JPH0131250Y2 - - Google Patents
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- JPH0131250Y2 JPH0131250Y2 JP1983116833U JP11683383U JPH0131250Y2 JP H0131250 Y2 JPH0131250 Y2 JP H0131250Y2 JP 1983116833 U JP1983116833 U JP 1983116833U JP 11683383 U JP11683383 U JP 11683383U JP H0131250 Y2 JPH0131250 Y2 JP H0131250Y2
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- JP
- Japan
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- main body
- hydraulic cylinder
- pitching machine
- interlocking rods
- interlocking
- Prior art date
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- 230000001595 contractor effect Effects 0.000 description 1
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- Earth Drilling (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、投球機本体部を充分に高い位置か
ら充分に低い位置まで昇降できるようにした投球
機用昇降装置に関する。
ら充分に低い位置まで昇降できるようにした投球
機用昇降装置に関する。
(従来の技術)
従来、投球機には、例えば実開昭57−23375号
公報で示すものがある。この構成では、移動用の
台車と、球を投球する投球機本体部とが設けら
れ、上記台車に取り付けられた軸心縦向きの油圧
シリンダ上に投球機本体部が支持される。そし
て、上記油圧シリンダの伸縮動作によりそのスト
ローク分だけ同上投球機本体部が昇降し、これに
よつて高い位置と低い位置から投球できるように
なつている。
公報で示すものがある。この構成では、移動用の
台車と、球を投球する投球機本体部とが設けら
れ、上記台車に取り付けられた軸心縦向きの油圧
シリンダ上に投球機本体部が支持される。そし
て、上記油圧シリンダの伸縮動作によりそのスト
ローク分だけ同上投球機本体部が昇降し、これに
よつて高い位置と低い位置から投球できるように
なつている。
ところで、例えば野球の打撃練習では、比較的
高い位置からの落差のある投球や、より低い位置
からの投球が望まれる場合があり、このため、投
球機本体部の昇降量を大きくすることが要求され
る。そこで、上記従来構成で昇降量を大きくしよ
うとすれば、油圧シリンダのストロークを大きく
することが考えられる。
高い位置からの落差のある投球や、より低い位置
からの投球が望まれる場合があり、このため、投
球機本体部の昇降量を大きくすることが要求され
る。そこで、上記従来構成で昇降量を大きくしよ
うとすれば、油圧シリンダのストロークを大きく
することが考えられる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、上記油圧シリンダは軸心が縦向きのた
め、ストロークを大きくすると、その分シリンダ
チユーブが長くなり、このシリンダシールに影響
されて上記投球機本体部を所望の低い位置まで充
分に下降させることができなくなるおそれがあ
る。
め、ストロークを大きくすると、その分シリンダ
チユーブが長くなり、このシリンダシールに影響
されて上記投球機本体部を所望の低い位置まで充
分に下降させることができなくなるおそれがあ
る。
また、油圧機器は通常高価なものであり、上記
のようにストロークを大きくすると油圧シリンダ
やこのシリンダに圧油を供給する油ポンプが大形
となり、このような油圧機器が更に高価になると
いう不都合を生じる。
のようにストロークを大きくすると油圧シリンダ
やこのシリンダに圧油を供給する油ポンプが大形
となり、このような油圧機器が更に高価になると
いう不都合を生じる。
(考案の目的)
この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、投球機本体部の昇降量を大きくする
と共に、この投球機本体部を充分に低い位置に位
