JP2001095204A - 車両駆動用開放型電動機 - Google Patents

車両駆動用開放型電動機

Info

Publication number
JP2001095204A
JP2001095204A JP2000265974A JP2000265974A JP2001095204A JP 2001095204 A JP2001095204 A JP 2001095204A JP 2000265974 A JP2000265974 A JP 2000265974A JP 2000265974 A JP2000265974 A JP 2000265974A JP 2001095204 A JP2001095204 A JP 2001095204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
bracket
stator
rotor
cooling air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000265974A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3211823B2 (ja
Inventor
Hiroaki Mita
博昭 三田
Seikichi Masuda
誠吉 増田
Isato Imai
勇人 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000265974A priority Critical patent/JP3211823B2/ja
Publication of JP2001095204A publication Critical patent/JP2001095204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3211823B2 publication Critical patent/JP3211823B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】保守回帰の延長化が図れる車両駆動用開放型電
動機の提供を課題とする。 【解決手段】上記課題を解決するために本発明は、固定
子2,固定子2の内側に設けた回転子3及び回転子3の
回転軸6に設けたファン11を収納した固定子枠1の軸
方向の両側をブラケット7,8により塞いでなり、冷却
風の入気口13をブラケット7に設け、冷却風の第1の
排気口14をブラケット7又は固定子枠1に設け、冷却
風の第2の排気口15をブラケット8又は固定子枠1に
設けると共に、ブラケット7又は固定子枠1の内周にフ
ァン11の外径側と対向するように円環状の突出部17
を形成し、この突出部17とブラケット7との間に第1
の排気口14の開口部を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両駆動用開放型
電動機に係り、特に冷却風に含まれている塵埃除去に好
適な車両駆動用開放型電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両駆動用開放型電動機として
は、特開平6−6958 号公報,米国特許5,000,769 号公報
に開示のものが知られている。このうち前者の電動機
は、冷却風である外気を機内に取込む際に、入気口に設
けたフィルターを介して取込み、冷却風に含まれている
塵埃を除去していた。後者の電動機は、冷却風である外
気を機内に取込む際に、複数の丸孔又はルーバー形状の
孔を有する平面板により仕切られた2つの部屋を介して
取込み、冷却風に含まれている塵埃を除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両駆動用開放型電動
機としては、前者の電動機が主流であるが、最近、この
電動機に対して保守回帰の延長化,低騒音化などの様々
な要求があり、その中でも保守回帰の延長化の要求が高
い。この要求が高いのは、前者の電動機では、フィルタ
ーの除去機能が完全でないため、フィルターにより除去
されない塵埃が機内に侵入し、それが長期間の運転によ
り機内に堆積し、これを取除くために5,6年毎に分解
掃除を行う必要があるためであった。
【0004】そこで、本発明者は、フィルターを用いる
ことなく塵埃を除去できる車両駆動用開放型電動機とし
て後者の電動機に着目した。ところが、後者の電動機
は、2つの部屋を形成しているので、電動機の軸方向の
寸法を大きくとる必要があると共に、塵埃除去のための
構造が複雑化し、故障ポテンシャルの増大を招く虞れも
ある。また、2つの部屋を介して冷却風に含まれている
塵埃を除去しているので、機内に近い方の部屋を省略で
きない。もし機内に近い方の部屋を省略すれば、冷却風
に含まれている塵埃が機内に侵入し、それが長期間の運
転により機内に堆積し、前者の電動機と同様に定期的な
分解清掃が必要になる。
【0005】また、後者の電動機は、冷却風の入気口を
径方向に対して垂直な方向に開口しているので、入気し
た冷却風は入気方向に対して直角な方向に折れ曲がる。
このため、冷却風の損失が大きくなり、冷却に必要な風
量を確保するためには冷却ファンの径を大きくする必要
がある。冷却ファンの径を大きくし過ぎると騒音が顕著
になる。
【0006】また、後者の電動機は、冷却風の排気側に
ついて全く考慮していないので、機内を冷却した高温の
