JPS598136B2 - 電動機の冷却装置 - Google Patents

電動機の冷却装置

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Publication number
JPS598136B2
JPS598136B2 JP53151503A JP15150378A JPS598136B2 JP S598136 B2 JPS598136 B2 JP S598136B2 JP 53151503 A JP53151503 A JP 53151503A JP 15150378 A JP15150378 A JP 15150378A JP S598136 B2 JPS598136 B2 JP S598136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
cooling
air guide
fan casing
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53151503A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5577349A (en
Inventor
正太郎 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP53151503A priority Critical patent/JPS598136B2/ja
Publication of JPS5577349A publication Critical patent/JPS5577349A/ja
Publication of JPS598136B2 publication Critical patent/JPS598136B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電動機における冷却装置に関するものである
従来の電動機の冷却装置は第7図、第8図に示す如くロ
ークaの支持側端面bに放射状に冷却羽根Cを設け、さ
らに電動機フレームdに複数個の開口部eを設けた構造
や、さらに前記構造に、前記冷却羽根C付近まで、前記
電動機フレームのロータ支持側端面fの開口部gより、
空気ガイドhを設けた構造が用いられている。
しかし、前者は、前記フレームd内部の空気が円滑に流
れないため、単にフレームd内の空気を撹拌しているに
すぎず、外部の空気を前記フレームd内部に流入させ、
コイルiを冷却して、前記フレームd外部に流出させる
効果は少なく、前記コイル1の冷却の効果もそれほどよ
い効果は得られない。
また後者は、前記空気ガイドhを設けることにより、外
部の空気を前記フレームd内部に流入させ、前記コイル
iを冷却した後に前記フレームd外部に流出させる構造
にしているものの、前記冷却羽根Cの効率はよいもので
はない。
この欠点を改良するものとして実公昭36−6622号
公報に示されるようにフレームの内周面に、螺線状に延
びる通気路を形成し、冷却空気をステータの広面積にわ
たって接触させ、冷却効果の向上をはかった構造が知ら
れているが、この構造は、フレームとステータとの間に
通気路が介在するため、電動機として径寸法が大きくな
り、コンパクト化がはかれない欠点を有していた。
本発明は、かかる従来の欠点を解消して、効率のよい冷
却効果を得るとともに電動機の小型化をはかるものであ
る。
以下、本発明をその実施例を示す添付図面の第1図、第
2図を参考に説明する。
図において、1は電動機フレームで、その内部には円筒
状のヌテーク鉄心3が全周にわたって圧入され、さらに
前記ステーク鉄心2にはステータコイル3が筒状となる
ように巻回されている。
4は前記ステーク鉄心2内に回転自在に配設されたロー
夕で、中央に軸5を具備しており、前記軸5はフレーム
側板6の中央に設けられた軸受7に回転自在に支持され
ている。
8は前記ロータ4の両端面に設けられた冷却羽根で、放
射状に配設されている。
9は前記フレーム側板6に設けられた空気ガイドで、前
記冷却羽根8の内周径近辺まで先細り状に延出している
10は前後側板6に形成された一個または複数個の開口
部、11は前記空気ガイド9の先端から軸受7側に螺旋
階段状に設けられたファンケーシングで、その外周は前
記ステークコイル3内に位置している。
このファンケーシング11はその先端が前記フレーム側
板6と平行しかつ冷却羽根8と対向しているとともに、
前記冷却羽根8の軸方向端部12との軸方向距離Aが前
記軸5の回転方向Bに沿って徐々に拡大され、その結果
前記ファンケーシング11および前記ステータコイル3
および前記空気ガイド9と前記冷却羽根8の軸方向端部
12および半径方向端部13で囲まれた空間面積(以下
冷却空間と称す)Cが前記軸5の回転方向Bに沿うにつ
れて徐々に拡大されている。
また前記冷却羽根8の軸方向端部12とファンケーシン
グ11との間に距離Aの最小部Dには、前記冷却羽根8
の半径方向端部13と前記ステータコイル3の間に空気
もれ防止板14が設けられ、前記冷却羽根8の軸方向端
部12とファンケーシング11の間の距離Aの最大部E
はその螺線方向において前記最小部Dの位置と重合する
位置もしくは前記軸5の反回転方向に若干ずれた位置に
あり、前記冷却羽根8の軸方向端部12側において開口
部15を形成している。
さらに前記電動機フレーム1および前記フレーム側板6
の前記空気ガイド9より外側には一個もしくは複数個の
開口部16が設けられている。
上記構成において、電動機が回転すると、冷却空間C内
に負圧が生じ、矢印Fで示すごとく、冷却空気が開口部
10より空気ガイド9を通り、冷却空間C内へ流入する
そしてファンケーシング11内の静圧を上昇させ、螺旋
状に流れて開口部15より電動機フレーム1内へ吐出さ
れ、開口部16よりフレーム1外へ適宜吐出される。
したがって、従来の如くフレーム1内の空気を撹拌する
構成に比較して、ファンケーシング11の整流作用によ
り空気の流れが円滑化され、通風量も多く、冷却効果が
飛躍的に向上する。
またそのための構成も筒状に巻回されたステータコイル
3内において、フレーム1の側板6とローター4の間に
ファンケーシング11を設ける構成でよいため、きわめ
て簡単であり、また密閉型電動機として小型化がはかれ
る。
本実施例では、前記ロークー4の端面に放射状に配設さ
れた前記冷却羽根の形状を第2図に示す如く、平面形状
が直線的な形状としたが、第3図のように放射状から所
定角度傾けた形状あるいは第4図および第5図に示すよ
うな、一般的な遠心送風機の羽根車のような形状にして
もよい。
なお、図中矢印Gは回転方向を示している。