置させて、ここからの投球ができるようにし、か
つ、投球機用昇降装置を安価に提供できるように
することを目的とする。
れたもので、投球機本体部の昇降量を大きくする
と共に、この投球機本体部を充分に低い位置に位
置させて、ここからの投球ができるようにし、か
つ、投球機用昇降装置を安価に提供できるように
することを目的とする。
(考案の構成)
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、台車と、この台車の上方に位置する
投球機本体部との間に一対の連動杆を設け、これ
ら両連動杆をX字状に交差させてこの交差部を互
いに回動自在に枢支し、上記両連動杆の下端同士
が相対的に接離自在となるようにこれら下端を上
記台車側に連結し、かつ、同上両連動杆の上端同
士が相対的に接離自在となるようにこれら上端を
上記投球機本体部側に連結し、これら両連動杆の
交差角度を可変とする油圧シリンダを設け、この
油圧シリンダをその軸心が横向きとなるように配
置した点にある。
るところは、台車と、この台車の上方に位置する
投球機本体部との間に一対の連動杆を設け、これ
ら両連動杆をX字状に交差させてこの交差部を互
いに回動自在に枢支し、上記両連動杆の下端同士
が相対的に接離自在となるようにこれら下端を上
記台車側に連結し、かつ、同上両連動杆の上端同
士が相対的に接離自在となるようにこれら上端を
上記投球機本体部側に連結し、これら両連動杆の
交差角度を可変とする油圧シリンダを設け、この
油圧シリンダをその軸心が横向きとなるように配
置した点にある。
(作用)
以下、この考案を図面により説明する。
図において、1は打撃練習用の投球機でこの投
球機1は、球2を投球する投球機本体部3と、こ
の本体部3を昇降させるための昇降装置4とで構
成される。
球機1は、球2を投球する投球機本体部3と、こ
の本体部3を昇降させるための昇降装置4とで構
成される。
上記本体部3について説明すると、支持台6上
に本体ケース7が支持され、この本体ケース7に
一対の回転体8,8が設けられる。この回転体
8,8は同形同大の円板状をなし、平行な軸心回
りにそれぞれ回転自在とされる。一方、本体ケー
ス7には図示しない駆動手段が内有され、この駆
動手段により回転体8,8は相互に逆方向(図中
矢印A)に回転駆動せしめられる。また、両回転
体8,8は、その外周面8a,8aに供給される
球2を両外周面8a,8a間に挾んで前方(図中
矢印B)投球するよう構成される。9は筒状供給
部で、その内孔に供給された球2が回転体8,8
間に案内される。以下、上記投球方向を前方とし
て説明する。
に本体ケース7が支持され、この本体ケース7に
一対の回転体8,8が設けられる。この回転体
8,8は同形同大の円板状をなし、平行な軸心回
りにそれぞれ回転自在とされる。一方、本体ケー
ス7には図示しない駆動手段が内有され、この駆
動手段により回転体8,8は相互に逆方向(図中
矢印A)に回転駆動せしめられる。また、両回転
体8,8は、その外周面8a,8aに供給される
球2を両外周面8a,8a間に挾んで前方(図中
矢印B)投球するよう構成される。9は筒状供給
部で、その内孔に供給された球2が回転体8,8
間に案内される。以下、上記投球方向を前方とし
て説明する。
上記回転体8,8は本体ケース7と共に投球方
向や、球質を可変とすべく支持台6上で傾動可能
とされている。先ず、前後方向長手の軸回りに傾
動する構成につき説明すると、上記支持台6は水
平枠11と、この水平枠11の前、後端から突設
された前縦枠12、後縦枠13と、前縦枠12上
に設けられる前軸受14と、後縦枠13上に設け
られる後軸受16とを有している。一方、本体ケ
ース7前、後面には同軸上に前ケース支軸17と
後ケース支軸18が突設され、これら支軸17,
18はそれぞれ対応する前軸受14と後軸受16
に支承され、これによつて、本体ケース7は支軸
17,18の軸心回りに回動自在とされる。上記
後軸受16は、後ケース支軸18に軸方向摺動自
在かつ軸心回り回動自在に外嵌されたスライダー
19を有し、このスライダー19は後縦枠13上
に横軸21回り回動自在に枢支されている。22
は第1ウオームギア装置で、特に第4図を参照す
れば、スライダー19に突設された支持部23に
ウオーム24が軸支される一方、後ケース支軸1
8にウオームホイール26が軸方向摺動自在に設
けられ、このウオームホイール26とウオーム2
4とが噛合する。また、ウオームホイール26は
キー27により後ケース支軸18との軸心回りの
相対回動を阻止されている。そして、ウオーム2
4に連結された第1ハンドル28の回動で本体ケ
ース7が支軸17,18回りに傾動せしめられ