冷却風が軸受カバーに直接当たり、排気側の軸受装置の
温度を上昇させてしまうという課題があった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あって、その代表的な目的の1つ目は、保守回帰の延長
化が図れる車両駆動用開放型電動機を提供することにあ
る。代表的な目的の2つ目は、故障ポテンシャルの増大
を招くことなく保守回帰の延長化が図れる信頼性の高い
車両駆動用開放型電動機を提供することにある。代表的
な目的の3つ目は、冷却風の排気側の軸受装置の冷却効
率の向上、例えば温度上昇を抑えることができる車両駆
動用開放型電動機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1番目の発明に係
る車両駆動用開放型電動機は、固定子枠の内側に設けた
固定子と、固定子の内側に設けた回転子と、回転子の回
転軸を支承する軸受装置と、固定子枠の端部に設けたブ
ラケットと、回転子と軸受装置との間の回転軸に設けた
ファンとを有してなり、ブラケットは固定子枠と軸受装
置との間で反鉄心側に張出した形状を有し、ファンはフ
ァン主板と、ファン主板のブラケット側に設けると共に
ブラケットの張出した空間内に配置したファンベーンか
らなるものである。
【0009】本願第2番目の発明に係る車両駆動用開放
型電動機は、固定子枠の内側に設けた固定子と、固定子
の内側に設けた回転子と、回転子の回転軸を支承する軸
受装置と、固定子枠の端部に設けたブラケットと、回転
子と軸受装置との間の回転軸に設けたファンとを有して
なり、ブラケットは固定子枠との接続部からほぼ軸方向
反鉄心側に伸びた外周面部と、軸受装置との接続部から
ほぼ軸方向反鉄心側に伸びた内周面部と、外周面部と内
周面部との間に設けた側面部からなり、ファンはブラケ
ットの側面部と平行な部分及び平行部分から回転軸との
接続部に至る傾斜した部分からなるファン主板と、ファ
ン主板のブラケット側に設けると共にブラケットの外周
面部,内周面部及び側面部によって囲まれた空間内に配
置したファンベーンからなるものである。
【0010】本願第3番目の発明に係る車両駆動用開放
型電動機は、固定子枠の内側に設けた固定子と、固定子
の内側に設けた回転子と、回転子の回転軸を支承する軸
受装置と、固定子枠の端部に設けたブラケットと、回転
子と軸受装置との間の回転軸に設けたファンとを有して
なり、ブラケットは固定子枠と軸受装置との間で反鉄心
側に張出した形状を有し、ファンはブラケット側に傾斜
させて設けたファン主板と、ファン主板のブラケット側
に設けたファンベーンからなるものである。
【0011】本願第4番目の発明に係る車両駆動用開放
型電動機は、固定子枠の内側に設けた固定子と、固定子
の内側に設けた回転子と、回転子の回転軸を支承する軸
受装置と、固定子枠の端部に設けたブラケットと、回転
子と軸受装置との間の回転軸に設けたファンとを有して
なり、ブラケットは固定子枠と軸受装置との間で反鉄心
側に張出した形状を有し、ファンはファン主板と、ファ
ン主板のブラケット側に設けると共にブラケットの張出
した空間内に配置したファンベーンからなり、ファン主
板の外径側には冷却風の分離板を設けたものである。
【0012】本願第5番目の発明に係る車両駆動用開放
型電動機は、固定子枠の内側に設けた固定子と、固定子
の内側に設けた回転子と、回転子の回転軸を支承する軸
受装置と、固定子枠の端部に設けたブラケットと、回転
子と軸受装置との間の回転軸に設けたファンとを有して
なり、ブラケットは固定子枠と軸受装置との間で反鉄心
側に張出した形状を有し、ファンはファン主板と、ファ
ン主板のブラケット側に設けると共にブラケットの張出
した空間内に配置したファンベーンからなり、ファンベ
ーンの内径側には冷却風の入気口を設けたものである。
【0013】本願第6番目の発明に係る車両駆動用開放
型電動機は、固定子枠の内側に設けた固定子と、固定子
の内側に設けた回転子と、回転子の回転軸を支承する軸
受装置と、固定子枠の端部に設けたブラケットと、回転
子と軸受装置との間の回転軸に設けたファンとを有して
なり、ブラケットは固定子枠と軸受装置との間で反鉄心
側に張出した形状を有し、ファンはファン主板と、ファ
ン主板のブラケット側に設けると共にブラケットの張出
した空間内に配置したファンベーンからなり、ファンベ
ーンの内径側には冷却風の入気口を設け、ファンベーン
の外径側には塵埃を含む冷却風の排出口を設けたもので
ある。
【0014】第4番目の発明に係る車両駆動用電動機に
おいて分離板は、ファン主板の外径よりも大きい内径を
有するリング状の板である。第5番目又は第6番目の発
明に係る車両駆動用開放型電動機において、ファンベー
ンの内径側と入気口との距離を30mm以上としている。
また、ファンベーンの枚数と前記入気口の個数を互いに
割切れない数としている。第1番目乃至第6番目の発明
に係る車両駆動用開放型電動機において、冷却風の排出
側に補助ファンを設けている。補助ファンはそのファン
主板が冷却風の排出側に設けた軸受カバーの形状に沿っ
て径方向に伸びたものである。
【0015】本願第7番目の発明に係る車両駆動用開放
型電動機は、固定子,固定子の内側に設けた回転子及び
回転子の回転軸に設けたファンを収納した固定子枠の軸
方向の両側をブラケットにより塞いでなり、ブラケット
の一方には冷却風の入気口を設け、ブラケットの一方又
は固定子枠には冷却風の第1の排気口を設け、ブラケッ
トの他方又は固定子枠には冷却風の第2の排気口を設
