JPH01305511A - 積層セラミックコンデンサの製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサの製造方法

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JPH01305511A
JPH01305511A JP13767388A JP13767388A JPH01305511A JP H01305511 A JPH01305511 A JP H01305511A JP 13767388 A JP13767388 A JP 13767388A JP 13767388 A JP13767388 A JP 13767388A JP H01305511 A JPH01305511 A JP H01305511A
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JP
Japan
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marks
ceramic green
laminate
green sheets
conductive film
Prior art date
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JP13767388A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Fujino
藤野 恵啓
Kazuhiro Miyazaki
宮崎 和弘
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、積層セラミックコンデンサの製造方法に関
するもので、特に、複数枚のセラミックグリーンシート
の積み重ね時において生じ得る、内部電極となるべき導
電膜のずれに起因する不良品の発生を防止するための改
良に向けられるものである。
[従来の技術] 第5図を参照して、積層セラミックコンデンサの従来の
製造方法について説明する。
まず、四角形の平面形状を有する複数枚のセラミックグ
リーンシート1が用意される。これらセラミックグリー
ンシート1の各々には、複数個の積層セラミックコンデ
ンサのための内部電極となるべき導電膜2.3が、金属
を含むペーストをスクリーン印刷することにより形成さ
れる。導電膜2.3は、所定の間隔を置いて配列される
次に、導電膜2,3を形成した複数枚のセラミックグリ
ーンシート1は、積み重ねられ、それによって積層体が
得られる。この積み重ねステップにおいて、導電膜2,
3がセラミックグリーンシート1によって与えられる誘
電体を介して互いに対向する内部電極となるようにする
ため、たとえば、第5図において奇数番目に位置するセ
ラミックグリーンシート1上に形成される導電膜2は、
偶数番口に位置するセラミックグリーンシート]上に形
成される導電膜2の一部および導電膜3と対向するよう
にされ、かつ、奇数番目に位置するセラミックグリーン
シー1−1上に形成される導電膜3は、偶数番口に位置
するセラミックグリーンシート]」二に形成される導電
膜2の一部と対向するように位置決めされる。なお、実
際には、積層体は、」二連のように積み重ねられた複数
枚のセラミックグリーンシート1の」−下に、さらに、
導電膜を形成していない適当枚数のセラミックグリーン
シートを重ねたものとされる。
積層体は、次に、切断され、それによって、個々のfE
t層セラミックコンデンザなるべき複数個のチップか得
られる。これらチップは、焼成され、その後、チップの
外表「l」に外部電極か(J’Qさイすることによって
、積層セラミックコンデンザか完成される。
[発明か解決[7ようとする課題] 上述した複数枚のセラミックグリーンシート1を積み重
ねて積層体を得たときには、導電膜2゜3は、完全に積
層体の内部に隠れてしまい、それらの位置合わせか適正
であるかどうかを確認することができない。したかって
、導電膜2,3の位置すれか仮に生していたとしても、
そのまま、以後の製造ステップを進めなければならない
。したがって、このような導電膜2,3の位置ずれか原
因となって、得られた積層セラミックコンデンザには、
取得容量のLI的値からの外れ、内部電極のンヨート、
内部電極の露出による外観不良、なとの製品不良か現わ
れることかあり、歩留りの低下をもたらしていた。
そこで、この発明は、上述したような導電膜の位置ずれ
に起因する歩留りの低下を未然に防止することかできる
、積層セラミックコンデンザの製造方法を提供しようと
するものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、四角形の平面形状を有する複数枚のセラミ
ックグリーンシートを準備し、前記セラミックグリーン
シートの各々に、複数個の積層セラミックコンデンサの
ための内部電極となるべき導電膜を、所定の間隔を置い
て配列されるように形成し、前記複数枚のセラミックグ
リーンシートを積み重ねて積層体を得、前記積層体を切
断して個々の積層セラミックコンデンサとなるべき複数
個のチップを得、前記チップを焼成し、その後、前記チ
ップの外表面に外部電極を付与する、各ステップを備え
る、積層セラミックコンデンサの製造方法に向けられる
ものであって、上述した技術的課題を解決するため、次
の構成を備えることが特徴である。
すなイ)ち、前記導電膜を形成するステップにおいて、
前記セラミックグリーンシートの隣り合う少なくとも2
つの端縁上であって、前記積層体とされたとき、その積
層方向に整列する位置に、前記導電膜と同時印刷により
マークを形成することが行なわれる。
[発明の作用および効果] 上述したマークは、セラミックグリーンシートの端縁上
に形成されるので、積層体の側面に現われる。このマー
クは、導電膜と同時印刷により形成されるため、マーク