る。
向や、球質を可変とすべく支持台6上で傾動可能
とされている。先ず、前後方向長手の軸回りに傾
動する構成につき説明すると、上記支持台6は水
平枠11と、この水平枠11の前、後端から突設
された前縦枠12、後縦枠13と、前縦枠12上
に設けられる前軸受14と、後縦枠13上に設け
られる後軸受16とを有している。一方、本体ケ
ース7前、後面には同軸上に前ケース支軸17と
後ケース支軸18が突設され、これら支軸17,
18はそれぞれ対応する前軸受14と後軸受16
に支承され、これによつて、本体ケース7は支軸
17,18の軸心回りに回動自在とされる。上記
後軸受16は、後ケース支軸18に軸方向摺動自
在かつ軸心回り回動自在に外嵌されたスライダー
19を有し、このスライダー19は後縦枠13上
に横軸21回り回動自在に枢支されている。22
は第1ウオームギア装置で、特に第4図を参照す
れば、スライダー19に突設された支持部23に
ウオーム24が軸支される一方、後ケース支軸1
8にウオームホイール26が軸方向摺動自在に設
けられ、このウオームホイール26とウオーム2
4とが噛合する。また、ウオームホイール26は
キー27により後ケース支軸18との軸心回りの
相対回動を阻止されている。そして、ウオーム2
4に連結された第1ハンドル28の回動で本体ケ
ース7が支軸17,18回りに傾動せしめられ
る。
次に、本体ケース7を前後方向に傾動させる構
成につき説明すると、上記後縦枠13は、水平枠
11に固着された筒枠13aと、この筒枠13a
に軸方向摺動自在に挿入された可動軸13bとで
構成され、可動軸13b上にスライダー19が枢
支されている。上記筒枠13aに第2ハンドル2
9を有する第2ウオームギア装置31が設けられ
る。この装置31のウオームホイールが可動軸1
3bのラツクギア13cと噛合する。上記前軸受
14は自在継手式とされ、一方、ウオームホイー
ル26はウオーム24との噛合を維持するよう支
持部23に突設されたフオーク23aに係合す
る。そして、第2ハンドル29の回動操作で、本
体ケース7は前軸受14回り上下方向に回動して
傾動可能とされる。この場合、スライダー19は
横軸21回りに回動すると共に後ケース支軸18
上を摺動し、前、後軸受14,16間の寸法の変
化はこのスライダー19の摺動で自動的に調整さ
れる。
成につき説明すると、上記後縦枠13は、水平枠
11に固着された筒枠13aと、この筒枠13a
に軸方向摺動自在に挿入された可動軸13bとで
構成され、可動軸13b上にスライダー19が枢
支されている。上記筒枠13aに第2ハンドル2
9を有する第2ウオームギア装置31が設けられ
る。この装置31のウオームホイールが可動軸1
3bのラツクギア13cと噛合する。上記前軸受
14は自在継手式とされ、一方、ウオームホイー
ル26はウオーム24との噛合を維持するよう支
持部23に突設されたフオーク23aに係合す
る。そして、第2ハンドル29の回動操作で、本
体ケース7は前軸受14回り上下方向に回動して
傾動可能とされる。この場合、スライダー19は
横軸21回りに回動すると共に後ケース支軸18
上を摺動し、前、後軸受14,16間の寸法の変
化はこのスライダー19の摺動で自動的に調整さ
れる。
上記昇降装置4につき説明すると、この昇降装
置4は台車32と、この台車32に設けられる油
圧シリンダ33と、この油圧シリンダ33に連動
連結されて台車32上で昇降自在とされる昇降台
34とを有している。台車32は矩形に枠組みさ
れた基台36を有し、この基台36の各側枠には
案内レール35が形成される。また、この基台3
6には移動用の前後各二つの車輪37と、その後
部に左右一対のねじジヤツキ装置38,38が設
けられ、この装置38は、投球時に投球機1の後
部を持ち上げてその投球の反力を支持する。ま
た、上記基台36下面には断面U字状の支持ケー
ス39が架設され、この支持ケース39内に上記
油圧シリンダ33が上下回動自在に枢支される。
この油圧シリンダ33には油圧ポンプ41が連結
され、油圧ポンプ41には、これを作動させるポ
ンプレバー42が設けられる。また、油圧シリン
ダ33に与えた圧力を解除するための油圧解除用
のハンドル43が設けられる。
置4は台車32と、この台車32に設けられる油
圧シリンダ33と、この油圧シリンダ33に連動
連結されて台車32上で昇降自在とされる昇降台
34とを有している。台車32は矩形に枠組みさ
れた基台36を有し、この基台36の各側枠には
案内レール35が形成される。また、この基台3
6には移動用の前後各二つの車輪37と、その後
部に左右一対のねじジヤツキ装置38,38が設
けられ、この装置38は、投球時に投球機1の後