け、ブラケットの一方又は前記固定子枠の内周にはファ
ンの外径側と対向するように円環状の突出部を形成し、
この突出部とブラケットの一方との間には第1の排気口
の開口部を配置したものである。
【0016】本願第8番目の発明に係る車両駆動用開放
型電動機は、固定子,固定子の内側に設けた回転子及び
回転子の回転軸に設けたファンを収納した固定子枠の軸
方向の両側をブラケットにより塞いでなり、ブラケット
の一方には冷却風の入気口を設け、ブラケットの一方又
は固定子枠には冷却風の第1の排気口を設け、ブラケッ
トの他方又は固定子枠には冷却風の第2の排気口を設
け、ブラケットの一方又は固定子枠の内周にはファンの
外径側と対向するように円環状の突出部を形成し、この
突出部とブラケットの一方との間には第1の排気口の開
口部を配置し、第1の排気口と第2の排気口側に設けた
第2の入気口との間にはそれらを連通する通風管を設け
たものである。
【0017】第7番目又は第8番目の発明に係る車両駆
動用開放型電動機において部材は、入気口から取込んだ
外気を塵埃を含む外気と塵埃を含まない外気とに分離す
る分離板を含む分離機構である。第1の排出口はブラケ
ットの一方の外周面に1つ設けている。ブラケットの一
方は中心部側に凹部を有すると共に凹部の内周面に入気
口を複数設けている。
【0018】本願第9番目の発明に係る車両駆動用開放
型電動機は、固定子枠の内側に設けた固定子と、固定子
の内側に設けた回転子と、回転子の回転軸を支承する軸
受装置と、固定子枠の端部に設けたブラケットと、回転
子と軸受装置との間の回転軸に設けたファンと、外気を
機内に取込むための入気口と、機内に取込んだ外気を機
外に排出するための第1の排気口とを有してなり、ファ
ンの外径側と対向する部分に内径側に伸びる部材を設け
ると共に、この部材よりも外側の部分に機内に取込んだ
外気を機外に排出するための第2の排気口を設けたもの
である。
【0019】本願第10番目の発明に係る車両駆動用開
放型電動機は、固定子枠の内側に設けた固定子と、固定
子の内側に設けた回転子と、回転子の回転軸を支承する
軸受装置と、固定子枠の端部に設けたブラケットと、回
転子と軸受装置との間の回転軸に設けたファンと、外気
を機内に取込むための入気口と、機内に取込んだ外気を
機外に排出するための第1の排気口とを有してなり、フ
ァンの外径側と対向する部分に内径側に伸びる部材を設
けると共に、この部材よりも外側の部分に機内に取込ん
だ外気を機外に排出するための第2の排気口を設け、か
つ第2の排気口と第1の排気口側に設けた第2の入気口
とを連通する通風管を設けたものである。第9番目又は
第10番目の発明に係る車両駆動用開放型電動機におい
て部材は、入気口から取込んだ外気を塵埃を含む外気と
塵埃を含まない外気とに分離する分離板を含む分離機構
である。
【0020】本願第11番目の発明に係る車両駆動用開
放型電動機は、固定子と、固定子の内側に位置する回転
子と、回転子の回転軸に設けた1つ又は2つのファン
と、これらを内蔵するように形成したハウジングと、ハ
ウジングの軸方向の片側又は両側を塞ぐ閉塞部材とを備
え、閉塞部材はハウジングの一部を兼ねてもよく、閉塞
部材の一方には入気孔又は入気管を開き、閉塞部材乃至
ハウジングには少なくとも2つの排気孔又は排気管を開
き、排気孔又は排気管のうちの1つは吸気孔又は入気管
側に設置し、他の排気孔又は排気管は入気孔又は入気管
とは軸方向にて反対側に位置するように設置したもので
ある。
【0021】第11番目の発明に係る車両駆動用開放型
電動機において入気孔又は入気管側の排気孔又は排気管
は、ハウジングの外部を出て第2の排気孔又は排気管側
に開けた第2の入気孔又は入気管に連通する。
【0022】本願第12番目の発明に係る車両駆動用開
放型電動機は、固定子と、固定子の内側に設けた回転子
と、これらを取り囲むハウジングと、回転子の回転軸
と、ハウジングの両側を塞ぐ閉塞部材と、閉塞部材の一
方と固定子及び回転子との間の回転軸に設けたファンと
を備え、閉塞部材の一方には入気孔を設け、閉塞部材の
一方又はハウジングには第1の排気孔を設け、閉塞部材
の他方又はハウジングには第2の排気孔を設けると共
に、ファンにより入気孔から第1の排気孔へほぼ直進す
る空気流と、固定子及び回転子へ分流する空気流を形成
するものである。
【0023】本願第13番目の発明に係る車両駆動用開
放型電動機は、固定子と、固定子の内側に設けた回転子
と、これらを取り囲むハウジングと、回転子の回転軸
と、ハウジングの両側を塞ぐ閉塞部材と、閉塞部材の一
方と固定子及び回転子との間の回転軸に設けたファンと
を備え、閉塞部材の一方には入気孔を設け、閉塞部材の
一方又はハウジングには第1の排気孔を設け、閉塞部材
の他方又はハウジングには第2の排気孔を設けると共
に、ファンにより入気孔から第1の排気孔へほぼ直進す
る空気流と、固定子及び回転子へ分流する空気流を形成
し、かつ第1の排気孔へほぼ直進する空気流は閉塞部材
の他方と固定子及び回転子との間の空間に導くものであ
る。
【0024】第12番目又は第13番目の発明に係る車
両駆動用開放型電動機において第1の排気孔へほぼ直進
する空気流は塵埃を含み、固定子及び回転子へ分流する
空気流は塵埃を含まない。
【0025】本願第14番目の発明に係る車両駆動用開
放型電動機は、固定子と、固定子の内側に設けた回転子
と、固定子及び回転子を取り囲む固定子枠と、固定子枠
の両端を塞ぐブラケットと、ブラケットの一方に設けた
