JPH01312326A

JPH01312326A - 燃焼器の制御装置

Info

Publication number: JPH01312326A
Application number: JP14403688A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Morishima; 森島　正行; Masafumi Okada; 雅文岡田; Minoru Sugimoto; 実杉本
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1988-06-10
Filing date: 1988-06-10
Publication date: 1989-12-18
Anticipated expiration: 2010-03-06
Also published as: JPH0718545B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は温風暖房機、ストーブ、給湯機等の燃焼器の
制御装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、例えば温風暖房機の制御装置では、特公昭６２−
１６３９３号公報に開示されているように、燃焼部とこ
の燃焼部を制御する制御部とを有し、この制御部に予め
設定された時刻に合わせて自動的に燃焼を開始させるタ
イマーを備えたものが知られている。また、燃焼部での
燃焼量は負荷に応じて自動調整されたり、選択スイッチ
により任意の太ききに設定されていた。

（ハ）発明が解決しようとする課題ところで、上述した制御装置では、選択スイッチによっ
て大きな燃焼量が設定されている状態で、タイマーによ
る燃焼運転が自動的に開始すると、人の存否や負荷に拘
らず、強撚焼が継続されるため、安全性や経済性の面で
問題があった。

この発明は上述した事実に鑑みてなされたものであり、
タイマーによる燃焼運転中はむやみに強撚焼が継続され
ないようにし、安全性及び経済性の向上を図ることを目
的とする。

（ニ）課題を解決するための手段この発明では、燃焼部と、この燃焼部の燃焼運転及び燃
焼量を制御する制御部とを有し、この制御部は燃焼運転
を開始または停止させるための操作命令を入力する運転
操作部と、予め設定された時刻に合わせて自動的に燃焼
運転を開始さけるための操作命令を入力するタイマー操
作部と、燃焼量が任意の大きさに設定される手動モード
を選択するための操作命令を入力する第１燃焼量選択部
と、燃焼量が負荷に応じて調整される自動モードを選択
するための操作命令を入力する第２燃焼量選択部とを備
え、タイマー操作部の操作に基づく燃焼運転では自動モ
ードが優先されるよう制御部を構成した。

また、運転操作部の操作に基づく燃焼運転でも自動モー
ドが優先されるよう制御部を構成した。

さらにまた、第１燃焼量選択部による手動モードの選択
命令を燃焼運転開始後受けつけるよう制御部を構成した
。

（ホ）作用このようにすると、タイマー操作部によってタイマー運
転が行われた場合、予め設定された時刻になると、タイ
マー操作前に手動モードが選択されていても自動モード
による燃焼運転が行われるため、燃焼量が負荷に応じて
調整され、むやみに強撚焼が継続される心配がない。こ
のため、運転開始時刻に人がいない場合や、就寝中の場
合でも安全であり、燃料も節約可能である。

また、運転操作部の操作に基づく燃焼運転でも自動モー
ドを優先させることにより、操作直後に人が離れた場合
でも安全であり、経済性にも優れている。

さらにまた、第２燃焼量選択部による手動モードの選択
命令を燃焼運転開始後受けつけるよう制御部を構成する
ことにより、人の存在が確認された場合にのみ、手動モ
ードの例えば強撚焼が設定されるようにできる。

（へ）実施例以下、この発明を図面に示す実施例に基いて説明する。

第１図は第２図に示す温風兼輻射暖房用の燃焼器（１）
の制御装置である。

第１図において、（２）はマイコン等の制御部、（３）
は燃焼運転を開始または停止させるための操作命令を入
力する押釦式の運転スイッチ（運転操作部）、（４）は
予め設定された時刻に合わせて自動的に燃焼運転を開始
させるための操作命令を入力するタイマーキー（タイマ
ー操作部）、（５〉は４つのキー（５Ａ）（５Ｂ）　（
５Ｃ）（５Ｄ）を有し、燃焼量が強から微弱まで４段階
に設定される手動モードを選択するための操作命令を入
力する第１燃焼量選択部、（６）は燃焼量が負荷に応じ
て調整きれる自動モードを選択するための操作命令を入
力する自動キー（第２燃焼量選択部）、（７）はサーミ
スタ等の室温センサ、（８）はアップキー（８Ａ）及び
ダウンキー（８Ｂ）を有し、温度設定及び時刻設定デー
タを入力するデータ入力部、（９〉は電磁ポンプ（１０
）及びバーナモータ（１１）等よりなる燃焼部、（１２
）は温度及び時間表示用のデジタル表示器、（１３）は
タイマーランプ、（１４）は手動モード表示ランプ、（
１５）は自動モード表示ランプである。

燃焼器（１）は第２図に示すように、前面を開口した器
具本体（ＩＡ）内下部にバーナ（１６）を有し、バーナ
（１６）の上方に赤熱体（１７）及び熱線輻射筒（１８
）を備えている。（１９）は器具本体（ＩＡ）の背部に
着脱自在に装着されたカートリッジタンク、（２０）は
器具本体（ＩＡ）の側面下部に設けられた空気取入口、
（２１）は対流ファン、（２２）はファンガイド、（２
３〉は反射板、（２４）は反射板（２３）と背面板（２
５）との間に設けられた空気通路、〈２６〉は前面上部
に設けられた吹出口、（２７）は器具本体（ＩＡ）の上
面に設けられた操作パネル（第３図参照）である。

