JPH04108419A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は電気掃除機の改良に関するものである。

［従来の技術］ 第２図は従来の電気掃除機本体の断面図で、図中（１）
は掃除機本体、（２）は吸気口、（３）は集塵室、（３
ａ）は集塵室の床、（４）は集塵用の紙フィルタパック
、（５）はブロワ、（６）はそのモータ、集塵用の紙フ
ィルタパック、（７）は後部風路、（８）は底部風路、
（９）は排気口、（１ｏ）は上蓋、（１１）はごみを含
む空気を示す矢印、（１２）は除塵され綺麗になった空
気を示す矢印である。

上記のように構成された掃除機を使用して掃除を行なう
際は、掃除機本体の吸気口（２）にホース、バイブ及び
床用ブラシ（図示せず）を接続し、プラグを電源に接続
してスイッチを操作すると、本体のブロワ（５）が始動
する。その結果床用ブラシによりごみとともに吸引され
た空気は、矢印（１１）に示すように吸気口（２）より
集塵室（３）内に吸引され、集塵室（３）内で紙フィル
タパック（４）により集塵された後、きれいになった空
気は矢印（１２）に示すようにブロワ（５）、排気風路
（７）及び底部風路（８）を経て排気口（９）より大気
中に放散される。

紙フィルタパック（４）にごみが溜まって（ると、上蓋
（１０）を開け、塵の溜まった紙フィルタパック（４）
を取り出し、新しい紙フィルタパック（４）を集塵室（
３）内に装着して、紙フィルタパック（４）の交換を行
う。

［発明が解決しようとする課題］ ところで掃除機において、集塵室（３）の床（３ａ）は
通常プラスチックなどで形成されている。もちろん通気
性はまったくない。したがって紙フィルタパック（４）
内に吸引されたごみを含む空気（１１）は、その側面部
においては紙フイルタバック（４）により除塵されて綺
麗になり、矢印（ｌｌａ）となって本体内の風路（７）
に向かうが、紙フィルタパック（４）の集塵室の床（３
ａ）に当接する部分では、空気（ｌｌｂ）は紙フィルタ
パック（４）を通過できない。

したがって紙フィルタパック（４）の有する濾過面積の
うち、集塵室の床（３ａ）に当接する相当部分は空気を
濾過しないこととなるので、その濾過効率は落ち掃除機
の清掃効率はその分低下することとなる。

またごみを含む空気（１１）が集塵室（３）内を通過す
る際、空気が集塵室（３）の壁面に当たって騒音を発生
し、これが掃除機騒音の相当部分を占めていて、騒音対
策に当たって常に問題となっている。

本発明は従来の掃除機における上記問題点を解消するた
めになされたもので、紙フィルタパックの濾過効率を上
げ、その清掃効率を向上させるとともに、騒音を低減さ
せた電気掃除機を提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明に係る電気掃除機にお
いては、集塵室の床の紙フィルタパックに当接する部分
を、通気性と吸音性とを備えた材料により構成した。

［作用コ 上記のように、掃除機本体の集塵室床を通気性と吸音性
とを備えた材料により構成した結果、その部分に当接す
る紙フィルタパックは通気性を得ることになり、紙フィ
ルタパック（４）の濾過面積は増大し、紙フィルタパッ
ク（４）の濾過効率はその分向上する。

また上記床材料は吸音性を備えているので、集塵室にお
いて壁面に当たって発生する騒音の相当部分は上記床材
料に吸収され、掃除機の騒音は相当程度低減することと
なる。

［発明の実施例］ ３８１図は本発明の一実施例を示す電気掃除機の断面図
で、図中（１）〜（１２）は従来の掃除機と同一または
相当部品、（２ｏ）は−通気性と吸音性とを備えた床材
料である。

図にみるように、本発明に係る電気掃除機の本体におい
ては、集塵室（３）の床の紙フィルタパック（４）に当
接する部分に通気性と吸音性とを備えた材料（２０）を
配置した。すなわち集塵室（３）の床（３ａ）の一部を
下方に下げ、この部分に通気性と吸音性とを備えた材料
（２ｏ）を配置し、この材料（２ｏ）に紙フィルタパッ
ク（４）を当接せしめた。この結果紙フイルタバック（
４）の材料（２ｏ）に当接する部分は、通気性を回復す
ることになり、紙フィルタパック（４）の濾過面積は、
従来装置に比較して増大し、紙フィルタパック（４）の
濾過効率は増し、掃除機の清掃効率は向上することとな
る。

また集塵室（３）において発生する上記騒音もこの材料
（２０）により吸収され、掃除機の騒音はがなり低減す
る。

上記床材料（２０）については、特にその仕様を限定す
るものでなく、通気性と吸音性とを備えたものであれば
よい。

また材料（２０）の施工範囲についても特に限定せず、
掃除機の仕様等と併せ適宜決定してよい。

［発明の効果］ 本発明は電気掃除機本体の集塵室において、その床材料
に通気性と吸音性とを備えた材料を使用したので、次に
述べるような優れた効果をあげることとなった。

（１）集塵室内の紙フィルタパックの濾過効率が上がり
、掃除機の清掃効率が向上した。

（２）集塵室内で空気が壁面に当たって発生する騒音の
相当部分が上記吸音性を備えた床材料に吸収され、掃除
機の騒音が大巾に低下した。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である電気掃除機の断面図、
第２図は従来の電気掃除機本体の断面図である。 図中、（１）は掃除機本体、（２）は吸気口、（３）は
集塵室、（３ａ）は集塵室の床、（４）は集塵用の紙フ
ィルタバック、（５）はブロワ、（６）はそのモータ、
（７）は後部風路、（８）は底部風路、（９）は排気口
、（１０）は上蓋、（１１）はごみを含む空気を示す矢
印、（Ｉ　Ｌａ）は紙フィルタパック（４）により除塵
された空気を示す矢印、（ｌｌｂ）は床面により紙フィ
ルタパック（４）を通過できない空気を示す矢印、（Ｉ
ｌｃ）は紙フィルタパック（４）及び床材料（２０）を
通過する空気を示す矢印、（１２）は除塵され綺麗にな
った空気を示す矢印、（２０）は通気性と吸音性を備え
た床材料である。 なお図中の同一符号は同一または相当部品を示すものと
する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ブロワ及びそのモータと、紙フィルタパックを内蔵する
   集塵室とを備えた電気掃除機本体において、 上記集塵室の床を通気性と吸音性とを備えた材料により
   構成した ことを特徴とする電気掃除機。