進させるためには急速な加熱
は避けるべきで、段階的に加熱する必要があり、また通
気は呈味成分を増すためにも有効であることが実験的に
確認された。
また、上記の如き温度範囲に加熱、乾燥せしめて酵素反
応を生ぜしめ、余水ft5〜7%になった状態の菌糸体
培養物はこれを約60メツシユ程度に微細に粉砕する。
食用に当たっては、これをそのままか、あるいは錠剤等
として食用に供することができる。
しかして、本願発明により得られた健康食品は極めて植
物繊維成分に富むとともに薬効成分が培地主材のバガス
に十分資化、吸収されているので、薬効効果等にも優れ
る等の効果を有する。
(実施例) バガス90%、米ぬか5%、ふすま等の栄養源5%を配
合した固体培地を常法により殺菌し、これに椎茸の固体
種菌を接種する。接種の完了した培地は室温20〜25
℃、湿度60%に空調した培養室内に移して4〜6ケ月
間培養する。菌糸体の蔓延しなる培地は温度処理室に移
し、ここで変温処理を行なう。最初に高温にて32〜3
4℃の下、24〜48時間加熱し、次に低温処理室に移
して5〜8℃、湿度85%にて低温処理を行なう。
上記温度処理の終了しなる培地は栽培室に移して放置す
る。すると培地表面から椎茸子実体の発生が始まるが、
この時点において培地を栽培室から収り出し、これを粉
砕機により栂指大に粉砕する。
しかる後、このt11指大に粉砕した菌糸体培養物は通
気、乾燥室に移され、通気、加熱乾煤処理が施される。
すなわち、60℃から徐々に加温され最終的には80℃
の範囲内において約3〜4時間通気、加熱乾燥処理が施
され、この処理により菌糸体培養物の内在酵素、すなわ
ちβ−1,3グルカナーゼ。
キチナーゼ、セルラーゼ等の内在酵素の酵素作用が促進
され、菌糸体の自己消化が促進されて菌糸体の細胞膜が
溶解され、これにより菌糸体中の薬効成分が繊維質成分
であるバガスに資化、吸収されることとなる。
上記の如き酵素反応促進工程を経た菌糸体培養物はこれ
を約60メツシユ程度に微細に粉砕される。食用に当た
っては、これをそのままか、あるいは錠剤等として食用
に供することができる。
本願製造方法によられた健康食品は、上記の如く動物、
植物ウィルスに対して効果的であるほか、制がん効果、
免疫増強作用を有し、さらに最近エイズウィルスに対し
ても有効であることが実験的に確認された。
特許出願人 野田食菌工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バガスを基材とする固体培地にて椎茸等の食用担子
    菌類を培養する工程と、 上記工程により得られた菌糸体培養物を拇指大に粉砕す
    る工程と、 上記粉砕工程により得られた拇指大の菌糸体培養物を約
    60〜80℃の温度範囲内において、約3〜4時間通気
    加熱乾燥せしめ、菌糸体培養物の内在酵素を利用して酵
    素反応を促進せしめる工程と、 上記工程により得られた菌糸体培養物を微細に粉砕する
    工程とよりなることを特徴とする健康食品の製造方法。
JP63143208A 1988-06-10 1988-06-10 健康食品の製造方法 Pending JPH01312980A (ja)

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