また、本実施例ではファンケーシング11を螺線階段状
に形成しているが、第6図に示す如く電動機軸5の回転
方向Bに沿って前記軸5の垂直面となす角度αが角度β
というように徐々に拡大し、ファンケーシング11の各
断面積Hが徐々に拡大するような断面が直線状のファン
ケーシング11にしてもよく、さらにこめファンケーシ
ング11を曲線状にして面積Hが徐々に拡大するように
しても同様の作用効果が期待できる。
上記実施例より明らかなように、本発明における電動機
の冷却装置は、円筒状のフレームの内周に、筒状となる
ようにステータコイルが巻回されたステータ鉄心を配設
し、さらにこのステーク鉄心内に、両端が前記フレーム
の相対する側板に回転自在に支持されたロータを配設し
て電動機を構成し、前記ロータの支持側端面に放射状に
配列された複数の冷却用羽根を設け、さらに前記フレー
ムの側板に、前記冷却用羽根の内径近辺でかつステータ
コイル内へ先細り状となるよう延出した空気ガイドを設
け、この空気ガイドの先端に、前記冷却用羽根を覆うフ
ァンケーシングを設け、このファンケーシングを、前記
ステータコイル内において空気ガイドの外周に沿って徐
々に広がりながら螺線状に延びる形状とし、さらに前記
フレーム側板に、前記空気ガイド内に開口した吸込口を
設け、また前記フレーム側板あるいはフレームに、前記
空気ガイド外において開口する吐出口を設けたもので、
ファンケーシングをフレーム内に設けたことにより、冷
却用羽根による冷却空気の流れが円滑化され、しかも、
前記ファンケーシングの通気路は冷却用羽根に対向する
面から徐々に広がるように配設されているため、ファン
ケーシング内に流れる通風量も増大でき、効果的なステ
ークおよびロータの冷却が行え、しかもファンケーシン
グを、ステータコイル内の空間を利用して設置している
ため、ファンケーシングの空間を別途設ける必要もなく
、電動機の小型化がはかれるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における冷却装置を具備した
電動機の断面図、第2図は第1図のX 一X線による断
面図、第3図〜第5図はそれぞれ同冷却装置における異
った冷却羽根を有するロータの平面図、第6図は本発明
の他の実施例における冷却装置を具備した電動機の要部
断面図、第7図、第8図はそれぞれ従来の冷却装置を具
備した電動機の側面半截図および平面半截図である。 1・・・・・・フレーム、2・・・・・・ステータ鉄心
、4・・・・・・ロータ、8・・・・・・冷却羽根、9
・・・・・・空気ガイド(吸入口)、10・・・・・・
開口部、11・・・・・・ファンケーシング、15・・
・・・・開口部(吐出口)、16・・・・・・開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円筒状のフレームの内周に、筒状となるようにステ
    ークコイルが巻回されたステーク鉄心を配設し、さらに
    このステータ鉄心内に、両端が前記フレームの相対する
    側板に回転自在に支持されたロークを配設して電動機を
    構成し、前記ロータの支持側端面に放射状に配設された
    複数の冷却用羽根を設け、さらに前記フレームの側板に
    、前記冷却用羽根の内径近辺でかつステータコイル内へ
    先細り状となるよう延出した空気ガイドを設け、この空
    気ガイドの先端に、前記冷却用羽根を覆うファンケーシ
    ングを設け、このファンケーシングを、前記ステータコ
    イル内において空気ガイドの外周に沿って徐々に広がり
    ながら螺線状に延びる形状とし、さらに前記フレーム側
    板に、前記空気ガイド内に開口した吸込口を設け、また
    前記フレーム側板あるいはフレームに、前記空気ガイド
    外において開口する吐出口を設けた電動機の冷却装置。
JP53151503A 1978-12-06 1978-12-06 電動機の冷却装置 Expired JPS598136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53151503A JPS598136B2 (ja) 1978-12-06 1978-12-06 電動機の冷却装置

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JP53151503A JPS598136B2 (ja) 1978-12-06 1978-12-06 電動機の冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5577349A JPS5577349A (en) 1980-06-11
JPS598136B2 true JPS598136B2 (ja) 1984-02-23

Family

ID=15519926

Family Applications (1)

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JP53151503A Expired JPS598136B2 (ja) 1978-12-06 1978-12-06 電動機の冷却装置

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JP (1) JPS598136B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62299769A (ja) * 1986-06-20 1987-12-26 Fuji Photo Film Co Ltd 分注器
WO2019198582A1 (ja) 2018-04-12 2019-10-17 株式会社ハーモテック 旋回流形成体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4220484Y1 (ja) * 1964-06-25 1967-11-29

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4220484Y1 (ja) * 1964-06-25 1967-11-29

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WO2019198582A1 (ja) 2018-04-12 2019-10-17 株式会社ハーモテック 旋回流形成体

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JPS5577349A (en) 1980-06-11

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