入気孔と、ブラケットの他方に設けた排気孔とを備え、
ブラケットの一方と固定子及び回転子との間の空間には
冷却風を機内に取込む第1のファンを配置し、ブラケッ
トの他方と固定子及び回転子との間の空間には第2のフ
ァンを配置したものである。
【0026】第14番目の発明に係る車両駆動用開放型
電動機において第2のファンは、回転軸に取付けられ、
この取付部から径方向に遠ざかるにしたがって回転子か
ら遠ざかるように形成したものである。第2のファンと
して整流板を用いてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態である
車両駆動用開放型電動機を図1乃至図4に示す。本実施
の形態の車両駆動用開放型電動機は三相誘導電動機であ
る。図面において1は筒状の固定子枠(又はハウジング
若しくはケーシング)であり、その内周側には円筒状の
固定子鉄心2を設けている。固定子鉄心2の内周部には
軸方向に連続したスロットを周方向に所定の間隔をもっ
て複数形成し、固定子巻線4を収納している。
【0028】固定子鉄心2の内周側には空隙を介して固
定子鉄心2と同心円上に回転子鉄心3を設けている。回
転子鉄心3の外周部には軸方向に連続したスロットを周
方向に所定の間隔をもって複数形成し、回転子巻線5を
ダイキャスト方法により収納している。回転子鉄心3の
中心軸上には回転軸6を設けており、固定子枠1の両端
部に設けた軸受装置9,10によりそれを回転自在に支
承している。
【0029】固定子枠1の一方側(冷却風の入気側であ
って、本図では鉄心に向かって左側)には閉塞部材であ
る環状のエンドブラケット7を設けており、その内周側
には軸受装置9を固定支持している。エンドブラケット
7は固定子枠1の端部と軸受装置9の外周側との間で反
鉄心側に張出した形状のものである。具体的には固定子
枠1の端部との接続部からほぼ軸方向反鉄心側(又はほ
ぼ水平)に伸びた外周面部7aと、軸受装置9の外周側
の接続部からほぼ軸方向反鉄心側(又は回転軸6に対し
て若干斜め若しくはほぼ水平)に伸びた内周面部7b
と、外周面部と内周面部とを結合しほぼ垂直に伸びた側
面部7cとを有する形状のものである。尚、エンドブラ
ケット7の外周面部7aに相当する部分は固定子枠1が
兼ねてもよい。
【0030】回転子鉄心3と軸受装置9との間の回転軸
6上には主ファン11を設けている。主ファン11はフ
ァン主板11aとファンベーン11bと側板11cから
なるものである。ファン主板11aはエンドブラケット
7の内周面部に沿って反鉄心側に伸びて湾曲し、エンド
ブラケット7の側面部に沿って径方向外側に伸びた形状
のものである。換言すれば、その取付部から径方向に遠
ざかるに従って回転子鉄心3から遠ざかるように形成し
たものである。具体的にはエンドブラケット7の側面部
に平行部と、この平行部から湾曲し回転軸6の接続部に
伸びる傾斜部とを有する形状のものである。ファン主板
11aの平行部のエンドブラケット7側にはファンベー
ン11bを複数設けている。ファンベーン11bのエン
ドブラケット7側には側板11cを設けている。尚、側
板11cとしてエンドブラケット7を代用しても構わな
い。
【0031】エンドブラケット7の内周面部7bには冷
却風として外気を取込むための入気口13(又は入気孔
若しくは入気管)をファンベーン11bとほぼ直線配置
となるように複数設けており、図1に示すように、ファ
ンベーン11bの内径側11dに位置している。入気口1
3とファンベーン11bの内径側との間には30mm以上
の間隔をあけている。エンドブラケット7の外周面部7
aには塵埃を含む冷却風を排出するための塵埃排出口1
4(又は塵埃排出孔若しくは塵埃排出管)をファンベー
ン11bとほぼ直線配置となるように1つ設けており、
図1に示すように、ファンベーン11bの外径側11e
に位置している。ファンベーン11bの枚数と入気口1
3の個数は互いに割切れない(1以外の公約数を持たな
い)数の組合わせとしている。軸受装置9の軸方向の位
置はファンベーン11bの位置よりも鉄心側又は同じ位
置としている。
【0032】ファン主板11aの外径側11fには塵埃
を含む冷却風と塵埃を含まない冷却風とに分離すると共
に、分離した塵埃を含む冷却風が機内に流れ込まないよ
うにするための分離機構の1つである塵埃分離板17を
設けている。ここで、外径側とは、次第に外方に開くよ
うに形成されたファンの外形の周方向端部側のことをい
う。従って、分離板等の分離機構は、この端部自体では
なく、この端部に対向するように形成された円環状の突
起物であって、図1に示すように、その突起物がファン
主板11aの外径側に位置するのである。
【0033】塵埃分離板17はファン主板11aの外径
よりも大き内径を有するリング状の円板である。尚、塵
埃分離板17はエンドブラケット7と一体形成してもよ
い。ファン主板11aの外径と塵埃分離板17の内径と
の間の空隙の通風断面積は塵埃排出口14の通風断面積
よりも大きくしている。
【0034】固定子枠1の他方側(冷却風の排気側であ
って、本図の鉄心に向かって右側)には閉塞部材である
環状のエンドブラケット8を固定子枠1と一体形成し設
けており、その内周側には軸受装置10を固定支持して
いる。エンドブラケット8の側面には機内を冷却し終え
た冷却風を機外に排出するための排気口15(又は排気
孔若しくは排気管)を複数設けている。排気口15の外
側には排気口15から塵埃が機内に侵入しないようにフ
