JPH0130868Y2 - - Google Patents

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JPH0130868Y2
JPH0130868Y2 JP1982178431U JP17843182U JPH0130868Y2 JP H0130868 Y2 JPH0130868 Y2 JP H0130868Y2 JP 1982178431 U JP1982178431 U JP 1982178431U JP 17843182 U JP17843182 U JP 17843182U JP H0130868 Y2 JPH0130868 Y2 JP H0130868Y2
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JP
Japan
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motor
air
motor bracket
partition
bracket
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JP1982178431U
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JPS5981263U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、鉄板ケースを有する縦型モータに関
する。
従来の技術 従来、屋外設置の開放、防滴型の縦型モータに
あつては、モータケースを鋳物成形し、モータの
ステータ周壁部にモータ冷却用間隙部を設けて、
モータに内設した冷却用フアンでモータの一端面
から他端面へ空気を貫通させてモータを冷却して
いた。ところが、近年、モータの軽量化、小型化
等から、モータケースを鉄板で形成しているもの
がある。
考案が解決しようとする課題 しかし、モータケースを鉄板で形成すると、ス
テータ周部に冷却用間隙部を設けることが困難な
ため、モータケースの負荷側と反負荷側とのそれ
ぞれの周面に冷却用孔を開孔し、モータの両側の
モータブラケツトの端面から空気を流入し、モー
タケースの周面の冷却用孔から外部へ排出してモ
ータの冷却を行つている。このように鉄板ケース
を有する縦型モータにあつては、モータケースの
外周面に所定の大きさの冷却用孔を多数開孔しな
ければモータの温度上昇を抑制できないため、モ
ータ周面から騒音が外部に漏出して騒音が大きく
なるものであつた。
また、縦型モータの端面に冷却空気の流入、流
出孔を開口すると、防滴カバーを取りつけねばな
らず、そのため取りつけ部材等の部材が必要とな
るものであつた。
課題を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、上記
の課題を解決するために、縦型モータの鉄板で形
成したモータケースの上端部に取着のモータブラ
ケツトの端面に環状の空気流入出用開孔を開口す
るとともにこの環状の空気流入出用開孔の中間に
モータ冷却用の空気の空気流入側とモータを冷却
した空気を排出用の空気排出側とに分ける円筒状
の仕切りをモータブラケツトの外側と内側とへそ
れぞれ突き出してモータブラケツトと一体に形成
し、上記円筒状の仕切りのモータブラケツトの内
側突出部を中央側に向かつて滑らかなわん曲面に
形成してわん曲した仕切りの先端部を冷却フアン
を形成するモータのロータのエンドリング羽根の
端部に対向するとともに、上記円筒状の仕切りの
モータブラケツトの外側突出部に中間カバーを介
して防滴用のカバーを取着して、両カバーの間か
ら空気を流入し中間カバーとモータブラケツトの
間から空気を排出するようにしたことを特徴とす
る鉄板ケースを有する縦型モータを提供するにあ
る。
実施例 以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例で、モータ
1のモータシヤフト2が突出した負荷側に冷暖房
用等のラインポンプのようなポンプ(図示せず)
を結合するようにした縦型モータの反負荷側に実
施したものである。モータ1は開放、防滴、縦型
構造のもので、第1図のようにステータ3、ロー
タ4部の外周部のモータケース5を所定の厚さの
鉄板で形成しており、その上部、下部の両端部に
モータブラケツト6,7を脱着可能に取着して中
央部の軸受ブラケツト8,9にモータシヤフト2
を枢支している。モータ1の反負荷側である上部
のモータブラケツト6は、第2図、第3図のよう
に端面の中央部の軸受部8から外周部にわたつて
大きく環状にモータ冷却用の空気流入出用開孔1
0を設け、この空気流入出用開孔10の面積を内
外にほぼ2分の1に分割するように筒状の仕切り
11を設けている。仕切り11は、第2図、第3
図のようにモータブラケツト6と一体的に鋳物成
形しているもので、仕切り11の一端は第1図の
ようにモータブラケツト6の端面の外方にやや長
く垂直状に突出し、他端は内方に中央側に向かつ
てわん曲して突出しており、その先端は第1図の
ようにロータ4の端面に一体的に形成してモータ
冷却用の冷却フアン12を形成しているエンドリ
ング羽根13の端面外周部に適宜な間隙をもつて
対向するようにしている。このように、空気流入
出用開孔10は、仕切り11により、内周側の空
気吸入孔と外周側の空気排出孔とに完全に仕切ら
れており、エンドリング羽根13の旋回によつて
モータ外部の空気を仕切り11の内側の空気吸入
孔から円滑に吸入してモータ内部を冷却し、仕切
り11の外側の空気排出孔を通つて外部へ円滑に
排出するようにしているものである。上記仕切り
11は、第2図、第3図のように空気流入出用開
孔10を四分割するように配設した支持部14を
介してモータブラケツト6と一体的に形成されて
いる。この円筒状の仕切り11の外側に突き出し
た外側突出部に、リング状の中間カバー15を第
1図のように仕切り11部からモータ1の外周部
にかけて固着具16で脱着自在にモータ1端面を
被覆しているとともに、中間カバー15に所定の
間隙を設けて円板状の防滴カバー17をビスのよ
