JPH01307270A - Mis型トランジスタ - Google Patents

Mis型トランジスタ

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Publication number
JPH01307270A
JPH01307270A JP13888388A JP13888388A JPH01307270A JP H01307270 A JPH01307270 A JP H01307270A JP 13888388 A JP13888388 A JP 13888388A JP 13888388 A JP13888388 A JP 13888388A JP H01307270 A JPH01307270 A JP H01307270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate electrode
film
source
single crystal
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13888388A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Aoki
隆宏 青木
Masaaki Tomizawa
富沢 雅彰
Akira Yoshii
吉井 彰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP13888388A priority Critical patent/JPH01307270A/ja
Publication of JPH01307270A publication Critical patent/JPH01307270A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、5ol(絶縁体上のシリコン)を用いたノー
マリ−オフMIS型トランジスタに関するものである。
(従来の技術) 絶縁体上のシリコン層に各種の素子を形成したSol素
子の研究開発が進められている。
(発明が解決しようとする課8) このMIS素子トランジスタにおいては基板浮遊の効果
により、いわゆるキンク特性が問題である。これは、N
チャネルを例に考えると、素子の微細化によりドレイン
近傍の衝突電離が顕著になり、生成した正孔がSol基
板に蓄積し、Sol基板の電位がトランジスタの闇値を
低下させる方向に変動する。このため、ドレイン電流を
異常に増加させ、素子特性を不安定にする。
この問題を解決する最近の研究成果として文献(J、P
、 Colonge H“5ubthreshold 
5lope of thinfilm SOIMO3F
I!T” EDL−7p244 (1986)、 M、
Yoshimiet al、 ”Hlgh Perfo
rmance SOIMOSFET Using Ul
tra−thin Sol Film”  120M8
7 p640 (1987)等)に示されるようにSo
 IM+板の層厚tepiを通常のチャネルが形成され
る際の最大空乏層幅Wdよりも薄く設定することにより
、チャネル形成時にSo1基板層を完全に空乏化し、ソ
ースとSo1基板間の本来のポテンシャル障壁を低減さ
せ、ドレイン近傍での衝突電離による生成された正札を
Sol基板に蓄積することをおさえ、ソース側に正札を
押しやることができる。このため、Sol基板の電位の
増加を抑えることにより、キンク特性を抑えることがで
きる。Sol基板の不純物濃度を1014〜lQl&c
lI−3程度と低濃度とした場合、ゲートで制御される
電界がSol基板の下部の絶縁体までおよぶことにより
、チャネル中の垂直なゲート電界が緩和され、これによ
り実効移動度が向上することが知られている。また低不
純物濃度にすることで、不純物散乱が小さくなることに
よる移動度の向上が期待される。
しかしながら、MISトランジスタを相補型MIs回路
あるいは相補型MO3回路に通用することを考えた場合
、トランジスタはノーマリ−オフ型(閾値電圧がNチャ
ネルで正)であることが必須である。しかしてトランジ
スタの闇値電圧はおおむね Vth 、 VFR+2−f+QB/Cox     
 (第1式)であられされる、ここでVFRはフラット
バンド電圧、むはゲートのf士事関数、φSはSol基
板の仕事関数、Nssは界面準位密度、Coxは単位面
積当りのゲート容量、φfはSol基板のフェルミ電圧
、QBは301基板を空乏化するために必要な電荷であ
る。
第2図は従来用いられているイポリシリコンゲートの薄
膜Sol・MISFETである0図中lOは単結晶シリ
コン基板であり、この基板10上に5iO1膜(絶縁体
膜)11が形成されている。 Si0g膜(絶縁体膜)
ll上には単結晶シリコン層(Sol基板)12が形成
される。単結晶シリコン層(So I基板)12の表面
にはソース・ドレイン領域15.16が形成され、これ
らソース・ドレイン領域15.16間のチャネル領域上
はゲート絶縁膜(ゲート酸化膜)17を介してn゛ポリ
シリコンゲート電極18が形成されている。いま、界面
準位密度が10”cm−”以下と十分小さく無視できる
場合、Sol基板の不純物濃度を10”cm−’、 5
t(hゲート酸化膜厚tox=25nm *Sol膜厚
tepi=o、05nとすると、φm =4.25aV
φm −5,OeV テあるのでvthは−0,258
Vと負となりノーマリ−オフにならない、そこで、SO
I基板の不純物濃度を増加させることによりノーマリ−
オフVth−0,2V以上を実現しようとすると7×1
0110l−’以上の基板不純物濃度が必要となる。不
純物濃度の増加は、不純物散乱による移動度の低下をも
たらす、したがって、低不純物濃度の301基板を用い
れば、低不純物散乱に加え低チャネル垂直電界による移
動度の向上が、言い換えればG−の向上が期待される一
方、ゴポリシリコンゲート電極を用いるとノーマリ−オ
フのMISFETを実現することは難しいという問題が
あった。
本発明は上記の欠点を改善するために提案されたもので
、高いG鱗を維持したままノーマリ−オフのMIS)ラ
ンリスタを実現することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明は絶縁体上に形成さ
れた第1導電型の単結晶シリコン膜と、このシリコン膜
に形成された第2導電型のソース・ドレインと、前記ソ
ース・ドレイン間のチャネル領域上にゲート酸化膜を介
して形成されたゲート電極とを備えたMIS型トランジ