ィルター19を設けている。本実施の形態によれば、固
定子枠1とエンドブラケット8が一体になった場合につ
いて説明したが、固定子枠1とエンドブラケット8が別
々になっていても構わない。また、エンドブラケット8
が固定子枠1の一部を兼ねたもの、すなわち一方が開放
した容器状のものであってもよい。
【0035】回転子鉄心3の軸受装置10側の端部には
補助ファン12を設けている。補助ファン12はファン
主板12aとファンベーン12bと側板12cからなる
ものである。ファン主板12aは軸受装置10の軸受カ
バー16の湾曲形状に沿って湾曲し、エンドブラケット
8に沿って径方向外側に伸びた形状のものである。換言
すれば、その取付部から径方向に遠ざかるに従って回転
子鉄心3から遠ざかるように形成したものである。ファ
ン主板12aの鉄心側にはファンベーン12bを複数設
けている。ファンベーン12bの鉄心側には側板12c
を設けている。尚、補助ファン12は側板12cを省略
してもよい。また、補助ファン12の代わりにファンベ
ーン12bを省略したファン主板12aを遮蔽板として
代用してもよい。
【0036】エンドブラケット7の外側には軸受装置9
にグリースを供給するグリース供給装置20を設けてい
る。エンドブラケット8の外側には軸受装置10にグリ
ースを供給するグリース供給装置21と、回転軸6の回
転速度を検出する速度検出装置24を設けている。固定
子巻線4のエンド部の一方側には固定子枠1を貫いて機
内に引込んだリード線23を三相分接続している。リー
ド線23は固定子巻線4に電力を供給するためのもので
ある。
【0037】固定子枠1の外周部には台車に取付けるた
めの取付部25,26を設けている。また、固定子枠1
の外周部にはリード線23,インバータの接地線28,
速度検出装置24の信号線を支持するための支持台27
を設けている。支持台27には電動機の接地線22を接
続している。
【0038】次に、本実施の形態の車両駆動用開放型電
動機の冷却風の流れを説明する。尚、図1に示す矢印は
冷却風の流れである。回転軸6の回転により主ファン1
1が回転すると、ファンベーン11bの内径側と入気口
13との間の空間に吸込力が作用し、入気口13から冷
却風である外気が吸込まれる。吸込まれた外気は主ファ
ン11の押込力によってエンドブラケット7の外周面部
の内面に向かって押込まれる。この時、塵埃分離板17
によってファンベーン11bの外径側とエンドブラケッ
ト7との空間で2つの冷却風に分離される。
【0039】分離された一方の冷却風には塵埃が含まれ
ており、エンドブラケット7の外周側内面に流れ、主フ
ァン11の回転力によってエンドブラケット7の外周側
内面を周方向に流れ、塵埃排出口14に到達し機外に排
出される。この時、塵埃を含む冷却風は塵埃分離板17
が壁となって機内に流れ込むことがない。
【0040】分離された他方の冷却風は塵埃を含んでお
らず、塵埃分離板17の内径側とファン主板11aの外
径側との間の間隙を介して鉄心側に押込まれる。押込ま
れた冷却風は固定子鉄心2及び回転子鉄心3の一方の端
部を冷却し、固定子鉄心2と回転子鉄心3との間の空隙
及び回転子鉄心3に複数設けた軸方向に連続した通風ダ
クト18を冷却しながら排気側に流れる。排気側に到達
した冷却風は固定子鉄心2及び回転子鉄心3の他方の端
部を冷却し、排気口15から機外に排出される。この
時、回転軸6の回転により補助ファン12が回転してい
るので、固定子鉄心2及び回転子鉄心3の他方の端部の
空間には空気の流動が起きる。
【0041】以上説明した第1の実施の形態によれば、
主ファン11によって押込んだ冷却風を塵埃分離板17
により2つの冷却風、すなわち塵埃を含む冷却風と塵埃
を含まない冷却風とに分離し、塵埃を含む冷却風は塵埃
排出口14から機外へ排出し、塵埃を含まない冷却風は
塵埃分離板17の内径側とファン主板11aの外径側と
の間の空隙を介して機内に押込むようにしたので、塵埃
を含まない冷却風によって機内を冷却でき、機内への塵
埃進入及び長期間の運転による塵埃堆積を防げる。従っ
て、定期的な分解清掃が不要であり、保守回帰の延長が
図れる。
【0042】また、第1の実施の形態によれば、エンド
ブラケット7と、主ファン11と、主ファン11のファ
ン主板11aの外径側と対向するエンドブラケット7部
分に設けた塵埃分離板17により囲まれる空間内で、塵
埃を含む冷却風と塵埃を含まない冷却とに分離できるの
で、塵埃除去のための機構を従来のものより簡単に構成
することができ、故障ポテンシャルの低減が図れる。従
って、信頼性の向上が図れる。
【0043】また、第1の実施の形態によれば、ファン
主板11aの外径側と塵埃分離板17の内径側との間の
空隙の通風断面積を塵埃排出口14の通風断面積よりも
大きくしたので、その空隙を介して機内に押込まれる冷
却風の風量を多く、かつ風速を遅くでき、塵埃排出口1
4から排出される冷却風の風量を少なく、かつ風速を速
くできる。従って、塵埃を含む冷却風を風速の速い塵埃
排出口14から確実に排出できると共に、機内を多量の
冷却風で冷却でき、上記効果を向上できる。
【0044】また、第1の実施の形態によれば、エンド
ブラケット7を反鉄心側に張出した形状とすると共に、
主ファン11のファン主板11aをエンドブラケット7
に沿った形状とし、ファン主板11aのエンドブラケッ
ト7側にファンベーン11bを設けたので、主ファン1
1を回転子鉄心3と軸受装置9との間の回転軸6上に設
置でき、軸方向の長さを短くできる。従って、電動機の