うな取着具18で脱着自在に取着してモータ端面
全体を被覆し、防滴カバー17と中間カバー15
との間から冷却用空気を上記空気吸入孔に矢印の
ように吸入するようにしているとともに、上記し
た空気排出孔から排出する空気を矢印のように中
間カバー15とモータブラケツト6との間隙から
外部へ排出するようにしているものである。
したがつて、モータケースの上部外周面には従
来のようなモータ冷却用の開孔がなく、モータの
騒音が外部に外周面の開孔を介して漏出すること
がないので騒音を低くできるものであり、モータ
ケースを鉄板で形成してその上部外周面にモータ
冷却用の開孔を設けていないにもかかわらず、上
記の構成によつて十分にモータを冷却できて温度
上昇を防止でき、また冷却用の空気をわん曲した
仕切りにそつて流入出できるため、騒音の発生も
防止できるものである。さらに、モータブラケツ
トに仕切りを一体的に設け、かつ仕切りに中間カ
バー、防滴カバーを取着できるようにしているた
め、部材点数の削減がはかれて、組み立て、分解
も簡単化できるものである。なお、19はモータ
シヤフト旋回操作用の脱着自在の開閉蓋である。
本実施例では、モータ1の下部のモータ冷却構
造は、従来と同様にモータケース5の外周部に空
気流入出孔20を開孔しているにもかかわらず、
上記の手段の採用で、実測の結果4〜7dB(A)
の騒音防止がはかれて有効であつた。
他の実施例 第4図は本考案の他の実施例で、モータケース
の下部の外周部の空気流入出孔をなくし、モータ
下部の負荷側についても冷却するようにした一例
である。下部のモータブラケツト7の端面には、
上記と同様に空気流入出用開孔21を設け、空気
を吸入側と排出側に分ける仕切り22を空気流入
出用開孔21に上記と同様にして配設しているも
のである。本実施例では、仕切り22のモータ外
方の端部は負荷のポンプ等を結合するフランジ部
23としている。冷却用空気は、エンドリング羽
根13の旋回によつて仕切り22の内側から矢印
のように吸入され、仕切り22の外側を通してモ
ータブラケツト7の端面とフランジ23との間を
矢印のように外部に排出されるものである。
本実施例では、鉄板ケースを有する縦型モータ
でありながら、モータケースの外周面にはモータ
冷却用の開孔がなく、従来の鋳物成形のものと外
観がほぼ同一であるにもかかわらず、モータ下部
からも冷却できて温度上昇を有効に防止できると
ともにモータケースの外周部に空気流入出孔がな
くなつて一層の騒音防止がはかれるものである。
なお、上記では騒音、モータ冷却について説明
したが、鉄板ケースを有するモータに上記の構成
の冷却構造を採用することによつて、従来小型モ
ータにした用いられなかつたものが、大容量のモ
ータについても適用可能になるとともに、従来の
小型のモータについてもより外径の小さいモータ
とすることが可能となつたものである。
考案の効果 以上のように本考案にあつては、モータブラケ
ツトに仕切りを一体化したので、縦型モータであ
るにもかかわらず特別の取りつけ部材を必要とせ
ず、仕切りの外方に突出した外側突出部に中間カ
バー、防滴カバーを取りつけられる。
また、モータブラケツトに空気流入出用開孔を
環状に開口して、その中間に円筒状の仕切りを一
体的に設けたので、モータブラケツトに空気流入
出用開孔をできるだけ大きく開口することができ
て、鉄板ケースの縦型モータであるにもかかわら
ず冷却用空気を円滑に流入出してモータの冷却が
はかれるとともに、部品点数を削減でき、組み立
て、分解が簡単化できる。
またさらに、円筒状の仕切りの内方の内側突出
部をわん曲面としてモータのローターのエンドリ
ング羽根部に対向したので、仕切りにそつて冷却
空気を円滑に流入し、流出することができ、鉄板
ケースの縦型モータであるにもかかわらず騒音を
できるだけ抑制できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2
図、第3図は同上の仕切りの平面図と第2図の矢
視A−Aの側断面図、第4図は同上の他の実施例
のモータ下部の一部切欠した縦断面図である。 1……縦型モータ、4……ロータ、5……モー
タケース、6,7……モータブラケツト、10,
21……空気流入出用開孔、11,21……仕切
り、12……冷却用フアン、13……リンドリン
グ羽根、15……中間カバー、17……防滴カバ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦型モータの鉄板で形成したモータケースの上
    端部に取着のモータブラケツトの端面に環状の空
    気流入出用開孔を開口するとともにこの環状の空
    気流入出用開孔の中間にモータ冷却用の空気の空
    気流入側とモータを冷却した空気を排出用の空気
    排出側とに分ける円筒状の仕切りをモータブラケ
    ツトの外側と内側とへそれぞれ突き出してモータ
    ブラケツトと一体に形成し、上記円筒状の仕切り
    のモータブラケツトの内側突出部を中央側に向か
    つて滑らかなわん曲面に形成してわん曲した仕切
    りの先端部を冷却フアンを形成するモータのロー
    タのエンドリング羽根の端部に対向するととも
    に、上記円筒状の仕切りのモータブラケツトの外
    側突出部に中間カバーを介して防滴用のカバーを
    取着して、両カバーの間から空気を流入し中間カ
    バーとモータブラケツトの間から空気を排出する
    ようにしたことを特徴とする鉄板ケースを有する
    縦型モータ。
JP17843182U 1982-11-24 1982-11-24 鉄板ケースを有する縦型モータ Granted JPS5981263U (ja)

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JPS5981263U JPS5981263U (ja) 1984-06-01
JPH0130868Y2 true JPH0130868Y2 (ja) 1989-09-21

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