と導電膜との相対的位置関係は、実質的に一定である。
したかって、積層体の内部に位置する導電膜の位置は、
積層体の側面に現われるマークの位置によって把握する
ことができる。このようなマークは、各セラミックグリ
ーンシートにつき、積層体とされたとき、その積層方向
に整列する位置に形成されているため、複数個のマーク
が、積層体の側面において、積層方向に適正に整列して
いれば、導電膜の適正な位置合わせが達成されていると
判断することができる。
なお、積層体の積層方向における複数個のマーりの整列
状態は、必ずしも、積層方向にぴったりと整列している
必要はない。胃ようとする積層セラミックコンデンザに
要求される寸法または特性上の精度に応じて、複数個の
マークか、一定の許容範囲内で積層体の積層方向に整列
していれば、良品であると判断される場合もあるからで
ある。
このように、この発明によれば、複数枚のセラミックを
積み重ねた段階で、得られた積層体の側面に現われたマ
ークの整列状態を見ることにより、積層体の内部にある
導電膜の位置合イつせが適正であるかどうかを判断する
ことができる。したかって、マークの整列状態か適正で
あるときには、以後の製造ステップを進めればよい。他
方、マークの整列状態か適正でない場合には、この段階
で以後の製造ステップの実施を中止すればよい。そして
、もし可能なら、マークの位置が許容範囲からずれてい
るセラミッククリーンシートを剥がし、再度、これを積
み重ね、マークか適正に整列するように修正することも
できる。このような修正は、複数枚のセラミックグリー
ンシートを積み重ねて積層体としてから、複数個のチッ
プを得るために積層体を切断する前段階で実施される、
積層体に積層方向の圧力を加えて積層体を緻密なものと
するための成形ステップの前であれば、これを容易に行
なうことかできる。
したがって、この発明によれば、上述のように導電膜の
位置ずれか複数枚のセラミッククリーンシートを積み重
ねた段階で発見できるので、このような導電膜の位置ず
れに起因する、取得容量か許容範囲から外れることや、
内部電極間にショートを生しることや、内部電極の露出
による外観不良、なとの製品不良に占めるウェイトの高
い不良の発生を減じることができ、製品の歩留りを向上
させることかできる。
[実施例] 第1図には、この発明の一実施例において用いられるセ
ラミックグリーンシート11が平面図で示されている。
セラミッククリーンシート11は、四角形の平面形状を
有している。セラミックグリーンシート11の一方主表
面上には、複数個の積層セラミックコンデンサのための
内部電極となるべき導電膜12.13が、所定の間隔を
置いて配列されるように形成される。また、四角形のセ
ラミックグリーンシート11の4つの端縁14,15,
16゜17上には、この発明の特徴となるマーク18゜
19.20.21が形成される。これらマーク18〜2
1は、金属ペーストを用いて導電膜12゜]3をスクリ
ーン印刷するとき、同時にその印刷により形成される。
これらマーク18〜21か端縁14〜]7上に印刷され
たとき、その一部は、セラミックグリーンシート11の
端面にまで延び、後のステップで得られる積層体の側面
からより見やすい状態となる。
マーク18〜21は、各々、端縁14〜17の長さ方向
の中心に位置されるのが好ましい。また、これに関連し
て、導電膜12.13は、セラミックグリーンシート]
1の、端縁15,17と平行な中心線を対称軸として左
右対称のパターンを形成している。このように導電膜1
2.13ならびにマーク18〜21を形成することによ
り、第1図に示した1種類のセラミッククリーンシート
11のみをもって、積層体を得ることができる。
第2図には、第1図に示したセラミックグリーンシート
11を用いて得られた積層体22が斜視図で示されてい
る。積層体22を得るため、セラミッククリーンシート
11は、第1図に示した方向のものと、これに対してセ
ラミックグリーンシー l−11の主表面方向に1.8
0反回転させたものとが交互に積み重ねられる。そして
、このように積み重ねられたセラミックグリーンシート
11の上下には、導電膜を形成していないセラミックグ
リーンシート23.24が適当枚数重ねられる。
なお、第2図に示した積層体22は、図示の便宜上、そ
の積層方向の寸法がセラミックグリーンシ4]、1,2
3.24の主表面方向の寸法に比べて誇張されて図示さ
れていることを指摘しておく。
第2図に示すように、積層体22か得られたとき、その
側面には、マーク18〜2]が現われる。
これらマーク18〜2]と導電膜12.13とは、= 
10− 同時印刷により形成されるため、互いの位置関係は実質
的に一定である。そのため、導電膜]2゜13が適正に
位置合わせされたときには、第2図に示すように、マー
ク1.8.20が積層方向に適正に整列し、他方、マー
ク19,2]も積層方向に適正に整列する。なお、第2
図では、マーク18.20ならびにマーク19.21の
それぞれの組が、ぴったりと積層方向に整列しているよ
うに図示されたが、実際には、このような整列状態には
、所定の許容範囲があり、この許容範囲内にマーク18
.20ならびにマーク19.21の位置が収まっていれ
ば、導電膜12.13の位置合わせが適正であると判断
される。
第2図に示すように、マーク18.20ならびにマーク
19.21の整列状態から導電膜]2゜13の位置合わ
せが適正であると判断されたとき、次に、積層体22が
積層方向に加圧される。次に、積層体22は、切断され
、個々の積層セラミックコンデンサとなるべき複数個の
チップが得られる。
次いで、これらチップは、焼成され、その後、チー ]
1− ツブの外表面に外部電極を何句することによって、所望
の積層セラミックコンデンサが完成される。
他方、上述した積み重ねステップにおいて、第3図およ
び第4図にそれぞれ示した積層体22aおよび22bの
ように、マーク18.20および/またはマーク19.