小型軽量化が図れる。
【0045】また、第1の実施の形態によれば、入気口
13とファンベーン11bとをほぼ直線配置としたの
で、入気口13を介して取込む冷却風の通風損失を小さ
くでき、主ファン11の径を小さくしても必要な冷却風
の風量を容易に確保できる。従って、電動機の低騒音化
が図れる。
【0046】また、第1の実施の形態によれば、ファン
ベーン11bの内径側と入気口13との間の間隔を30
mm以上あけたので、ファンベーン11bと入気口13と
の間の空間に発生する騒音を低減できる。すなわちファ
ンの騒音はファンベーンが空気を切る音であり、その発
生は空気の疎密が原因である。ここで、主ファン11の
騒音について考えてみると、主ファン11の騒音は入気
口13とファンベーン11bとの間の空間が発生源であ
り、入気口13のある部分と入気口13のない部分との
空気の密度の変化によるものである。しかし、この騒音
は入気口13とファンベーン11bとの空間距離を大き
くあけることで、空気の疎密の変化が小さくなり低減で
きる。従って、第1の実施の形態ではその低減効果が顕
著になる空間距離、すなわち30mm以上あけて、上記効
果を向上している。
【0047】また、第1の実施の形態によれば、ファン
ベーン11bの枚数と入気口13との個数を互いに割切
れない(1以外の公約数を持たない)数の組合わせとし
たので、ファンベーン11bと入気口13との間の空間
に発生する騒音のレベルを低減できる。例えば入気口の
個数を12,ファンベーンの枚数を15及び17とした
とき、12と15の組合わせでは、公約数が1の他に3
が存在するので、一周360°のうち120°の3ヶ所
においてファンベーンと入気口の位置(位相)が全く同
じになり、騒音を強め合い騒音レベルを高めてしまう。
一方、12と17の組合わせでは、公約数が1以外存在
しないので、一周360°においてファンベーンと入気
口の位置(位相)が全て異なり、騒音を強め合うことが
ないので、騒音レベルを低減できる。
【0048】また、ファンベーンの枚数をNb,入気口
の個数をNs,ファンベーンの枚数と入気口の個数の公
約数をM,回転数をrpm としたとき、発生する騒音の周
波数fは、 f=Nb×rpm ×M/60(Hz) 又は、 f=Ns×rpm ×M/60(Hz) となり、12と15の組合わせでは、1,3の公約数を
持つので、12倍,15倍,36倍,45倍の周波数を
有する騒音を発生する。一方、12と17の組合わせで
は、1の公約数を持つので、12倍,17倍の周波数を
有する騒音を発生する。ここで、ある部分が管を構成
し、この管の長さがLであった場合、その管における共
鳴する波長は、4L,4L/2,4L/3,4L/4…
となり、騒音の発生周波数の多い12と15の組合わせ
では共鳴しやすく、騒音のレベルを高めやすい。しか
し、騒音の発生周波数の少ない12と17の組合わせで
は共鳴を少なくでき、騒音のレベルを低減できる。従っ
て、上記効果をさらに向上できる。
【0049】また、第1の実施の形態によれば、回転子
鉄心3の軸受装置10側の端部に補助ファン12を設け
たので、鉄心とエンドブラケット8との間の空間に空気
の流動が起き、高温の冷却風の熱がその空間にこもるの
を抑制でき、軸受装置10の温度上昇を抑制できる。
【0050】また、第1の実施の形態によれば、補助フ
ァン12のファン主板12aを軸受装置10の軸受カバ
ー16に沿った形状としたので、ファン主板12aと軸
受カバー16との間の空隙を小さくしてこの空隙の負圧
を大きくでき、径方向に流れる冷却風の風量を増やして
ファン主板12aと軸受カバー16との間の熱をより逃
げやすくできる。従って、軸受装置10の温度上昇を更
に抑制できる。また、径方向に流れる冷却風の風量を増
やせるので、主ファン11の径を小さくでき、更なる低
騒音化を可能にできる。
【0051】本発明の第2の実施の形態である車両駆動
用開放型電動機を図5乃至図8に示す。尚、前述した第
1の実施の形態と同様の部分には同符号を付し、その説
明を省略する。本実施の形態では、エンドブラケット7
と第1の実施の形態で述べた分離機構の1つである塵埃
分離板17を一体化し、ファン主板11aの外径側と対
向するエンドブラケット7の固定子枠1との接続部を内
径側に突出させている。すなわち突出部7dを形成して
いる。尚、主ファン11の側板は省略し、エンドブラケ
ット7の側面部7cを代用している。
【0052】エンドブラケット7の外周面部に設けた塵
埃排出口14と固定子枠1の軸受装置10側の外周部に
1つ設けた入気口29との間には、塵埃排出口14から
排出される塵埃を含む冷却風を鉄心とエンドブラケット
8との間の空間に供給する通風管30を設けている。
尚、本実施の形態では、機内を冷却し終えた冷却風の複
数の排出口15をエンドブラケット8ではなく、固定子
枠1の外周部に入気口29と同一周面上に配置されるよ
うに複数設けている。
【0053】また、本実施の形態では、回転子鉄心3の
軸受装置10側の端部には第1の実施の形態で述べた補
助ファン12の代わりに、整流板31を設けている。整
流板31は通風ダクト18を流れてきた冷却風を径方向
外側に案内できるように、回転子鉄心3の端部から径方
向外側に向かって傾斜した形状のものである。換言すれ
ば、その取付部から径方向に遠ざかるに従って回転子鉄
心3から遠ざかるように形成したものである。
【0054】以上説明した第2の実施の形態によれば、
エンドブラケット7の外周面部に設けた塵埃排出口14