部を持ち上げてその投球の反力を支持する。ま
た、上記基台36下面には断面U字状の支持ケー
ス39が架設され、この支持ケース39内に上記
油圧シリンダ33が上下回動自在に枢支される。
この油圧シリンダ33には油圧ポンプ41が連結
され、油圧ポンプ41には、これを作動させるポ
ンプレバー42が設けられる。また、油圧シリン
ダ33に与えた圧力を解除するための油圧解除用
のハンドル43が設けられる。
一方、基台36の上方には上記昇降台34が配
置される。この昇降台34は矩形の平板材とさ
れ、その各側部には案内レール44が一体成形さ
れている。この昇降台34と基台36の間には左
右一対の連動体46が介設される。各連動体46
は一対の連動杆47,47を有し、この連動杆4
7,47は側面視でX字状となるように交差して
おり、この交差部たる長手方向中途部で互いに回
動自在に枢支されている。各連動杆47の上下端
にはそれぞれガイドローラ48が設けられ、これ
らは対応する案内レール35,44にそれぞれ係
合する。上記支持ケース39には連動アーム49
が枢支され、この回動側に油圧シリンダ33のピ
ストンロツド33aと上記連動杆47とが枢結さ
れ、上記油圧シリンダ33は軸心横向きとなつて
いる。
置される。この昇降台34は矩形の平板材とさ
れ、その各側部には案内レール44が一体成形さ
れている。この昇降台34と基台36の間には左
右一対の連動体46が介設される。各連動体46
は一対の連動杆47,47を有し、この連動杆4
7,47は側面視でX字状となるように交差して
おり、この交差部たる長手方向中途部で互いに回
動自在に枢支されている。各連動杆47の上下端
にはそれぞれガイドローラ48が設けられ、これ
らは対応する案内レール35,44にそれぞれ係
合する。上記支持ケース39には連動アーム49
が枢支され、この回動側に油圧シリンダ33のピ
ストンロツド33aと上記連動杆47とが枢結さ
れ、上記油圧シリンダ33は軸心横向きとなつて
いる。
そして、ハンドル43の閉動作と、ポンプレバ
ー42の上下揺動により、ピストンロツド43a
が突出し、これによる連動アーム49の回動で、
両連動杆47,47が相対回動してガイドローラ
48が各案内レール35,44を転動する。即
ち、上記両連動杆47,47の上端同士と、下端
同士とがそれぞれ相対的に接近する。これは換言
すれば、両連動杆47,47の上下端同士が互い
に離れるのであり、これにより昇降台34が上昇
する。そして、このように上昇した昇降台34上
の本体部3により、高い位置から投げ降ろされる
落差のある投球が得られる。
ー42の上下揺動により、ピストンロツド43a
が突出し、これによる連動アーム49の回動で、
両連動杆47,47が相対回動してガイドローラ
48が各案内レール35,44を転動する。即
ち、上記両連動杆47,47の上端同士と、下端
同士とがそれぞれ相対的に接近する。これは換言
すれば、両連動杆47,47の上下端同士が互い
に離れるのであり、これにより昇降台34が上昇
する。そして、このように上昇した昇降台34上
の本体部3により、高い位置から投げ降ろされる
落差のある投球が得られる。
一方、ハンドル43を閉動作させれば、油圧シ
リンダ33の圧力が解除され、両連動杆47,4
7の上端同士と、下端同士とがそれぞれ相対的に
離れることとなる。これは換言すれば、両連動杆
47,47の上下端同士が互いに接近し、これに
より昇降台34が下降する。
リンダ33の圧力が解除され、両連動杆47,4
7の上端同士と、下端同士とがそれぞれ相対的に
離れることとなる。これは換言すれば、両連動杆
47,47の上下端同士が互いに接近し、これに
より昇降台34が下降する。
特に、第5,6図を参照すれば、上記昇降台3
4の最高下降速度を調整可能に規定する装置が設
けられている。即ち、ハンドル43には係合ピン
43aが突設され、一方、昇降台34に円板状の
ストツパ部材40がボルト40aにより回動自在
かつ固定自在に設けられ、このストツパ部材40
の回動部にストツパピン40bが突設されてい
る。そして、ハンドル43の閉動作で係合ピン4
3aが所望位置で固定されたストツパピン40b
に係合し(第6図二点鎖線図示)、昇降台34の
最高下降速度が調整可能とされる。
4の最高下降速度を調整可能に規定する装置が設
けられている。即ち、ハンドル43には係合ピン
43aが突設され、一方、昇降台34に円板状の
ストツパ部材40がボルト40aにより回動自在
かつ固定自在に設けられ、このストツパ部材40
の回動部にストツパピン40bが突設されてい
る。そして、ハンドル43の閉動作で係合ピン4
3aが所望位置で固定されたストツパピン40b