スタにおいて、前記の単結晶シリコン膜の厚さがチャネ
ルを形成するための最大空乏層幅よりも薄(、かつ前記
ソース・ドレインの接合が前記絶縁体に接し、真性シリ
コン半導体の仕事関数とほぼ等しい金属ゲート電極ある
いは金属シリサイドゲート電極とを具備することを特徴
とするMIS型トランジスタを発明の要旨とするもので
ある。
換言すれば、本発明はチャネル形成時に、SOI基板層
がすべて空乏化する薄膜Sol−MisFETにおいて
、ゲート電極材料を、真性シリコン半導体とほぼ等しい
仕事関数を有する金属ゲート電極あるいは金属シリサイ
ドゲート電極を用いることを特徴とする。すなわち前記
、第1式の右辺第1項に注目して闇値制御するものであ
る。
第1式〜第3式において、φ■−x (V)とすると、 φs −4,7±(kT/q) ・In(Csub/N
i)とすれば、Vth −(x −4,7)+φf:l
l:QB/Coxであられされるので、Xが真性シリコ
ン半導体の仕事関数4.7vにほぼ等しくゲート電極材
料を選べばSOI基板の不純物濃度を増加させることな
くノーマリ−オフの閾値制御が容易に達成できる。
(作用) 本発明は薄膜SOIMISI−ランジスタにおいリスゲ
ート電極材料を真性シリコン半導体とほぼ等しい仕事関
数を有する金属ゲート電極あるいは金属シリサイドゲー
ト電極を用いているので、ノーマリ−オフの闇値の制御
が容易に達成できるものである。
(実施例) 次に本発明の実施例について説明する。なお、実施例は
一つの例示であって、本発明の精神を逸脱しない範囲で
、種々の変更あるいは改良を行いうることは言うまでも
ない。
第1図は、本発明によるMISFETの一実施例(Nチ
ャネル)の概略構造を示す断面図である。
図中10は単結晶シリコン基板であり、この基板10上
にSiO□膜(絶縁体膜)11が形成されている。Si
0g膜(絶縁体膜)11上には単結晶シリコン暦(S。
■基板)12が形成される。単結晶シリコン層(SOI
基板)12の表面にはソース・ドレイン領域15゜16
が形成され、これらソース・ドレイン領域15゜16間
のチャネル領域上はゲート絶縁膜(ゲート酸化膜)17
を介して真性シリコン半導体の仕事関数4、了りにほぼ
等しいゲート電極19が形成されている。
ゲート電極材料としては、仕事関数が4.6〜4.8e
VにあるMo、−金属ならびにMo、−金属シリサイド
(MoSiz、 WSiz)が適合する。いま、Nチャ
ネルMISFETについて考えると、ゲート酸化膜厚t
oχ=25nm、  S OI基板厚さ50nm、絶縁
体膜厚toxb=lnのとき、Sol基板の不純物濃度
をP型で101ScII−3とすると、ゲート電極の仕
事関数φ翔を4.6vとすると、閾値電圧はVth=0
.3Vとノーマリ−オフにすることができる。
(発明の効果) 叙上のように、本発明によれば、絶縁体上に形成された
第1導電型の単結晶シリコン膜と、このシリコン膜に形
成された第2導電型のソース・ドレインと、前記ソース
・ドレイン間のチャネル領域上にゲート酸化膜を介して
形成されたゲート電極とを備えたMIS型トランジスタ
において、前記の単結晶シリコン膜の厚さがチャネルを
形成するための最大空乏層幅よりも薄く、かつ前記ソー
ス・ドレインの接合が前記絶縁体に接し、真性シリコン
半導体の仕事関数とほぼ等しい金属ゲート電極あるいは
金属シリサイドゲート電極とを具備することにより、S
o1基板の不純物濃度を増加させることなく、ノーマリ
−オフの闇値制御が容易に達成しうる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のMis)ランリスタの実施例、第2図
は従来の薄膜SO■・MISFETの断面構造図を示す
。 lO・・・単結晶シリコン基板 11・・・5toxIl美(絶縁体膜)12・・・単結
晶シリコンl1l(Sol基板)13・・・低不純物濃
度領域 14・・・高不純物濃度領域 15・・・ソース拡散層 16・・・ドレイン拡散層 17・・・ゲート絶縁膜(ゲート酸化膜)18・・・n
゛ポリシリコンゲート電極19・・・・金属ゲート電極
あるいは金属シリサイド′ゲート電極 特許出願人  日本電信電話株式会社 代理人 弁理士  高 山 敏 夫′(外1名)″ツバ
・す(ゲ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  絶縁体上に形成された第1導電型の単結晶シリコン膜
    と、このシリコン膜に形成された第2導電型のソース・
    ドレインと、前記ソース・ドレイン間のチャネル領域上
    にゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極とを備え
    たMIS型トランジスタにおいて、前記の単結晶シリコ
    ン膜の厚さがチャネルを形成するための最大空乏層幅よ
    りも薄く、かつ前記ソース・ドレインの接合が前記絶縁
    体に接し、真性シリコン半導体の仕事関数とほぼ等しい
    金属ゲート電極あるいは金属シリサイドゲート電極とを
    具備することを特徴とするMIS型トランジスタ。
JP13888388A 1988-06-06 1988-06-06 Mis型トランジスタ Pending JPH01307270A (ja)

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JP13888388A JPH01307270A (ja) 1988-06-06 1988-06-06 Mis型トランジスタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5488243A (en) * 1992-12-04 1996-01-30 Nippondenso Co., Ltd. SOI MOSFET with floating gate
JP2004356314A (ja) * 2003-05-28 2004-12-16 Fujio Masuoka 半導体装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766672A (en) * 1980-10-09 1982-04-22 Toshiba Corp Semiconductor device
JPS62271472A (ja) * 1986-05-20 1987-11-25 Toshiba Corp 半導体装置

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