と固定子枠1の軸受装置10側の外周部に1つ設けた入
気口29との間に通風管30を設けたので、エンドブラ
ケット7に一体形成した塵埃分離するための突出部分に
おいて2つに分離された冷却風のうち、塵埃を含む冷却
風を通風管30を介して冷却風の排出側、すなわち鉄心
とエンドブラケット8との空間部分に供給できる。この
ようにすれば、機内を冷却しながら流れてきた塵埃を含
まない冷却風よりも温度の低い塵埃を含む冷却風によっ
て鉄心とエンドブラケット8との空間部分を冷却するこ
とができ、その空間部分の冷却効果を第1の実施の形態
よりも向上できる。尚、塵埃を含む冷却風は塵埃を含ま
ない冷却風よりも風量が少ないので、鉄心とエンドブラ
ケット8との空間部分を冷却した後は塵埃を含まない冷
却風と共に、排気口15を介して機外に排出される。従
って、第1の実施の形態の効果に加え、冷却効率の向上
が図れる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、保守回帰の延長化が図
れる車両駆動用開放型電動機を提供できる。また、故障
ポテンシャルの増大を招くことなく保守回帰の延長化が
図れる信頼性の高い車両駆動用開放型電動機を提供でき
る。さらに、冷却風の排気側の軸受装置の冷却効率の向
上、例えば温度上昇を抑えることができる車両駆動用開
放型電動機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である車両駆動用開
放型電動機の構成を示す断面図である。
【図2】図1の上側外観構成を示す外観図である。
【図3】図1の左側外観構成を示す外観図である。
【図4】図1の右側外観構成を示す外観図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態である車両駆動用開
放型電動機の構成を示す断面図である。
【図6】図5の上側外観構成を示す外観図である。
【図7】図5の左側外観構成を示す外観図である。
【図8】図5の右側外観構成を示す外観図である。
【符号の説明】
1…固定子枠、2…固定子鉄心、3…回転子鉄心、4…
固定子巻線、5…回転子巻線、6…回転軸、7,8…エ
ンドブラケット、9,10…軸受装置、11…主ファ
ン、12…補助ファン、13…入気口、14…塵埃排出
口、15…排気口、16…軸受カバー、17…塵埃分離
板、18…通風ダクト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の固定子枠の両端部をブラケットで閉
    塞し、回転軸が設けられた回転子を固定子の内周側に設
    けて上記固定子枠の内周側に設け、上記回転軸を上記ブ
    ラケットの内周側に固定支持された軸受装置によって回
    転自在に支承し、上記回転軸に設けられたファンにより
    上記ブラケットの一方に設けられた入気口から冷却風で
    ある外気が吸込まれ、上記回転子に複数設けられ軸方向
    に連続する通風ダクト及び上記固定子と上記回転子との
    間の空隙を冷却しながら流れ、上記ブラケットの他方に
    設けられた排気口から排出するようにした車両駆動用開
    放型電動機において、上記ファンを上記ブラケットの一
    方側に配置し、上記ブラケットの一方でファンのファン
    ベーンの内径側に位置する部分に上記入気口を配置し、
    上記ブラケットの他方側と上記固定子及び上記回転子と
    の間の空間に空気流動を起こす補助ファンを上記ブラケ
    ットの他方側に設け、上記排気口を、上記ブラケットの
    一方に設けられた第1の排気口と、上記ブラケットの他
    方に設けられた第2の排気口とで構成し、上記通風ダク
    トを通過した冷却風が上記ブラケットの他方側と上記固
    定子及び上記回転子との間の空間を介して上記第2の排
    気口から排出されるように構成されていることを特徴と
    する車両駆動用開放型電動機。
JP2000265974A 1998-02-13 2000-08-30 車両駆動用開放型電動機 Expired - Lifetime JP3211823B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000265974A JP3211823B2 (ja) 1998-02-13 2000-08-30 車両駆動用開放型電動機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-30850 1998-02-13
JP3085098 1998-02-13
JP2000265974A JP3211823B2 (ja) 1998-02-13 2000-08-30 車両駆動用開放型電動機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000531897A Division JP3211826B2 (ja) 1998-02-13 1999-02-12 車両駆動用開放型電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001095204A true JP2001095204A (ja) 2001-04-06
JP3211823B2 JP3211823B2 (ja) 2001-09-25

Family