に係合し(第6図二点鎖線図示)、昇降台34の
最高下降速度が調整可能とされる。
上記昇降台34上には投球方向を水平方向に可
変とすべく前記本体部3が縦軸回り回動自在に枢
支される。即ち、特に第3図を参照すれば、昇降
台34のほぼ中央に枢支軸51が突設され、この
枢支軸51に軸受52を介して水平枠11が支承
される。この水平枠11の前後端にはそれぞれ摺
動板53,53が固着され、各摺動板53は昇降
台34上面に摺接して本体部3のがたつくことを
防止する。また、昇降台34の後端には縦軸回り
に回動するギア54が設けられ、このギア54は
後方の摺動板53に形成されたセクトギア56に
噛合する。そして、ギア54に連結された第3ハ
ンドル57の回動で、本体部3が枢支軸51回り
に回動し、その任意回動位置で図示しない固定手
段により固定される。
変とすべく前記本体部3が縦軸回り回動自在に枢
支される。即ち、特に第3図を参照すれば、昇降
台34のほぼ中央に枢支軸51が突設され、この
枢支軸51に軸受52を介して水平枠11が支承
される。この水平枠11の前後端にはそれぞれ摺
動板53,53が固着され、各摺動板53は昇降
台34上面に摺接して本体部3のがたつくことを
防止する。また、昇降台34の後端には縦軸回り
に回動するギア54が設けられ、このギア54は
後方の摺動板53に形成されたセクトギア56に
噛合する。そして、ギア54に連結された第3ハ
ンドル57の回動で、本体部3が枢支軸51回り
に回動し、その任意回動位置で図示しない固定手
段により固定される。
(考案の効果)
この考案によれば、台車と、この台車の上方に
位置する投球機本体部との間に一対の連動杆を設
け、これら両連動杆をX字状に交差させてこの交
差部を互いに回動自在に枢支し、上記両連動杆の
下端同士が相対的に接離自在となるようにこれら
下端を上記台車側に連結し、かつ、同上両連動杆
の上端同士が相対的に接離自在となるようにこれ
ら上端を上記投球機本体部側に連結し、これら両
連動杆の交差角度を可変とする油圧シリンダを設
けたため、この油圧シリンダの伸縮動作により両
連動杆の交差角度を変化させれば、両連動杆の上
端同士と、下端同士が接近したり、離れたりして
投球機本体部は昇降する。この場合、上記投球機
本体部の昇降量は主に連動杆の長さにより定めら
れるため、この連動杆の長さを十分に採れば、油
圧シリンダのストロークに比較して上記投球機本
体部をより大きく昇降させることができる。
位置する投球機本体部との間に一対の連動杆を設
け、これら両連動杆をX字状に交差させてこの交
差部を互いに回動自在に枢支し、上記両連動杆の
下端同士が相対的に接離自在となるようにこれら
下端を上記台車側に連結し、かつ、同上両連動杆
の上端同士が相対的に接離自在となるようにこれ
ら上端を上記投球機本体部側に連結し、これら両
連動杆の交差角度を可変とする油圧シリンダを設
けたため、この油圧シリンダの伸縮動作により両
連動杆の交差角度を変化させれば、両連動杆の上
端同士と、下端同士が接近したり、離れたりして
投球機本体部は昇降する。この場合、上記投球機
本体部の昇降量は主に連動杆の長さにより定めら
れるため、この連動杆の長さを十分に採れば、油
圧シリンダのストロークに比較して上記投球機本
体部をより大きく昇降させることができる。
しかも、油圧シリンダをその軸心が横向きとな
るように配置したため、この油圧シリンダの上下
方向の寸法は小さいものとなる。このため、上記
投球機本体部を下降させた場合、この投球機本体
部が上記油圧シリンダから影響を受けることは抑
制される。よつて、上記投球機本体部を所望の低
い位置まで充分に下降させることができ、即ち、
このような低い位置からの投球が可能となる。
るように配置したため、この油圧シリンダの上下
方向の寸法は小さいものとなる。このため、上記
投球機本体部を下降させた場合、この投球機本体
部が上記油圧シリンダから影響を受けることは抑
制される。よつて、上記投球機本体部を所望の低
い位置まで充分に下降させることができ、即ち、
このような低い位置からの投球が可能となる。
また、上記のような連動杆を用いたことから投
球機本体部の昇降量に比較して油圧シリンダのス
トロークは小さくてすむため、この油圧シリンダ
等の油圧機器は安価となり、即ち、これによつて
投球機用昇降装置を安価に提供することができ
る。
球機本体部の昇降量に比較して油圧シリンダのス
トロークは小さくてすむため、この油圧シリンダ
等の油圧機器は安価となり、即ち、これによつて
投球機用昇降装置を安価に提供することができ
る。
第1図は全体側面図、第2図は第1図の−
線矢視図、第3図は第2図の矢視部拡大断面
図、第4図は第1図の部分拡大断面図、第5図は
