JPH01306011A - 複合線の製造方法 - Google Patents

複合線の製造方法

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JPH01306011A
JPH01306011A JP13622088A JP13622088A JPH01306011A JP H01306011 A JPH01306011 A JP H01306011A JP 13622088 A JP13622088 A JP 13622088A JP 13622088 A JP13622088 A JP 13622088A JP H01306011 A JPH01306011 A JP H01306011A
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JP
Japan
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metal
layer
pipe
inner layer
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Application number
JP13622088A
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English (en)
Inventor
Katsushi Nakaya
勝士 中矢
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、内層と外層が異なる金属材料からなる複合線
の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来より、架空送配電線用の導体として、硬銅撚線、硬
アルミ撚線、鋼心の外周に硬アルミ線を撚合せた鋼心ア
ルミ撚線等が使用されてきたが、たとえば硬銅撚線では
応力腐食割れによる断線′−11故のおそれがあり、ま
た硬アルミ撚線や鋼心アルミ撚線等では、応力腐食割れ
のおそれはないものの塩害による腐食を受けやすく海岸
近くへの布設が困難であるという問題があった。
このため近時、応力腐食割れのおそれがなくしかも塩害
に強い電線の開発が、材料、構造の両面から進められ、
第2図および第3図に示すような構成の電線が検討され
てきている。
すなわち第2図に示した電線は、鋼線1a上に銅1bを
被覆した銅覆鋼線1を中心としてその外周に、アルミ線
2a上に銅2bを被覆した銅覆アルミ線2を複数本撚り
合せて構成されており、ベースがアルミであるため応力
腐食割れを生じにくく、また表面がすべて銅で被覆され
ているため耐塩害性も向上すると考えられる。
また第3図に示した7ヒ線は、硬銅線3a上に軟銅3b
を被覆した複合銅線3を多数本撚り合せた構成となって
おり、材料が銅であるため塩害に強く、しかも表面は軟
鋼で覆われているためクラ・ツクが伝播せず応力腐食割
れが防止されると考えられる。
ところでこのような電線を構成する銅覆鋼線1、銅環ア
ルミ線2、複合銅線3を製造するにあたっては、従来、
ベースとなる金属線上に被覆材料の金属テープを巻きつ
け、これを、たとえばダイスに通過させるとともに熱処
理して一体化させる方法が用いられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのような方法では、中心の金属線と外側
の金属テープとの完全な密告を得ることが難しいうえ、
金属テープを用いるために被覆層の均一性に欠け、その
厚さもテープの厚さに依(jするため任意に選択できな
いという難点があった。
本発明はこのような難点を解消するためになされたもの
で、内層と外層が異なる金属材料からなる複合線を製造
するにあたり、内層と外層との密着が完全で、しかも均
一性に優れ、かつ厚さも任意に選択しうる外層を形成し
うる方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、内層と外層が異なる金属材料からなる複合線
を製造するにあたり、外層用金属材料からなるバイブ内
に、加熱溶融した内層用金属材料を充填し固化させるこ
とを特徴としている。
(作用) 本発明の複合線の製造方法では、内層と外層との完全な
密着が得られるうえ、外層は均一性に優れ、その厚さも
任意に選択することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の複合線の製造に使用される装置の一
例を概略的に示したものである。
同図に示すように、この複合線製造装置は、予め外層用
金属により所定のサイズに形成され、直立保持された外
層用金属管4の上部に配置され、加熱溶融された内層用
金属5を収容しこの内層用金属5を金属管4内部に供給
する、加熱ヒータ(図示なし)を備えた内層用金属槽6
と、内層用金属槽6の上部および外層用金属管4の下端
に接続されてこれらとともに循環路を形成する、真空循
環装置7が介挿された循環用配管8と、外層用金属管4
を包囲するように配置され金属管4を均一に加熱する加
熱装置9とから、その主体部分が構成されている。
このような装置において、加熱装置9により、外層用金
属管4を、内層用金属5の溶融温度と同じかそれに近い
温度にまで加熱したところで、真空循環装置7を作動さ
せて、内層用金属槽6内の加熱溶融された内層用金属5
の、外層用金属管4および循環用配管8内の循環を゛開
始する。その後循環を続けつつ加熱装置9による加熱温
度を徐々に下げていく。温度が下降するにつれ、外層用
金属管4内を循環する内層用金属5は、外層用金属管4
の内壁に近い部分より徐々に固化していく。
このようにして外層用金属管4内部が固化した内層用金
属5で完全に充填されるまで冷却および循環を続ける。
このようにして得られた複合線は、内層の金属と外層の
金属が完全に密告しており、これを母材として伸線加工
を施せば、導体素線として有用な長尺の複合線、すなわ
ち内層と外層の密告が完全で、外層の均一性にも優れた
複合線を得ることができる。しかも装置に最初にセット
するる外層用金属管4のサイズを変えることにより、外
層の厚さも任意に形成することができる。
以下、上記装置を用いた本発明の実施例を具体的に記載
する。
実施例1 第1図に示す製造装置において、外層用金属管4として
、内壁の酸化被膜を洗浄した無酸素銅からなる継目なし
鋼管を用い、この鋼管を600℃(アルミの溶融温度)
程度にまで昇温させたところで、上述した方法により、
その中に内層用金属5として加熱溶融されたアルミを流
し込み、これを循環させつつ、鋼管の加熱温度を徐々に
下げていき、アルミの外周に無酸素銅が被覆された制振
アルミ母線を製造した。これを別ラインにて伸線し、所
望の外径を有する銅環アルミ線を製造したところ、内層
と外層の密告が完全で、かつ外層の均−性も良好な、品
質の良い銅環アルミ線が得られた。
実施例2 第1図に示す製造装置において、外層用金属管4として
、実施例1と同じ内壁の酸化被膜を洗浄した無酸素銅か
らなる継目なし鋼管を用い、内層用金属5として電気銅
を用いて、実施例1と同様にして、電気銅の外周に無酸
素銅が被覆された複合鋼母線を製造し、次いで別ライン
にて伸線して、所望の外径をRする複合銅線を製造した
。なお鋼管の初期加熱温度は、電気銅の溶融温度よりや
や低い1000℃前後とした。
このようにして得られた複合銅線も、実施例1と同様に
、内層と外層の密着が完全なうえ、外層の均一性も良好
であった。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の複合線の製造方法は、外層
用金属材料からなるバイブ内に、加熱溶融した内層用金
属材料を充填し固化させるので、内層と外層との密着が
完全で、外層の均一性も良好な高品質の複合線を得るこ
とができる。しかも外層の厚さは、従来のテープを用い
る方法のような制約を受けることがなくなり、任意の厚
さに形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用される装置の一例を概略的
に示す図、第2図および第3図は本発明により製造され
る複合線が適用可能な導体の構造を示す横断面図である
。 4・・・・・・・・・外層用金属管 5・・・・・・・・・内層用金属

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内層と外層が異なる金属材料からなる複合線を製
    造するにあたり、外層用金属材料からなるパイプ内に、
    加熱溶融した内層用金属材料を充填し固化させることを
    特徴とする複合線の製造方法。
JP13622088A 1988-06-02 1988-06-02 複合線の製造方法 Pending JPH01306011A (ja)

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JP13622088A JPH01306011A (ja) 1988-06-02 1988-06-02 複合線の製造方法

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JP13622088A JPH01306011A (ja) 1988-06-02 1988-06-02 複合線の製造方法

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JPH01306011A true JPH01306011A (ja) 1989-12-11

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ID=15170106

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JP13622088A Pending JPH01306011A (ja) 1988-06-02 1988-06-02 複合線の製造方法

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