ID=26369273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000265974A Expired - Lifetime JP3211823B2 (ja) 1998-02-13 2000-08-30 車両駆動用開放型電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3211823B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003088044A (ja) * 2001-09-13 2003-03-20 Toyo Electric Mfg Co Ltd 車両用主電動機
WO2013084695A1 (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 東洋電機製造株式会社 車両用電動機
US10014750B2 (en) 2013-12-24 2018-07-03 Mitsubishi Electric Corporation Rotating electrical machine with removable air flow guides
WO2019215969A1 (ja) 2018-05-11 2019-11-14 株式会社日立製作所 回転電機
JP7495972B2 (ja) 2022-12-05 2024-06-05 株式会社日立インダストリアルプロダクツ 回転電機

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003088044A (ja) * 2001-09-13 2003-03-20 Toyo Electric Mfg Co Ltd 車両用主電動機
WO2013084695A1 (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 東洋電機製造株式会社 車両用電動機
JPWO2013084695A1 (ja) * 2011-12-05 2015-04-27 東洋電機製造株式会社 車両用電動機
US10298094B2 (en) 2011-12-05 2019-05-21 Toyo Electric Mfg. Co., Ltd. Fan cooled motor with dust cleaning vent
US10014750B2 (en) 2013-12-24 2018-07-03 Mitsubishi Electric Corporation Rotating electrical machine with removable air flow guides
WO2019215969A1 (ja) 2018-05-11 2019-11-14 株式会社日立製作所 回転電機
CN112292802A (zh) * 2018-05-11 2021-01-29 株式会社日立产业机器 旋转电机
CN112292802B (zh) * 2018-05-11 2023-12-08 株式会社日立产业机器 旋转电机
JP7495972B2 (ja) 2022-12-05 2024-06-05 株式会社日立インダストリアルプロダクツ 回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3211823B2 (ja) 2001-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3211826B2 (ja) 車両駆動用開放型電動機
US7476076B2 (en) Centrifugal fan
JP2011166908A (ja) 全閉形電動機
JP3747630B2 (ja) 電動送風機
JP3211823B2 (ja) 車両駆動用開放型電動機
JP6765278B2 (ja) 電動送風機及びそれを搭載した電気掃除機
JP7399682B2 (ja) 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機
JP2001224150A (ja) 車両駆動用開放型電動機
JP3428859B2 (ja) 冷却ファン付き電動機及び冷却ファン
JP2001178079A (ja) 強制冷却式全閉形回転電機
JP6951209B2 (ja) 電動送風機及びそれを搭載した電気掃除機
JP3855660B2 (ja) 車両駆動用開放型電動機の改造方法
CN112292802B (zh) 旋转电机
JP2001003900A (ja) ブラシレス軸流ファン
JP7495972B2 (ja) 回転電機
JPH09215271A (ja) 可変速モータの冷却装置
JPH10231799A (ja) 電気掃除機及び電動送風機
JP2003079099A (ja) 開放形回転電機
WO2022038816A1 (ja) 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機
JP7428630B2 (ja) 電動送風機及びそれを備えた電気掃除機
JPH0779542A (ja) 突極形回転電機の通風冷却構造
WO2023286293A1 (ja) 電動送風機、及び、それを備えた電気掃除機
KR200218999Y1 (ko) 고속 유도전동기의 통풍장치
JP2011185113A (ja) 冷却ファン装置
JPS58215955A (ja) 回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term