JPH01311035A - 4,4’―ジブロムビフェニルを強酸性媒体中で製造する方法 - Google Patents

4,4’―ジブロムビフェニルを強酸性媒体中で製造する方法

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Publication number
JPH01311035A
JPH01311035A JP1099020A JP9902089A JPH01311035A JP H01311035 A JPH01311035 A JP H01311035A JP 1099020 A JP1099020 A JP 1099020A JP 9902089 A JP9902089 A JP 9902089A JP H01311035 A JPH01311035 A JP H01311035A
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JP
Japan
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acid
bromine
medium
biphenyl
solvent
Prior art date
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Pending
Application number
JP1099020A
Other languages
English (en)
Inventor
Alain Nonn
アラン・ノン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhodia Chimie SAS
Original Assignee
Rhone Poulenc Chimie SA
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Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Chimie SA filed Critical Rhone Poulenc Chimie SA
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/10Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms
    • C07C17/12Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms in the ring of aromatic compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、4.4′ −ジブロムビフェニルの製造に関
する。
[従来の技術] 4.4′−ジブロムビフェニルは、加水分解により、熱
互変性重合体用の単量体である4、4′ −ジヒドロキ
シビフェニルを生成させる化合物である。
4.4′ −ジブロムビフェニルを製造する方法が既に
いくつか知られている。しかし、臭素化反応を活性化さ
せかつ場合によっては4.4′ −ジブロムビフェニル
の選択率を増大させることを可能ならしめる方法に対す
る要望がある。
[発明が解決しようとする課題] したがって、本発明の主な目的はこのような方法の実施
にある。
【課題を解決するための手段] このために、本発明は、ビフェニルと臭素を多くとも4
のpKaを示す少なくとも1種の酸よりなる媒体中で反
応させることを特徴とする4、4″−ジブロムビフエニ
ルの製造法にある。
本発明の方法では、周囲温度又は周囲温度付近で、85
%以上にもなる収率を得ることができる。
本発明のその他の詳細及び特徴は以下の説明及び実施例
から明らかとなろう。
本発明の必須の特徴は、臭素化反応が強酸、詳しくはp
Kaが多くとも4である酸よりなる媒体中で行われるこ
とにある。
好ましい実施態様によれば、pKaが多くともlである
酸が使用される。
一般に使用される酸は、カルボン酸又はスルホン酸より
なる群から退ばれる。
また、1個以上のハロゲンで置換された上記の酸、特に
ふっ素で置換された酸を使用することができる。
例えば、脂肪族(特に飽和の)又は芳香族カルボン酸が
あげられる。
もちろん酸の混合物もあげられる。
さらに、本発明の別法によれば、臭素化を前記のような
溶媒と酸とからなる媒体中で実施することができる。
一般に、この溶媒は、脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水
素、これらの対応ハロゲン化物、及びニトロ化溶媒より
なる群から選ばれる。また、エーテルも使用することが
できる。
例えば、四塩化炭素、ジクロルメタン、1,2−ジクロ
ルエタン、0−ジクロルベンゼン、ニトロベンゼンなど
があげられる。
酸−溶媒系の媒体の場合には、溶媒に対する酸の割合は
任意の割合で変えることができる。一般に、満足できる
速度を得るためには、この割合は少なくとも5容量%で
ある。
反応は一般に10〜75℃、特に20〜50℃の温度で
行われる。
媒体中のビフェニル濃度は通常0.1〜3モル/ε、好
ましくは1〜2モル/βの間である。
化学量論に対して、原則として0〜20%過剰量の臭素
が使用される。
臭素化された生成物は任意の知られた手段によって反応
混合物から分離することができる。
[実施例] ここで実施例を示す。
磁気式撹拌機、冷却器、滴下漏斗及び温度計を備えた2
50mの反応器に、15゜4gのビフェニル(041モ
ル)及び100−の酸を装入する。
周囲温度で臭素135.2g、0.22モル)を10分
間で流下させ、次いで依然として、周囲温度でいろいろ
な時間にわたり攪拌する。
反応終了後、過剰の臭素を亜硫酸又は重亜硫酸ナトリウ
ムによって分解させる0次いでデカンテーションを行う
のに十分な量の水とジクロルメタンを加える。
有機相を洗浄し、乾燥し、GPCで分析するため所定の
容積まで希釈する。
他の操作条件及び結果を下記の表に示す。
匠ユ(比較例) 酸として酢酸を使用することを除いて1例1と同じ態様
で実施する。結果を以下の表に示す。
収率、% む この例は、反応媒体が溶媒と酸とからなる実施態様を例
示する。
前記の例1におけるようにして、9.lOg(0,05
9モル)のビフェニル、53dのジクロルメタン及び5
.9−のトリフルオルメタンスルホン酸を反応器に装入
して実施する。
臭素(2o、75g、即ち0.13モル)を周囲温度で
18分間で流下する。得られた収率(重量%)を以下に
示す。
反応時間 4−ブロムビフェニル    0.4%  0.2%2
.4°−ジブロムビフェニル  5.6%  4.5%
4.4゛−ジブロムビフェニル 76.8% 90.7
%もちろん、本発明は、例示としてのみ示した前記の実
施態様に限定されるものではない、ここに記載の手段と
均等の手段並びにそれらの組合せのいずれも本発明に包
含されるものである。
手続補正書 平成元年7月31日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 事件の表示  平成1年特許願第99020号発明の名
称  4.4−ジブロムビフェニルを強酸性媒体中で製
造する方法 補正をする者 事件との関係         特許出願人名 称  
ローヌープ−ラン・シミ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ビフェニルと臭素を多くとも4のpKaを示す酸よ
    りなる媒体中で反応させることを特徴とする4,4′−
    ジブロムビフェニルの製造法。 2)酸が多くとも1のpKaを示すことを特徴とする請
    求項1記載の製造法。 3)酸がカルボン酸又はスルホン酸よりなる群から選ば
    れることを特徴とする請求項1又は2記載の製造法。 4)1個以上のハロゲンで置換された酸を使用すること
    を特徴とする請求項3記載の製造法。 5)媒体が酸の他に溶媒を含有することを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の製造法。 6)溶媒が脂肪族、脂環式及び芳香族炭化水素、これら
    の対応ハロゲン化物、ニトロ化溶媒及びエーテルよりな
    る群から選ばれることを特徴とする請求項5記載の製造
    法。
JP1099020A 1988-04-22 1989-04-20 4,4’―ジブロムビフェニルを強酸性媒体中で製造する方法 Pending JPH01311035A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR88/05330 1988-04-22
FR8805330A FR2630434B1 (fr) 1988-04-22 1988-04-22 Procede de preparation du dibromo-4(prime)4 biphenyle en milieu acide fo

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01311035A true JPH01311035A (ja) 1989-12-15

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ID=9365553

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JP1099020A Pending JPH01311035A (ja) 1988-04-22 1989-04-20 4,4’―ジブロムビフェニルを強酸性媒体中で製造する方法

Country Status (5)

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US (1) US5015792A (ja)
EP (1) EP0338891A1 (ja)
JP (1) JPH01311035A (ja)
FR (1) FR2630434B1 (ja)
IL (1) IL89988A0 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
IL89988A0 (en) 1989-12-15
FR2630434A1 (fr) 1989-10-27
US5015792A (en) 1991-05-14
FR2630434B1 (fr) 1990-09-07
EP0338891A1 (fr) 1989-10-25

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