次に上述した燃焼器（１）の制御装置の動作を第４図の
フローチャートを参照して説明する。

運転スイッチ（３）を入にすると、制御部（２）はタイ
マーキー（４）の操作の有無を確認する。そして、タイ
マーキー（４）からの入力信号がない場合、燃焼部（９
）に運転指令を発し、電磁ポンプ（１０）及びバーナモ
ータ（１１）等を運転させるとともに、自動モードの燃
焼量制御を行う。自動モードでは予めデータ入力部（８
）のアップキー（８Ａ）及びダウンキー（８Ｂ）によっ
て設定された設定温度と室温センサ（７）によって検出
された室温との差温に応じてバーナ（１６）での燃焼量
が例えば２３００〜９００　Ｋｃａｌ／ｈの間で多段階
又は連続的に調整され、負荷に見合った輻射及び温風暖
房が行われる。また、この間、自動モード表示ランプ（
１５）が点灯している。この自動モードでの運転中に第
１燃焼量選択部（５）の何れかのキーが操作された場合
、制御部（１）はそのキーに対応した燃焼量に制御する
手動モードに入る。例えば、「強ヨのキー（５Ａ）が操
作された場合は燃焼量が２３００　Ｋｃａｌ／ｈとなり
、′微弱」のキー（５Ｄ）が操作きれた場合は燃焼量が
９００Ｋｃａｌ／ｈとなるなど、手動モードでは燃焼量
が２３００〜９００Ｋｃａｌ／ｈの間で４段階に選択さ
れ、自動モード表示ランプ（１５）に代わって手動モー
ド表示ランプ（１４）が点灯する。

もちろん、手動モードでの運転中に自動キー（６）が操
作されれば、燃焼量制御は自動モードに戻る。

運転スイッチ（３）が人の間にタイマーキー（４）が操
作されると、燃焼運転は停止され、タイマーランプ（１
３）が点灯する。そして、制御部（２〉は予めデータ入
力部（８）にて設定された時刻（又は時間）と現在時刻
（又はタイマーキー（４）の操作時からの経過時間）と
の一致判別を行う。そして、設定時刻になると、燃焼部
（９）に運転指令を発し、自動モードでの燃焼量制御を
行う。もちろん、この自動モードでの燃焼運転中に人の
存在が確認され、第１燃焼量選択部（５）のキー操作が
行われた場合にはそのキーに応じた燃焼量の手動モード
に移行する。また、手動モードの燃焼中に１強」から「
中１、「中」から「弱」、１弱、から１微弱１、「微弱
、から「強」等の燃焼量の変更を随時行うこともできる
。

本実施例によれば、タイマーキー（４）による燃焼運転
開始時には自動的に自動モードによる燃焼量制御が行わ
れるので、タイマーキー（４）の操作前に仮に「強」で
の手動モードが選択されていたとしても、むやみに強燃
焼が継続きれる心配がなく、設定時刻に人がいない場合
や就寝中の場合でも安全であり、経済的である。また、
運転スイッチ（３）による燃焼運転開始時にも自動モー
ドになるので、前回の燃焼運転の際に仮に１強」での手
動モードが選択されていても、むやみに強運転が継続さ
れないようにでき、運転スイッチ投入後、人が離れた場
合でも安心である。また、燃焼運転開始後、人の存在が
確認され、第１燃焼量選択部（５）のキー操作が行われ
ることによって手動モードでの燃焼量制御に移行するの
で、安全性及び経済性を重視しながら、顧客の好みに合
わせた温風及び輻射暖房が可能である。

（ト）発明の効果この発明は以上のように構成されているので、人の存否
によって危険を伴う燃焼器において安全性及び経済性を
重視した燃焼量制御を行うことができ、タイマーによる
燃焼運転中に人の存在が確認された場合にのみ顧客の好
みに合わせた燃焼量制御が可能になるなど、有用なもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の燃焼器の制御装置の一実施例を示す
ブロック図、第２図はこの発明が適用される燃焼器の一
部切欠した概略斜視図、第３図は第２図の燃焼器の操作
パネルの平面図、第４図は制御装置の動作説明用のフロ
ーチャートである。（１）・・・燃焼器、　（２）・・・制御部、　（３）
・・・運転スイッチ（運転操作部）、　（４）・・・タ
イマーキー（タイマー操作部）、　（５）・・・第１燃
焼量選択部、　（６）・・・自動キー（第２燃焼量選択
部）、（９〉・・・燃焼部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）燃焼部と、この燃焼部の燃焼運転及び燃焼量を制
御する制御部とを有し、この制御部は燃焼運転を開始ま
たは停止させるための操作命令を入力する運転操作部と
、予め設定された時刻に合わせて自動的に燃焼運転を開
始させるための操作命令を入力するタイマー操作部と、
燃焼量が任意の大きさに設定される手動モードを選択す
るための操作命令を入力する第１燃焼量選択部と、燃焼
量が負荷に応じて調整される自動モードを選択するため
の操作命令を入力する第２燃焼量選択部とを備え、タイ
マー操作部の操作に基づく燃焼運転では自動モードが優
先されるよう制御部を構成したことを特徴とする燃焼器
の制御装置。
（２）運転操作部の操作に基づく燃焼運転でも自動モー
ドが優先されるよう制御部を構成した特許請求の範囲第
１項記載の燃焼器の制御装置。
（３）第１燃焼量選択部による手動モードの選択命令を
燃焼運転開始後受けつけるよう制御部を構成した特許請
求の範囲第１項又は第２項記載の燃焼器の制御装置。