第1図の部分拡大断面図、第6図は第5図の−
線矢視図である。 1……投球機、2……球、3……本体部、32
……台車、33……油圧シリンダ、34………昇
降台、36……基台、47……連動杆。
線矢視図、第3図は第2図の矢視部拡大断面
図、第4図は第1図の部分拡大断面図、第5図は
第1図の部分拡大断面図、第6図は第5図の−
線矢視図である。 1……投球機、2……球、3……本体部、32
……台車、33……油圧シリンダ、34………昇
降台、36……基台、47……連動杆。
Claims (1)
- 台車と、この台車の上方に位置する投球機本体
部との間に一対の連動杆を設け、これら両連動杆
をX字状に交差させてこの交差部を互いに回動自
在に枢支し、上記両連動杆の下端同士が相対的に
接離自在となるようにこれら下端を上記台車側に
連結し、かつ、同上両連動杆の上端同士が相対的
に接離自在となるようにこれら上端を上記投球機
本体部側に連結し、これら両連動杆の交差角度を
可変とする油圧シリンダを設け、この油圧シリン
ダをその軸心が横向きとなるように配置したこと
を特徴とする投球機用昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11683383U JPS6025670U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 投球機用昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11683383U JPS6025670U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 投球機用昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6025670U JPS6025670U (ja) | 1985-02-21 |
JPH0131250Y2 true JPH0131250Y2 (ja) | 1989-09-25 |
Family
ID=30269175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11683383U Granted JPS6025670U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 投球機用昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025670U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62114575A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-05-26 | 高橋 久団 | ピッチングマシ−ンの左右角度変更機構 |
JPH07121291B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1995-12-25 | 有限会社ニツシンエスピ−エム | ピツチングマシ−ン |
JPH07121292B2 (ja) * | 1987-03-18 | 1995-12-25 | 有限会社ニツシンエスピ−エム | ピツチングマシ−ン |
JP2005185757A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Tooa Sports Machine:Kk | 投球機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5723375B2 (ja) * | 1974-02-25 | 1982-05-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6110715Y2 (ja) * | 1980-07-17 | 1986-04-05 |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP11683383U patent/JPS6025670U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5723375B2 (ja) * | 1974-02-25 | 1982-05-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6025670U (ja) | 1985-02-21 |
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