JPH01310625A - 電気掃除機用紙袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、電気掃除機用紙袋に関するものである。

〔従来の技術］ 第３図は電気掃除機の集塵室内の紙袋の状態を示す模式
図である。図において、（１）は紙袋、（２）は紙袋（
１）を収納する集塵室、（３）は送気ファン、（４）は
吸引ホースである。

次にこの作用を説明する。電気掃除機は送気ファン（３
）を駆動し、吸引ホース（４）を介して床面より空気と
共に塵埃を吸い込み、これを集塵室（２）に設置した紙
袋（１）へ吸引捕集するようになっている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記の場合、第４図に示すように、吸引ホース（４）を
通り、集塵室（２）内に流れ込む吸込気流は、その慣性
力によって紙袋の中で吸口と対向する面（Ａ）に直接当
り、このため塵埃が紙袋（１）を通過して、集塵室（２
）内の底部（Ｂ）に溜るようになり、その捕集性能が低
下する原因となっている。

本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもの
で、吸込気流が直接衝突する面で塵埃の捕集性能が低下
することのない電気掃除機用紙袋を得ることを目的とす
る。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る電気掃除機用紙袋は、吸込気流が直接当る
面の目を塞いだことを特徴とする特許ある。

［作用］ 吸込気流が直接当る面の目を塞ぐことにより、この面に
当った気流がその流速を落して方向を変えて他の面から
吹き出すようになる。これによって集塵性能をよくする
ことが出来る。

［実施例コ 第１図は本発明の一実施例の要部を示す断面図であり、
（２）〜（４）は、前記従来装置と全く同一のものであ
る。図において、紙袋（１）は目の細かい外層紙（ｌａ
）及びこれと空間を有して目の粗い内層紙（１ｂ）の二
重に構成されている。更に内層紙（１ｂ）の吸込気流が
直接当る面は、吸入口より大きく二重にラップ（Ｃ）が
施されている。

次にこの作用を説明する。吸込気流が直接当る面は、ラ
ップ（Ｃ）が施されて二重になっているため気流の吹き
抜けは低下し、吸込気流は内層紙（１ｂ）の他の面全体
から吹き抜け、更に目の細かい外層紙（１ａ）との間の
空間で、圧力が調整されて外層紙（１ａ）を吹き抜ける
。このため塵埃は粗目と細目の二重のフィルターによっ
て集められ、外部に出ることはなくなる。

次に第２図は他の実施例の要部を示す断面図で（１）〜
（４）は上述の従来装置と同−又は同等のものを示す。

図において、紙袋（１）の吸入気流の当る面には厚目の
印刷（Ｄ）が施されており、その印刷（Ｄ）の施された
面積の縦横寸法りは、吸引ホース（４）からの吹入口の
直径ｇに対し、Ω≦Ｌの関係を保つようになっている。

このようにすることによって、吸入された塵埃気流は、
吸口の対向面に当ってもこれを吹き抜けることがなくな
る。更に、印刷インクを防菌又は防臭剤で構成すれば、
衛生及び防臭の効果がある。

本実施例によれば吸込気流の当る面の紙袋の目が塞がれ
、塵埃の吹き抜けを防止すると同時に、塵埃の防臭効果
を上げることが出来る。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、集塵紙袋の吹込気流の当
る面を厚く形成するか、又は目を塞いで気流の吹き抜け
を困難にしたことにより、集塵性能を高めることが出来
た。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の模式図、第２図は他の実施
例の模式図、第３図は従来例の全体構成を示す模式図、
第４図はその状態図である。図において、（１）は紙袋
、（２）は集塵室、（３）は送気ファン、（４）は吸引
ホースである。 なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）塵埃を空気と共に吸引する電気掃除機用紙袋にお
   いて、吸込口と対向する面に対し吸込口の大きさと同じ
   又はそれより大きな範囲にわたり、面の目を塞いだこと
   を特徴とする電気掃除機用紙袋。
2. （２）吸込口と対向する面に防菌剤や防臭剤で構成され
   たインクを塗布したことを特徴とする請求項（１）記載
   の電気掃除機用紙袋。