21に、位置ずれを生じることがある。第3図に示した
積層体22aでは、1枚のセラミッククリーンシート1
1がずれており、第4図に示した積層体22bては、セ
ラミックグリーンシート11が交互にずれている。この
ようなずれか生じた場合には、以後の製造ステップを中
止して、ずれの生じているセラミックグリーンシート]
1の積み重ね状態を解除し、再び、適正な位置に積み重
ねるといった修正か行なわれる。なお、セラミッククリ
ーンシート]1の積み重ねを機械で行なっている場合に
は、第3図および第4図に示したようなマーク18.2
0および/またはマーク1.9,2]の位置ずれの態様
を観察して、それか修正されるように、機械が与える動
作に対して修正か加えられる。
このようにして、たとえば第3図および第4図に示した
ような位置ずれか生じた場合には、それを前もって修正
したり、修正しないまでも、以後の製造ステップを中止
することかできるので、位置ずれに起因する製品不良の
発生を防止でき、製品の歩留りを向上させることができ
る。
なお、第3図および第4図に示した位置ずれのの態様は
、単なる例示にすぎず、実際には、さらに多様な位置ず
れを生じるであろう。
以上、この発明を図示の実施例に関連して説明したが、
この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能
である。
たとえば、第1図に示した導電膜12.13の形成パタ
ーンは、単なる例示にすぎず、このようなパターンおよ
び導電膜の数は、必要に応じて、種々変更されることが
できる。
また、第1図に示すように、マーク18〜21が、端縁
]4〜17のすべてに関連して形成され、かつ各端縁1
4〜17の中心に位置されれば、セラミックグリーンシ
ート11を積み重ねるときに、その方向性を考慮する必
要がないという利点をもたらすものであるか、そのよう
な利点を望まないのであれば、マークは、セラミックグ
リーンシートの隣り合う単なる2つの端縁上に形成され
ていてもよく、また、端縁の中心からずれた位置に形成
されていてもよい。また、1つの端縁に対して、複数個
のマークが形成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例において用いられるセラ
ミックグリーンシート11を示す平面図である。第2図
は、第1図に示したセラミックグリーンシート]1を積
み重ねて得られた積層体22を示す斜視図である。第3
図および第4図は、それぞれ、位置ずれが生じた積層体
22aおよび22bを示す斜視図である。第5図は、こ
の発明の従来技術を説明するための、セラミックグリー
ンシート1の積み重ね状態を示す分解斜視図である。 図において、1]はセラミックグリーンシート、12.
13は導電膜、14〜]7は端縁、18〜、2コはマー
ク、22.228.21’bは積層体である。 5N     \ 酬    9  3 派

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 四角形の平面形状を有する複数枚のセラミックグリーン
    シートを準備し、前記セラミックグリーンシートの各々
    に、複数個の積層セラミックコンデンサのための内部電
    極となるべき導電膜を、所定の間隔を置いて配列される
    ように形成し、前記複数枚のセラミックグリーンシート
    を積み重ねて積層体を得、前記積層体を切断して個々の
    積層セラミックコンデンサとなるべき複数個のチップを
    得、前記チップを焼成し、その後、前記チップの外表面
    に外部電極を付与する、各ステップを備える、積層セラ
    ミックコンデンサの製造方法において、 前記導電膜を形成するステップは、前記セラミックグリ
    ーンシートの隣り合う少なくとも2つの端縁上であって
    、前記積層体とされたとき、その積層方向に整列する位
    置に、前記導電膜と同時印刷によりマークを形成するス
    テップを備えることを特徴とする、積層セラミックコン
    デンサの製造方法。
JP13767388A 1988-06-03 1988-06-03 積層セラミックコンデンサの製造方法 Pending JPH01305511A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100811388B1 (ko) * 2006-04-18 2008-03-07 삼화콘덴서공업주식회사 적층 세라믹 캐패시터 및 그의 제조방법
JP2010027779A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Tdk Corp 積層型電子部品の不良品判別方法および積層型電子部品の製造方法

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